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【サイン本|予約受付中】IDOL / 町屋良平
¥2,420
〈以下、版元ウェブサイトより〉 「これがおまえが「夢」見た「アイドル」だろ。責任とれよ」 芥川賞作家・町屋良平が「アイドル」の輝きと暴力性を克明に描き出すタイムトラベル青春劇! 「夢」が禁じられた未来から、現代にタイムスリップした双子の兄弟・アリスとキルト。国民的オーディション番組の落選組によって結成された弱小6人組ボーイズグループに加入したふたりは、あらかじめ運命づけられた解散の日を迎えるまで束の間の夢を見る。しかし、バンコクでのフェス出演をきっかけに、運命は少しずつ変わり始めた――。 町屋良平(著) 1983年生まれ。2016年『青が破れる』で文藝賞を受賞しデビュー。2019年『1R1分34秒』で芥川龍之介賞、2022年『ほんのこども』で野間文芸新人賞、2024年「私の批評」で川端康成文学賞、『生きる演技』で織田作之助賞、2025年『私の小説』で芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。他の著作に『しき』『愛が嫌い』『ショパンゾンビ・コンテンスタント』『生活』など。
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風を飼う方法 / 小原晩
¥1,650
〈以下、版元ウェブサイトより〉 吹かれたいときに吹いてくれる風のないことには心おぼえがある。百子は黙って、窓を閉める。全4篇が描き出す、人生の物憂さと微光。『ここで唐揚げ弁当を食べないでください』著者の初小説集。 『ここで唐揚げ弁当を食べないでください』で話題の著者、初の小説集! ゆきはひとりになって働きはじめ、私は水浴びする男を見つめ、雨の夜に三人は出会い、百子は絶望を抱えたまま暮らしている。 全四編が映し出す、人生のもの憂さと微光。 装幀=岡本太玖斗 【収録作品】 ●「けだるいわあ」 唐揚げ弁当ひとつくださいと口に出す。真っ赤なエプロンの女のひとは「はあい」と愛想なく、しかし不機嫌そうでもなく、どちらかというとぽかんとした感じで返事をした。 ●「水浴び」 ルーフバルコニーではおじさんが水浴びをしていた。パンツ一丁の姿で、青いホースから水をどんどんあふれさせ、頭の上からきもちよさそうに水を浴びている。 ●「カリフラワー」 あの夜は小雨で、傘をささなくてもよいほどの小雨で、というより雨は、わたしが家を出たときにはまだ雨は降っていなかった。気配はあったが、気にしなかった。 ●「風を飼う方法」 吹かれたいときに吹いてくれる風のないことには心おぼえがある。百子は黙って、窓を閉める。 著者/小原 晩 (オバラ バン) 1996 年、東京生まれ。 2022年、自費出版(私家版)にて『ここで唐揚げ弁当を食べないでください』を刊行。大きな話題となり2024年には商業出版化。他の著書に『これが生活なのかしらん』。 単行本 46変形 ● 120ページ ISBN:978-4-309-03258-0 ● Cコード:0093 発売日:2026.03.04(予定)
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エデンの裏庭 / 吉田篤弘
¥2,090
「あなたに『本当のこと』をひとつかみ差し上げましょう」 川のそばにあるお菓子屋〈おやつ〉。ある日店を訪れた青年は、チョコレートと引き換えに不思議な「種」を置いていく。それをきっかけに、店主のエリカはかつて出合った一冊の本を思い出して……. 表題作ほか4篇+エッセイ。忘れられない本をめぐるささやかな冒険。 *** 目次 物語の舞台袖 1 アリスのいないお茶会 『不思議の国のアリス』*ルイス・キャロル 舞台袖からの報告・1 2 ガリヴァーの囁き 『ガリヴァー旅行記』*ジョナサン・スウィフト 舞台袖からの報告・2 3 王子さまのいない星 『星の王子さま』*サン=テグジュペリ 舞台袖からの報告 4 灰色の男の葉巻のけむり 『モモ』*ミヒャエル・エンデ 舞台袖からの報告・4 エデンの裏庭 あとがき ***
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【サイン本|予約受付中】こんこん / 水沢なお
