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風に舞いあがるビニールシート / 森絵都
¥803
あたたかくて力強い、第135回直木賞受賞作 自分だけの価値観を守って、お金よりも大事な何かのために懸命に努力し、 近づこうと頑張って生きる人たちの1日を描いた短篇集 【書誌情報】 ページ数:352ページ 判型:文庫判 初版奥付日:2009年04月10日 ISBN:978-4-16-774103-7
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チェロ湖 / いしいしんじ
¥5,500
〈以下、版元ウェブサイトより〉 弦楽器のかたちの湖にボートで漕ぎだす若い男。 竿の先に括られた蓄音器のまっすぐな針が、一族四代、百年にわたる「ものがたり」を釣りあげる。野人めいたタフな祖父、蓄音器に魅せられた祖母、チェリストの母、神出鬼没の建築家の父、風の音、鳥のさえずり、レコード、オーケストラ、いくつもの歌……心震わせる圧倒的大長篇! 判型 四六判変型 頁数 912ページ ISBN 978-4-10-436305-6 定価 5,500円
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軽いノリノリのイルカ / 又吉直樹・満島ひかり
¥1,980
〈以下、版元ウェブサイトより〉 上から読んでも下から読んでも同じ「回文」から編み出される ファンタジックな「掌編小説」 満島ひかりさんが生んだ奇跡の回文をもとに 又吉直樹さんが苦しみながら物語を書き下ろした ページ数:208頁 ISBN:9784838732760 定価:1,980円 (税込) 発売:2024.07.17
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花屋さんが言うことには / 山本幸久
¥790
〈以下、版元ウェブサイトより〉 紀久子が働くことになったのは、駅前のお花屋さん。 誰かの日常が少し鮮やかになるよう願いながら、今日もお花を手渡します。 発売年月 2024年3月 ISBN 978-4-591-18149-2 判型 文庫判 サイズ 151mm x 105mm ページ数 367ページ
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さいはての彼女 / 原田マハ
¥572
『楽園のカンヴァス』新山周賞作家が描くリセット・ストーリー! 脇目もふらず猛烈に働き続けてきた女性経営者が恋にも仕事にも疲れて旅に出た。 だが、信頼していた秘書が手配したチケットは行き先違いで――? 女性と旅と再生をテーマにした、爽やかに泣ける短篇集。 発売日:2013年01月25日 判型:文庫判 ページ数:240 ISBN:9784041006429
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コミック・ヘブンへようこそ / パク・ソリョン
¥2,200
〈以下、版元ウェブサイトより〉 韓国文学界の新鋭作家が放つ 傑作短編集 本書に登場するのは今日も何事もなく生きていくために奮闘する、私たちの周りの特別でない人たち。24時間営業の地下マンガ喫茶での夜勤中に絶体絶命の危機を経験し(「コミック・ヘブンへようこそ」)、がん患者がかつらを探しに行き(「秋夕目前」)、つらい毎日を送る売れない俳優に奇跡が起こり(「ほとんど永遠に近いレスリー・チャンの全盛期」)、兵役中のボーイフレンドを待つ女性たちが集まったインターネットコミュニティに没頭することもある(「IDはラバーシュー」)。 温かい視線とユーモアを交えながらSF、ホラー、コメディまで、韓国文学界の新鋭作家が放つ傑作短編集。 パク・ソリョン 著 チェ・サンホ 絵 渡辺麻土香 訳 四六判並製 192頁 定価:2,200円(本体2,000円) 978-4-7949-7447-1 C0097
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かごいっぱいに詰め込んで / 真下みこと
¥1,815
