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「要するに」って言わないで / 尹 雄大
¥1,980
〈以下、版元ウェブサイトより〉 ★東畑開人さん(臨床心理士) 「尹さんは体の声をきき、通訳してくれる。生き延びるために学んだ方法だ。」 ★青山ゆみこさん(ライター) 「自分でも気づかなかった心と身体の声を聴き取り、自分自身とフェアに向き合うことから、癒しが始まる。インタビューの達人が伝える「対話としてのセルフケア」の方法。」 *** この本が目指すのは、「自分のダメなところを変える」ことではありません。 あなたが負った傷を、そっと癒すためのセルフケアです。 そのために必要なのは、自分の話を、正しいとか間違ってるとかジャッジせずに、ぜんぶ聞くこと。 そして、勇気を出してぜんぶ語ること。 ☆装画:yeye *** 【目次】 はじめに 1.不安の中で息をする 2.自分の思いを取りこぼさない 3.起きていることをただ感受する 4.迎え入れるという態度 5.変化を見届ける *** 著者紹介 【著】尹 雄大(ゆん・うんで) 1970年、神戸市生まれ、テレビ制作会社勤務を経てライターになる。 主な著書に『さよなら、男社会』『つながり過ぎないでいい』(以上、亜紀書房)、『句点。に気をつけろ』(光文社)、『聞くこと、話すこと』(大和書房)など。 武術や整体を通して得た経験から身体と言葉の関わりに興味を持っており、その一環としてインタビューセッションを行っている。 *** 四六判・並製
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優しくない地球でひとが生きのびるための80の処方箋 / 品田 知美
¥2,420
〈以下、版元ウェブサイトより〉 地球温暖化、マイクロプラスチックの環境への広がり、SDGsの重要性……。 危機的なのはわかるけど、どうしてそんなことが起きるのか、自分がどうしたらいいのかがわからない。 ◉家庭ゴミはどこまで減らすべき? ◉ペットボトルを買うのは意識が低いの? ◉エコマークは信じていいの? ◉電磁波ってなに? ◉PFASはそんなに怖い? そんなにガチガチにならないで。 まずは日常から考えて、自分に出来ること、好きなことを80の処方箋から探してみよう。 *** 【目次】 まえがき この本を読む方へ 原理編──みんなで生きのびるための 実践編──とある日常の断片から おわりに あとがき *** 価格 2,420円(税込) 発売日 2025年9月19日 判型 四六判 製本 並製 頁数 256頁 ISBN 978-4-7505-1890-9 〈著者紹介〉 品田 知美(しなだ・ともみ) 社会学者。早稲田大学理工学部卒業。シンクタンクにて環境政策に携わった後、東京工業大学大学院社会理工学研究科博士課程修了。博士(学術)。城西国際大学福祉総合学部准教授を経て、退職後は駒澤大学・城西国際大学等で講義を続けるかたわら執筆活動に従事。関連する主な著作に長谷川公一・品田知美編著『気候変動政策の社会学──日本は変われるのか』(昭和堂)、橋爪大三郎編著『驀進する世界のグリーン革命──地球温暖化を越え、持続可能な発展を目指す具体的アクション』(ポット出版)などがある。また、主著に『家事と家族の日常生活──主婦はなぜ暇にならなかったのか』(学文社)、『平成の家族と食』(晶文社)等がある。
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シシになる。──遠野異界探訪記 / 富川岳
¥2,530
〈以下、版元ウェブサイトより〉 妖怪、山人、天狗、ザシキワラシ…当面ならざる気配に満ち た遠野には、いまも見えないものの世界がある。その 扉をひらいたのが〝シシ踊り”だった。 その地では、人も動物も幽霊も区別しない。 遠野に息づく文化と物語に恐怖する「よそ者」は、パニックにも怯えられ、その昔に引きずり込まれていく 。 牛の角、龍霊の鼻、鹿の目を持つ獣シシ。 その装束をかぶって舞うシシ踊り。 それは苦難の歴史をゆっくり地で華ひらいた「鎮魂のための芸能」でした。 シシのやむを得ず踊る日々が、解明され明かし進む『遠野物語』に秘められた謎。 いつしか周囲に生まれ、奇跡のような出会いと物語—— 民俗学をベースとした様々な創作活動文化振興を行い、今や各界から注目を集めるプロデューサーが10年かけてじっくり研究と実践、そして研究者との協業をもとに熱量を込めて書き上げた、渾身のデビュー作。 【目次】 はじめに 『遠野物語』の謎を解く 第一章 『遠野物語』の先へ 第二章 シシ踊り 第三章 コロナとお盆 第四章 内なる野生 第五章 魂とともに生きる あとがき 五十嵐大介「ダガイコダンヅゴ」 付録 遠野の芸能とシシ踊り 解題 桜井祐「シシとは何か、人はなぜシシになるのか」 ********** 著者紹介 富川岳(とみかわがく) 1987年、新潟県長岡市生まれ。岩手県遠野市在住。シシ/作家。都内の広告会社にプロデューサーとして勤務した後、2016年に岩手県遠野市へ移住。年から張山しし踊り(遠野郷早池峰しし踊り張山保存会)に所属。郷土芸能「シシ踊り」に傾倒する日々。 *********** (四六判変型・並製/348頁) ***********
