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中年に飽きた夜は / 益田ミリ
¥1,760
〈以下、版元ウェブサイトより〉 これは漫才か、人生の叫びか? さあ、深夜のファミレスへ 50歳たちのゆる笑い劇場が始まる 「人生って ほぼ中年やん?」 笑って、納得! 言えなかったモヤモヤもすっきり‼︎ 新しいことを見つけたい気持ちは、この胸の中で枯れずにいる 著者渾身の描き下ろし! 定価:1,600 円+税 判型:A5判並製 頁数:152 ページ 発刊:2025年10月17日 ISBN:9784911226254 装丁:鈴木成一デザイン室 益田ミリ(マスダミリ) 1969 年大阪府生まれ。イラストレーター。主な著書に漫画『今日の人生』(ミシマ社)、『すーちゃん』(幻冬舎)、『サトウさんの友達』(マガジンハウス)、『沢村さん家のこんな毎日』(文藝春秋)、『ランチの時間』(講談社)、『泣き虫チエ子さん』(集英社)、『こはる日記』(KADOKAWA)等。エッセイに『永遠のおでかけ』(毎日新聞出版)、『小さいコトが気になります』(筑摩書房)、『小さいわたし』(ポプラ社)他、多数。『ツユクサナツコの一生』(新潮社)で手塚治虫文化賞短編賞を受賞。
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お湯が沸く3/ 井上有紀
¥600
新潟市内野町を拠点に活動するひとり出版レーベル「木舟舎」の井上さんのエッセイZINE第三弾。 会社を辞め、本屋と印刷所を始める準備期間となった半年間に考えたこと、 その間の日記を各月から3日間ずつ取り出して一冊に編まれています。 発行・印刷・製本:こんこん堂 執筆・編集:井上有紀(木舟舎) 発行日:2025年10月5日 装画:スワサカエ ページ数:40p 判型:A6 ※リソグラフ印刷機で印刷し、手作業で製本しています。多少のズレ等はご容赦ください。 《目次》 サボテンの花 自分のことで精いっぱい 会いに行くと、風穴が空く 本屋のふるさと 町の微生物になる 1か月3日日記(2025年3月~8月)
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なわない 創刊号 -自分の舟をこぐ-
¥1,320
〈以下、版元ウェブサイトより〉 今ここで、自分の舟をこぐために。生活や仕事を「つくる」人たちの声と物語を紡ぐ雑誌。 雑誌『なわない』は、生活や仕事を「つくる」人の、言葉や景色、時間や感性を、インタビューや寄稿作品を通して届けるマガジンです。 新潟県内外で暮らし働く20人のインタビューやエッセイ、詩、短歌、小説などを掲載しています。 発行:木舟舎 A5サイズ / 100頁 企画/編集:井上有紀 表紙デザイン/挿絵:デネッカ 曽山芽衣 表紙絵:やざわしほ 印刷:佐渡中央印刷所 (初版)、こんこん堂(第二版) 初版発行:2024年5月 第二版発行:2025年9月 ―参加者と作品― 【インタビュー】 「たどりついた場所で服をつくる」佐藤美穂 「詩と演劇でつくるもの」ノミヤユウキ 「商売と人生」大口幸弘 【エッセイ】 「10年」さかのあき 「土を通して生活をひきなおす」工藤京平 「迷子」MAI 「わたしをかたちづくるもの」諸岡江美子 「どうしてもつくれないときは旅の写真を眺める」池戸煕邦 「光る布をつくる」山田華緒李 「Round&Round」山田正史 【小説、短歌、詩、聞き書きなど】 「水平線」砂東かさね 「浜の公園」川合真生 「隣の人から、こぼれた話。」よしのさくら 「ドキュメント」高里嶺 「やる気が出ない休日」塚田晶子 「空間との表現行為としての " つくること "」辻乃々子 【企画】 「ZINEについてをあれこれ話す~富山と新潟でつくる2人~」小林麻衣×井上有紀 「“ しごと ” と “ つくる ” の座談会」野呂巧×中川雅之×豊島淳子 *掲載の順番とは異なります *第二版は手作業で製本しておりますので、多少のズレ等はご容赦くださいませ。
