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背表紙の社会学 / 水無田気流
¥1,980
SOLD OUT
〈版元ウェブサイトより〉 本の背表紙をながめれば、あなたの暮らす社会が見えてくる すべての本には意味がある。ジェンダー、セクシュアリティ、身体、高齢化、家族、犯罪、人種、移民、階級、不平等、貧困、ケア、労働、政治、メディア、コミュニケーション、教育、宗教、都市、消費など、あらゆるテーマが「刻印」された本を「解剖」し、その「心臓」部分を取り出す。詩人でもあり社会学者でもある著者とともに、勇気のまなざしで、忘れていた希望や理想を取り戻すためのヒントを探す。 1,980円(本体1,800円) 発売日2020年11月25日 ISBN978-4-7917-7324-4 [著者]水無田気流(みなした・きりう) 1970年神奈川県生まれ。詩人、社会学者。早稲田大学大学院社会科学研究科博士後期課程単位取得満期退学。現在、國學院大學経済学部教授。詩集『音速平和』(思潮社)で中原中也賞を、『Z境』(思潮社)で晩翠賞をそれぞれ受賞。その他の主な著書に『「居場所」のない男、「時間」がない女』(ちくま文庫)、『シングルマザーの貧困』(光文社新書)、『無頼化した女たち』(亜紀書房)などがある。
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校正・校閲11の現場 こんなふうに読んでいる / 牟田都子
¥2,200
〈以下、版元ウェブサイトより〉 言葉のあるところには、すべて校正がある。 世の中には様々な校正・校閲の現場があるはずなのに、現場に関わる人以外にはなかなか中が見えづらい。本書は、校正者の牟田都子さんが11箇所の校正・校閲の現場で働く方々に取材をした対談集です。 マンガ、レシピ、テレビ、辞書、ウェブ、法律書、スクール、地図、新聞、商業印刷物、雑誌、それぞれの現場における特徴や進行の仕方、仕事の醍醐味や難しさを伺い、その現場特有の仕事道具や、どのような経緯で今の仕事に就いたのかなども教えていただきました。 校正・校閲に興味のある方、言葉そのものに関心のある方にぜひ手にしていただきたい内容です。
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探していたのはどこにでもある小さな一つの言葉だった / 若松英輔
¥1,760
〈以下、版元ウェブサイトより〉 【日本経済新聞で話題の連載「言葉のちから」書籍化】 〈お金では買えない「人生の富」はどこにある?〉 NHK「100分de名著」でお馴染みの批評家が、「手放す」「信じる」「応答する」「聞く」「読む」「書く」などの小さな言葉から、深く生きるためのヒントを照らすエッセイ集。 ********** 解答を多く持つ人は、世のなかで華々しく活躍するかもしれない。 しかし私は、存在の深部で人生の問いに応答し続ける人たちにも出会ってきた。 そうした人たちと言葉を交わすたび、財産とはまったく異なる人生の富と呼びたくなるようなものを受け取る。(本文より) ********** 【目次】 この本の用い方―はじめに 1.失われた物語性を求めて……新美南吉 2.老いて増す能力……永瀬清子「第三の眼」 3.花について……岡倉天心『茶の本』 4.読書家・購書家・蔵書家……井筒俊彦とボルヘス 5.伝統と因習について……池田晶子の教え 6.話す・書く・聞く……金子大栄「対応の世界」 7.信念について……小林秀雄・論語・坂村真民 8.かなしみとは……鈴木大拙『無心ということ』 9.良知とは何か……王陽明の教え 10.偶然と運命について……九鬼周造の思索 11.人生の問い……C・S・ルイス『悲しみをみつめて』 12.言葉を練磨する……マラルメ「詩の危機」 13.本との出会い……石垣りんの詩と随筆 14.たった一つの言葉……サン=テグジュペリと須賀敦子 15.研究・調査・読書……井筒俊彦の創造的「誤読」 16.意志について……フィヒテ『人間の使命』 17.画家の原点……中川一政『画にもかけない』 18.写生について……正岡子規から島木赤彦へ 19.創造的に聞く……ミヒャエル・エンデ『モモ』 20.抽象と具象について……道元『正法眼蔵』 21.読むことの深み……ドストエフスキーをめぐって 22.想像力について……三木清『構想力の論理』 23.好奇心について……アーレントとモーム 24.手放すとは……『ゲド戦記』と美智子さまの詩 25.深秘とは……リルケと原民喜 おわりに ブックリスト ********** 【著】若松 英輔 【画】西 淑 価格 1,760円(税込) 発売日 2024年9月26日 判型 四六判 製本 上製 頁数 164頁+カラー12頁 ISBN 978-4-7505-1857-2