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そもそも交換日記 / 桜林直子・土門 蘭
¥2,420
〈以下、版元ウェブサイトより〉 『そもそも交換日記』は、東京と京都。雑談と文筆。 離れた場所で「言葉」を軸に働き暮らすサクちゃん(桜林直子)と蘭ちゃん(土門蘭)が交わした1年間の交換日記をまとめた本です。 2022年6月に自費出版として初版第一刷が発行され、しばらく品切状態が続いていましたが、今回、葉々社が発行元となり、初版第二刷として重版をかけて、発売することになりました。 本の内容は、第一刷と変わりません。 「そもそも」から生まれる疑問に対して、ふたりはその問いを深く見つめます。そして、見つめ続けた先にある答えがどうであれ、ふたりはそれを自分の言葉にして表現します。読者はふたりの思考の一部始終をいっしょにたどることで、自分が欲しかった言葉に出合えるかもしれません。 あなたがこれからの人生を生きていくうえで、お守りのような存在になる一冊であると信じています。 多くの読者の方々に愛される本になるといいなと思っています。 _____________________________ 著者:桜林直子(さくらばやしなおこ)、土門蘭(どもんらん) 発行日:2022年6月20日 判型:四六判、ソフトカバー ページ数:348 中国・武漢で発生した新型コロナウイルスが、日本国内でもじわりと広がりつつあった2020年3月24日から2021年3月30日まで、1年間にわたり、交換日記という形で毎週交わされた、桜林直子さんと土門蘭さんの言葉のやりとりを収録。 友達、自由、幸せってなに……、答えがあるようでない、そんな疑問の数々を、「そもそも」を切り口にして、言葉を紡いでいく。性格も物事の捉え方も正反対のふたりだからこそ、三次元的に広がっていく言葉の世界にどっぷりと浸れる。 「目次」より一部抜粋 ・そもそも「友達になる」って?/友達は両思いからはじまる ・「自由」とは壁に囲まれたひとりの領域/自由と不自由の間、自分と誰かの間にある「言葉」 ・自分に正直であろうと決心したときのこと/後天的に素直さを手に入れる ・人生は闘いじゃないのかも/「他人」が不足している ・「自信」の正体/自信のなさは自分を知らないから ・人間を人間でなくす方法/人間関係の「ドーナツ化現象」と「密室化現象」 ・「怒る」と「守る」は表裏一体/いいことには「信じる力」を、わるいことには「疑う力」を ・ないものねだり、あるものよろこび/嫉妬しないのは、自分がほしいものがわからないから ・本当にあるのは「現在」だけ/SNSによる「受信過剰」 ・いい匂いがする言葉/書くのは泣くのと似ている ・かつての私が残した「文化」/「自分を大事にする」とは ・人間以外のものに没頭したい/「ごはん食べに行こうよ」と言いたい 「著者」プロフィール(そもそも交換日記、ホームページより引用) 桜林 直子(さくらばやしなおこ) 1978年生まれ。2011年にクッキー屋「SAC about cookies」を開業する。自店のクッキー屋の運営のほか、店舗や企業のアドバイザー業務などを行う。noteにてコラム、エッセイなどを投稿、連載中。2020年よりマンツーマン雑談企画「サクちゃん聞いて」を開始。2020年3月にダイヤモンド社より著書『世界は夢組と叶え組でできている』発売。 土門蘭(どもんらん) 1985年広島出身、京都在住。小説・短歌等の文芸作品を執筆するほか、インタビュー記事のライティングも行う。著書に、歌画集『100年後あなたもわたしもいない日に』、インタビュー集『経営者の孤独。』、小説『戦争と五人の女』がある。
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small tune, little view / 薄暑なつ
¥1,980
