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愛蔵版 宮沢賢治童話集
¥4,950
〈以下、版元ウェブサイトより〉 日下明の幻想的な美しいカラー絵で、選りすぐりの賢治作品に新しくふれることができる<豪華愛蔵版>。ハードカバー・箔押し・ケース入り、サイトウヒデユキの装丁による至極のデザイン。 子どもから大人まで一生のうちに読んでおきたい、宮沢賢治の選りすぐりの代表作14話と詩歌3編を一冊に収録。 repair 制作、賢治作品をイメージした<音楽3曲>を巻末に特別収録。また、注釈・年譜、小埜裕二による各話解説、あとがきを掲載。10歳ぐらいからシニアまでお楽しみいただける一冊に。 【収録作品】 どんぐりと山猫/注文の多い料理店/月夜のでんしんばしら/鹿踊りのはじまり/ 雪渡り/やまなし/よだかの星/オツベルと象/猫の事務所/なめとこ山の熊/ グスコーブドリの伝記/風の又三郎/セロひきのゴーシュ/銀河鉄道の夜/ 星めぐりの歌/永訣の朝/雨ニモマケズ <巻末特別収録:「宮沢賢治に寄せて」repairオリジナル音楽> *注釈 *年譜 *あとがき・解説 (小埜裕二/上越教育大学教授) ※漢字はすべてふりがな付き 宮沢 賢治/著 日下 明/絵 小埜 裕二/監修 ISBN|9784418258154 判型・ページ数|B5変・448ページ 定価|4,950円(税込)
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芥川龍之介短編集
¥1,540
〈以下、版元ウェブサイトより〉 さまざまな文学ジャンルを往還して、作品世界を創り上げた芥川龍之介。 教科書にも収録されている「蜘蛛の糸」、「羅生門」をはじめ、「蜜柑」「舞踏会」など、芥川龍之介の短編10話を収録した珠玉の名作集。 巻末には各話の<解説>と<芥川龍之介の世界>(写真付き)を掲載。 【収録作品】 蜘蛛の糸/トロッコ/鼻/蜜柑/羅生門/仙人/舞踏会/白/魔術/杜子春 *芥川龍之介の世界 *年譜 *解説 (庄司達也/横浜市立大学教授) 芥川 龍之介/著 福田 利之/絵 庄司 達也/監修 ISBN|9784418248360 判型・ページ数|B5変・144ページ 定価|1,540円(税込)
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太宰治短編集
¥1,540
〈以下、版元ウェブサイトより〉 人間誰もが持つ弱さ、それとともに生きていくことの大切さ、太宰治が作品を通して伝えたかったこと感じることができる1冊です。 教科書にも収録されている「走れメロス」をはじめ、「女生徒」「黄金風景」など、太宰治の短編8話を収録した珠玉の名作集。 巻末には各話の<解説>と<太宰治の世界>(写真付き)を掲載。 漢字はすべてふりがな付き。子どもから大人まで、繰り返し太宰作品を楽しめる1冊です。 【収録作品】 走れメロス/雪の夜の話/猿ヶ島/失敗園/女生徒/畜犬談/黄金風景/心の王者 *太宰治の世界 *年譜 *解説 (安藤宏/東京大学名誉教授) 太宰 治/著 北澤 平祐/絵 安藤 宏/監修 ISBN|9784418248377 判型・ページ数|B5変・160ページ
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ここはすべての夜明けまえ / 間宮改衣
¥1,430
〈以下、版元ウェブサイトより〉 何もかも手遅れで、何もかも破綻していて、だからこそ優しく。 2123年10月1日、九州の山奥の小さな家に1人住む、おしゃべりが大好きな「わたし」は、これまでの人生と家族について振り返るため、自己流で家族史を書き始める。それは約100年前、身体が永遠に老化しなくなる手術を受けるときに提案されたことだった。
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茄子の輝き / 滝口悠生
¥1,760
〈以下、版元ウェブサイトより〉 旅先の妻の表情。大地震後の不安な日々。職場の千絵ちゃんの愛らしさ――。次第に細部をすり減らしながらも、なお熱を発し続ける一つ一つの記憶の、かけがえのない輝き。覚えていることと忘れてしまったことをめぐる6篇の連作に、ある秋の休日の街と人々を鮮やかに切りとる「文化」を併録。芥川賞作家による会心の小説集。 装画:松井一平 装幀:新潮社装幀室 判型:四六判 頁数:224ページ ISBN:978-4-10-335313-3 ジャンル:文芸作品 定価:1,760円
