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9月の本
¥3,080
〈以下、版元ウェブサイトより〉 時代も場所もまったく異なる文学作品たちをつなぐテーマは〈12か月〉―― 12か月のうちの〈9月〉をテーマに古今東西の小説・詩歌・随筆を集めたアンソロジー。 四季をあじわい、あの作品といま同じ季節を生きるよろこびをつくる本。シリーズ全12巻。 〈目次〉 九月のひと(幸田文) 分身(リッキー・デュコーネイ/岸本佐知子訳) 月夜(鈴木三重吉) 鬼作筵〔「聊斎志異」より〕(蒲松齢/柴田天馬訳) 登高(小沼丹) 屋上(北野勇作) 猫町 散文詩風な小説(萩原朔太郎) 尼〔「陰火」より〕(太宰治) 溶ける魚 17(アンドレ・ブルトン/巖谷國士訳) 二人は歩いた(西脇順三郎) 市街を散歩する人の心持(木下杢太郎) 菊あわせ(泉鏡花) 溺れかけた兄妹(有島武郎) 麻畑の一夜(岡本綺堂) 天災と国防(寺田寅彦) 食堂(島崎藤村) 九月の果樹園(マチュー・ド・ノアイユ伯爵夫人/永井荷風訳) 九月は(茨木のり子) 恋のカメレオン(アンリ・トロワイヤ/澁澤龍彦訳) 跋 九月の水(西崎憲) 装丁:岡本洋平(岡本デザイン室) 発売日 2025/06/23 判型 B6変型判 ISBN 978-4-336-07742-4 ページ数 280 頁 Cコード 0090 定価 3,080円 (本体価格2,800円)
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8月の本
¥3,080
〈以下、版元ウェブサイトより〉 時代も場所もまったく異なる文学作品たちをつなぐテーマは〈12か月〉―― 12か月のうちの〈8月〉をテーマに古今東西の小説・詩歌・随筆を集めたアンソロジー。 四季をあじわい、あの作品といま同じ季節を生きるよろこびをつくる本。シリーズ全12巻。 〈目次〉 絵はがき(堀辰雄) 影(北原白秋) お盆(石井桃子) ジャンの新盆(山川方夫) 美しく、短かすぎる夏(吉田健一) 紙の玉(シャーウッド・アンダースン/上岡伸雄訳) 霧のむこうに住みたい(須賀敦子) いちど視たもの 一九五五年八月十五日のために(茨木のり子) 八月三日の夢(中谷宇吉郎) 鏡の中の月(宮本百合子) トカトントン(太宰治) 山居(萩原朔太郎) 白雪姫(久生十蘭) 八月の星座(吉田絃二郎) 驟雨(井上靖) 初恋(尾崎翠) ネムロド(ブルーノ・シュルツ/工藤幸雄訳) 簔虫〔「小さな出来事」より〕(寺田寅彦) 穴(岡本綺堂) 蟲の声(永井荷風) 雨のふくらはぎ(唐十郎) 跋 八月の王国 西崎憲 装丁:岡本洋平(岡本デザイン室) 発売日 2025/06/20 判型 B6変型判 ISBN 978-4-336-07741-7 ページ数 288 頁 Cコード 0090 定価 3,080円 (本体価格2,800円)
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このかみなあに? トイレットペーパーのはなし / 谷内 つねお
¥1,650
トイレットペーパーはすごい紙なんだ! 毎日お世話になっているのに、あまりにみぢかすぎて注目されない紙、トイレットペーパー。 でも、子どもたちはちがいます。廊下を転がしてみたり、体に巻いてみたりと…… つい遊んで叱られたりしてしまいます。いろいろな特徴があるので、好奇心をくすぐられるのでしょう。 ロール状に巻いてあって、薄くて長くて柔らかい、などなど…… トイレットペーパーは普通の紙にはない特徴をもっています。人間の叡智が詰まっているのです。 ページ数:32ページ サイズ:18×31cm 初版年月日:2020年11月15日 シリーズ:福音館の科学 ISBN:978-4-8340-8580-8
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東京で得た知見 / 妹尾ユウカ
¥1,650