〈以下、版元ウェブサイトより〉 ねむいままバスを降りれば包まれるサービスエリアの光のにおい あなたの名前ぎゅっと握って歩く夜 かけるべき言葉がわからずに 隣室のラジオが聞こえてくる夕べこれから眠る町がふくらむ 毎日の暮らしのなかで、特別ではない平凡な出来事だとしても、薄暑なつは注意深く目を凝らし、耳を傾け、意識して匂いを感じとろうとする。ほんの一瞬の出来事であるがゆえに、多くの人たちは見過ごしてしまうようなワンシーンを彼女は繊細にとらえて歌にする。繰り返し表れる光、音、夜、そして、匂い。そのどれもが愛おしく、歌を読んだ人の心にそっと触れる。 ことばが遅れて届くような、小さな記録のかたち 岡野大嗣 光、波、心、身体、関係、日々、常に揺らいでいるものたち 木下龍也 いま過ごしている時間の豊かさがゆっくりと増幅していくのを感じる 東直子 日々の中で心が揺れたりふくらんだりしたことを、そのままのかたちで目の前に置いておけるように記した146首。力を抜いて読むことができて、必要なときにただそばにいられるような本を目指しました。バスの後部座席に揺られて過ごすしずかな時間、終わってもあかるいライブ会場、ベランダから見渡す町のごはんの灯り、おやすみの代わりに小さく光らせるラジオの声。1首でもあなたの中に灯る景色があれば、とてもうれしく思います(薄暑なつ)。 目次 高架下にまぶしい ベッドチューン ナイトパス リメイク それでも明るい 必ずしも links 未明に moon 月と半券 レインサービス vista あかるいままに これからも リトルタウン ゆびさきとゆめ ペンシルフレンド きこえるよ グッド・フェイク 著者プロフィール 薄暑なつ(はくしょ・なつ) ナナロク社 新短歌教室1期生。この教室から歌をつくりはじめる。 ミニ歌集に『Thank you for praying』(SPBS)。 参加文芸誌に『文藝蟻酸vol.2 ギギ』。 同人「号外」、「夏澄み」。 X:hakusho_ 2022年 東京歌壇年間賞(東 直子選) 2023年 NHK全国短歌大会 自由題一席(東 直子選) 2024年 おそろい短歌賞 金賞 2025年 あたらしい日々への短歌賞 銀賞 など
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私的な書店 たったひとりのための本屋 / チョン・ジへ
¥2,200
〈以下、版元ウェブサイトより〉 韓国・ソウルで独立系書店「私的な書店」を運営している店主チョン・ジへさんの初エッセイです。 読者から編集者へ、編集者から書店員へ、書店員から図書館スタッフへ。 場所と役割を変えながらもずっと本に携わる仕事をしてきた彼女がたどりついた先は、本屋でお客さんに本を処方する「たったひとりのための本屋」でした。 好きな仕事を自分らしく、楽しんで、持続可能な形で続けていくためにはどうすればいいのか。彼女は、常に試行錯誤し、模索していきます。 一見すると、本屋の物語かと思われそうですが、全編を通じて綴られるのは、仕事との向き合い方についてです。コロナ禍以降、自分自身の働き方を見つめ直す時間が増えて、どう生きていくことが正しい答えなのか、悩んでいる人も多いと思います。 本書にはその答えが書かれているわけではありませんが、彼女が綴るその切実な言葉の数々のなかによりよく生きるための小さなヒントが隠されているかもしれません。 ______________________ 目次 日本の読者のみなさまへ はじめに 本は人生に可能性を植える「種」 真心不変の法則 初の書店授業 たまたま、書店員 勇気を出す瞬間 私の人生では私の選択だけが正解です 仕事の条件と環境 限界から解放される自由 疑念から確信へ 足して、引いて、作りあげる本屋 完璧な選択 欠如の別名 「私的な書店」は本屋ですか? 相談室ですか? 楽しむために本を読もう 九カ月間の全力疾走 それでも 必要不可欠な諦め 仕事の価値 あなたの本屋に投票してください 好きなものを好きだと言える勇気 挑戦ではなく試み オープンしてみてどうですか? おわりに 少しだけ自由に、少しだけ力を込めて 私的な年表 216P がんだれ製本 四六判変形
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積ん読の本 / 石井千湖
¥1,694
本を読むよりも買うスピードが上回ったまさにその瞬間から「積ん読」は始まる。部屋の片隅に、1冊、また1冊と積み上げられる「積ん読」の山を見て、人は焦り、罪の意識を覚え、自嘲するのだ。 そもそも「積ん読」とはなにか。その言葉の歴史は意外にも古く、明治時代にまで遡る。100年以上に渡って受け継がれてきた日本の読書家たちの「伝統芸」は、今や「TSUNDOKU」として世界の共通語ともなった。 そんな「積ん読」の本質に迫るべく、ブックレビュアーの石井千湖が、斯界の本読み12人の「積ん読」事情を探るインタビュー取材を敢行。ある者は「積ん読」こそが出版界を救うものだと熱く語り、またある者は「積ん読」にこそ書物の真の価値があるのだと断言する。 写真に収められた圧巻の「積ん読」の山と、「積ん読」を語るその言葉を一読いただき、読書家諸氏におかれては、ほっとするなり、笑うなり、共感するなり、感心するなり、呆れるなりしていただきたい。 【書誌情報】 発売日:2024年10月01日 定価:1,540円+税 判型:A5 ISBN:978-4-391-16283-7 ページ数:144