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自分の人生に出会うために必要ないくつかのこと / 若松英輔
¥1,760
〈以下、版元ウェブサイトより〉 〈日経新聞で話題の連載「言葉のちから」待望の書籍化〉 古今東西の名著の中には、生きるための知恵、働くうえでのヒントが詰まっている。 NHK「100分de名著」でお馴染みの批評家による、自分の本当のおもいを見つけるための言葉。 ********** 【目次】 この本の用い方……はじめに 1.言葉の重みを感じとる……神谷美恵子『生きがいについて』 2.事実と真実を感じわける……遠藤周作『イエスの生涯』『深い河』 3.沈黙の世界、沈黙のちから……武者小路実篤「沈黙の世界」 4.世界と向き合うための三つのおきて……柳宗悦「茶道を想う」とノヴァーリス「花粉」 5.叡知を宿した人々……ユングとメーテルリンク 6.語られざるおもい……司馬遼太郎と太宰治 7.美とは己に出会う扉である……岡本太郎のピカソ論 8.書くとは時に止まれと呼びかけることである……夏目漱石と鷲巣繁男 9.心だけでなく、情[こころ]を生きる……ピカート『沈黙の世界』 10.人生のモチーフ……小林秀雄『近代絵画』 11.書くとはおもいを手放すことである……高村光太郎と内村鑑三 12.人生はその人の前にだけ開かれた一すじの道である……アラン『幸福論』 13.経験とは自己に出会い直すことである……ヴェーユ『重力と恩寵』 14.ほんとうの私であるための根本原理……志村ふくみ『一色一生』 15.思考の力から思索のちからへ……ショーペンハウアーの読書論 16.観るとは観えつつあることである……今西錦司の自然観 17.本質を問う生き方……辰巳芳子さんとの対話と『二宮翁夜話』 18.ことばは発せられた場所に届く……河合隼雄と貝塚茂樹 19.賢者のあやまり……湯川秀樹『天才の世界』 20.三つの「しるし」を感じとる……吉田兼好『徒然草』 21.力の世界から、ちからの世界へ……吉本隆明『詩とはなにか』 22.書くことによって人は己れに出会う……ヴァレリーの『文学論』 23.念いを深める……ティク・ナット・ハン『沈黙』 24.運命に出会うために考えを「白く」する……高田博厚とロマン・ロラン 25.着手するという最大の困難……カール・ヒルティ『幸福論』 26.語り得ないこと……リルケ『若き詩人への手紙』 27.沈黙の意味……師・井上洋治と良寛 あとがき ブックリスト ********** 【著】若松 英輔 【画】西 淑 価格 1,760円(税込) 発売日 2024年4月22日 判型 四六判 製本 上製 頁数 184頁+カラー口絵12頁 ISBN 978-4-7505-1832-9
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小説にできること / 藤谷治
¥880
〈以下、版元ウェブサイトより〉 「本書で、小説の無限の可能性を知りました」三宅香帆氏推薦 小説がなぜ書かれ、読まれるのか。小説は他にない特異な表現形式だ。 小説好きも、そうでない人にも知ってほしい小説の計り知れない可能性について紹介する。 【書誌情報】 定価 880円(10%税込) ISBN 978-4-480-68494-3 刊行日 2024/10/08 判型 新書判 ページ数 176頁
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いろいろな本屋のかたち
¥1,650
〈以下、本のすみかさまウェブサイトより〉 移動型・イベント・オンライン・間借り・シェア型書店・他業種の店舗内・山の上など多種多様なかたちで本を売る「いろいろな本屋」の活動について、8名の本屋店主の方々に執筆いただき、まとめた本です。 参加本屋:くらしの本 ponte、ブックスタンドYori、Books移動祝祭日、クマヒコ書房、KAZENONE BOOK、杣Books、すなば書房、いどうほんやKOKO、本のすみか 発行:本のすみか ページ数:128 判型:B6判 発行年月日:2024年11月1日 初版
