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【予約受付中】チョコレートの味がしない / まつさかゆう
¥1,500
予約商品
2月上旬に詩集『チョコレートの味がしない』を刊行します。 バレンタインデーがある2月の情景を思い浮かべて紡いだ詩、34篇を収録。 そっと舐めた あなたの背中 明けない 夜の味 ゴミ箱の隅で ゆれる銀紙 ——「肌」より 【書誌情報】 著者:まつさかゆう 装画:shun 発行:はなやぎ出版(本屋ブーケ出版部) 仕様:新書サイズ(105×173mm)並製本 100p 発売日:2025年2月上旬 発売予定 価格:1500円(税込)
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【予約受付中】日記が続かない店主の日記 / まつさかゆう
¥1,200
予約商品
noteにて毎晩書き連ねている本屋ブーケ店主の日記。 2024年9月〜12月の4ヶ月に書いた日記をまとめました。 それぞれの季節を思って10篇の詩を栞のように挟んでいます。 【書誌情報】 著者:まつさかゆう 装画:bugbugaboo 発行:はなやぎ出版(本屋ブーケ出版部) 仕様:文庫サイズ(105×148mm)並製本 180p 発売日:2025年1月25日 発売予定 価格:1200円(税込)
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【サイン本|予約受付中】ピーナッツと6人、どっちが好きなの / 宮川知宙
¥2,200
予約商品
*こちらは予約商品です。最短で2月15日以降の発送となります。 また、サイン本のご購入はおひとりさま1冊まででお願いいたします。 〈以下、猋社さんnoteより引用〉 一見意味のわからない断片的な言葉の羅列。しかし、読んでいるとふと懐かしく見覚えがある風景が頭に浮かんでくる。限りなく映像的であり、頼りない記憶を文字に起こしたような不確かさを感じる、言うなれば「読む夢」のような本です。 『ピーナッツと6人、どっちが好きなの』 宮川知宙 著 死後くん 挿画 若杉智也 装丁 発売日:2025年2月15日 定価:2,000円(税込:2,200円) 判型:W111mm×H174mm 本文:136P 並製(PUR製本)、がんだれ表紙、カバーなし、帯あり 宮川知宙【著】 アーティスト/高等専修学校講師/生活支援員 1993年千葉県生まれ。2019年に多摩美術大学で修士号を取得。 現在は神奈川県を拠点に美術、教育、福祉の実践に関わる。
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会社と社会の読書会 / 畑中章宏ほか
¥1,980
〈以下、版元ウェブサイトより〉 わたしたちはいつから「社会に出る」ことを「会社に入る」ことだと思うようになったのだろう?現代日本人の生活にあまりにも行き渡り、出世や勤勉さ、あるいは欲望といった日々の考え方にも大きな影響を与えている「会社」とはいったい何なのだろう。 自律協働社会のゆくえを考えるメディア「WORKSIGHT」が、民俗学者の畑中章宏を招いて会社と社会を考える読書会を開催。『学問のすゝめ』から『ブルシット・ジョブ』、自己啓発から不倫まで、246冊の本とともに「日本の会社」という謎に迫る対話集! 【書誌情報】 発行:黒鳥社 仕様:A5判 価格:1,800円+税
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おもち / 彦坂 有紀・もりといずみ
¥990
〈以下、版元ウェブサイトより〉 おもちを焼いて食べる喜びを木版画で描きます おもちを焼きましょう。網の上におもちをのせて、さあ焼こう。じりじりじりじり、おもちがだんだん熱くなる。ちりちりちりり、ほんのり裏が焼けてきた。もう焼けたかな? まあだまだ、もう少し――。おもちに焼き色がつき、ふくらむ様子を美しい木版画で描きます。おもちが焼けたら、磯辺焼きに、あんこもち、きなこもち、おいしそうなおもちをたくさん作って、さあどうぞ召し上がれ。おもちを焼いて食べるうれしさ、楽しさがつまった絵本です。 【書誌情報】 定価:990円(税込) ページ数:24ページ サイズ:22×21cm 初版年月日:2021年11月20日 ISBN:978-4-8340-8635-5