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活版印刷三日月堂 星たちの栞 / ほしおさなえ
¥748
〈以下、版元ウェブサイトより〉 古びた印刷所・三日月堂が営むのは昔ながらの活版印刷。 そこには様々な悩みを抱えたお客が訪れる――。感動の連作短編集。 発売年月 2016年5月 ISBN 978-4-591-15041-2 判型 文庫判 サイズ 151mm x 105mm ページ数 313ページ
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だいたいしあわせ / 阿川佐和子
¥1,760
〈以下、版元ウェブサイトより〉 痛いところに貼ってください。 効果抜群! アガワ流 心の湿布薬。 2023年秋に『北國新聞』などから連載スタート。大人気のため、全国主要12紙へと拡大した大好評連載エッセイが、待望の書籍化。どんなに足腰が痛くたって、ムッとしたって、凹んだって…毎日をささやかな幸せを感じられるものへと変えるアガワ流、日々を楽しく過ごすコツ。全篇友達に語るような筆致で綴られた、元気のでるエッセイ集。本人のイラストつき。 B6判変型上製 232頁 定価:1,760円(本体1,600円) 978-4-7949-7475-4 C0095 〔2025年5月〕
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ミトンとふびん / 吉本ばなな
¥759
〈以下、版元ウェブサイトより〉 互いに事情を抱え、母親達の同意を得られぬまま結婚した外山くんとゆき世。新婚旅行先のヘルシンキで、レストランのクロークの男性と見知らぬ老夫婦の言葉が、若いふたりを優しく包み込む(「ミトンとふびん」)。金沢、台北、ローマ、八丈島。いつもと違う街角で、悲しみが小さな幸せに変わるまでを描く極上の6編。第58回谷崎潤一郎賞受賞作。 ページ数:264ページ ISBN:9784344433632 Cコード:0193 判型:文庫判
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やさしい雪が降りますように / 桃実るは
¥1,793
〈以下、版元ウェブサイトより〉 町田そのこさん激賞! 瑞々しい「冬」の青春小説 森川六花、17歳の高校2年生。ふざけがちな母、穏やかな父、「お姫様」のお姉ちゃん、朝でも夜でもいつでも来るやさしいケイティ。 片思いしている同級生・森沢とはバカ話でいつまででも話せて、なんだかいい感じ。平和な日常に見えるけど、この家には掘り出してはいけない蔓がある――。 ユーモアあふれる家族の生活に潜む暗い影に向き合おうともがく少女の姿を、現在と過去を交錯させながら真摯に描いた、高校生たちの瑞々しい青春も眩しい「冬」の青春小説。 氷室冴子青春文学賞第5回準大賞。 ********** 「どうして彼らはユーモアを必死に纏おうとしているのか。ちらちらと影を感じさせながら不穏に進んでいく様子は、読み応えがあった。そんな中で主人公と森沢の微妙な距離感はキュンとした」--町田そのこさん(審査員講評より) ********** 単行本 46 ● 208ページ ISBN:978-4-309-03226-9 ● Cコード:0093 発売日:2025.09.18
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本読むふたり / 菊池良
¥1,650
〈以下、版元ウェブサイトより〉 待ち合わせの目印は、『ノルウェイの森』だった。 村上春樹、島本理生、森見登美彦、中田永一。 ふたりの間には、いつだって本があった。それなのに……。 2010年代のカルチャーを閉じ込めた、ピュアな恋愛小説。 大学の課題で読んだ村上春樹の短編小説をきっかけに、読書の面白さに気づいたタツヤ。調べるうちに出会ったのが、Twitterの読書アカウントだった。自由で楽しそうに本の感想をつぶやく彼らの中で、タツヤはフミカというアカウントの投稿に心惹かれる。初デートの渋谷。明け方の神保町。抱きしめ合った御茶ノ水――。 わたしたち、出会うはずじゃなかったんだよ。 〈書誌情報〉 定価1,650円(本体1,500円+税) 発売日: 2025.09.18 ページ数:192ページ ISBN:9784344044876 Cコード:0093 判型:四六判
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痛いところから見えるもの / 頭木弘樹
¥1,870