〈以下、版元ウェブサイトより〉 20代女性を中心に圧倒的な支持を集めるコラムニスト・妹尾ユウカ。 これまでに寄せられた数百通の相談に、真摯に、時にユーモアを交えて答えてきた人気コンテンツ『質問回答』が、待望の書籍化! 生きづらさ、孤独、仕事、恋愛―― 悩みながらも日々を懸命に生きる20~30代女性たちへ、厳選した約200本の回答を収録。 「寂しさに負けてはならない」 「たくましく、優しく、笑い飛ばして生きていくしかないよ」 そんなエールを込めた1冊。 本著は、私のSNSに寄せられた約4年分のお悩みと、それに対する回答をまとめた一冊です。 過去にお答えした内容にもあらためて向き合い、東京で得た知見をもとに今の自分の言葉で書き直しました。 これまで私も、正しさや優しさより、たくさんの「わかる」に救われてきました。 誰かの言葉によって、毎日を蝕んでいた思いや、ぼんやりと感じていた違和感の正体に近づけた瞬間、心がふっとほどけていく。 そんな経験が何度もありました。 この本に収めた言葉たちも、同じように、ささやかな大役を果たせたなら、それ以上のことは望みません。 (はじめにより) ▼目次 第1章 東京が似合う人生なんて、だいたい嘘でできてる ・顔面にコンプレックスが多くて死にそうです ・何かに依存せず自立して生きていく方法 ・意地悪な人間の特徴を教えてください ・芸能人や順風満帆そうな人でも、いきなり自殺したりするのはなぜだと思いますか? ・どうしたらサッパリした女性になれますか?……etc 第2章 乗り換えだらけのこの街で、変わらない愛を見つけるために ・付き合う気はないくせに「好き」と言ってくる男はなんのつもり? ・結婚にときめきは必須ですか? ・セフレ止まりでいつも終わるのはなぜ? ・好きな人が脈アリかわかりません ・どうしたら尽くされる女になれますか?……etc
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まだ大どろぼうになっていないあなたへ / ヨシタケシンスケ
¥1,320
〈以下、版元ウェブサイトより〉 「あなたの最終的な目標は、大どろぼうになることです。」 許されざる罪人でありながらも、古今東西の物語に数多く描かれてきた「どろぼう」。超人的な能力者として、謎めいたヒーローとして、時にはおっちょこちょいで親しみのある存在として、人はどろぼうに憧れ、なぜか惹かれてしまうものです。 そんな不思議な存在のどろぼうに、ヨシタケシンスケさんが初めて挑みました。ヨシタケさんの描く「大どろぼう」は、特別な能力も強さもなければ、悪人でもありません。「大どろぼう」になることとは、わたしたちが、知らず知らずのうちに失った大切なものを取り戻すこと。大切なものを取り戻し、あなたが本当の自由を手にすること。 うまくいかない日や思いどおりにならない気持ちも、「大どろぼう」になって視点を変えてみれば、また明日を楽しもうと思えるかもしれない、そんな温かな励ましが込められている一冊です。 *この作品は、2025年7月から「PLAY! MUSEUM」ではじまる「大どろぼうの家」展のために描き下ろされました。 B6変形判 縦190mm 横127mm 厚さ9mm 重さ 143g 40ページ 上製 価格 1,200 円+税
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星沙たち、/ 青葉市子
¥2,200
〈以下、版元ウェブサイトより〉 音楽のために、生きている。 青葉市子、はじめてのエッセイ集。 夢と現実が溶け合う、永遠に似た時間。 深い海に潜って見つけた、小さな創作のかけら。 「大雨みたいな拍手が聞こえる。 様々な人生のひとときを預かる、 ステージの袖で、深呼吸をしている。 どうか音楽よ、私たちを包んでと祈りながら。」 【イラスト】青葉市子 【装幀】名久井直子 発売日:2025年05月29日 ISBN:9784065394946 判型:四六変型 定価:2,200円(本体2,000円) ページ数:176ページ
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みらいめがね2 苦手科目は「人生」です / 荻上チキ・ヨシタケシンスケ
¥1,650
〈以下、版元ウェブサイトより〉 気鋭の評論家荻上チキさんと大人気絵本作家ヨシタケシンスケさんによる『暮しの手帖』好評連載の単行本化第2弾! 好きなものを集めて心を守る、相手を困惑させる自虐は禁止、理不尽な校則の実態調査、香港の現状報告など、生きやすい社会にするための荻上さんの思いに、ヨシタケさんがヒーロー、着ぐるみ、狸、ロボットまで登場させ、クスッと笑えるイラストで応えています。 視野を広げ、生きにくさをはじき飛ばす14話とヨシタケさんの傑作あとがきマンガを収録。 文・荻上チキ 絵・ヨシタケシンスケ 1,650円(税込) 2021年9月刊 四六判・並製 192頁/ISBN978-4-7660-0222-5