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なわない2号-ものを見る-
¥1,400
〈以下、版元ウェブサイトより〉 つくる人とつくる雑誌「なわない」第二弾。 つくることの、もっと手前にある「ものを見る」というテーマについて、農家、陶工、食堂店主、会社員、アートディレクターなど仕事も生活もさまざまな30人が寄稿やインタビュー、企画で参加しました。 ーーーーー つくる人とつくる雑誌「なわない」2号ーものを見るー 発売:2025年6月 価格:1400円(定価・税込) サイズ:A5 ページ数:108P 発行:木舟舎(井上有紀) 表紙デザイン:デネッカ 表紙絵:週刊潟色 印刷/製本:株式会社イニュニック ーーーーーー <寄稿> 春場所/砂浮ゆの(短歌) 花を飾ること、生活を取り戻すこと/tsubasa onodera ビーチコーミング・オフ/高里嶺(小説) 手ぐりよせ、編みつづける。/野呂巧 フィールドワーク/塩原典子 生活の中で光るもの/さかのあき 線をリレーする/豊島淳子 隣の人から、こぼれた話2/よしのさくら 橋の渡った先/砂東かさね(詩) 漂う雲のように/原田旺輔 分かり合えないまま、それでもその隣にいる/堤聡 綿々と/へのへのもへじ公園 <インタビュー> そこにあるものを大事にする。/白鳥みのりさん 自分で考えてやるのが面白い/ 富山守さん <企画> ・つくる途上を開いてみる/角地智史さん(写真と会話) ・あなたの好きなZINEを聞く/ ねりこ・いとぽん・亀貝太治・島崎美香・マガリ図書・Hamachidou <座談会> ものをつくる根と翼~器、コーヒー、竹細工をつくる4人に聞く~/ 三角フラスコ星野さん・穂生窯 井村さん、ヒロカネさん・ちくわのまんなか舎村川さん ※掲載の順番とは異なります。
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悲しいときこそごはんを食べる
¥1,000
悲しいときのごはんと、それにまつわるエピソードが書かれた8名の作家さんによるエッセイ集。 発行しているのは、横浜・日本大通り「LOCAL BOOK STORE kita.」にて一棚書店を運営しているCoyote Booksさん。 全78ページの文庫サイズ版。 ーーーー タイトル:悲しいときこそごはんを食べる 定価:1,000円(税込) 文:ユウ・ホワイト、森正祐紀、山中散歩、佐々木綾子、Tomoko、小松﨑拓郎、セリナ、栗山桃香 表紙イラスト:中澤楓 発行者:ユウ・ホワイト 発行所:Coyote Books
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26歳計画 / 椋本湧也
¥2,200
『26歳計画』 世界各地で暮らす26歳たちによる「26歳」をタイトルにしたエッセイ集。料理人から宇宙工学者、俳優から機動隊員まで、総勢48名の等身大の文章が掲載されています。 ーー 《「26歳」をタイトルにした文章を自由に書いてください。書き終えたら、あなたがいちばん魅力的だと思う26歳の知り合いにこの企画をつないでくださいー》 沢木耕太郎さんが乗合バスでユーラシア大陸横断の旅に出たのが26歳。高校生のときに『深夜特急』を読んでからというもの、「26歳」という年齢は自分にとって特別な響きを持ち続けてきました。 そしてやってきた26歳。奇しくも世界的なパンデミックが襲来し、渡航はおろか、家から出ることすらままならなくなってしまった。そんな「旅の適齢期」に、この世界の26歳たちは一体何を考えているのだろう。身体的な移動が制限される中で、この想いを言葉にのせて、彼らに会いに旅に出てみよう。そしてその出会いの足跡を一冊の旅行記にしてみよう。そう思い立ったのです。(「はじめに」より) ブックデザインはデザイナーの脇田あすかさんが担当しました。表紙はやわらかいグレーのざらりとした質感の紙に、きらりと光る美しい箔押し。さわやかな薄緑色の見返しに不思議な手ざわりの別丁…。たくさんのこだわりがつまった一冊です。 3刷に寄せて、沢木耕太郎さんが「26歳と旅」をテーマにした文章を寄稿してくださいました!巻末に収録しています。 ーー 作:椋本湧也 ブックデザイン:脇田あすか 印刷・製本:シナノ書籍印刷 W107×H174mm/ガンダレ製本/全212ページ ISBN : 978-4-600-01236-6 2,200円(税込)