〈以下、版元ウェブサイトより〉 痛いのは疲れる、そして孤独だ―― 痛みは人を孤絶させる壁。が、そこに岩清水のように滴る言葉があった。 ――鷲田清一(哲学者) ユーモラスで、しみじみせつない、はじめてみる光。 ――伊藤亜紗(美学者) 潰瘍性大腸炎から腸閉塞まで――壊れたからこそ見えるものがある。 絶望的な痛みと共に生きてきた著者がゆく〝文学の言葉〟という地平 ・水を飲んでも詰まる〝出せない〟腸閉塞のつらさ ・痛みでお粥さえ口に〝入れられない〟せつなさ ・オノマトペ、比喩……痛みを「身体で語る」すすめ ・女性の痛みが社会的に「軽視」されてきた理由 ・カントの勘違い、ニーチェの〝苦痛の効用〟…etc. なぜ痛みは人に伝わりづらいのだろう? 「痛い人」と「痛い人のそばにいる人」をつなぐ、かつてなかった本 ページ数 320ページ 判型・造本・装丁 四六判 軽装 並製カバー装 初版奥付日 2025年09月15日 ISBN 978-4-16-392017-7
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作家と山
¥2,200
〈以下、版元ウェブサイトより〉 昔の文豪から当代一のベストセラー作家まで、みんな登山にハマっていた! 登山の楽しみを描いたエッセイ、詩などを収録。 〈目次〉 なだれ 井伏鱒二 Ⅰ 日本アルプス 槍ケ岳紀行 芥川龍之介 涸沢の岩小屋のある夜のこと 大島亮吉 霊気 豊島与志雄 案内人風景 百瀬慎太郎 三俣蓮華岳への思い 辻邦生 白馬連峰──山という別世界の花 池澤夏樹 奥穂と校了 若菜晃子 南アルプス 吉田博 駒鳥の谷 野尻抱影 真夏の急登 沢野ひとし Ⅱ さまざまな山旅 雪中富士登山記 小島烏水 「山上湖へ」より 若山牧水 霧ヶ峰から鷲ヶ峰へ 徳田秋声 八ガ岳に追いかえされる 梅崎春生 稜線を泳ぐ 南木佳士 十勝の朝 中谷宇吉郎 英彦山に登る 杉田久女 阿蘇外輪 小杉放庵 山小屋の一夜 畦地梅太郎 山と温泉 小林百合子 『崩れ』より 幸田文 水源へ 安岡章太郎 尾ノ沼谷 志水哲也 最高の登山 石川直樹 ウェストンの初登攀をたどる 服部文祥 Ⅲ 山へのあこがれ、山の愉しみ 筑波 岩本素白 富士山頂から東京を見る 新田次郎 漫談・火山を割く 牧野富太郎 雷鳥尾行記 田淵行男 山のコドモ 岡本かの子 低山登山は楽しい 安西水丸 クルコノシェ山地から 出久根育 コツコツ地道に 本上まなみ Ⅳ 山の哲学 山に登る 萩原朔太郎 凹面谷 串田孫一 霧とサルオガセ 北杜夫 初登山に寄す 今西錦司 山は如何に私に影響しつつあるか 田部重治 山の魅力 木暮理太郎 登山家という言葉 深田久弥 登山趣味 正宗白鳥 「登山好き」が思うこと 湊かなえ なぜ登るのか 小手鞠るい 山へ入る日・山を出る日 石川欣一 〈書誌情報〉 平凡社編集部 編 出版年月 2025/08 ISBN 9784582839876 Cコード・NDCコード 0091 NDC 910 判型・ページ数 B6変 304ページ
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作家と珈琲
¥2,090
〈以下、版元ウェブサイトより〉 食卓で、喫茶店で、旅先で……珈琲の香りただよう52編。 昭和の文豪や現代の人気作家によるエッセイ、詩、漫画、写真資料を収録 【収録作品(掲載順)】 1 珈琲のある風景 茨木のり子 食卓に珈琲の匂い流れ 小沼丹 珈琲の木 獅子文六 『可否道』を終えて 寺田寅彦 コーヒー哲学序説 北原白秋 六月 有吉玉青 緑の珈琲 原田宗典 モーニングコーヒー余話 中村好文 カフェオレ ボウル 2 珈琲一杯の時間 串田孫一 山旅と珈琲 片岡義男 タヒチ・パペーテの、インスタント・コーヒー。 長田弘 コーヒー屋で馬に出会った朝の話 水木しげる ある一日 しりあがり寿 ジブン的コーヒー史三つの時代。 渡辺貞夫 開け放したドアから聞こえてくるジャズに憧れた。 吉井勇 珈琲の歌 永田耕衣 珈琲の句 3 喫茶店よ永遠に 植草甚一 喫茶店で本を読んでいるかい 赤川次郎 コーヒー色の回想。 沼田元氣 純喫茶愛50カ条 小田島雄志 喫茶店人生 曽我部恵一 「コーヒーと恋愛」 田河水泡 『のらくろ喫茶店』より 鷲田清一×木村衣有子 「平熱」としての京都の喫茶店 織田作之助 大阪の憂鬱 萩原朔太郎 喫茶店にて 今和次郎/吉田謙吉 銀座のカフェー女給さん服装 佐藤春夫 芝公園から銀座へ 古川緑波 甘話休題 広津和郎 正宗白鳥と珈琲 4 わたしの珈琲作法 安岡章太郎 〈コーヒー道〉のウラおもて 池波正太郎 下町の〔コーヒー〕 永井荷風 砂糖 花森安治 コーヒーのふしぎ 石井好子 どんぶりで飲む、キャフェ・オ・レ 別役実 コーヒー 珈琲 平岩弓枝 珈琲と私 多和田葉子 ゆずる物腰ものほしげ 村田沙耶香 タイムスリップコーヒー 吉田戦車 ああ、豆の持ちこみ 土屋賢二 コーヒーの魅力を捨ててきた。 十文字美信 珈琲 『現代礼儀作法図説』より 珈琲のすすめ方/珈琲の飲み方 5 珈琲見聞録 シーボルト(斎藤信訳)「小倉から下関への渡航と下関滞在」より 夏目漱石 珈琲店、酒肆及び倶楽部 人見一太郎 巴里の珈琲店 勝本清一郎 カフェー 斎藤茂吉 カフエ・ミネルワ 林芙美子 「巴里日記」より 片山廣子 コーヒー五千円 日高敏隆 フランス家族の中の九カ月 高山なおみ ネスカフェ 石川直樹 エチオピアのワイルドコーヒー 〈書誌情報〉 平凡社編集部 編 出版年月 2022/01 ISBN 9784582747140 Cコード・NDCコード 0091 NDC 910 判型・ページ数 B6変 288ページ