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本屋で待つ / 佐藤友則・島田潤一郎
¥1,760
広島県庄原市の書店「ウィー東城店」の佐藤友則さん。夏葉社の島田潤一郎さんが聞き手となって、経営の立て直しから、待ち人との関係性、そしてこれからの未来を担う若者との関わりまで、ウィー東城店のこれまでの歩みが綴られていきます。地域にある小売店の役割や、実店舗ならではのお客さんとの関わり合いが生む、愛しい出来事の数々。装画・挿画を手がけた、ひうち棚さんの絵もあいまって、やさしいぬくもりを感じる一冊です。 【書誌情報】 『本屋で待つ』 著者:佐藤友則、島田潤一郎 装丁;櫻井久、鈴木香代子(櫻井事務所) 価格:1600円+税 版型:四六判変形/ハードカバー 頁数:298頁 ISBN 978-4-904816-43-1 C0095
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絵本のなかへ帰る / 髙村志保
¥1,760
SOLD OUT
〈以下、版元ウェブサイトより〉 髙村さんは長野県茅野市にある書店「今井書店」の店主。 書店の創業者である父が読んでくれたたくさんの絵本。 髙村さんはその絵本の魅力を1冊1冊紹介しながら、 過ぎ去った昔に思いを馳せます。 初めて出会った絵本のこと。 子育てに苦しんだとき、息子に読んだ絵本のこと。 いまは亡き人と話し合った大切な絵本のこと。 この本を読むと、なにより絵本を読みたくなります。 「完全版」と銘打っていますのは、以前、1500部限定で、 弊社の別レーベル(岬書店)よりこの本を刊行したことがあるからです。 今回はそのオリジナルの『絵本のなかへ帰る』に ・さいごのゆうれい ・鈴狐騒動変化城 ・オイモはときどきいなくなる ・子どもに語るアジアの昔話 の4編を追加いたしました。 どれもすばらしいエッセイです。 【書誌情報】 定価 1600円 刊行日 2022年12月25日 ISBN 9784904816424
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冬の本 / 青山南ほか
¥1,870
冬に読んだ本や、冬になったら思い出す本。冬に出会った本や、冬のような本。冬と一冊の本をめぐる書き下ろしエッセイ集。 執筆者一覧 青山南、秋葉直哉、淺野卓夫、天野祐吉、安西水丸、いがらしみきお、池内紀、池内了、石川美南、井嶋ナギ、伊藤比呂美、伊藤礼、井上理津子、岩瀬成子、上原隆、宇田智子、内堀弘、大竹昭子、大竹聡、大谷能生、岡尾美代子、岡崎武志、荻原魚雷、角田光代、片岡義男、木内昇、北澤夏音、北沢街子、北村薫、北村知之、久住昌之、小林エリカ、越川道夫、小西康陽、近藤雄生、佐伯一麦、柴田元幸、杉江由次、杉田比呂美、鈴木慶一、鈴木卓爾、鈴木理策、曽我部恵一、高橋靖子、高山なおみ、田口史人、竹熊健太郎、武田花、田尻久子、田中美穂、丹治史彦、友部正人、直枝政広、長崎訓子、名久井直子、能町みね子、橋口幸子、蜂飼耳、服部文祥、浜田真理子、早川義夫、平田俊子、平松洋子、文月悠光、穂村弘、堀込高樹、堀部篤史、ホンマタカシ、前野健太、万城目学、又吉直樹、松浦寿輝、町田康、南博、森山裕之、安田謙一、柳下美恵、山崎ナオコーラ、山下賢二、山田太一、山本善行、吉澤美香、吉田篤弘、吉本由美 【書誌情報】 装丁 和田誠 定価 1700円 + 税 刊行日 2012年12月20日 ISBN 9784904816073 仕様 四六判変形 上製 200頁
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小さな泊まれる出版社 / 真鶴出版
¥2,860
神奈川県の足柄下郡にある真鶴町。真鶴出版は情報を発信しながら、訪れた人を宿へ受け入れる「泊まれる出版社」を営んでいます。本書では、2017年1月から始まった「真鶴出版2号店」をつくる物語が中心に綴られています。予算やスケジュールなどのリアルな情報も織り交ぜてあり、仕事づくり・場所づくりを学ぶ人にとっては参考になる一冊です。 【書誌情報】 体裁:A5変形 ページ数:176ページ