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こじらせ男子とお茶をする / 月と文社
¥2,200
〈以下、版元ウェブサイトより〉 「どこへ行ってもやっていけない気がした」「人と同じことをするのがいやだった」「自分を理解されてたまるか、と思っていた」――。「こじらせている」と自覚する男性たちの、安定のレールに乗らない生存戦略とは? 元ニート、ミニマリスト、芸人、ひとり出版社経営者など、「主流」から逸脱し、振り切った生き方をしてきた30~50代の男性6人が登場。「何者かになるとは」から「オタクであること」まで、彼らならではの自意識との向き合い方や、世の中へのまなざしに触れる濃厚インタビュー集。 <本書に登場する男性たち> 島田潤一郎:ひとり出版社「夏葉社」代表。不器用な生き方を綴った『あしたから出版社』がロングセラー pha:元“日本一有名なニート”。近著『パーティーが終わって、中年が始まる』が大ヒット中 佐々木典士:ミニマリスト。『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』が世界累計80万部突破のベストセラーに ファビアン:芸人。吉本興業の第一芸人文芸部で活動。著書はショートショート小説『きょうも芸の夢をみる』 田中 弦:Unipos社長CEO。「人的資本開示のマニアック報告会」で上場企業経営者が大注目する異色の起業家 下平尾 直:ひとり出版社「共和国」代表。文化批判的な書物を圧倒的な熱量で刊行する、存在感際立つ版元 【書誌情報】 新書判 縦173mm 横109mm 厚さ19mm 280ページ 並製 価格 2,000円+税 ISBN 978-4-911191-02-6
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女の子が死にたくなる前に見ておくべきサバイバルのためのガールズ洋画100選 / 北村紗衣
¥1,980
SOLD OUT
〈以下、版元ウェブサイトより〉 「もうダメかも……」を「楽しく生きよう!」に変える、映画の力でサバイブするための100選 あのヒロインみたいになれたらいいな、私と同じだな、私とは違うけどステキだな……。 映画を見ることで、女性であること、少数派であること、自分自身でいることの楽しさに気づける。 もっと楽しく生きる準備をするために、あなたを待っている映画がきっとある。 クラシックな名作から近年の話題作まで、労働問題、恋愛とセックス、フェミニズム、クィア、人種、民族など、多様な視点から厳選した100本の映画ガイド 【書誌情報】 四六判、並製、224ページ 定価:本体1,800円+税 ISBN 978-4-86385-641-7 C0074 装丁 成原亜美(成原デザイン事務所) 装画 satsuki 【著者プロフィール】 北村紗衣 (きたむら・さえ) 武蔵大学人文学部英語英米文化学科教授。専門はシェイクスピア、舞台芸術史、フェミニスト批評。 著書に『シェイクスピア劇を楽しんだ女性たち』(白水社、2018)、『お砂糖とスパイスと爆発的な何か』(書肆侃侃房、2019)、『批評の教室――チョウのように読み、ハチのように書く』(ちくま新書、2021)、『お嬢さんと嘘と男たちのデス・ロード』(文藝春秋、2022)など。
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QuizKnock 学びのルーツ / QuizKnock
¥1,760
〈以下、版元ウェブサイトより〉 物理・数学・漢字・美術・哲学・文学・論理・クイズ――それぞれが溢れんばかりの知識と好奇心を持つ、彼らの「学びへの情熱」はどのようにして生まれたのか? 幼少期のエピソードから勉強に目覚めたきっかけ、両親や恩師から受けた大きな影響、進路決定の理由まで、コンテンツを提供し続ける原動力の秘密が明かされる。 【書誌情報】 新潮社装幀室/装幀 判型 四六判変型 頁数 192ページ ISBN 978-4-10-355941-2 定価 1,760円