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みらいめがね それでは息がつまるので / 荻上チキ・ヨシタケシンスケ
¥1,870
〈以下、版元ウェブサイトより〉 気鋭の評論家荻上チキさんと大人気絵本作家ヨシタケシンスケさんの共著。 『暮しの手帖』の好評連載が1冊にまとまりました。本書は、荻上さんのエッセイとヨシタケさんのイラストで、ひとつのテーマを二人の視点から解き明かす新感覚エッセイです。生きづらさにつながる「~すべきだ」「~らしく」という言葉や、もやっとした不安。『みらいめがね』は、そんな思いにとらわれた心をほぐし、世の中を見る目を変えていきます。連載時の15話に加えて、ヨシタケさんの傑作あとがきマンガが付いています。 文・荻上チキ 絵・ヨシタケシンスケ 1870円(税込) 2019年5月刊 四六判194頁/ISBN978-4-7660-0212-6
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風待荘へようこそ / 近藤史恵
¥1,980
〈以下、版元ウェブサイトより〉 京都でわたしは、食べて、暮らして、前を向く。 南天の木の植わった坪庭がある、京都の小さなゲストハウス「風待荘」。 家族を失い東京からやってきた眞夏は、ここでしばらくオーナーの仕事を手伝うことになった。泣きたい毎日を変えるきっかけをくれたのは、料理。古い台所で作る九条葱と厚揚げの衣笠丼や、すぐきの焼きめし、近所で出会ったふわふわのだし巻き卵のサンド、レトロな喫茶店のゼリーポンチフロート。同居する四人の女性やお客さんと食卓を囲む時間に心を癒されていくなか、まさかの人物が眞夏を訪ねてやってくる……。 定価: 1,980円 (本体1,800円+税) 発売日:2025年01月29日 判型:四六判 ページ数:256 ISBN:9784041144787
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最後の山 / 石川直樹
¥2,420
23歳でエベレストを登頂して以来20年余。 世界で最も高く危険な山々への挑戦はついに「最後の山」シシャパンマへ。 人間を拒む「デスゾーン」でぼくが見たのは、偉大で過酷な自然の力と、我々はなぜ山に登るのかという問いへの答えだった──。 中判カメラを携え、人類の限界を超えようとする仲間たちと共に登った生の軌跡。 判型 四六判変型 頁数 272ページ ISBN 978-4-10-353692-5
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レモネードに彗星 / 灰谷 魚
¥1,815
〈以下、版元ウェブサイトより〉 円城塔賞受賞作を含む、少し不思議でハイパーポップな傑作短編集! 「あなたが今思ったよりも、全然すごいよ」 円城 塔(作家) 新時代の才能、発掘! 円城塔賞受賞作「レモネードに彗星」を含む 少し不思議でハイパーポップな傑作短編集! 美しい叔母とは大きな窓ごしにしか対面できない。もう15年も。私が死んでからの15年。「レモネードに彗星」/世界への軽蔑を共有することで結ばれた二人の、数奇な運命。「純粋個性批判」/触れることのできない、破滅的に美しい彼女との予測不能な愛の物語。「新しい孤独の様式」など7篇収録 「安心して。私だって千年も生きるわけじゃない」 定価: 1,815円 (本体1,650円+税) 発売日:2025年07月01日 判型:四六判 ページ数:240 ISBN:9784041163641
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ノンちゃん 雲に乗る / 石井桃子
¥1,320