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100万回死んだねこ 覚え違いタイトル集 / 福井県立図書館
¥825
本の正確なタイトルは、なかなか覚えづらいもの。そしてうっかり間違って覚えたタイトルを文字通りに想像してみたら、とんでもなくシュールでおもしろすぎる事態になっていることもしばしば。 そんな図書館利用者さんの「覚え違いタイトル」の実例を集め、HPで公開しているのが、福井県立図書館の「覚え違いタイトル集」。 本書は、そのなかから秀逸な「覚え違いタイトル」を厳選し、「覚え違い」を文字通りに表したイラストを添付。そしてページをめくれば「正しい書誌情報」と「司書さんによるレファレンス」が現れて……という仕掛けになっています。 読者のみなさんはきっと、利用者さんの覚え違いに爆笑し、司書さんの検索能力に驚嘆することになるでしょう。 クイズ感覚でも楽しめる、公共図書館が贈る空前絶後のエンターテイメント、ぜひご堪能ください! * * * [もくじ] ○はじめに 「覚え違いタイトル集」、始めました ○厳選! 覚え違いタイトル集 ○そもそもレファレンスって? 司書の仕事って? ○おわりに みんなの図書館 * * * 著・編:福井県立図書館 イラスト:多田玲子 装丁+本文デザイン:大島依提亜 発売日 2021年10月20日 価格 定価:1,320円(本体1,200円) ISBN 978-4-06-525892-7 判型 四六 ページ数 192ページ
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tupera tuperaのアイデアポケット / tupera tupera
¥1,760
アポ〜〜〜、こんなふうに絵本つくるの? 75の工夫と発想で、仕事も生活もユーモアあふれる日々に! 「主人公」「うんこ」「プレゼント」「おにぎり」「鉛筆」・・・アポ(アイデアポケット)さんがくりだす75のキーワードを入り口に、大人気クリエイティブユニットが創作のコツをたっぷり語ります。tupera tupera初の読みもの! 中川 すごく良いアイデアが出た時も、アイデアのタネ(ネタ)を一旦ポケットに入れておきます。 亀山 ポケットからすぐ取り出すタネもあれば、ガサゴソ探している時に、ぽろっと出てくるタネもある。 二人 何かを考える際のタネや、毎日がちょっとおもしろくなるヒントに! 〈目次〉 はじめに 1 絵本をつくろう――アイデア・本の知識・テクニック 2 仕事であそぶ 3 工作のコツ 4 参加が楽しくなる――ワークショップ・展覧会 5 日常にアクセント おわりに 【書誌情報】 定価:1,600 円+税 判型:A6判並製 頁数:320 ページ 発刊:2024年10月24日 ISBN:9784911226100 装丁:寄藤文平+垣内晴(文平銀座)
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書物とデザイン / 松田行正
¥4,620
かたい書物からやわらかい本へ。 文字が発生した紀元前から活版印刷、写植を経てDTPに至る現在まで、古今東西の長大な歴史を網羅。 50年以上グラフィック・デザインに携わってきた松田行正の集大成にして、「書物とデザイン」の歴史を追う決定版! かつて人の手によって写され、豪華に装飾され、堅牢な表紙を持った「書物」は、いかにして軽く、カラフルで遊びに満ちた現代の「本」となったのか。 文字の発生から、なぜ冊子の形になったのか、現代の本や文章にも影響する書式が生まれた経緯や、アラビア文化が及ぼした影響の大きさ、日本や中国の書物や紙、音読から黙読への移行、印刷術や書物の小型化の歴史など、字体にまつわるエピソードなど、古今東西の話題をあまねく網羅し、2000年以上の歴史を展開。 さらに、紙の誕生や、著作におなじみの小口印刷の秘密、書式についてのこぼれ話など読みどころ満載のコラム、現場を目の当たりにしていた著者だからこそ語れる、活版印刷・写植、DTPへと至る「印刷技術の発展とデザイン」、古代から現代まで為政者やイデオロギーによって書物や本が燃やされていた歴史をまとめた「焚書史」など、付録も充実。 遊びと冒険に満ちた「書物とデザイン」の歴史を一望できる、永久保存版! (版元ウェブサイトより) 【書誌情報】 定価:4,620 円(税込) 刊行日:2024年09月30日 判型/ページ数:四六判 並製 464ページ ISBN:978-4-86528-429-4 装幀・装画:松田行正