スーパーを訪れる5編の「生活」。 寿退社をして主婦となり、子どもが手を離れた美奈子。社会に出て働こうと思い立つが、転職活動は思うようにいかない。 (「おしゃべりなレジ係」) 小学生の頃からのある癖によって痩せた、大学生の流花。しかし「ぶた」と呼ばれて受け流してしまった当時の自分を未だに許せない。 (「小さな左手」) 元彼女に二股をかけられて以来、マッチングアプリで遊ぶようになった亮。ある日会社の後輩から、SNSで自分がヤリモクの要注意人物として晒されていると知らされる。 (「気をつけてください!」) 友達の結婚ラッシュに焦り、婚活アプリで出会った貴文と結婚した咲希。出産した友達に「次は咲希の番だね」と言われ、咲希も妊活を始める。 (「なわとびの入り方」) IT化についていけず、早期退職した哲郎。ハローワークで再就職先を見つけられず、妻にも愛想をつかされ、公園のベンチで昼食をとる日々が続く。 (「不機嫌おじさん」) 「もう無理かもしれない」そんな気持ちを真下みことは掬い上げ、寄り添い、抱きしめてくれる。 【書誌情報】 著:真下 みこと 発売日:2024年08月07日 定価:1,815円(本体1,650円) ISBN:978-4-06-536176-4 判型:四六変型 ページ数:256ページ
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フランネルの紐 / 東直子
¥2,310
温かな手により紡ぎ出される「喪失と再生」の物語。 ほのかな寂しさと静かな優しさが織りなす、服飾にまつわるオムニバス短篇集。 【著者】 東 直子 (ヒガシ ナオコ) 1963年生まれ。『長崎くんの指』『とりつくしま』『春原さんのリコーダー』ほか著書多数。 1996年「草かんむりの訪問者」で第七回歌壇賞、2016年『いとの森の家』で第三一回坪田譲治文学賞を受賞。 【書誌情報】 単行本 46変形 112ページ ISBN:978-4-309-03210-8 発売日:2024.09.27
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【サイン本】いっせいになにかがはじまる予感だけがする / のもとしゅうへい
¥1,980
SOLD OUT
〈以下、著者ウェブストアより〉 その港町が僕のことを追い出したとき、すでにひとつの冬がおわろうとしていた。一方その頃オフィスビルに住む老人は、バス停を押す女は、名前のないワニは、インターネットの予備校生は──。透明な移動が曖昧な身体を運び、見知らぬ他者の生活を静かに貫くロードムービー。(帯文より) 現代という時代の圧倒的な加速感に身を委ねながら、その内側へ虚構の風景を立ち上げる詩人・のもとしゅうへいによる初めての小説作品。端的にわかりあうことをゆるやかに拒絶する世界で、そこに生まれる無数の予感を静かにみつめ、写しとろうとする試みです。執筆から造本設計、ブックデザインまでを著者自身で手がけた一冊。 (2023年・セルフパブリッシング) ・ISBN 978-4-9913347-0-2 ・Cコード C0093 ・判型 A5変形判 ・頁数・製本 238ページ/上製本
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それは誠 / 乗代雄介
¥1,870
生の輝きを捉えた芥川賞候補作 第169回芥川賞候補作に選ばれた、いま最も期待を集める作家の最新中編小説。修学旅行で東京を訪れた高校生たちが、コースを外れた小さな冒険を試みる。その一日の、なにげない会話や出来事から、生の輝きが浮かび上がり、えも言われぬ感動がこみ上げる名編。 ページ数 184ページ 判型・造本・装丁 四六判 上製 上製カバー装 初版奥付日 2023年06月30日 ISBN 978-4-16-391721-4
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K+ICO / 上田岳弘
¥1,760
孤独な男女が出会う時、何かが起きる ウーバーイーツの配達員をしているK。TikTokerをしている女子大生のICO(イコ)。 巨大な「システム」の中に生きる二人の人生が交錯する時、何かが動きはじめる。 実力派作家がデビュー10周年に放つ、渾身作。 ページ数 152ページ 判型・造本・装丁 四六判 上製 上製カバー装 初版奥付日 2024年02月10日 ISBN 978-4-16-391803-7
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これがおばけの考えです / モノ・ホーミー
¥1,980