〈以下、版元ウェブサイトより〉 夢かうつつの中で出会った仙人との冒険譚 ノンちゃんは、清々しく目が覚めましたが、なんだかいつもと違う朝の雰囲気です。食卓を囲んだときにノンちゃんはお母さんと兄ちゃんがいないことに気づき大泣きしてしまいます。大きな木に登り、池をのぞいていたノンちゃんは池に落ちてしまいますが、気づくとなんとそこは水の中の雲の上! とてもまぶしく、はてしない青の世界。戦後出版されると同時に多くの読者に感銘を与えた名作で、今も変わらぬ新鮮さに溢れた日本童話の古典です。 中川 宗弥/画 ページ数:278ページ サイズ:18×13cm 初版年月日:1967年01月20日 シリーズ:福音館創作童話 ISBN:978-4-8340-0079-5
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独り言の多い博物館 / 標野凪
¥1,760
〈以下、版元ウェブサイトより〉 新たな一歩を踏み出すために。 大切な何かを取り戻すために。 思い出の品、お預かりします。 丘の上にある古いレンガの「別れの博物館」。 さまざまな想いを抱えた人々が、今日も博物館を訪れます。 「別れの博物館」収蔵物リスト 館長の<数>、喫茶店に飾られていた<額>、帽子作家の<針>、手話ボランティアの<耳>、数学教師の<名>、着られることのない<服>……。
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学芸員が教える 日本美術が楽しくなる話 / ちいさな美術館の学芸員
¥1,980
〈以下、版元ウェブサイトより〉 知れば日本美術が10倍面白い! 日本に金ぴかの絵が多いのはなぜ? 超絶イケメンの仏像を造る仏師集団とは? 刀剣を鑑賞するコツはたったの3つ! そもそも日本美術って何?から、歴史、作家、名品、鑑賞のポイントまで、 知っていれば日本美術が楽しくなるポイントを厳選して紹介。 「わからない」が「面白い」に変わる! 現役学芸員がとことんわかりやすく教える日本美術超入門。 著者おすすめの日本美術が楽しめる美術館も掲載。 〈目次〉 はじめに 第1章 日本美術って何? 第2章 超ざっくり日本美術史 第3章 一挙紹介! 日本美術のスター作家たち 第4章 これだけは知っておきたい名品、逸品 第5章 美術館へ日本美術を見に行ってみよう! おわりに 【判型】四六判変型(124mm×188mm) 【ページ数】256ページ 【定価】本体1,800円+税 【発売日】2025年5月22日 【ISBN】978-4-86311-446-3
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学芸員しか知らない 美術館が楽しくなる話 / ちいさな美術館の学芸員
¥1,760
SOLD OUT
知れば美術館が10倍面白い! 「展覧会はどうやって作っているの?」 「学芸員って何をしているの?」 「アートは役に立たない?」 「おすすめの鑑賞方法は?」 現役学芸員が語る、美術館の舞台裏と美術鑑賞の楽しみ方。 noteの人気連載、待望の書籍化! 著者おすすめの美術館も掲載。 (版元ウェブサイトより) □目次 はじめに 1 一つの展覧会ができるまで 2 学芸員という仕事の舞台裏 3 美術館をもっと楽しむためのヒント 4 美術館をささえる仲間たち おわりに □書誌情報 【書籍名】学芸員しか知らない 美術館が楽しくなる話 【著者】ちいさな美術館の学芸員 【判型】四六判変型(124mm×188mm) 【ページ数】216ページ 【定価】本体1,600円+税 【発売日】2024年1月24日 【ISBN】978-4-86311-392-3
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夜の日記 / ヴィーラ・ヒラナンダニ
¥2,420
〈以下、版元ウェブサイトより〉 第71回読書感想文全国コンクール高等学校の部課題図書。 ニューベリー賞オナー賞受賞作! イギリスからの独立とともに、ふたつに分かれてしまった祖国。ちがう宗教を信じる者たちが、互いを憎みあい、傷つけあっていく。少女とその家族は安全を求めて、長い旅に出た。自分の思いをことばにできない少女は亡き母にあてて、揺れる心を日記につづる。 ヴィーラ・ヒラナンダニ 山田文訳 金原瑞人選 本体2,200円+税 46判並製 ISBN978-4-86793-041-0 発行 2024.7 【著者・訳者・選者略歴】 ヴィーラ・ヒラナンダニ(Veera Hiranandani) ユダヤ系の母親とインド系の父親のもとコネチカット州で育つ。