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積ん読の本 / 石井千湖
¥1,694
本を読むよりも買うスピードが上回ったまさにその瞬間から「積ん読」は始まる。部屋の片隅に、1冊、また1冊と積み上げられる「積ん読」の山を見て、人は焦り、罪の意識を覚え、自嘲するのだ。 そもそも「積ん読」とはなにか。その言葉の歴史は意外にも古く、明治時代にまで遡る。100年以上に渡って受け継がれてきた日本の読書家たちの「伝統芸」は、今や「TSUNDOKU」として世界の共通語ともなった。 そんな「積ん読」の本質に迫るべく、ブックレビュアーの石井千湖が、斯界の本読み12人の「積ん読」事情を探るインタビュー取材を敢行。ある者は「積ん読」こそが出版界を救うものだと熱く語り、またある者は「積ん読」にこそ書物の真の価値があるのだと断言する。 写真に収められた圧巻の「積ん読」の山と、「積ん読」を語るその言葉を一読いただき、読書家諸氏におかれては、ほっとするなり、笑うなり、共感するなり、感心するなり、呆れるなりしていただきたい。 【書誌情報】 発売日:2024年10月01日 定価:1,540円+税 判型:A5 ISBN:978-4-391-16283-7 ページ数:144
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本は読めないものだから心配するな / 管啓次郎
¥990
古今東西の本を紹介する本であり、読書という行為をめぐる思索の本であり、世界のさまざまな文化に触れる本である。読み終わると、たくさんの文字を食べるようにして読む「読書」という人間の行為の不思議さのようなものにも思い至る。「本は読めないものだから心配するな」というタイトルは、印象的であり、かつ多くの読者をどこか安心させる。この世界に本は膨大にあるが、1冊の本でさえも「読めた」といえるのか。だいたいの人はそんな思いを抱えているだろう。そこに訴えたのか、単行本の刊行時は書評も多く出て、青山ブックセンターのような書店でよく売れた。文庫化にあたっては、新たに「文庫版あとがき」を付す。 (版元ウェブサイトより) 【書誌情報】 定価:990円(10%税込) ISBN:978-4-480-43766-2 刊行日:2021/09/09 判型:文庫判 ページ数:304頁 【著者プロフィール】 管啓次郎( すが・けいじろう ) 1958年生まれ。詩人、明治大学教授。詩集に『数と夕方』(左右社)『犬探し/犬のパピルス』(Tombac)ほか。著書に『コロンブスの犬』(河出文庫)、『コヨーテ読書』(青土社)、『オムニフォン』(岩波書店)、『ストレンジオグラフィ』(左右社)など。パティ・スミス『M トレイン』(河出書房新社)、グリッサン『第四世紀』(インスクリプト)、サン=テグジュペリ『星の王子さま』(角川文庫)はじめ訳書多数。2011年、『斜線の旅』により読売文学賞(随筆・紀行賞)受賞。
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本屋さんで待ちあわせ / 三浦しをん
¥748
本は、ここではないどこかへ通じる道である── 読書への愛がほとばしる三浦しをんの書評とそのほか。人気作家の情熱的ブックガイド! (版元ウェブサイトより) 【書誌情報】 著者:三浦しをん 出版年月日:2019/02/07 ISBN:9784479307419 判型・ページ数:文庫 ・ 256ページ 定価:748円(本体680円+税)
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山の本棚 / 池内紀
¥1,980
SOLD OUT
古今東西、山と人、自然から生まれた言葉の森を、池内紀と歩く。 山岳関連書だけでなく、その選書はエッセイ、詩集、民俗学、小説、図鑑、技術書など多種多様。 ドイツ文学者にてエッセイイストであり、登山、散歩、旅を愛した池内紀が描く「山」の本の世界。 (版元ウェブサイトより) 【書誌情報】 著者:池内 紀 発売日:2023.06.19発売 販売価格:1,980円(本体1,800円+税10%) ISBN:9784635172127 ページ数:472