一夜一話の絵と物語。 夜眠る前に読みたいお話集です。 貝がら千話は一夜一話の絵と物語です。はじめに絵を描き、つぎに物語を書くという方法で、一日にひとつ千日間にわたって制作しました。 この本は貝がら千話から、夜眠る前に読みたいお話を集めました。眠れない夜、眠りたくない夜に、ゆっくりとたのしんで下さい。 (版元ウェブサイトより) 【書誌情報】 著:モノ・ホーミー 刊行日:2023年3月31日 デザイン:井上麻那巳 仕様:B6判変型(160mm×123mm)・コデックス装・244ページ ISBN:978-4-907053-61-1
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新装版 魔女の宅急便 / 角野栄子
¥748
新装版にて登場! あの世界的名作の感動を、いまふたたび座右に―― ひとり立ちするために初めての街にやってきた13歳の魔女キキが、新しい街で始めた商売宅急便屋さん。 相棒の黒猫ジジと喜び哀しみをともにしながら街の人たちに受け入れられるようになるまでの1年を描く。 【書誌情報】 定価: 616円 (本体560円+税) 発売日:2015年06月20日 判型:文庫判 商品形態:文庫 ページ数:256 ISBN:9784041031858
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奇のくに風土記 / 木内昇
¥2,200
〈以下、版元ウェブサイトより〉 若き本草学者の不思議に満ちた生きものとの出会い――心震わせる時代幻想譚。 紀州藩士の息子・十兵衛(後の本草学者・畔田翠山(くろだすいざん))は、幼いころから草花とは自在に語らうことができるのに、人と接するとうまく言葉を交わすことができずに育った。ある日、草花の採取に出かけた山中で天狗(てんぎゃん)と出会ってから、面妖な出来事が身の回りで次々と起こり……。若き本草学者の、生き物や家族、恩師との温かな交感と成長を描く、感動の時代幻想譚。 四六判 328ページ 2025年05月29日発売 価格 2,200円(税込) ISBN 978-4-408-53881-5
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理想の彼女だったなら / メレディス・ルッソ
¥2,310
〈以下、版元ウェブサイトより〉 こんな未来なんて想像もできなかった。そもそも未来なんて思い描けなかった━━。 トランス女性の作者による声や経験が主体性を持って読者に届けられる。 ストーンウォール図書賞受賞はじめ大きな支持を集めたトランスガールの青春小説。川野芽生さん推薦! むしろ、ごくありふれた、青春の物語。それが、彼女には、彼女たちには、なかった。これまでは。 ━━━━川野芽生 「本書の、最もすばらしい部分は(略)トランスジェンダーの若者が、自分を尊重できるようになっていく物語、となるだろう」(訳者あとがきより) 【あらすじ】 アマンダ・ハーディは、ある出来事から高校最後の年を新しい街で過ごすことになる。彼女にはある目的があった━━できるだけ目立たず、人との関わりを避け、ただ日々をやり過ごす。卒業したら自分を知る者のいない場所に消える。すべては自分の人生を生きられる未来のため。ここは通過点にすぎない。それでも転校先での数々の出会いは、彼女の心の氷を溶かしてゆく。その先に見出したものとは━━? 【書誌情報】 訳:佐々木楓 四六判、並製、312ページ 定価:本体2,100円+税 ISBN978-4-86385-643-1 C0097 装幀 成原亜美(成原デザイン事務所) 装画 山内尚
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カレーの時間 / 寺地はるな
¥880
〈以下、版元ウェブサイトより〉 ふたつの時代をカレーがつなぐ 心にしみる“からうま”な物語 偏屈な祖父と二人で暮らすことになってしまった孫息子・桐矢。昭和の高度成長期にレトルトカレーの営業マンとして働き、カレーを囲む時間だけは打ち解ける祖父が、半世紀の間、抱えてきた秘密とは――。生きることのままならなさと愛おしさを描く、スパイシーな味わいの傑作小説。 A6(文庫)判 336ページ 2025年08月07日発売 価格 880円(税込) ISBN 978-4-408-55963-6
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宇宙の片すみで眠る方法 / 畑野智美
¥1,980