¥2,200
予約商品
触れられないから、愛おしい──? テーマパークのきつねのきぐるみ・「こんこん」を愛するまど。 その愛は次第に「中の人」への執着へと変わってゆき……。 気鋭詩人の言葉きらめく傑作小説 単行本 46 ● 160ページ ISBN:978-4-309-03256-6 ● Cコード:0093 発売日:2026.03.27(予定) 著者:水沢なお (ミズサワ ナオ) 1995年静岡県生まれ。初詩集『美しいからだよ』で中原中也賞受賞。 第二詩集『シー』。小説集『うみみたい』。
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【サイン本】図書室の記録 花鞠学園・教室の事件簿 / 岸波龍
¥1,760
〈以下、版元ウェブサイトより〉 学校図書室を巡る 消えかかる淡雪のようなミステリを── 推薦・竹本健治(ミステリ小説家) 花鞠学園2年3組の越後智也は図書室のヌシと呼ばれるほどに本が好き。同じく本好きな佐野雅は気さくで明るく、読了した本の感想を誰もが興味をそそるように伝えることができる書評の名人。2人は図書委員として放課後、図書の貸出しや棚の整理、おすすめ本を紹介する新聞づくりに取り組むが、本を読んでものおもいにふけっているばかりではいられない。図書の紛失や、文化祭のオバケ屋敷の準備中に起きる怪事件など、学園の至る所で奇妙な事件や謎が湧き上がる。謎があるとつい考えてしまう智也は、いつしか学園の名探偵に……!? 四六判並製160頁 本体予価¥1600+税 ISBN978-4-88059-452-1 C0093 岸波 龍(きしなみ・りゅう) 1985年三重県生まれ。本屋「機械書房」店主。文筆家。 2023年東京・水道橋で本屋「機械書房」を開業。自主制作の小説、詩集を積極的に販売して話題となり、雑誌・ラジオ等で紹介される。著作に絵本『夜にてマフラーを持っていく月が』(詩・多宇加世/絵・岸波龍、双子のライオン堂出版部)。文芸誌「随風」(志学社)に随筆を寄稿。
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その猫の名前は長い / 著:イ・ジュへ 訳:牧野美加
¥2,310
子育てと家事の合間を縫って育んだ中年女性の友情に入る亀裂を描く「わたしたちが坡州に行くといつも天気が悪い」、妻の外見を愛し内面を見ない夫の視点で描く「夏風邪」、若くして家計を担い働く娘が先輩女性社員に抱く淡い恋心を描く「その猫の名前は長い」など、生活のリアリティが滲み出る繊細な物語9作品。主婦をしながら英米文学の翻訳家となり、アドリエンヌ・リッチやエリザベス・ビショップらに影響を受け小説を書いた著者の初邦訳。牧野美加の美しい翻訳文、大阿久佳乃による英米文学作品と本書の関わりを解き明かす大充実の解説(20P)付。 (版元ウェブサイトより) 【書誌情報】 装丁:服部一成/榎本紗織 2024年6月21日・刊 定価:2,100円+税 288ページ ISBN: 978-4-907497-21-7 四六判並製/カバー帯あり 装画:前田ひさえ
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私たちの世代は / 瀬尾まいこ
¥792
〈以下、版元ウェブサイトより〉 大人になったから気づく、あのときの想い。 『そして、バトンは渡された』著者の感動作! 感染症の流行で小学校が休校になり、不自由を余儀なくされた冴と心晴。冴が「夜の仕事」をする母親とささやかで楽しい生活を送る一方、心晴は教育熱心な親と心を通わせられずにいて——。人と関わるのが難しかった「マスク世代」の子どもたちの悩みと成長、そして彼らを見守る人々の優しさを描いた、本屋大賞作家による感動作! ページ数 288ページ 判型・造本・装丁 文庫判 初版奥付日 2026年02月10日 ISBN 978-4-16-792469-0
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雪ちゃん / のもとしゅうへい
¥2,200