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私の猫 / 十文字青
¥2,420
〈以下、版元ウェブサイトより〉 著者がこれまで発表したなかでも指折りの傑作短編である表題作を軸に、書き下ろし二篇と単行本未収録一篇を加えた作品集。 著:十文字青 装幀:名久井直子 装画:タダジュン 本文組版:はあどわあく(大石十三夫) 価格:2,200円+税 ISBN:978-4-909868-13-8 Cコード:0093 判型:四六判上製、カバーなし、表紙箔押し
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僕のちっぽけな人生を誰にも渡さないんだ / 中村一般
¥1,650
〈以下、版元ウェブサイトより〉 街を歩き、立ち止まる。 いつかなくなってしまうものを、 ほんの一瞬でも強く 心に焼きつけるために。 2021年、気鋭のイラストレーター/マンガ家の中村一般が、2019年〜2020年に描いた日記マンガやイラストから選りすぐりをまとめた同人誌を自費出版。その後完売・増刷未定となっていました。 その幻の作品が、2022年視点の描き下ろしマンガを加えて甦ります。 2019年から2020年にかけてという、世界中が未知のウイルスの脅威に怯えていた不安定な日々の中で、著者が生活の中で出会い、確かな眼差しで書き残した「ささやかな景色」の数々がオリジナルに忠実なフルカラーで再現されています。 これからさらに表現の幅を広げて活躍していく著者の原点として、記憶に留められるであろう鮮やかな初期作品集です。 2022年12月9日発売 132ページ フルカラー [著]中村一般 [発行]シカク出版 [定価]1500円+税 [ISBN]978-4-909004-78-9 C0079 中村一般 1995年東京出まれ。主に書籍の装画、漫画を描く。趣味は散歩と読書。 著書に『ゆうれい犬と街散歩』(トゥーヴァージンズ)がある。
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宇宙の果てには売店がある / せきしろ
¥1,980
〈以下、版元ウェブサイトより〉 《その星の空は保温しすぎたご飯のような色をしていた。》 《アンドロイドとの飲み会。アンドロイド達が僕にはわからない「アンドロイドあるある」で盛り上がっている。 》 《月の裏は見たことはあるが、新幹線の車窓から見える大きな看板の裏はまだ見たことがない。》 《年老いた親のためのタイムマシンはボタンが大きくて操作が簡単だ。》 自由律俳句と妄想文学の名手、せきしろの新境地! 短編小説より短く詩歌よりも長い、「ショートショートショート」とも呼べる作品群によって切り取られた、もうひとつの世界の生活と郷愁。 数行で完結する超掌編の連作178編と、数ページの掌編11編を収録した、せきしろ初のSF小説集。 「せきしろさんが宇宙の石板みたいに読者へよこす掌編は、まったくもって僕がときめいたSFそのものであり、進化形であり結晶体であった。郷愁とセンスオブワンダーと、そして卓抜な笑いを備えていた。 SFはもうこれでいい。SFのSはせきしろのSであった。」 ――上田誠(ヨーロッパ企画)解説より B7サイズ 256ページ ソフトカバー 4月下旬発売予定
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世界に放りこまれた / 安達茉莉子
¥1,430