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デザインあ展 neo
¥3,300
〈以下、版元ウェブサイトより〉 「デザインあ展neo/デザインあ展」初の公式カタログ。 これまでに126万人が体験した、 大人気の展覧会が待望の書籍化! NHK Eテレの人気番組「デザインあneo」から生まれた「デザインあ展neo」と、これまでに開催された「デザインあ展」の作品を完全収録。 ディレクター陣のエッセイや会場の空間設計、作品のアイデアスケッチ、展覧会のつくり方も掲載。 番組の世界を飛び出した、“体感するデザイン”のすべてを1冊にまとめました。 過去2回の「デザインあ展」展から、2025年に開催され行列必須となった「デザインあ展 neo」を完全収録。展覧会の全作品を掲載。ディレクターのエッセイや、展覧会のつくり方まで、デザインを体感する展覧会の成り立ちを徹底解剖。デザインの世界を、見て、読んで体感できる1冊です。 *「デザインあ展neo」の作品解説は、すべて作家自身が執筆しています。 *日英バイリンガル もくじ 「デザインあ展 neo」 TOKYO NODE text「デザインあ展neo」に寄せて 佐藤 卓 「デザインあ展」 21_21 DESIGN SIGHT text 番組「デザインあ」のデザイン 中村勇吾 text デザインあ展neo 音楽ディレクター 蓮沼執太 「デザインあ展」 全国6館巡回展 text 「デザインあneo」「デザインあ展neo」をつくる 阿部憲子 デザインあ展のつくりかた 作品リスト 「デザインあ展neo」 作者略歴 発売日:2025.08.20 著者:佐藤卓、NHKエデュケーショナル、NHKプロモーション 造本・体裁:A4変形横長 ページ数:200 ISBN/商品コード:978-4-568-10589-6
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森のはずれの美術館の話
¥2,200
〈以下、版元ウェブサイトより〉 本書は、国立西洋美術館を題材とした2部構成の絵本です。作家の梨木香歩が文を紡ぎ、「リサとガスパール」シリーズでお馴染みの画家ゲオルグ・ハレンスレーベンが絵を手掛けました。 第1部は「電車に乗って美術館にきた ある母子の話」。美術館にきた男の子がお母さんとはぐれてしまうところから物語がはじまります。あひると印象的な瞳の女の子、謎めいた紳士に導かれ、やがて男の子は一枚の絵と出会います。 第2部「西洋美術館クロニクル」は、大人の読者に向けたエピローグとしてお楽しみいただける物語です。遥か東の国に、西洋絵画を展示する美術館が生まれるまでの歴史を、ファンタジーと現実が交錯する詩的な語り口で描きます。 数奇な運命を辿ってやってきたコレクションは、森のはずれの美術館で「西洋のかけら」としてきらめき、そこでは“東”と“西”が静かに見つめ合っています。そんな特別な場所で、人が絵と結ばれることの喜び、そして大切なものを見出すことの幸せを、二人の名手が静かな力強さで描き出しました。美術館で絵画と向き合う時間の豊かさを深く感じることのできる絵本です。 ーーーーー 2025年8月20日 全国書店で発売 定価:税込2,200円(本体2,000+税) 文:梨木香歩 絵:ゲオルグ・ハレンスレーベン 編集:永岡綾 装幀:名久井直子 写真:木村和平 協力:国立西洋美術館 印刷・製本:TOPPANクロレ株式会社 仕様:B5変型、上製、50ページ ISBN:978-4-908356–70-4 ーーーーー ◯梨木香歩(なしき・かほ) 作家。小説に『西の魔女が死んだ 梨木香歩作品集』『丹生都比売 梨木香歩作品集』(新潮社)、『家守綺譚』(新潮文庫)、『海うそ』(岩波書店)、『椿宿の辺りに』(朝日新聞出版)など。エッセイに『ほんとうのリーダーのみつけかた』(岩波書店)、『炉辺の風おと』(毎日新聞出版)など。児童文学作品に『岸辺のヤービ』(福音館書店)、絵本に『蛇の棲む水たまり』(ブルーシープ)などがある。 ◯ゲオルグ・ハレンスレーベン 画家。1958年ドイツ生まれ。幼い頃から絵に親しみ、19歳で初個展を開催。大学卒業後はローマで画家として活躍し、現在はパリを拠点に活動している。妻のアン・グットマンとの合作絵本シリーズに「リサとガスパール」、「ペネロペ」、「こねこのプーフー」など。ほか、絵本の仕事に『森のかいぶつドギモヌキ』(ブロンズ新社)、『おつきさまはきっと』(講談社)、『イザベルと天使』(金の星社)などがある。
