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5月の本
¥3,080
〈以下、版元ウェブサイトより〉 時代も場所もまったく異なる文学作品たちをつなぐテーマは〈12か月〉―― 12か月のうちの〈5月〉をテーマに古今東西の小説・詩歌・随筆を集めたアンソロジー。 四季をあじわい、あの作品といま同じ季節を生きるよろこびをつくる本。シリーズ全12巻。 装丁:岡本洋平(岡本デザイン室) __ 〈目次〉 五月(尾形亀之助) アスパラガスの記憶(須賀敦子) 寺町(岩本素白) あいびき(堀辰雄) 美神(三島由紀夫) 五月の唯物観(寺田寅彦) 若葉(鏑木清方) 太陽の中の女 ブルジョワの散歩(マッシモ・ボンテンペㇽリ/岩崎純孝訳) 壁の中の風景(小山いと子) 五月の人ごみ(谷川俊太郎) 夢(三橋一夫) 五月の鰹(吉田健一) 入梅(久坂葉子) 五月雨(吉江喬松) 詩篇(萩原朔太郎) 雲雀料理 掌上の種 干からびた犯罪 五月の貴公子 五月の死びと 金魚(鈴木三重吉) 馬と私(吉屋信子) 日記帳(江戸川乱歩) 栗の花(岡本綺堂) 詩篇(村山槐多) 五月短章 血に染みて お富の貞操(芥川龍之介) 五月の庭(野上弥生子) 笑うでぶ(スワヴォーミル・ムロージェック/沼野充義訳) 五月の幻(川端康成) この道(石垣りん) 一と踊(宇野浩二) 最初の舞踏会(レオノーラ・カリントン/澁澤龍彦訳) こおろぎ嬢(尾崎翠) 跋 空の五月(西崎憲) __ 発売日 2025/03/17 判型 B6変型判 ISBN 978-4-336-07738-7 ページ数 296 頁 Cコード 0090 定価 3,080円 (本体価格2,800円)
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選んで、語って、読書会〈1〉
¥880
〈以下、版元ウェブサイトより〉 誰もが一度は人生のなかで、忘れられない作品と出会ったことがあるのではないでしょうか。アンソロジーには、誰かが長い時間をかけてそれらをあつめた宝箱を見せてもらうような愉しみがあります。当代きっての読書家である作家三人が、お互いの“とっておき”をひとつずつ見せあいながら編まれたアンソロジー。きっとあなたにとっても宝石のごとき一編と出会えるはずです。 □目次 「括弧の恋」井上ひさし 「秘嶺女人綺談 付・私的探偵小説感」高村信太郎 「十二月の窓辺」津村記久子 「青塚氏の話」谷崎潤一郎 「さようなら、ハーマン」ジョン・オハラ/浅倉久志訳 「梅の家の笑子姐さん」柳家小三治 「北条義時──はじめは駄馬のごとく」永井路子 「閃くスパイク」フランク・オルーク/稲葉明雄訳 「同じ夜空を見上げて」三崎亜記 「選んで、語って、読書会1」(※編者三人の座談会) 有栖川有栖/北村薫/宮部みゆき 編 判型:文庫判 ページ数:318ページ 初版:2025年3月28日 ISBN:978-4-488-40064-4 装画:大野隆司 装幀:東京創元社装幀室
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選んで、語って、読書会〈2〉
¥880
〈以下、版元ウェブサイトより〉 本を読むとき、私たちはひとりきりです。けれども、本の向こうにはそれを書いた誰かがいて、同じその本を読んだ誰かもきっといます。一冊の本がひととひとを繋ぎ、さらに別の本にも繋がっていく面白さ。当代きっての読書家三人によって編まれたこのアンソロジーは、巻末に編者らによる読書会も収められています。ひとりではないからこそ豊かにひろがる読書の喜びを、あなたにも。 □目次 「二〇〇二年十月十七日(木)」宮沢章夫 「パニック」安部公房 「檜山騒動」海音寺潮五郎 「低空飛行」多島斗志之 「麻畑の一夜」岡本綺堂 「革鞄の怪」泉鏡花 「喋る男」小泉吉宏 「塔」夕木春央 「ハードシェル」ディーン・R・クーンツ/大久保寛訳 「選んで、語って、読書会2」(※編者三人の座談会) 有栖川有栖/北村薫/宮部みゆき 編 判型:文庫判 ページ数:334ページ 初版:2025年3月28日 ISBN:978-4-488-40065-1 装画:大野隆司 装幀:東京創元社装幀室
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嘘があふれた世界で
¥737