〈以下、版元ウェブサイトより〉 言葉と絵による作品発表を続けている作家・文筆家の安達茉莉子が言葉だけで綴った初めての詩集。 「歩きながら、電車の中で、道端で、湧き上がる言葉を拾い上げた。何もかもが変わっていくような予感だけがあったが、現実的にはまだその前夜といったところで、身動きが取れないまま予感を感じ続けるような、もどかしい時間を過ごしていた。新しい世界はすぐそこにあり、放りこまれてみたい。とことん無防備になってみたい、というじりじりした気持ちは、そのまま言葉に転写されていった。」 — タイトル:『世界に放りこまれた』 著者:安達茉莉子 写真:成重松樹 挿絵:安達茉莉子 装幀: 横山雄 ISBN:978-4-9912851-0-3 判型:h182mm×w116mm 並製本 ページ数:64ページ 本体価格:1,300円 発行:ignition gallery 発行所:twililight カタログ番号:ign-012 刊行日:2022年11月19日 -- 《目次》 箱舟 世界に放りこまれた CO2削減 村娘A ywnlm ♯1 最高のもの 剥き身クラブメドレー ほんたうのさいはひとは 犬ぞり極夜行 NGC 1947 ywnlm ♯2 miracle/ chance 無限果樹園 Re:NGC 1947 ふたつがつながるとき ywnlm ♯3 L.Y.L あとがき —
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トワイライライト / 畑野智美
¥1,650
〈以下、版元ウェブサイトより〉 森谷未明は進学のために福島県から上京し、三軒茶屋でひとり暮らしをはじめる。 感染症の影響もあり、憧れていたような学生生活はおくれず、近くに住むいとこで小説家の信一の家に遊びにいくぐらいしかできない。 ある日、思い切って、本屋「twililight」に入ったことから、未明の生活は変わっていく。 友達と出会い、夜の街を歩き、初めてのお酒を飲む。 そして、恋をする。 twililightの屋上から眺める夕暮れに染まる三軒茶屋、未明は何を探し、何を見つけるのか。 きっと誰もが、この物語の中にいる。 — タイトル:『トワイライライト』 著者:畑野智美 装幀:横山雄 写真: tsukao ISBN:978-4-9912851-2-7 判型:188mm × 127mm 並製 ページ数:184ページ 本体価格:1,500円 発行:ignition gallery 発行所:twililight カタログ番号:ign-014 刊行日:2023年3月11日 – 著者略歴 畑野智美 (はたの・ともみ) 【著】 1979年東京都生まれ。2010年「国道沿いのファミレス」で第23回小説すばる新人賞を受賞。13年に『海の見える街』、14年に『南部芸能事務所』で吉川英治文学新人賞の候補となる。著書にドラマ化された『感情8号線』、『ふたつの星とタイムマシン』『タイムマシンでは、行けない明日』『消えない月』『神さまを待っている』『大人になったら、』『若葉荘の暮らし』などがある。
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だめをだいじょぶにしていく日々だよ / きくちゆみこ
¥2,090
【以下、版元ウェブサイトより】 2010年よりパーソナルな語りとフィクションによる救いをテーマにしたジンを定期的に発行しつつ、言葉を使った作品制作や展示も行ってきた翻訳・文筆家のきくちゆみこさん。 twililight web magazineでの連載をまとめた初めてのエッセイ集『だめをだいじょぶにしていく日々だよ』を12月に刊行します。 -- ままならない過去や体や心をほぐしてくれたのは、いつも書くことだった。 — みんなくるしいね、というときの「みんな」が誰なのかはわからなくとも、そこに自分の姿を見出したことがない人はいないんじゃないか。そんなとき、わたしたちはテーブルの下で見えない手をつないでいる。 この本は、まるでそれがほとんど神さまか何かみたいに、愛し、頼り、信じ、救われ、ときに傷つき打ちのめされながら、言葉と一緒に生きてきたわたしの、なにかとさわがしい心の記録だ。またそれは「言葉とわたし」がどんなふうに変化してきたのか、もしくは変化していくのかの考察でもあった。「だめ、できない」という言葉のうしろで縮こまっていたかちこちの体を、「だいじょうぶ、だいじょうぶ」となんとかなだめて引っ張りあげていくような。 (まえがきより) – 書籍化にあたって、各章ごとに「アフター・トーク」を書き下ろし。自分の文章に再会しつつ、副音声的なつっこみを入れることによって、過去の解釈を変えてだめをだいじょぶにしていく練習になる。より楽しく、読み応えのあるものになりました! 本の内容に寄り添った素晴らしい装画は前田ひさえさんによるもの。カバー、カバーをとった表紙、本文まで、きくちさん、ひさえさん、そしてデザイン・横山雄さんの気持ちがつまっています。 【書誌情報】 タイトル:『だめをだいじょぶにしていく日々だよ』 著者:きくちゆみこ 装画: 前田ひさえ デザイン:横山雄 ISBN:978-4-9912851-5-8 判型:188mm × 127mm 並製 ページ数:208ページ 価格:1,900円 + 税 発行:ignition gallery 発行所:twililight 刊行日:2023年12月13日
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遠慮深いうたた寝 / 小川洋子
¥891
〈以下、版元ウェブサイトより〉 どのエッセイも結局は文学のない世界では生きられないことを告白している――日々の出来事、思い出など、温かな眼で日常を掬い取り、物語の向こう側を描く、作家の素顔が垣間見られる極上エッセイ集。 作家の日常が垣間見られる、10年ぶりの文庫エッセイ集! どのエッセイも結局は 文学のない世界では生きられない ことを告白している――小川洋子 日々の出来事、思い出、創作、手芸、ミュージカル…… 温かな眼で日常を掬い取り、物語の向こう側を描く。 2012年から現在まで続く「神戸新聞」好評連載エッセイ「遠慮深いうたた寝」を中心に、約10年間に発表されたエッセイの中から厳選し、「手芸と始球式」「物語の向こう側」「読書と本と」の4章で構成する珠玉のエッセイ集。 *美しい装幀も話題! 九谷焼による陶板画・上出惠悟/デザイン・名久井直子 単行本 第55回造本装幀コンクール・日本書籍出版協会理事長賞受賞。 著者より 「本書を編むことは、文学が自分の生活、人生をどれほど大事な部分で支えているか再認識する作業でもありました。題材はさまざま異なっていても、どのエッセイも結局は文学のない世界では生きられない、ということを告白しています。実際には味わえない体験、自分とは異なる誰か、この世にはいない死者、そういうものたちへの想像力が、現実の私の救いとなってくれているのです」(「あとがき」より) 河出文庫 文庫 ● 304ページ ISBN:978-4-309-42166-7 ● Cコード:0195 発売日:2025.02.06
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続 遠慮深いうたた寝 / 小川洋子
¥1,793
〈以下、版元ウェブサイトより〉 神戸新聞連載エッセイ「遠慮深いうたた寝」などの最新エッセイを中心に、懐かしい思い出、創作をめぐる話、心に響く本と読書、ミュージカルや野球など、作家の日常を知る極上エッセイ集。 温かな眼で日常を掬い取り、物語の向こう側を描く、 大好評エッセイ集『遠慮深いうたた寝』第二弾! 毎日歩いている道端、何気なくつけたテレビの画面、劇場のロビー…… 胸に飛び込んできた一瞬が、思いがけず深く刺さり、 奥行きが生まれ、隠れた扉が開かれて遠くから光を運んでくる。 ――小川洋子 日常の出来事、創作、観劇、野球、読書……「神戸新聞」の連載エッセイ「遠慮深いうたた寝」などの最新エッセイを中心に編み上げた極上エッセイ集。 Ⅰ 遠慮深いうたた寝 Ⅱ 自転車と図書室 Ⅲ 小説に触れる手 Ⅳ おじいさんと通りすがりの者 Ⅴ 想像力の冒険 本と読書 *美しい装幀が話題 九谷焼による陶板画・上出惠悟/デザイン・名久井直子 単行本 46 ● 240ページ ISBN:978-4-309-03234-4 ● Cコード:0095 発売日:2025.10.16