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LIFE 75 SNAPS OF SNOOPY
¥2,200
〈以下、版元ウェブサイトより〉 ただの犬、でもなんにでもなれる犬。 世界で最も有名なビーグル犬・スヌーピーの75のスナップショット。 「スヌーピーってどんな犬?」 街中で、家の中で、スマートフォンの中で。スヌーピーを見ない日はほとんどありません。みなさんが思い描くスヌーピーは、どんな犬でしょうか。にこにこ微笑んでいる、かわいらしくてお茶目な犬でしょうか。 スヌーピーがコミックに登場した当初は4本足で歩く平凡な犬でした。徐々に二足歩行を始めると、豊かな個性を発揮するようになります。スヌーピーは犬なので言葉を喋らず、普段は周りには聞こえない思いをさまざまに心の中で語ります。時にはものすごい顔で激怒し、さめざめと涙し、そしておなかを抱えるほどの大笑いをすることもあります。自分が犬だという事実に不満を言うことも。また、スヌーピーは空想の中で様々な姿になりきり、まるで人間かのように振る舞うこともしばしば。スヌーピーほどエモーショナルでユーモアに富んだビーグル犬はいるでしょうか。 スヌーピーが活躍するコミック「ピーナッツ」の新聞連載が始まったのは1950年10月2日。連載は50年続き、75カ国、21の言語で2,600紙以上の新聞に掲載されました。本書では、2025年に誕生75周年を迎えるのを記念し、世界で最も有名なビーグル犬・スヌーピーを75のスナップショットで紹介します。 人ではなく、でも人になりたくて、人よりも感情豊かなスヌーピーの毎日を覗き見ることで、スヌーピーの新たな一面を知ることのできるビジュアルブックです。 *東京・南町田のスヌーピーミュージアムで9月から開催の企画展「ピーナッツ75周年記念 ザ・スヌーピー展 世界のともだちになった犬。」の関連書籍です。 ーーーーーー 2025年9月6日発売 定価:税込2,200円(本体2,000+税) 編集:吉田宏子、新谷麻佐子、佐藤万記(ブルーシープ)、内藤理子(ブルーシープ) 協力:シュルツ美術館リサーチ・センター、株式会社ソニー・クリエイティブプロダクツ シュルツの言葉 翻訳:木下哲夫 コミック翻訳:谷川俊太郎 ブックデザイン:吉田昌平(白い立体) 印刷・製本:株式会社八紘美術 仕様:B5変型、中ミシン並製、112ページ ISBN:978-4-908356–71-1
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いろいろな本屋のかたち
¥1,650
〈以下、本のすみかさまウェブサイトより〉 移動型・イベント・オンライン・間借り・シェア型書店・他業種の店舗内・山の上など多種多様なかたちで本を売る「いろいろな本屋」の活動について、8名の本屋店主の方々に執筆いただき、まとめた本です。 参加本屋:くらしの本 ponte、ブックスタンドYori、Books移動祝祭日、クマヒコ書房、KAZENONE BOOK、杣Books、すなば書房、いどうほんやKOKO、本のすみか 発行:本のすみか ページ数:128 判型:B6判 発行年月日:2024年11月1日 初版
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スイマーズ / ジュリー・オオツカ
¥2,035
〈以下、版元ウェブサイトより〉 わたしたちはどんな痛みからも解き放たれる。泳いでいる、そのときだけは。 過食、リストラ、憂鬱症――地下の市民プールを愛し、通いつめる人達は、日常では様々なことに悩み苦しんでいる。そのうちのひとり、アリスは認知症になり、娘が会いに来ても誰なのかわからなくなって、ついに施設に入ることになる。瞬時にきえてしまうような、かけがえのない人生のきらめきを捉えた米カーネギー賞受賞作。 判型 四六判変型 頁数 160ページ ISBN 978-4-10-590195-0
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その悩み、カントだったら、こう言うね。/ 秋元康隆
¥1,980
〈以下、版元ウェブサイトより〉 人間は倫理なしには生きられない 正直者はバカを見る? 結果がすべては本当か? 悪とはなにか?──リアルな問いを自分の頭で考えてみよう。日常の悩みに答える前半部と、学問上の疑問に答える後半部の二部構成でおくる、Q&A式・カント倫理学への招待状。 四六判並製 224頁 定価:1,980円(本体1,800円) 978-4-7949-7465-5 C0012