〈以下、著者ウェブストアより〉 …記憶というのは不思議なものだ。そこにはかならず入口と出口が用意されている。そのありかはよく目を凝らしても、まずみえない。 一匹のもぐらがあけた穴から、老人はかつての暮らしを拾いあげる。私は日なたの町に降り立って空港を探す。路面電車は夜を夜の外側へ運ぶ。記憶という、人の中でくぼんだもの。浮かびあがるもの。遠ざかるもの。まばゆい穴を通り抜けて、時間や場所は、私たちの内側のどこへ向かうのか。だれがそれを導くのか──。はなれたものをたぐりよせる短篇小説。 発行:2026年1月24日 B6変型判、小口折り製本、168p (2026年・セルフパブリッシング)
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生きとるわ / 又吉直樹
¥2,200
〈以下、版元ウェブサイトより〉 又吉直樹6年ぶりの長編小説! 「生きる」とは、こんなにもやりきれなくて、おかしい―― 累計354万部『火花』から10年後に書き上げた、新たなる代表作! 公認会計士として傍目には順調な生活を送っている岡田。 しかし、高校時代の仲間だった横井に500万円を貸したことから、その人生は狂い始める。横井は他の仲間たちからも借金を重ねたあげく、姿をくらましていた。 阪神タイガースのセ・リーグ優勝が決まった夜、岡田は大阪・道頓堀で偶然横井と再会する。 貸した金を取り戻そうとする岡田は、逆にさらなるドツボにはまっていく…… 人間の「闇」と、「笑い」を両立させた奇跡的作品! ページ数 448ページ 判型・造本・装丁 四六判 上製 上製カバー装 初版奥付日 2026年01月30日 ISBN 978-4-16-392060-3
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珍獣に合鍵 / 早乙女ぐりこ
¥2,035
SOLD OUT
日々積み重なる小さな絶望に抗う、血みどろの闘いの記録。 「大丈夫なふりをしたことがある、全ての人に読んでほしい」高瀬隼子(作家) 中高一貫男子校で教員として働く鍵岡奏。 女性が極端に少ない職場で、 彼女はまるで「珍獣」のような存在。 無秩序で制御不能な生徒たちに翻弄され、無神経な同僚に削られながら 壊れかけギリギリの日々を過ごしている。 ある日、心の拠り所にしていた先輩教員から発せられた一言から歯車が狂いだす ……。 社会に絶望しながらも、もがき生きる人間のリアルを圧倒的解像度で綴る。 定価: 2,035円 (本体1,850円+税) 発売日:2026年02月03日 判型:四六判 ページ数:192 ISBN:9784041170656
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青天 / 若林正恭
¥1,980
〈以下、版元ウェブサイトより〉 オードリー・若林正恭、初小説! 人にぶつかっていないと、自分が生きているかどうかよくわからなくなる―― 総大三高の「アリ」こと中村昴が所属するアメフト部は、万年2回戦どまり。相手校の練習を隠し撮りして迎えた高3の引退大会では、強豪・遼西学園に打ち破れた。引退後、みなが受験に向かうなか、勉強にも気持ちが入らず、不良になる覚悟もないまま宙ぶらりんの日々を過ごす。自分自身の不甲斐なさにもがき続けるなかで、アリは再びアメフトと向き合う決意を固める。 青春の苦みと悦びに満ちた、著者渾身の初小説。 ページ数:304ページ 判型・造本・装丁:四六判 軽装 並製カバー装 初版奥付日:2026年02月20日 ISBN:978-4-16-392066-5
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【舞城さんサイン本|予約受付中】短歌探偵タツヤキノシタ / 舞城王太郎
¥1,980
予約商品