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数の辞典 / 澤 宏司
¥1,980
いざ、目に見えない「数」の世界へ! 現代では「数」を見ない日はありません。 朝起きたら時計を見て、昼食を買ったら支払金額を確認し、 平均体重や平均年収の話題に一喜一憂し、暗証番号を入力してショッピングを楽しみ、 「予測できない」スポーツの試合に胸を熱くします。 辞典シリーズ第12弾では、自然物から離れ、人間の営みともいえる「数」の世界に迫ります。 0や1などの数字から、正負の数、コンピュータ、現代の未解決問題に至るまで、 私たちの生活を支える「数」にまつわる221項目を、小さな辞典にまとめました。 -- 「数とは何か」の整備、発展は今も続いている。木の実を数えるところから始まった数は、 現代においてそこから大きく離れ、それゆえに応用の先が広がった。「1個のリンゴ」は目に見え、 よって絵に描けるが、「1」そのものの絵は観たことがない。これが数のもつ役割と宿命である。 (「はじめに」より) -- 【書誌情報】 著:澤宏司 イラスト:廣﨑遼太朗 価格:¥1980(本体¥1800+税) 仕様:A6判、上製、336p、オールカラー ISBN:978-4-8441-3806-8
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ひとりみの日本史 / 大塚ひかり
¥1,980
SOLD OUT
日本の歴史を貫く「ひとりみ」の思想—— 結婚は特権階級の営み、実は結婚できない人が大半だった! 卑弥呼から古事記の神々、僧尼、源氏物語の登場人物、大奥の女性権力者など、 古代から幕末まで、多様なひとりみたちの「生」と「性」を追う。 「独身」や「結婚」、「家族」の概念を覆す、驚きの日本史! (版元ウェブサイトより) 【書誌情報】 刊行日:2024年04月30日 判型/ページ数:四六判 並製 232ページ ISBN:978-4-86528-408-9 装幀・装画:鈴木成一デザイン室、丸山一葉
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ペンギンが教えてくれた物理のはなし / 渡辺佑基
¥968
ペンギン、アザラシ、アホウドリ…… 計り知れない世界を生きる動物に記録機器を付ける「バイオロギング」が明かす驚きの姿とは? 第68回毎日出版文化賞受賞作。若き生物学者、圧巻のフィールドワーク! 【書誌情報】 仕様:文庫 296ページ ISBN:978-4-309-41760-8 発売日:2020.07.07
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【サイン本】戻れないけど、生きるのだ 男らしさのゆくえ / 清田隆之
¥2,090
〈以下、版元ウェブサイトより〉 フェミニズムから受け取った重たい宿題。これからの〈俺たち〉へ。 男らしさや男性性にまつわる当事者研究として各メディアで話題となった『さよなら、俺たち』に続く最新ジェンダー・エッセイ集。ジェンダーの先にある人間の生き方、幸福を探求する。 人生の価値は、人生の豊かさは、どれだけ何かに心を揺さぶられたかでおそらく決まる。ジェンダーとは生き方や在り方に直結する問題で、私たちの言動や感受性のOS(オペレーション・システム)として機能しているものだ。そこに変化を加えようとすれば、当然ながらいろんなところがギリギリ軋む。そのストレスや不快感はバカにならず、反動的なエネルギーが生じたって不思議ではない。だからこそ思う。俺たちは頭で考えてるだけでは変われない。そのためには何かに圧倒され、言葉を失い、放心状態になるような体験を重ねることが重要で、内省も責任も、ケアも覚悟も、抵抗も希望も、きっとそういう時間から生まれるはずだ。もちろん本やドラマだけじゃない。恋愛にも、子育てにも、仕事にも、旅にも、生活にも、友達とのお茶にも、そんな感動は宿っている。「昔のほうがよかった」「ずいぶん息苦しい時代になった」「あの頃に帰りたい」って気持ちは誰の中にもあると思うけど、進んでしまった時間を、変化してしまったものを、元に戻すことはもうできない。