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犬と厄年 / 紗倉まな
¥1,870
〈以下、版元ウェブサイトより〉 一人と一匹で、どこまでも行ける。 30歳を過ぎて迎えた厄年、家族コンプレックス、大人の友達関係、書くこととAV、かけがえのない愛犬との暮らし……。 日常に小さな光をともす、待望の最新エッセイ集! 仕事がうまくいかなかった日、やるせない気持ちでひたひたになっている日、ソファで茫然としながら「つれえ~」とぼやく私のそばにきた彼女(イッヌ様)は、お尻を私の身体にくっつけて、ポゥ、と鳴いてくれる。腹を撫でているうちに彼女のあたたかいお腹の温もりが手に移ってきて、胸に湧いていた苦しさがじっくりと溶けていくように癒えてくる。彼女の存在と自分の人生が、ゆるやかに同期されていく。(本文より) 発売日:2025年06月26日 ISBN:9784065397152 判型:四六 定価:1,870円(本体1,700円) ページ数:240ページ
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言葉のトランジット / グレゴリー・ケズナジャット
¥1,650
〈以下、版元ウェブサイトより〉 言葉と世界は、再発見に満ちている。 旅に出かけ、見えてきた景色。 2つのレンズを使って英語と日本語の間を行き来する、芥川賞候補作家の初エッセイ集。 英語を母語としながら、日本語で創作する著者だからこそ見えてくる24の景色 「俺を使わない僕」・・・相手との距離で変わる日本語の〈一人称〉の不思議とは? 「轍」・・・英語と日本語の相互作用が創作に与える影響とは? 「言葉の出島」・・・日本にいながら英語を期待されるプレッシャーとは? 「マイジャパン症候群」・・・日本在住の英語話者コミュニティー独特の症状とは? 「Because Plants Die」・・・この英語、ちょっとおかしい? 言葉が持つニュアンスとは? and more… 発売日:2025年08月21日 ISBN:9784065404263 判型:四六 定価:1,650円(本体1,500円) ページ数:224ページ
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スピン 第13号
¥330
〈以下、版元ウェブサイトより〉 日常に「読書」の「栞」を──オールジャンルの新雑誌「スピン/spin」13号目です。多様な「書き手」との出会いの場を「紙」でお届けします(16号限定)。 東京都新宿区神楽坂より、オールジャンルの雑誌「スピン」第13号をお届けします。ポール・コックスさんの絵と共に「表紙」を飾るのは、作家の山尾悠子さんの「ことば」です。世界への根源的な問いと、幻想的な黄色の銀杏の葉が織りなすコラボレーションをお楽しみください。 【目次】 [短期集中連載] 連作 第1回 ・桜木紫乃 だって [短篇] ・斉藤壮馬 爪を磨く ・千木良悠子 十五夜蜃気楼 ・早助よう子 めし [短歌] ・岡本真帆 たしかさのパーツ [創業140周年特別企画/140人・140冊・この1文] 第1回 ・選者=阿久津隆/あわいゆき/いいだ/梶谷いこ/カモシダせぶん/ 櫻井とりお/里見龍樹/絶望ライン工/廣田龍平/藤井慎二/ 藤澤ゆき/ベル/ maco marets /松本卓也/マヤ/宮崎智之 ・絵+ロゴ=寄藤文平(文平銀座) [エッセイ] ・かげはら史帆 天才ならざるベートーヴェン ・杉井光 探偵シンギュラリティ ・マンスーン 視線の先(ノーバースデーパーティー) ・宮本彩子 米の港、本の湾 [特別寄稿 紙の未来] ・武田砂鉄 本の終点、そしてその先に [連載小説] ・一穂ミチ ハイランド美星ヶ丘(第13回) ・恩田陸 そして金魚鉢の溢れ出す午後に、(第13回) ・澤田瞳子 おぼろ影(第2回) ・堂場瞬一 連作 罪と罪(第13回) ・藤沢周 利休残照(第13回) [連載詩] 第10回 ・最果タヒ キャラクターの血のみずうみに、ぼくの瞳が映ってる――HUNTER × HUNTER詩集 [紙の話] 第13回 ・佐々木暁 +「スピン」編集部 「スピン」本文用紙の話 [詩歌の話/詩歌の楽園 地獄の詩歌] 第13回 ・渡辺祐真 詩を読む体験の果てにはなにがあるのか 〜『陰翳礼讃』を詩として読む〜 [本の話] 第13回 ・青柳菜摘 水になれ、本 [連載書評/絶版本書店 手に入りにくいけどすごい本] ・荒川洋治 全域を照らす ・池田真紀子 翻訳書の絶版サイクルは速いから ・荻堂顕 「物語」を読む醍醐味 [連載エッセイ/書を買おう、街へ出よう。] 第13回 ・斉藤壮馬 「スリー・マンセル」 [紙のなまえ] 雑誌 A5 ● 160ページ 発売日:2025.09.26