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毎日酒を飲みながらゲーム実況してたら膵臓が爆発して何度も死にかけた話 / たろちん
¥1,980
〈以下、版元WEBサイトより〉 みなさんにはどうか僕を反面教師として死ぬまで元気に酒を飲み続けてほしい―― 突如膵臓が爆発、転院に次ぐ転院、2カ月以上続く絶飲絶食、院内大量殺人事件に巻き込まれる(という幻覚)、お腹の上に出しっ放しになった腸、脳出血で昏睡状態へ……波乱万丈の闘病生活を経験した酔っ払いゲーム実況者・たろちんによる“アル中”エッセイ。 膵臓の一部が壊死し、腎臓や肝臓といった様々な臓器不全を引き起こすなど致死率の高い疾患といわれる重症急性膵炎。「生きるために一生懸命酒を飲んでいた」というたろちんが、ジェットコースターのように次々とハプニングが発生する入院生活と、そこに至るまでの飲酒生活、そして退院後に待ち受けていたさらなる困難を、痛快でコミカルなタッチで綴る。 『はぐちさん』作者・くらっぺによる描き下ろし8コマ漫画も収録! 価格:1,980円(本体1,800円+税) 判型:四六判変形 ページ数:202ページ ISBNコード:9784778340971
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「能力」の生きづらさをほぐす / 勅使川原 真衣
¥2,200
生きる力、リーダーシップ力、コミュ力… ◯◯力が、私たちを苦しめる。 組織の専門家が命をかけて探究した、他者と生きる知恵。 前職では「使えない」私が、現職では「優秀」に。 それって、本当に私の「能力」なの? 移ろいがちな他人の評価が、生きづらさを生み出す能力社会。 ガン闘病中の著者が、そのカラクリを教育社会学と組織開発の視点でときほぐし、 他者とより良く生きるあり方を模索する。 (版元ウェブサイトより) 【書誌情報】 発行:どく社 判型:四六判(縦188mm 横128mm 厚さ18mm ) 頁数:264ページ 定価:2,000円+税 ISBN:978-4-910534-02-2
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学校の枠をはずした
¥2,200
〈以下、版元ウェブサイトより〉 ぷは~っ! 肩の荷がおりました。 私だって、欠点のまま生きていい! 当たり前の枠がはずれる50のお話。 「先生、俺たちのような大人をつくっちゃいけないよ」 ――その叫びがROCKETの原点であることは間違いない。(「はじめに」より) 東京大学異才発掘プロジェクトROCKET 5年の集大成。 画一的な学校にはなじまないけど、突き抜けた「好き」を持つ小中学生に学びの場を提供してきたプロジェクトの軌跡。平田オリザさん、山崎直子さん、猪子寿之さんなど活動を応援する著名人34人の名言溢れるコラムも収録! 四六変形判 縦188mm 横120mm 厚さ14mm 192ページ 並製 定価 2,000 円+税 〈著者プロフィール〉 東京大学先端科学技術研究センター中邑研究室(編) 特別支援教育や心理学を専門とする東京大学先端科学技術研究センター人間支援工学分野中邑賢龍教授の研究室。ICTを活用した学び支援研究、重度知的障害や重度重複障害のコミュニケーション支援研究、不登校やひきこもり状態になっている若者を支援する研究、教科書ではなく活動をベースにした学び研究、教師や親の子どもの能力の見立てに関する研究を行っている。これらの研究の成果を全国に展開している。
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人と人のあいだを生きる / 播磨靖夫
¥2,750