*こちらは予約商品です。3月下旬頃の発送予定となります。 *著者の舞城王太郎さんのサイン入りです。 〈以下、版元ウェブサイトより〉 小学三年生の〈短歌探偵〉タツヤキノシタ、誕生! 事件のあるところ、必ず現れる「短歌一首」。 短歌を読み解くことで真相に迫る、前代未聞の探偵小説。 「僕は《ミソヒト》。《三十一文字の使い》。その神様は僕を《短歌探偵》にしたんだ。」 5首の短歌と、5つの事件を収録。 各話でカギとなる短歌は、歌人・木下龍也による書き下ろしです。 【書籍詳細】 『短歌探偵タツヤキノシタ』 著者:舞城王太郎(まいじょう・おうたろう) 短歌提供:木下龍也 装丁:水戸部功 仕様:四六判、並製、240頁 価格:1,980円(本体1,800円+税) ISBN:978-4-86732-037-2 C0095 【目次】 第一首 ぼくのあたまに4が舞いおりる 第二首 EYEのヤニ見抜かれないでほしいから 第三首 目張りをはいでDIVEしていく 第四首 勝算は気に入ることの通算の 第五首 毒を代わりに飲み込むあなた ※本作では短歌の数え方にならい「1話」を「1首」としています。 【著者プロフィール】 舞城王太郎(まいじょう・おうたろう) 1973年、福井県生まれ。2001年『煙か土か食い物』で第19回メフィスト賞を受賞しデビュー。03年『阿修羅ガール』で第16回三島由紀夫賞を受賞。『熊の場所』『九十九十九』『好き好き大好き超愛してる。』『ディスコ探偵水曜日』『淵の王』『深夜百太郎』『私はあなたの瞳の林檎』『短編七芒星』など著書多数。近年は小説に留まらず、漫画原作、翻訳、長編アニメ『龍の歯医者』やアニメシリーズ『ID:INVADED』の脚本などをつとめている。
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小説のように家を建てる / 吉川トリコ
¥1,760
〈以下、版元ウェブサイトより〉 どこか遠くへ行きたかった。そうして、どういうわけだか、家を建てることになった。 土地を購入して家を建てることは、自分を縫いつけるようなことだと思っていた。今の日本で家を建てることなどリスクでしかないと。 住宅ローンにがんじがらめになり、どこへも行けなくなってしまうくらいなら、一生仮住まいでかまわない。死ぬまで無責任にちゃらんぽらんに自由に生きていたかった。 だから今、こんなことになってしまって驚いている。あの夢見がちなぼんくらがいっぱしの大人になって……。 家を建てるにあたってさまざまな本を読んだが、もう少し情緒的な、心の動きに寄り添ったエッセイのようなものを読んでみたかった。 ならば、自分で書いてみよう。どのような経緯で家を建てることになり、どのような観点で選択を重ね、どのような家を建てたのか。 物件を探しはじめ、新居の引き渡しにいたるまでの大冒険の記録を。 書店発売日 2025/10/22 ISBN 9784334108014 判型・ページ数 四六・220ページ 定価 1,760円(税込)
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カフェーの帰り道 / 嶋津輝
¥1,870
〈以下、版元ウェブサイトより〉 *第174回直木三十五賞受賞作 東京・上野の片隅にある、あまり流行(はや)っていない「カフェー西行」。食堂や喫茶も兼ねた近隣住民の憩いの場には、客をもてなす個性豊かな女給がいた。竹久夢二風の化粧で注目を集めるタイ子、小説修業が上手くいかず焦るセイ、嘘つきだが面倒見のいい美登里を、大胆な嘘で驚かせる年上の新米・園子。彼女たちは「西行」で朗らかに働き、それぞれの道を見つけて去って行ったが……。大正から昭和にかけ、女給として働いた“百年前のわたしたちの物語”。 判型:四六判仮フランス装 ページ数:228ページ 初版:2025年11月14日 ISBN:978-4-488-02936-4 Cコード:C0093 カバー図案:「美術海」(C)芸艸堂 装幀:鈴木久美 著者/嶋津輝(シマヅテル ) 1969年東京都生まれ。2016年、「姉といもうと」で第96回オール讀物新人賞を受賞。19年、同作を含む短編集『スナック墓場』で書籍デビュー(文庫化にあたり、『駐車場のねこ』と改題)。25年刊行の『カフェーの帰り道』で第174回直木賞を受賞。他の著書に『襷(たすき)がけの二人』がある。『猫はわかっている』『私たちの特別な一日 冠婚葬祭アンソロジー』などのアンソロジーにも作品が収録されている。
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オーロラが見られなくても / 近藤史恵
¥1,870
SOLD OUT