サラ・ローレンス・カレッジ大学院で文芸創作を学ぶ。サイモン&シュスター社の児童書編集者を経て作家に。執筆活動をつづけながら同カレッジで創作も教える。本書以外の著書にThe Whole Story of Half a Girl(2013、シドニー・テイラー優秀書籍賞、南アジア書籍賞最終候補作)、How to Find What You're Not Looking For(2021)など。 山田文(やまだ・ふみ) 訳書にヴィエト・タン・ウェン編『ザ・ディスプレイスト 難民作家18人の自分と家族の物語』(ポプラ社)、キエセ・レイモン『ヘヴィ あるアメリカ人の回想録』(里山社)など。 金原瑞人(かねはら・みずひと) 岡山市生まれ。法政大学教授。翻訳家。ヤングアダルト小説をはじめ、海外文学作品の紹介者として不動の人気を誇る。著書・訳書多数。
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図書室のはこぶね / 名取佐和子
¥891
〈以下、版元ウェブサイトより〉 10年ぶりに返却された本の謎―― 「はこぶね」のような図書室がつなぐ〈本と人〉の物語 10年前に貸し出されたままだったケストナーの『飛ぶ教室』は、なぜいま野亜高校の図書室に戻ってきたのか。体育祭を控え校内が沸き立つなか、1冊の本に秘められたドラマが動き出す。未来はまだ見えなくても歩みを進める高校生たちと、それぞれの人生を歩んできた卒業生たち――海を見渡せる図書室を舞台に描く、感動の青春小説! 第71回「青少年読書感想文全国コンクール」課題図書『銀河の図書室』の原点の物語 解説/松井ゆかり 装画/カシワイ A6(文庫)判 352ページ 2025年08月07日発売 価格 891円(税込) ISBN 978-4-408-55954-4
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星になっても / 岩内章太郎
¥1,980
〈以下、版元ウェブサイトより〉 最期に交わした会話、柩に供えたアップルパイ、死後に読んだ父の手記…… そうやって、父の死について書いていくうちに起きた心境の変化は、私の、あるいは、私の哲学の核心に触れるものだった。 哲学者の著者が、父の死をきっかけに書き綴った、喪失と回復の道のりを優しくたどるエッセイ。 「どうしてじいじは死んじゃったの?」 息子の問いに、私はうまく答えることができなかった。 大切な人を亡くしたとき、私たちはどうやってそれを受け止めたらいいんだろう? 【装丁・装画】鈴木千佳子
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【エディションナンバー入り】あなたがいるから 2025 edition / 相田冬二
¥3,960
〈以下、版元ウェブサイトより〉 ライター、ノベライザー、映画批評家の相田冬二さんが、2019年〜2025年にかけて劇場用パンフレットに寄稿した作品評111篇を収録した一冊。お色は深みのあるグリーン。佇まいもとっても美しいです。 映画に詳しくない人にも文章として楽しんでもらえるように。巻末で相田さんはそのように綴っています。評論家のような視点ではなく、私たち鑑賞者と同じ目線で映画をみつめて紡がれた文章だからこそ、対象を限定しない、誰にでも届く作品評になっている気がしました。 エディションナンバー入りの特別感のある一冊を、ぜひこの機会にお手にとっていただけたら嬉しいです。
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ところで、愛ってなんですか?/ 鈴木晴香
¥2,200
〈以下、版元ウェブサイトより〉 愛の悩みに、短歌で答える。 片想い、失恋、自己愛、友愛、性愛、推しへの愛、恋をしないこと……。歌集『夜にあやまってくれ』『心がめあて』『荻窪メリーゴーランド』など、一貫して「愛」を詠みつづけてきた著者がショートストーリーでつむぐ、新感覚短歌アンソロジー。 ここは愛の相談所〈BAR 愛について〉。入り口の看板には、三十一個のハートが光っていて、愛に悩むお客さんが毎日やってくる。 持ち込まれた愛の相談に、私は、カクテルでもタロットでも藁人形の呪いでもなく、短歌を差し出す。三十一文字という短い言葉の連なりが、どういうわけか、こんがらがってしまった愛をほどいてくれるのだ。 