それでも毎日は続くし、何かに心を震わせながら生きていくことは全然できる。さよならした時間に戻ることはできないけれど、男らしさの危機が叫ばれるこの時代を、俺たちはこれからも生きるのだ。 (「戻れないけど、生きるのだ」) 1 〈男〉とフェミニズム──シスターフッドの外側で 2 我は、おじさん──男性優位社会と中年世代の責任 3 被害と加害と恥と傷──泣いてる〈俺〉を抱きしめて 4 平成から遠く離れて──生産性の呪いと自己責任社会 5 家父長制への抵抗──結婚と家族、ジェンダーの呪縛 6 これからの〈俺たち〉へ──beingの肯定 定価:1900円+税 発売:2024年12月24日
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最後の冒険家 / 石川直樹
¥748
太平洋に消えた不屈の冒険家の、魂の記録 熱気球での冒険で数々の記録を樹立し、太平洋横断中に消息を絶った神田道夫。 自らも副操縦士として同乗経験のある著者が、神田の軌跡を追う。 開高健ノンフィクション賞受賞作。(解説/文月悠光) 【書誌情報】 2011年9月16日発売 748円(税込) 文庫判/216ページ ISBN:978-4-08-746742-0
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全ての装備を知恵に置き換えること / 石川直樹
¥726
『最後の冒険家』の著者が綴ったエッセイ集 探検家・写真家として世界各地を旅する著者が、 オーロラ、死海、沖縄の居酒屋など様々なことを自らの視点で綴ったエッセイ集。 瑞々しい文章と清々しい写真がつまった珠玉の一冊。(解説/華恵) 【書誌情報】 2009年11月20日発売 726円(税込) 文庫判/272ページ ISBN:978-4-08-746500-6
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地上に星座をつくる / 石川直樹
¥880
写真家・石川直樹さんの7年間の旅の軌跡をまとめたエッセイ集。私たちの生活しているところと地続きに存在する厳しくも美しい自然の数々、実際にその地を踏みしめた人にしか見えない景色が鮮明に書き記されています。 【書誌情報】 カバー写真:石川直樹 判型:文庫 頁数:352ページ ISBN:978-4-10-104551-1 C-CODE:0126 整理番号:い-146-1
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私の身体を生きる
¥1,650
(以下、版元ウェブサイトより) 17人の書き手が自らの「身体」と向き合って記す、生きるためのリレーエッセイ 私の身体はほんとうに私のもの? 私の身体はどんな視線にさらされ、どのように規定され、内面化されているのか。17人の人気小説家・美術作家・コラムニスト・漫画家・発明家が自らの「身体」と向き合い、ときにユーモラスに、ときに激しく、そしてかつてない真摯さで文章をつむぐ。「文學界」人気連載がついに単行本化。 著者は島本理生、村田沙耶香、藤野可織、西加奈子、鈴木涼美、金原ひとみ、千早茜、朝吹真理子、エリイ、能町みね子、李琴峰、山下紘加、鳥飼茜、柴崎友香、宇佐見りん、藤原麻里菜、児玉雨子の17人。
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地球と書いて〈ほし〉って読むな / 上坂あゆ美
¥1,980
〈以下、版元ウェブサイトより〉 新世代歌人によるパンチライン炸裂エッセイ 痛くて切なくて、めちゃくちゃ笑える。 出し抜いたりうまく騙したりできなくても、人生はめちゃくちゃ面白くなる。 このクソみたいな世界に、上坂あゆ美は笑いと怒りと言葉で立ち向かう。 爆弾みたいな本だった。――佐久間宣行(TVプロデューサー) 第一歌集『老人ホームで死ぬほどモテたい』でデビューした新世代歌人のパンチラインが炸裂する初エッセイ集。 不倫にギャンブルにやりたい放題の末、家族を捨ててフィリピンに飛んだ“クズ”の父、女海賊のように豪快で腕っぷしの強い母、ギャルでヤンキーでトラブルメーカーの姉、そして真実を執拗に追求するあまり人間関係において大事故を起こしてきた私…… 数々の失敗を繰り返しながらようやく最近“人間”になってきた著者のこれまでを赤裸々かつユーモラスに物語る。 【書誌情報】 ページ数 192ページ 判型・造本・装丁 四六判 軽装 並製カバー装 初版奥付日 2024年11月30日 ISBN 978-4-16-391922-5