〈以下、版元ウェブサイトより〉 この旅は、わたしたちへのご褒美なのだ それはわたしの人生に、ひさしぶりに点った、遠い目標だった。 壁も屋根も、街全体が真っ青でまるで夢の中に迷い込んでしまったような、モロッコのシャフシャウエン。二十七歳の岬はここに「自分を少し捨てに」やってきた。グラスにあふれんばかりの生のミントと熱くて甘い緑茶を注いだミントティーや、帽子のような鍋に入ったレモンとチキンのタジン。初めての景色と料理に出会った岬に、予想外の事態が起こり……。(「ジブラルタルで会えたら」)長年の介護が突然終わった佳奈は、アイスランドを訪れた。胸を突かれるように美しい氷河湖や、屋台で買って頬張る熱々の“全部のっけ”のホットドッグ。輝かしい未来なんて想像もできなかった佳奈だけれど、胸にある思いが湧きあがる……。(「オーロラが見られなくても」) 定価: 1,870円 (本体1,700円+税) 発売日:2025年11月08日 判型:四六判 ページ数:208 ISBN:9784041163207
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忘らるる惑星 / 田中空
¥693
〈以下、版元ウェブサイトより〉 この世界に病気や事故は決してない。AIによる徹底的な管理で人は死を遠ざけることに成功した。AIの判決を確認する仕事に就くミカサは、昨日起きた殺人事件の記録に疑問を持つ。記された犯行時刻、ミカサは確かにそこにいたはずだった──しかし目撃した記憶はない。調査を進める中で大きな闇が明らかになっていく。この社会に隠された秘密とは。謎が謎を呼ぶ予測不能のSF冒険譚。 判型 新潮文庫 頁数 240ページ ISBN 978-4-10-180322-7
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水車小屋のネネ / 津村記久子
¥1,980
誰かに親切にしなきゃ、 人生は長く退屈なものですよ 18歳と8歳の姉妹がたどり着いた町で出会った、しゃべる鳥〈ネネ〉 ネネに見守られ、変転してゆくいくつもの人生―― 助け合い支え合う人々の 40年を描く長編小説 毎日新聞夕刊で話題となった連載小説、待望の書籍化! (版元ウェブサイトより) 【書誌情報】 発売日:2023年3月 2日 ISBN:978-4-620-10862-9 判型:四六判 頁数:496頁
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川のある街 / 江國香織
¥1,870
〈以下、版元ウェブサイトより〉 はかなく移りゆく濃密な生の営み。 人生の三つの〈時間〉を川の流れる三つの〈場所〉から描く、 生きとし生けるものを温かく包みこむ慈愛の物語。 * * * ひとが暮らすところには、いつも川が流れている。 両親の離婚によって母親の実家近くに暮らしはじめた望子。そのマンションの部屋からは郊外を流れる大きな川が見える。父親との面会、新しくできた友達。望子の目に映る景色と彼女の成長を活写した「川のある街」。 河口近くの市街地を根城とするカラスたち、結婚相手の家族に会うため北陸の地方都市にやってきた麻美、出産を控える三人の妊婦……。閑散とした街に住まうひとびとの地縁と鳥たちの生態を同じ地平で描く「川のある街 Ⅱ」。 四十年以上も前に運河の張りめぐらされたヨーロッパの街に移住した芙美子。認知症が進行するなか鮮やかに思い出されるのは、今は亡き愛する希子との生活だ。水の都を舞台に、薄れ、霞み、消えゆく記憶のありようをとらえた「川のある街 Ⅲ」。 〈場所〉と〈時間〉と〈生〉を描いた三編を収録。 ISBN:9784022519610 定価:1870円(税込) 発売日:2024年2月7日 四六判上製 232ページ
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その本はまだルリユールされていない / 坂本 葵
¥1,870
SOLD OUT
小学校図書館司書のまふみは製本工房に暮らす中で 様々な人と出会い本が人の心を救いうることを学んでいく。 本好きに贈る心温まる物語。 坂本 葵 著 出版年月 2025/03 ISBN 9784582839821 Cコード・NDCコード 0093 NDC 913.6 判型・ページ数 4-6 240ページ
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黄昏ラジオ / 藤井青銅