この星に愛の悩みは今日も生まれている。そろそろ開店時間だ。 (本文より) 【本書収録歌人一覧】*敬称略 魚村晋太郎/小島なお/初谷むい/雪舟えま/今橋愛/石井僚一/真野陽太朗/岡野大嗣/吉川宏志/枡野浩一/鈴木美紀子/山口文子/北山あさひ/カン・ハンナ/寺山修司/杉﨑恒夫/千種創一/大森静佳/山階基/染野太朗/多賀盛剛/永井陽子/谷川由里子/牛隆佑/柴田葵/川野芽生/石川啄木/荻原裕幸/阿波野巧也/永田和宏/工藤吉生/フラワーしげる/石川美南/穂村弘/斉藤斎藤/宇都宮敦/石井大成/吉澤ゆう子/河野裕子/鳥さんの瞼/笹井宏之/小島ゆかり/竹中優子/藤本玲未/岡井隆/立花開 /岡崎裕美子/大滝和子/黒瀬珂瀾/奥田亡羊/水原紫苑/toron*/平井弘/田中有芽子/俵万智/くどうれいん/東直子/吉田隼人/菅原百合絵/藪内亮輔/松村由利子/山崎聡子/郡司和斗/服部真里子/石川信雄/野村日魚子/木下龍也/笹公人/佐クマサトシ/平岡直子/野口あや子/山田航/長谷川麟/井上法子/鈴木晴香 定価:2,200 円(税込) ジャンル:アンソロジー 文芸・評論・エッセイ 詩・短歌・俳句・川柳 刊行日:2025年07月31日 ISBN:978-4-86528-479-9 Cコード:C0092 装幀・装画:装幀/脇田あすか
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作り方を作る 佐藤雅彦展公式図録 / 佐藤雅彦
¥2,970
SOLD OUT
〈以下、版元ウェブサイトより〉 横浜美術館で開催される初の大規模回顧展「佐藤雅彦展 新しい×(作り方+分かり方)」(会期:2025年6月28日(土)―11月3日(月・祝))。 『ピタゴラスイッチ』『だんご3兄弟』『0655/2355』などの教育番組、『バザールでござーる(NEC)』『モルツ(サントリー)』『スコーン(湖池屋)』をはじめとする一世を風靡したCMのかずかず、《計算の庭》《指紋の池》に代表される身体表象をテーマにしたインタラクティブ・アートなどを手掛けてきた、表現者・佐藤雅彦。その40年にわたる創作活動について、佐藤雅彦自身が語る。 幅広い活動の全容をつたえる初めての一冊。貴重な図版多数掲載! ——— 私は、長い間、表現者として研究や活動をしていますが、「表現」ということを意識しだしたのは、ずいぶん遅く、30 代が近づいた頃です。実際に仕事として「表現」に取り組んだのは、なんと 30 代の中頃です。 この本では、私がまだ大学生で進路を決めるあたりから現在に至るまでの、「教育」「表現」そして「方法」を巡る遍歴を実際の制作物とともに、物語っていきます。 読み進めると、私の通ってきた道の端々に、領域の異なる表現が、折に触れ登場してきます。 それは、その時々で、なぜか必然のように目の前に現れた課題に対して、辛うじて見つけた私の解答でもあります。 ーー本書まえがき「物語りの形をした図録」より ——— 定価:2,970 円(税込) ジャンル:芸術・デザイン・写真 刊行日:2025年07月03日 判型/ページ数:B5判変形 並製 320ページ ISBN:978-4-86528-475-1 Cコード:C0070 装幀:山本晃士ロバート
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夢のうた
¥2,200
〈以下、版元ウェブサイトより〉 夢の中では、光ることと喋ることはおなじこと。お会いしましょうーー穂村弘 どこから開いても〈夢〉につながる、はじめて短歌に触れるひとにむけた、とっておきの100首を集めました。 夢の入り口、いつもみる夢、叶わなかった夢、満ち足りた夢、夢のなかの街、夢から醒めるとき……100人の歌人がうたった、わたしだけの夢のうた。 巻末には、収録歌の著者紹介と出典リストを収録。 この一冊から、お気に入りの歌人を見つけてみてください。 