〈版元ウェブサイトより〉 ケアとアートをむすぶ先駆者として半世紀― 障害のある人の表現に“可能性”を見出し、 周縁から「生の尊厳ある社会」を導いた、 思想家・運動家によるラストメッセージ。 人と人のあいだを生きる―― 生をより深く、美しく変える エイブル・アート・ムーブメント。 「みなさん、こんにちは。いま紹介がありました、播磨と申します。今日はわずかな時間ではありますが、我々が取り組んでいる『エイブル・アート・ムーブメント』について、また、ケアについてお話をしたいと思います――」(本文より) 障害のある人の生きる場「たんぽぽの家」づくりをはじめ、 わたぼうし音楽祭、エイブル・アート・ムーブメント(可能性の芸術運動)、 Good Job!プロジェクトなど、ケアとアートをむすぶ数々の市民運動を提唱・実践し、 2024年秋、生涯に幕を閉じた文化功労者・播磨靖夫(享年82)。 その活動を集大成した「最終講義」を、未来に向けてーー 解説・鷲田清一(哲学者) 播磨さんが口にされたこんな言葉が今もあざやかに耳に残っている。 ――「遠いところ、弱いところ、小さいところに種があるのです」 他者と生きる社会のはじめかた 〈書誌情報〉 四六変形判 縦188mm 横125mm 厚さ14mm 価格 2,500円+税 ISBN978-4-910534-08-4
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本でした / 又吉直樹・ヨシタケシンスケ
¥1,760
シリーズ累計40万部突破。 むかしむかし、村はずれにたっている空き家に、 いつからか、2人の男が住みつきました。 2人の男はある日、小さな看板を出しました。 バラバラになってしまった本や、 やぶれてしまった本でも、 特殊な技術で元に戻すというのです。 それどころか、ほんの1ページでも、1行だけでも タイトルだけでも、 ちょっとした手がかりさえあれば 元の本の形に復元できる、というのです。 村人たちが「本の復元依頼シート」を ポストに投函すると 本はどんどん復元されて―― お笑い芸人で芥川賞作家の又吉直樹と、 大人気の絵本作家ヨシタケシンスケからの「創作」のバトン。 発売年月 2025年8月 ISBN 978-4-591-18586-5 判型 A5変型判 サイズ 210mm x 157mm ページ数 232ページ
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12月の本
¥3,080
〈以下、版元ウェブサイトより〉 時代も場所もまったく異なる文学作品たちをつなぐテーマは〈12か月〉―― 12か月のうちの〈12月〉をテーマに古今東西の小説・詩歌・随筆を集めたアンソロジー。 四季をあじわい、あの作品といま同じ季節を生きるよろこびをつくる本。シリーズ全12巻。 装丁:岡本洋平(岡本デザイン室) __ 〈目次〉 冬至〔「写況雑記」より〕(永井荷風) われらが四季感(佐藤春夫) 英国の厳冬とエヴェレスト征服(吉田健一) クリスマスの出会い(ローズマリー・ティンパリー/安野玲訳) メリイ・クリスマス(山川方夫) いまわのきわ(アルベルト・モラヴィア/関口英子訳) 十二月的感想(岸田國士) 年末の一日(芥川龍之介) 冬の日(永井龍男) セルノグラツの狼(サキ/中村能三訳) 藤の実(寺田寅彦) クリスマスの夜(アントン・チェーホフ/松下裕訳) 変身(日影丈吉) 十二月の路(尾形亀之助) 年の瀬の音(山本周五郎) 銀座にて(獅子文六) 大凶の籤(武田麟太郎) 私の日記(岡本かの子) 十二月八日(太宰治) 十二月の夜(アルフレッド・ド・ミュッセ/沢木譲次訳) 彼女の逃亡について〔「モネルの書」より〕(マルセル・シュオッブ/大濱甫訳) 真鶴(志賀直哉) たき火(国木田独歩) 年を越える(石垣りん) 跋 ターミナル 十二月(西崎憲) __ 発売日 2025/09/22 判型 B6変型判 ISBN 978-4-336-07745-5 ページ数 280 頁 Cコード 0090 予価 3,080円 (本体価格2,800円)
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11月の本
¥3,080