〈以下、版元ウェブサイトより〉 これが当たり前になった時代で、あなたならどう生きる? 信者に人生を壊されたVtuber、バズって神格化された女子高生、呪いのアプリの謎に迫る調査員、未だに動く亡き夫のアカウント。それぞれの物語に隠された、生きていくための秘密と嘘。ベストセラー『世界でいちばん透きとおった物語』のスピンオフも収録した、新進気鋭の最注目作家7名による“今”を切り取るアンソロジー。 〈参加作家〉*順不同・敬称略 浅倉秋成、大前粟生 、新名智 、結城真一郎 、佐原ひかり 、石田夏穂 、杉井光 判型 新潮文庫 頁数 320ページ ISBN 978-4-10-180282-4
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6月の本
¥3,080
〈以下、版元ウェブサイトより〉 時代も場所もまったく異なる文学作品たちをつなぐテーマは〈12か月〉―― 12か月のうちの〈6月〉をテーマに古今東西の小説・詩歌・随筆を集めたアンソロジー。 四季をあじわい、あの作品といま同じ季節を生きるよろこびをつくる本。シリーズ全12巻。 装丁:岡本洋平(岡本デザイン室) ———— 〈目次〉 雨後(堀辰雄) 恐怖(谷崎潤一郎) 縦むすびのほどきかた(西崎憲) 詩篇(北園克衛) 夏の室 赤い縞のあるバラッド 棒(安部公房) ワシントン将軍の黒人従者 伝記的素描(マーク・トウェイン/柴田元幸訳) 可愛い山(石川欣一) 霧を消す話(中谷宇吉郎) 六月(茨木のり子) 山の中の村(フーゴー・フォン・ホーフマンスタール/小堀桂一郎訳) 一つの出来事(宮本百合子) 入露記(二葉亭四迷) ポーランドの春(ヴワディスワフ・レイモント/金子佳代訳) 小町の芍薬(岡本かの子) 紫陽花(泉鏡花) 物語(アルチュール・ランボー/中原中也訳) 真夜中の校庭(M・R・ジェイムズ/紀田順一郎訳) 恐怖の窓(遠藤周作) 歪んだ窓(山川方夫) 司書の死(中野重治) 六月の花(北原白秋) 蟹(岡本綺堂) 無題(石垣りん) 詩「嵐の夜空」〔尾崎翠〕 初姉 嫁ぐ(石井桃子) お隣同士(シャルル=ルイ・フィリップ/山田稔訳) 跋 六月という気分(西崎憲) ——— 発売日 2025/03/25 判型 B6変型判 ISBN 978-4-336-07739-4 ページ数 280 頁 Cコード 0090 定価 3,080円 (本体価格2,800円)
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4月の本
¥3,080
〈以下、版元ウェブサイトより〉 時代も場所もまったく異なる文学作品たちをつなぐテーマは〈12か月〉―― 12か月のうちの〈4月〉をテーマに古今東西の小説・詩歌・随筆を集めたアンソロジー。 四季をあじわい、あの作品といま同じ季節を生きるよろこびをつくる本。シリーズ全12巻。 装丁:岡本洋平(岡本デザイン室) __ 〈目次〉 春昼(太宰治) 四月(北川冬彦) 四月の蕾(獅子文六) 鷗外先生の墓に詣づるの記(日夏耿之介) 春日遅々(堀辰雄) 牧神の春(中井英夫) 四月短章(村山槐多) 褪春記(鏑木清方) 四月馬鹿(渡辺温) イギリスの春と春の詩(吉田健一〕 死人の埋葬〔「荒地」より〕(T・S・エリオット/吉田健一訳) 美しい墓地からの眺め(尾崎一雄) 山男の四月(宮沢賢治) かたくり(水野葉舟) ギャロッピング・フォックスリー(ロアルド・ダール/田口俊樹訳) 四月(ギュスターヴ・カーン/永井荷風訳) 春雪(久生十蘭) まどわしの四月(片山廣子) 若菜のうち(泉鏡花) 博士の目(山川方夫) 桜の森の満開の下(坂口安吾) 跋 四月はかならずやってくる(西崎憲) __ 発売日 2025/03/10 判型 B6変型判 ISBN 978-4-336-07737-0 ページ数 296 頁 Cコード 0090 定価 3,080円 (本体価格2,800円)
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みんなどうやって書いてるの?10代からの文章レッスン / 小沼理ほか
¥1,562
自分らしい表現とは?上手に伝えるコツ、正確な記述とは…「書く」ことの第一線に立つ15人が、その考えと方法、喜びや苦しみを綴る。これから筆をとる人も、書きあぐねている人にも。 自分に合った言葉を見つけるには? 上手に伝えるコツ、正確な記述、あるいは日々の体験を、 感じた瞬間のままに描写するにはどうすればいいか.....いま「書く」ことの第一線に立つ15人が、それぞれの考えと方法、喜びや苦しみを綴る。これから筆をとる人も、書きあぐねている人にも、その背を支えるアンソロジー集。 【書誌情報】 単行本 46 ● 236ページ ISBN:978-4-309-61767-1 ● Cコード:0395 発売日:2024.09.26