【収録歌人一覧】 青松輝/我妻俊樹/天野慶/飯田有子/井口可奈/石川美南/伊舎堂仁/伊勢谷小枝子/伊藤紺/伊波真人/井上法子/今橋愛/上坂あゆ美/宇都宮敦/江戸雪/大田美和/大橋なぎ咲/大森静佳/岡崎裕美子/岡野大嗣/岡本真帆/荻原裕幸/尾崎まゆみ/小野田光/加賀田優子/笠木拓/加藤治郎/金田光世/椛沢知世/川谷ふじの/川野芽生/北山あさひ/木下龍也/工藤吉生/くどうれいん/黒瀬珂瀾/古賀たかえ/小島なお/斉藤斎藤/榊原紘/佐クマサトシ/笹井宏之/笹公人/佐藤弓生/菅原海春/菅原百合絵/鈴木加成太/鈴木ちはね/鈴木晴香/瀬戸夏子/染野太朗/谷川電話/谷川由里子/田村元/俵万智/千種創一/千葉聡/知花くらら/寺井奈緒美/堂園昌彦/橙田千尋/戸田響子/toron*/永井祐/永井亘/永田和宏/中村美智/中村森/ながや宏高/なべとびすこ/仁尾智/錦見映理子/野口あや子/初谷むい/服部真里子/花山周子/濱田友郎/早月くら/東直子/平岡直子/藤本玲未/穂村弘/正岡豊/枡野浩一/丸山るい/水野葵以/水原紫苑/三田三郎/睦月都/望月裕二郎/盛田志保子/安田茜/山川藍/山崎聡子/山中千瀬/雪舟えま/吉岡太朗/吉川宏志/米川千嘉子/渡辺松男 (あいうえお順・敬称略、全100名) 定価:2,200 円(税込) ジャンル:アンソロジー 詩・短歌・俳句・川柳 刊行日:2025年08月29日 判型/ページ数:B6判変形 上製 136ページ ISBN:978-4-86528-484-3 Cコード:C0092 装幀・装画:装幀/脇田あすか
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私のうた
¥1,980
SOLD OUT
〈以下、版元ウェブサイトより〉 短歌を愛する人のための、手帳のようなノートブックです。 1ページにひとつずつ、全部で100のお題が記載されています。最初のページから毎日1首ずつ書いてみるもよし、ぱらぱらめくって開いたページのお題から書いてみるもよし、使い方はまったくの自由です。100首を書き終えたとき、あなただけのオリジナル歌集ができあがります。 自分では短歌をつくらない人もぜひ、アンソロジストとして、お題に沿った好きな短歌を集めて、作者名とともに書き留めてみてください。あなただけの特別な短歌アンソロジーができあがります。 お題はすべてシンプルなものですので、短歌だけでなく、詩や俳句や川柳、日記やイラストや歌詞など、使い方は無限大。どうか心のおもむくままに書き込んでみてください。 巻末にあるメモのページには、短歌になる前のアイデアや言葉や好きな短歌を書き留めたり、あとがきを書いたりするのもおすすめです。 奥付(最終ページ)の「著者」の欄には、あなたの名前を忘れずに。上段にはプロフィールの欄も設けましたので、そちらもぜひご活用ください。 【お題一覧】 花/声/触れる/手紙/コンビニ/未来/ぬいぐるみ/嘘/出会い/風/神様/猫/ゲーム/名前/雨/学校/瞳/眠る/都会/愛/亀/宇宙/遊び/血/扉/海/涼しい/七夕/笑い/友/透明/図書館/窓/走る/機械/誕生日/味/恐怖/旅/魚/クリーム/電話/山/おしゃれ/雷/つるつる/祭り/紙/車/揺れる/月/過去/ときめき/コーヒー/待つ/数字/街/欲/食べる/音/家/秘密/駅/忘れる/果物/苦い/飛ぶ/指輪/仕事/香り/お酒/クリスマス/森/甘い/川/雪/繋ぐ/犬/時間/火/正月/かわいい/棘/暮らす/チョコレート/草/休み/傷/星/遠い/歌/宝石/子ども/野菜/鳥/きらきら/信号/やわらかい/別れ/夢 (全100題) 定価:1,980 円(税込) ジャンル:アンソロジー 詩・短歌・俳句・川柳 その他 刊行日:2025年08月29日 判型/ページ数:B6判変形 136ページ ISBN:978-4-86528-485-0 Cコード:C0092 装幀・装画:装幀/脇田あすか
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【サイン本|予約受付中】随風 02
¥1,980
予約商品
*宮崎智之さんほかランダムに数名のサインが入る予定です *サインはお選びいたたけません *2025年10月初頭発売予定 随筆復興を推進する文芸誌『随風02』 表紙イラストは、前号に続き坂内拓さんが手がけています まだ内容の詳細については不明瞭な部分が多いですが、前号をお読みになって楽しみにお待ちください。 執筆者一覧 *8月22日現在 宮崎智之、アサノタカオ、磯上竜也、今井楓、オルタナ旧市街、清繭子、古賀及子、早乙女ぐりこ、杉森仁香、絶対に終電を逃さない女、西川タイジ、花田菜々子、pha、吉田棒一、わかしょ文庫 批評:柿内正午、佐々木敦、和氣正幸 インタビュー:村井光男(ナナロク社) 編集後記:吉川浩満 B5判、162ページ