¥858
〈以下、版元ウェブサイトより〉 わずか数分の街角リポートを懸命にこなす女性タレントと駆け出し放送作家の、中継を通じての淡い交流(「4分50秒の恋人」)。現在は裏方に徹しているかつての名局アナと今をときめく人気お笑いコンビのパーソナリティー対決(「空気に飛ばして」)。海岸通りにほど近い喫茶店の女主人が語る、店と番組との不思議な因縁(「黄昏ラジオ」)。――ラジオ局を舞台に繰り広げられるさまざまな人間模様を、甘く切なくコミカルに描く、しゃれっ気いっぱいの8篇+1! サイズ:文庫判 ページ:272P ISBN:978-4-75844762-1
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今日のかたすみ / 川上佐都
¥792
〈以下、版元ウェブサイトより〉 人と暮らすって不自由で息苦しくて、でも時々たまらなく愛おしい。 塾講師として働いている遙は、友人たちとのルームシェアを解消して気落ちしていた。そこに同僚で恋人の百ちゃんがやって来る。 同棲をスタートしたふたりだが、遙は大好きなはずの百ちゃんとの暮らしに窮屈さを感じ始める。ひとりの空間や時間、娯楽を至上の楽しみとする遙に対して、「何をするかより、誰といるか」を重視する百ちゃん。価値観が根本的に異なるふたりは、少しずつ、しかし確実にすれ違っていき――。 好きなのに分かり合えない同棲カップルに、 母との喧嘩を機に別居していた父のところに転がり込んだものの、距離感に戸惑う女子中学生。 アパートの隣室に住む人懐っこいおばあさんに友人認定され、交換ノートを始めた女子大生。 暮らしの中で経験してきた悩みも、喜びも、きっとそこにある。 誰かと生きる日々のきらめきを、優しく掬い上げた5編の連作短編集。 発売年月:2026年1月 ISBN:978-4-591-18843-9 判型:文庫判
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おちゃめなパティ、カレッジへ行く / ジーン・ウェブスター
¥781
〈以下、版元ウェブサイトより〉 恋に、おしゃれに、勉強に。いまという瞬間をわしづかみにして、かたく抱きしめるんだ。大学四年生のパティが暮らすアメリカの女子寮で「見抜かれないように最大の嘘をつく」ゲームが大流行。ところがパティがうっかり種明かしを忘れたために、ありえない噂が学内にまわってしまい大慌て──。大学を卒業した直後のウェブスターが、当時の女学生の生活をいきいきと描いた記念碑的デビュー作。 頁数:288ページ ISBN:978-4-10-208206-5
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ブーズたち鳥たちわたしたち / 江國香織
¥1,870
〈以下、版元ウェブサイトより〉 極上のクラムチャウダーをたべるためにロードアイランド州を訪れた恵理加。レストランですばらしい食事とワインを堪能した彼女だったが、それ以上に興味を惹かれたのが、ルークという不思議なウェイターで……「ブーズたち」 ある日、秋介や真昼は、スマートフォンの電源を切っているのに着信音が聞えたり、深夜眠っている寝室で、イスラムの祈りの声が聞えてきたり――「ここにないはずの音」が自分にだけに聞こえるようになっていた。「鳥たち」 心療内科医のさやかは、最近幻聴が聞こえる患者が増えていることが気になっていた。が、それよりも彼女には、差し迫った問題があった。そろそろ妻子持ちの恋人と別れようとしていたタイミングで妊娠が発覚したのだ……「わたしたち」 サイズ:四六判変形上製 ページ:216P ISBN:978-4-75841498-2
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花屋さんが言うことには / 山本幸久
¥869
〈以下、版元ウェブサイトより〉 紀久子が働くことになったのは、駅前のお花屋さん。 誰かの日常が少し鮮やかになるよう願いながら、今日もお花を手渡します。 発売年月 2024年3月 ISBN 978-4-591-18149-2 判型 文庫判 サイズ 151mm x 105mm ページ数 367ページ