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月のうた / 左右社
¥2,200
月を見つけて月いいよねと君が言う ぼくはこっちだからじゃあまたね――永井祐 どこから開いても〈月〉がみつかる、はじめて短歌に触れるひとにむけた、とっておきの100首を集めました。 夜をみあげれば、ほそい月、まるい月、あかるい月、みえない月、おおきな月、とおい月、つめたい月、もえる月……うつろう月のもとに100人の歌人がうたった、わたしだけの月のうた。 巻末には、収録歌の著者紹介と出典リストを収録。 この一冊から、お気に入りの歌人を見つけてみてください。 【収録歌人一覧】 相川弘道/相田奈緒/我妻俊樹/左沢森/阿波野巧也/石井僚一/石川美南/伊藤紺/井上法子/今橋愛/魚村晋太郎/内山晶太/宇都宮敦/上澄眠/逢坂みずき/大滝和子/大森静佳/岡野大嗣/岡本真帆/荻原裕幸/椛沢知世/川島結佳子/川野芽生/川村有史/北山あさひ/絹川柊佳/木下龍也/鯨井可菜子/くどうれいん/黒瀬珂瀾/郡司和斗/小島なお/小島ゆかり/斉藤斎藤/佐クマサトシ/笹井宏之/佐佐木定綱/笹公人/佐藤弓生/柴田瞳/嶋稟太郎/鈴木加成太/鈴木晴香/鈴木美紀子/瀬口真司/平英之/竹中優子/谷川由里子/田村穂隆/俵万智/千種創一/寺井奈緒美/堂園昌彦/toron*/永井祐/中澤系/永田和宏/仲田有里/中村森/錦見映理子/野村日魚子/橋爪志保/長谷川麟/初谷むい/服部真里子/花山周子/濱松哲朗/早坂類/東直子/兵庫ユカ/平出奔/平岡直子/廣野翔一/藤本玲未/フラワーしげる/穂村弘/堀静香/本多真弓/前田康子/枡野浩一/松野志保/松村正直/丸山るい/水原紫苑/三田三郎/光森裕樹/虫武一俊/睦月都/村上きわみ/盛田志保子/安田茜/藪内亮輔/山川藍/山木礼子/山崎聡子/山階基/山田航/雪舟えま/吉岡太朗/脇川飛鳥 (あいうえお順・敬称略、全100名) 【書誌情報】 定価:2,200 円(税込) 刊行日:2024年08月30日 判型/ページ数:B6判変形 136ページ ISBN:978-4-86528-427-0 装幀・装画:装幀/脇田あすか
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palmstories あなた
¥1,980
「あなた」と「きみ」をめぐる、5つの“てのひら”の小説たち(パームストーリーズ)ちいさなハードカバーの単行本でお届けする掌篇アンソロジーあなたが私に寄越してくれたさまざまな物が、もしその時に手に入らなかったとしたらと考えると、ちょっと恐ろしいなという気がしてくる。 〈目次〉 六階を見習って 津村記久子 一月、生暖かい月曜日の午後のこと 岡田利規 言ひ譯 町田康 行列 又吉直樹 眼鏡のバレリーナのために 大崎清夏 【書誌情報】 発行元 palmbooks 発売日 2023/08/30 ページ数 152p ISBN 978-4-910976-01-3
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誕生日の日記 / 日記屋 月日
¥2,530
ー どんな今日も、誰かの生まれた日 ー 日記の専門店「日記屋 月日」による、誰かの誕生日の日付から始まる、15人の日記集です。 自分のものであるようで、みんなのものでもある不思議な「誕生日」と言う日付を追いながら、昨日と地続きの今を生きていることを実感します。まるで誰かの日記の中に紛れ込んだような読書体験をぜひお楽しみください。 著者:阿久津隆、いがらしみきお、イリナ・グリゴレ、植本一子、大崎清夏、金川晋吾、古賀及子、柴沼千晴、鈴木一平、pha、三宅唱、三輪亮介、me and you(久保山領、竹中万季、野村由芽) 造本:仲村健太郎、古本実加 発行:株式会社 日記屋 月日 定価:2300円+税 仕様:並製/A6変形(縦150mm×105mm)/208ページ (表紙:グレーの文字は銀箔押し、赤色の文字は赤箔押し)
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あなたのことが知りたくて / チョ・ナムジュ、松田青子 ほか
¥990
べストセラー『82年生まれ、キム・ジヨン』のチョ・ナムジュによる、 夫と別れたママ友同士の愛と連帯を描いた「離婚の妖精」をはじめ、人気作家12名の短編小説が勢ぞろい! 「韓国・フェミニズム・日本」というテーマの元に寄稿された、日本&韓国文学の最前線がわかる豪華アンソロジー。 【書誌情報】 河出文庫 文庫 ● 288ページ ISBN:978-4-309-46756-6 ● Cコード:0197 発売日:2022.08.08