〈以下、版元ウェブサイトより〉 時代も場所もまったく異なる文学作品たちをつなぐテーマは〈12か月〉―― 12か月のうちの〈11月〉をテーマに古今東西の小説・詩歌・随筆を集めたアンソロジー。 四季をあじわい、あの作品といま同じ季節を生きるよろこびをつくる本。シリーズ全12巻。 装丁:岡本洋平(岡本デザイン室) __ 〈目次〉 木靴(マルセル・シュオッブ/大濱甫訳) 十一月の願いごと(イタロ・カルヴィーノ/関口英子訳) あかるい冬の窓(西崎憲) 深夜(鈴木三重吉) 坂(萩原朔太郎) 丘の上の家(田山花袋) 小春(国木田独歩) 枯葉の記(永井荷風) 秋風(小沼丹) 崩浪亭主人(林芙美子) 最後の一句(森鷗外) こがらし(岩本素白) 十一月三日午後の事(志賀直哉) 沼のほとり(豊島与志雄) 水(幸田文) 風変わりな死(アルフォンス・アレー/西崎憲訳) 十一月三十日(「長崎ノート」より)(立原道造) この四十年(ノーラ・ロフツ/小野寺健訳) 十一月のストーリー(レベッカ・マカーイ/藤井光訳) 跋 十一月の音楽(西崎憲) __ 発売日 2025/09/19 判型 B6変型判 ISBN 978-4-336-07744-8 ページ数 280 頁 Cコード 0090 予価 3,080円 (本体価格2,800円)
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君の名前の横顔 / 河野 裕
¥946
〈以下、版元ウェブサイトより〉 世の中のすべての悲しみを避けて歩くのも、 なんだか気持ちの悪いことのような気がした。 『いなくなれ、群青』、『昨日星を探した言い訳』の著者が描く、 血の繋がらない家族と名前をめぐる物語。 夫を亡くし、小学生の息子・冬明を一人で育てるシングルマザーの愛。父親の死後、義母の愛と弟の冬明を見守りながらも、家族という関係に違和感を持つ大学生の楓。 「世界の一部を盗む」想像上の怪物・ジャバウォックを怖れ、学校に行きたがらない冬明に二人は寄り添おうとするが、「紫色の絵具がなくなったんだ。ジャバウォックが盗っちゃったんだよ」と冬明が告げた日から、現実が変容していく。 ジャバウォックの真実を知ったとき、あなたもきっと、その怪物を探し始める――。 家族とは、常識とは何かを問い直す、壮大なファンタジーエンタメ小説。 発売年月 2024年12月 ISBN 978-4-591-18443-1 判型 文庫判 サイズ 151mm x 105mm ページ数 422ページ
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小さいわたし / 益田ミリ
¥792
〈以下、版元ウェブサイトより〉 おとなになると今日のことを忘れてしまうかな。そうだとしたら、すごくいやだ―― 益田ミリさんが自身の思い出をもとに、子ども時代の特別な心のきらめきをえがいた物語。 ドキドキの入学式、はじめての遠足、お気に入りのぬいぐるみ、夏の花火、四つ葉のクローバー探し、大好きな先生……など、 幼い頃に夢中になったできごとや、かけがえのない一瞬、胸に抱いた繊細な気持ちを、丁寧に、みずみずしくつづります。 イラスト54点収録、オールカラー! 「おとなになると今日のことを忘れてしまうのかな。そうだとしたら、すごくいやだ。こどもの頃のわたしは、いつもそんなふうに思っていたんです。」(「はじめに」より抜粋) 「こども時代は本当に短いものです。長い人生のほんのひととき。なのにプリンのカラメルソースみたいに他の部分とはちがう特別な存在です。人がいきなりおとなに生まれるのだとしたら味気ないに違いありません。」(「おわりに」より抜粋) 発売年月 2025年7月 ISBN 978-4-591-18633-6 判型 文庫判 サイズ 151mm x 105mm ページ数 175ページ
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軽いノリノリのイルカ / 又吉直樹・満島ひかり
¥1,980
〈以下、版元ウェブサイトより〉 上から読んでも下から読んでも同じ「回文」から編み出される ファンタジックな「掌編小説」 満島ひかりさんが生んだ奇跡の回文をもとに 又吉直樹さんが苦しみながら物語を書き下ろした ページ数:208頁 ISBN:9784838732760 定価:1,980円 (税込) 発売:2024.07.17