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なぜ働いていると本が読めなくなるのか / 三宅香帆
¥1,100
SOLD OUT
「大人になってから、読書を楽しめなくなった」「仕事に追われて、趣味が楽しめない」「疲れていると、スマホを見て時間をつぶしてしまう」……そのような悩みを抱えている人は少なくないのではないか。「仕事と趣味が両立できない」という苦しみは、いかにして生まれたのか。 自らも兼業での執筆活動をおこなってきた著者が、労働と読書の歴史をひもとき、日本人の「仕事と読書」のあり方の変遷を辿る。そこから明らかになる、日本の労働の問題点とは? すべての本好き・趣味人に向けた渾身の作。 (版元ウェブサイトより) 【書誌情報】 2024年4月17日発売 価格:1,100円(税込) 新書判/288ページ ISBN:978-4-08-721312-6
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星に絵本を繋ぐ / 井上奈奈
¥2,200
(以下、版元ウェブサイトより) ドイツ・ライプチヒにて開催された「世界で最も美しい本コンクール2018」で銀賞を受賞した『くままでのおさらい(特装版)』など芸術性の高い絵本を創作し続ける作家・井上奈奈が書き下ろす、「絵本」以外では初となる著書! 本書は絵本を作るという行為が繋いでくれた「世界」についての話であり、 「美しさ」についての話であり、 「絵本を作ってみませんか」というお誘いの本でもあります。 (「はじめに」より) これまで制作してきた絵本の制作ストーリーや細かな拘りポイントを紹介する1章「作品集」、井上さんの普段の絵本の作り方・考え方を工程ごとに丁寧に文章化した2章「絵本を作るときに大切にしている10のこと」、井上さんが講師を務めるワークショップを追体験できる3章「絵本創作ワークショップ」。どれも読み応えのある3章構成です。 多くの美しい絵本を作り出してきた井上さんの創作方法は、はっとするような発見や驚きに満ち満ちています。絵本を作ってみたいという方はもちろん、すべての作り手に読んでいただきたい、創作意欲を掻き立てる一冊です。 【書誌情報】 著:井上奈奈 価格:¥2200(本体¥2000+税) 仕様:A5判変形/144ページ/カガリ上製/オールカラー ISBN:978-4-8441-3780-1
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えほん思考 / 菊池良
¥1,870
(以下、版元ウェブサイトより) ベストセラー『もしそば』の菊池良が案内する、大人のための絵本の世界。古今東西の名作絵本から、暮らしを豊かに、ビジネスを楽しくする26の思考術・発想法を抽出。大事なことはぜんぶ絵本にかいてある! 【書誌情報】 菊池良 著 四六判並製 218頁 定価:1,870円(本体1,700円) 978-4-7949-7429-7
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読書は鼻歌くらいでちょうどいい / 大島梢絵
¥1,540
年間およそ150冊を読破し、SNSでの読書記録が話題の大島梢絵さん。 「本はもっと気軽に読んでほしい」という思いから、自身の読書スタイルについて綴られています。 本と仲よくなりたいあなたに、ぜひお手にとっていただきたい一冊です。 【書誌情報】 著者:大島 梢絵(著) 定価:1540円(10%税込み) ISBN 9784777830657 単行本(ソフトカバー) 本文144ページ 2024年5月10日初版発行
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書店員は見た!/ 森田めぐみ
¥1,650
SOLD OUT
現役書店員さんが綴る本屋さんでの小さな物語。 笑えます、泣けます、本屋に行きたくなります! 絶対はずさないおすすめ本紹介も。 (版元ウェブサイトより) 【書誌情報】 著者:森田 めぐみ 出版年月日:2024/05/23 ISBN:9784479394310 判型・ページ数:四六 ・ 224ページ 定価 :1,650円(本体1,500円+税)