〈以下、版元ウェブサイトより〉 元寝具店店員の著者が贈る、眠れない夜の心と体にやわらかく寄り添う物語。 大学時代から8年半付き合った婚約者・直樹を亡くした依里。 大阪出張に出かけたはずが、直樹はなぜか年上女性と東北の温泉宿に泊まり、 その帰りにバス事故に遭ったのだ。 以来眠れなくなった依里は、 親身になってくれた店長のいるデパートの寝具売り場で働くことに。 そこには、日々眠りについての悩みを抱える人たちが訪れる。 夫に言われるまま、あわない寝具を使い続けてきた老婦人。 愛着のある毛布を手放して以来、寝付けなくなった会社員。 いつも家族を優先し、自分のことは後回しの母親。 そんな折、直樹と一緒に亡くなった女性の夫・高橋が店を訪れて――。 発売年月 2025年9月 ISBN 978-4-591-18696-1 判型 四六判 サイズ 188mm x 128mm ページ数 303ページ
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分岐駅まほろし / 清水晴木
¥847
〈以下、版元ウェブサイトより〉 「あなたの人生の分岐点はいつですか?」 分岐駅まほろし――それは満月の夜にだけ現れるという不思議な駅。 過去に《後悔》を抱えた者たちが行き着く場所だとか。 「もしもあの日、あの時、今とは違う生き方を選んでいたら……」 <人生の分岐点>へと巻き戻り、選択することのなかったもう一方の人生を辿る訳アリな男女。 やがて彼らは、本当に大切なものに気づいて……。 涙腺崩壊の感動ファンタジー、待望の文庫化。 ヒューマニズムの名匠・清水晴木が《後悔》を抱えたすべての人に贈る奇跡のストーリー! これは素晴らしき人生の物語。 A6(文庫)判 304ページ 2025年04月04日発売 価格 847円(税込) ISBN 978-4-408-55940-7
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私の猫 / 十文字青
¥2,420
〈以下、版元ウェブサイトより〉 著者がこれまで発表したなかでも指折りの傑作短編である表題作を軸に、書き下ろし二篇と単行本未収録一篇を加えた作品集。 著:十文字青 装幀:名久井直子 装画:タダジュン 本文組版:はあどわあく(大石十三夫) 価格:2,200円+税 ISBN:978-4-909868-13-8 Cコード:0093 判型:四六判上製、カバーなし、表紙箔押し
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宇宙の果てには売店がある / せきしろ
¥1,980
〈以下、版元ウェブサイトより〉 《その星の空は保温しすぎたご飯のような色をしていた。》 《アンドロイドとの飲み会。アンドロイド達が僕にはわからない「アンドロイドあるある」で盛り上がっている。 》 《月の裏は見たことはあるが、新幹線の車窓から見える大きな看板の裏はまだ見たことがない。》 《年老いた親のためのタイムマシンはボタンが大きくて操作が簡単だ。》 自由律俳句と妄想文学の名手、せきしろの新境地! 短編小説より短く詩歌よりも長い、「ショートショートショート」とも呼べる作品群によって切り取られた、もうひとつの世界の生活と郷愁。 数行で完結する超掌編の連作178編と、数ページの掌編11編を収録した、せきしろ初のSF小説集。 「せきしろさんが宇宙の石板みたいに読者へよこす掌編は、まったくもって僕がときめいたSFそのものであり、進化形であり結晶体であった。郷愁とセンスオブワンダーと、そして卓抜な笑いを備えていた。 SFはもうこれでいい。SFのSはせきしろのSであった。」 ――上田誠(ヨーロッパ企画)解説より B7サイズ 256ページ ソフトカバー 4月下旬発売予定
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トワイライライト / 畑野智美
¥1,650