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ようこそ、ヒュナム洞書店へ / 著:ファン・ボルム / 訳:牧野美加
¥2,640
完璧な人生なんてないけれど、「これでいい」と思える今日はある。ソウル市内の住宅街にできた「ヒュナム洞書店」。会社を辞めたヨンジュは、追いつめられたかのようにその店を立ち上げた。書店にやってくるのは、就活に失敗したアルバイトのバリスタ・ミンジュン、夫の愚痴をこぼすコーヒー業者のジミ、無気力な高校生ミンチョルとその母ミンチョルオンマ、ネットでブログが炎上した作家のスンウ……。それぞれに悩みを抱えたふつうの人々が、今日もヒュナム洞書店で出会う。新米女性書店主と店に集う人々の、本とささやかな毎日を描く。 【書誌情報】 2023年9月26日発売 四六判/368ページ ISBN:978-4-08-773524-6
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【サイン本】お口に合いませんでした / オルタナ旧市街
¥1,980
*サイン本はお一人一冊まででお願いいたします。 二冊以上のご注文は自動的にキャンセルいたします。ご了承くださいませ。 UberEatsの冷めたシチュー、北欧家具店のミートボール、激安居酒屋の肉寿司…… タワマンを遥か頭上に見上げ、気鋭の文筆家が都市生活の不満を嘆く憂鬱グルメ小説。 食事はいつもおいしくて満たされて幸せ、なんてやっぱり嘘だった。 ——高瀬隼子(『おいしいごはんが食べられますように』)推薦! 体調を崩した私は初めてデリバリーを注文するが、届いたシチューからは独特の冷えて固まった油のような匂いがして……(ゴースト・レストラン)。10年ぶりの同窓会、クラスのLINEグループに「完全個室創作和食バル★肉寿司食べ放題! 3時間飲み放題付き2980円」の食べログURLが送られてくる(Girl meats Boy)。おいしくない食事の記憶から都市生活のままならなさと孤独を描く、憂鬱なグルメ小説13篇を収録。 2024年10月29日(火)発売 【書誌情報】 価格:1,980円(本体1,800円+税) 判型:四六版変型 ページ数:200ページ ISBNコード:9784778319656 【著者プロフィール】 オルタナ旧市街 イマジナリー文藝倶楽部「オルタナ旧市街」主宰。19年より、同名ネットプリントを不定期刊行中。自家本に『一般』『ハーフ・フィクション』など。『代わりに読む人』『小説すばる』『文學界』等に寄稿。2024年6月に随筆集『踊る幽霊』(柏書房)を刊行
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ダンス / 竹中優子
¥1,870
〈以下、版元ウェブサイトより〉 同じ部署の三人が近頃欠勤を繰り返し、その分仕事が増える私はイライラが頂点に。ある日、三人のうちの一人、先輩女性の下村さんから、彼らの三角関係を知らされる。恋人を取られたのに弱っているのか開き直っているのか分からない下村さんの気ままな「ダンス」に翻弄される私は、いったいどうすれば――新潮新人賞受賞作。 【書誌情報】 判型 四六判変型 頁数 128ページ ISBN 978-4-10-356081-4 定価 1,870円
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王将の前で待つてて / 川上弘美
¥2,145