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ぼうけん図書館 エルマーとゆく100冊の冒険
¥2,200
最近「ぼうけん」してる? 思わず答えにつまったあなたに、この本を贈ります。 立川のPLAY! MUSEUMで開かれた「エルマーのぼうけん」展で、冒険をめぐるたくさんの本を集めて「ぼうけん図書館」をつくったら、大人から子どもまでが夢中になる、大人気のコーナーとなりました。そこで、ぼうけんが大好きなエルマーの力を借りて、もっとぼうけんしようよ! そう呼びかける本をつくりました。 心躍る冒険、ちょっぴりせつない冒険、汗だくの冒険、じっと考える冒険、特別な冒険、日常を生きるという冒険。物語のなかで主人公たちは、その冒険が大きくても小さくても、うまくいってもいかなくても、それぞれのやり方で自分の世界を広げていきます。勇気をもらい、元気をもらえる「冒険」をキーワードに、絵本、童話、児童文学から一生ものの100冊を集めました。 子どもと、かつて子どもだったすべての人たちへ、あなたのなかの冒険心をやさしく、ときどきはげしく揺さぶる「冒険」をエルマーと一緒に見つけに行きませんか。 (版元ウェブサイト) 【書誌情報】 2024年5月22日発売予定 定価:税込2,200円(本体2,000円) 編著:永岡綾 ブックデザイン:有山達也 イラストレーション:ルース・クリスマン・ガネット 書籍撮影:野村知也 編集補佐:岸田安見、大内花梨(ブルーシープ) 印刷・製本:シナノパブリッシング 仕様:A5、256ページ、並製 ISBN:978-4-908356-56-8
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文庫本は何冊積んだら倒れるか / 堀井憲一郎
¥1,760
「そんなこと調べてどうするの?」といった本にまつわる役に立たないことをゆるーく調査した一冊。 【書誌情報】 ■四六判並製 ■272ページ ■978-4-86011-434-3 〔目次 調べたこと〕 ●文庫本は何冊積んだら倒れるか ●『坊っちゃん』のしおりは何Pに挟まっているか ●ハヤカワ文庫と講談社文庫のすきまに住めるのは何か ●いろんな文庫本をハダカにしてみた ●うろおぼえのベスト10 ●川端さんの文庫解説を奮発したのはだれか ●文庫カバーの長さは一尺三寸である ●未読の悪魔はどれくらいで取り憑くか ●小説をめちゃ速読してみる ●50年前のSFベスト10を途中まで読む ●新潮文庫15年の作家の違いを眺める ●必殺ホリイの文庫棚歩数測り! ●『吾輩は猫である』を注だけで読む! ●文庫の解説はいつ読むのか ●サガンさんは今どうしているのか ●人は一年に何冊本を読むのか ●文庫を左手だけで読んでみる ●文庫本のてっぺんから背表紙の一番上の文字までを測ってみる ●筒井康隆文庫の古書価を調べてみる ●岩波文庫の緑メンバーの生年を調べてみる ●岩波文庫〔緑〕の欠番を調べてみる ●ノーベル文学賞作家をどれくらい読んだか ●昔の小説の横文字を調べてみる ●海外古典名作の書き出しを調べてみる ●名文をパソコンで書き写してみる ●名作の段落を数えてみる ●名作をどこまで嚙まずに音読できるか ●新旧ボヴァリー夫人の変化を追う ●ノーベル文学賞の高齢受賞者を調べてみる ●詩人はどれだけ文庫に入っているか ●本屋大賞受賞作は100gいくらか ●小説家は何歳くらいまで生きていたのか ●作家の名前はどの文字から始まるのが多いか ●講談社現代新書で生年を明かしていないのは誰か ●『我が心は石にあらず』に書き込まれた難読漢字印 ●100年で漢字率はどう変わったか ●芥川龍之介賞は何色がよく取っているのか ●タイトルと印象の違う小説を読んでみる ●ドストエフスキーの値段を調べてみる ●『細雪』を副音声解説付きで読む ●英米日姉妹物語を読んでみる ●70年代京都の書店を懐かしむ ●名作文庫の上下巻の部数を比べてみる ●長い名作文庫の各巻の部数を比べてみる ●『流転の海シリーズ』で死んだ人を数える ●名前が覚えられない『悪霊』の登場人物 ●週刊少年ジャンプで打ち切られた漫画を顧みる ●新書のタイトルの長さを調べてみる ●ジャンバルジャンはどれぐらい出てこないか ●続・ジャンバルジャンはどれぐらい出てこないか