〈以下、版元ウェブサイトより〉 森谷未明は進学のために福島県から上京し、三軒茶屋でひとり暮らしをはじめる。 感染症の影響もあり、憧れていたような学生生活はおくれず、近くに住むいとこで小説家の信一の家に遊びにいくぐらいしかできない。 ある日、思い切って、本屋「twililight」に入ったことから、未明の生活は変わっていく。 友達と出会い、夜の街を歩き、初めてのお酒を飲む。 そして、恋をする。 twililightの屋上から眺める夕暮れに染まる三軒茶屋、未明は何を探し、何を見つけるのか。 きっと誰もが、この物語の中にいる。 — タイトル:『トワイライライト』 著者:畑野智美 装幀:横山雄 写真: tsukao ISBN:978-4-9912851-2-7 判型:188mm × 127mm 並製 ページ数:184ページ 本体価格:1,500円 発行:ignition gallery 発行所:twililight カタログ番号:ign-014 刊行日:2023年3月11日 – 著者略歴 畑野智美 (はたの・ともみ) 【著】 1979年東京都生まれ。2010年「国道沿いのファミレス」で第23回小説すばる新人賞を受賞。13年に『海の見える街』、14年に『南部芸能事務所』で吉川英治文学新人賞の候補となる。著書にドラマ化された『感情8号線』、『ふたつの星とタイムマシン』『タイムマシンでは、行けない明日』『消えない月』『神さまを待っている』『大人になったら、』『若葉荘の暮らし』などがある。
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本でした / 又吉直樹・ヨシタケシンスケ
¥1,760
シリーズ累計40万部突破。 むかしむかし、村はずれにたっている空き家に、 いつからか、2人の男が住みつきました。 2人の男はある日、小さな看板を出しました。 バラバラになってしまった本や、 やぶれてしまった本でも、 特殊な技術で元に戻すというのです。 それどころか、ほんの1ページでも、1行だけでも タイトルだけでも、 ちょっとした手がかりさえあれば 元の本の形に復元できる、というのです。 村人たちが「本の復元依頼シート」を ポストに投函すると 本はどんどん復元されて―― お笑い芸人で芥川賞作家の又吉直樹と、 大人気の絵本作家ヨシタケシンスケからの「創作」のバトン。 発売年月 2025年8月 ISBN 978-4-591-18586-5 判型 A5変型判 サイズ 210mm x 157mm ページ数 232ページ
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君の名前の横顔 / 河野 裕
¥946
〈以下、版元ウェブサイトより〉 世の中のすべての悲しみを避けて歩くのも、 なんだか気持ちの悪いことのような気がした。 『いなくなれ、群青』、『昨日星を探した言い訳』の著者が描く、 血の繋がらない家族と名前をめぐる物語。 夫を亡くし、小学生の息子・冬明を一人で育てるシングルマザーの愛。父親の死後、義母の愛と弟の冬明を見守りながらも、家族という関係に違和感を持つ大学生の楓。 「世界の一部を盗む」想像上の怪物・ジャバウォックを怖れ、学校に行きたがらない冬明に二人は寄り添おうとするが、「紫色の絵具がなくなったんだ。ジャバウォックが盗っちゃったんだよ」と冬明が告げた日から、現実が変容していく。 ジャバウォックの真実を知ったとき、あなたもきっと、その怪物を探し始める――。 家族とは、常識とは何かを問い直す、壮大なファンタジーエンタメ小説。 発売年月 2024年12月 ISBN 978-4-591-18443-1 判型 文庫判 サイズ 151mm x 105mm ページ数 422ページ
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小さいわたし / 益田ミリ
¥792
〈以下、版元ウェブサイトより〉 おとなになると今日のことを忘れてしまうかな。そうだとしたら、すごくいやだ―― 益田ミリさんが自身の思い出をもとに、子ども時代の特別な心のきらめきをえがいた物語。 ドキドキの入学式、はじめての遠足、お気に入りのぬいぐるみ、夏の花火、四つ葉のクローバー探し、大好きな先生……など、 幼い頃に夢中になったできごとや、かけがえのない一瞬、胸に抱いた繊細な気持ちを、丁寧に、みずみずしくつづります。 イラスト54点収録、オールカラー! 「おとなになると今日のことを忘れてしまうのかな。そうだとしたら、すごくいやだ。こどもの頃のわたしは、いつもそんなふうに思っていたんです。」(「はじめに」より抜粋) 「こども時代は本当に短いものです。長い人生のほんのひととき。なのにプリンのカラメルソースみたいに他の部分とはちがう特別な存在です。人がいきなりおとなに生まれるのだとしたら味気ないに違いありません。」(「おわりに」より抜粋) 発売年月 2025年7月 ISBN 978-4-591-18633-6 判型 文庫判 サイズ 151mm x 105mm ページ数 175ページ