〈以下、版元ウェブサイトより〉 作家として次々と物語を生み出す傍ら、コツコツと詠んできた句を集めた著者待望の第二句集。 2010年~2023年の220句に加え、過去30年に詠んだ句から特にお気に入りの句を選んだ「自選一年一句」と、俳句に興味を持っている「あなた」へと向けた巻末エッセイを収録。日常から銀河まで、豊かなスケールで広がる川上弘美ワールドを堪能しながら、俳句の喜びに心から浸れる一冊。 ●収録句より10句 不機嫌に人ほめちぎるさくらかな たうがらし死んだともだちに会ひたい メロン切るときをんなの目酷薄に 沖遠く鯨を呼びて鯨鳴く 交む前ザトウクヂラはみつめあふ ラムネ痛しけふも朝より何もなし ヒトやがて示準化石や冬銀河 掌の中の枇杷潰すなりはればれと スマホ買ひ即罅入れる夜寒かな レンジの中の小爆発も夏の果 【書誌情報】 2024年12月13日発売 2,145円(税込) 四六判/200ページ ISBN:978-4-08-775471-1
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もっとも小さい日の出 / 柴沼千晴
¥1,430
時間のことを思う。未来のことを思う。 ここではない場所のことを思う。 過去の、わたしだったかもしれない人。 わたしたちが話し出すことには意味があると思う。 ほんとうに? 柴沼千晴さんの2024年1月〜11月の日記が収録されています。 日記のあわいに添えられた、「日記をつけること」に関する散文も美しい。 わたしにとっての昨日に、思い馳せるような一冊です。 【書誌情報】 著者:柴沼千晴 ブックデザイン:Cat 佐藤翔子 印刷・製本:株式会社イニュニック 196ページ
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親密園のまばたき / 柴沼千晴
¥990
2023年6月から11月の日記と、それにまつわるいくつかの散文が収録されています。 人には人の親密さがあり、わたしにはわたしの親密さがあり、 それがうれしいでもさみしいでもなく、 ある、ということがわたしをここに立たせている。 著者/柴沼千晴(しばぬま・ちはる) 1995 年生まれ。東京都在住。2022 年の元日から毎日日記をつけはじめる。既刊に『犬まみれは春の季語』『頬は無花果、たましいは桃』 『親密 のまばたき』。季節の散歩と果物が好き。個人が個人であることやその固有の関係性について考えている。
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雑貨と私 / 後藤由紀子
¥1,100
〈版元ウェブサイトより〉 楽しみながら本気で続けられること 私にとってそれは雑貨屋だった 沼津の路地裏にある生活雑貨の店 hal(ハル)の店主・後藤由紀子、待望の新作随筆集。雑貨屋を始めて20年、これまでの歩みを振り返り、優しい筆到で丁寧に綴った20の物語 雑誌・オリーブに出会ったことで、少女の世界は一変した。都会に憧れ、東京で暮らし始めた少女はやがて地元に戻り、2人の子供のお母さんになった。そして30代、成り行きのまま始めた雑貨屋。自分のできる歩幅で、真剣に楽しみながら続けてきた店は、気がつけば20年が経っていた。少女の頃から現在に至るまでの歩みを振り返り、優しい筆到で丁寧に綴った20の物語。 互いにまだ何者でもない若者だった頃から親交のあるミュージシャン・松田“チャーべ”岳二さん、共にたった一人で雑貨屋を営む盟友in-kyo店主・長谷川ちえさんとの対談、大好きな20の雑貨の挿話も掲載。 そして装画は、著者が長年憧れ続けるイラストレーター・上田三根子さんによる描き下ろし。 人生において、大きな判断を迫られる場面がいくつもあった。その時も私は自身の心に問いかけて、面白いと感じる方、楽しく続けられる方を選んできた。それは楽な方を選ぶこととは違う。一度その道を選んだら、楽しみながら真剣に取り組む。面白いと思えることだったら、力を出し惜しみすることなく本気になれる。他人が見たら面倒だと思うことでも、まったく苦だとは思わず、つい続けてしまう。それこそが本当に楽しいことなのだろう。私にとってのそれは雑貨屋。雑貨と私の日々は続いていく。(本文より一部抜粋) 【書誌情報】 2023年4月25日発売 四六判・192頁 定価 本体1,000円+税 ISBN978-4-910215-12-9 装画 上田三根子