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長い一日 / 滝口悠生
¥2,475
〈以下、版元ウェブサイトより〉 小説家の夫と妻は、住み慣れた家からの引っ越しを考え始めた。長いつきあいの友人たちやまわりの人々、日々の暮らしの中でふと抱く静かで深い感情、失って気づく愛着、交錯する記憶。かけがえのない時間を描く、著者4年ぶりの長編小説。 「どこまでも伸びる一日。そして過ぎてみれば、たった一日。」(本書より)
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春のこわいもの / 川上未映子
¥605
〈以下、版元ウェブサイトより〉 あの春、日常が悪夢に変貌した──。 不穏にして甘美。世界が待ち望んだ短編集。 世界が一変してしまったあの春、私たちは見てはいけないものを覗きこんでしまった──。持てる者と持たざる者をめぐる残酷なほんとう。死を前にして振り返る誰にも言えない秘密。匿名の悪意が引き起こした取りかえしのつかない悲劇。正当化されてゆく暴力的な衝動。心の奥底にしまい込んだある罪の記憶。ふとしたできごとが、日常を悪夢のように変貌させていく。不穏にして甘美な六つの物語。
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言の葉の庭 / 新海誠
¥902
〈以下、版元ウェブサイトより〉 また会うかもね。もしかしたら。雨が降ったら。 雨の朝、高校生の孝雄と、謎めいた年上の女性・雪野は出会った。雨と緑に彩られた一夏を描く青春小説。劇場アニメーション『言の葉の庭』を、監督自ら小説化。アニメにはなかった人物やエピソードを多数織り込んだ。 定価: 902円 (本体820円+税) 発売日:2016年02月25日 判型:文庫判 ページ数:400 ISBN:9784041026151
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天気の子 / 新海誠
¥814
〈以下、版元ウェブサイトより〉 全世界待望の新海誠監督最新作『天気の子』、監督みずから執筆した原作小説 新海誠監督の2019年新作アニメーション映画『天気の子』は、天候の調和が狂っていく時代に、運命に翻弄される少年と少女が自らの生き方を「選択」する物語。監督みずから執筆した原作小説。 定価: 814円 (本体740円+税) 発売日:2019年07月18日 判型:文庫判 ページ数:320 ISBN:9784041026403
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水車小屋のネネ / 津村記久子
¥1,980
誰かに親切にしなきゃ、 人生は長く退屈なものですよ 18歳と8歳の姉妹がたどり着いた町で出会った、しゃべる鳥〈ネネ〉 ネネに見守られ、変転してゆくいくつもの人生―― 助け合い支え合う人々の 40年を描く長編小説 毎日新聞夕刊で話題となった連載小説、待望の書籍化! (版元ウェブサイトより) 【書誌情報】 発売日:2023年3月 2日 ISBN:978-4-620-10862-9 判型:四六判 頁数:496頁
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四月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて / 村上春樹・高妍
¥1,870
世界中の読者に愛される初期短編の表題作と「鏡」。 二つの超人気短編が、瀟洒なピクチャー・ブックに! 物語は「昔々」で始まり、「悲しい話だと思いませんか」で終わる── ある朝、原宿の裏通りで少年と少女が偶然出会い、恋に落ちる。しかし二人の運命は……。 若手画家と短編の村上ワールドが心地よく響き合う美しい一冊。 装幀 新潮社装幀室/装幀 判型 四六判変型 頁数 64ページ ISBN 978-4-10-353438-9
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おいしいごはんが食べられますように / 高瀬隼子
¥660
〈以下、版元ウェブサイトより〉 芥川賞受賞作&30万部のベストセラー 世界各地で翻訳続々! 最高に不穏な仕事×食べもの×恋愛小説! 解説:一穂ミチ 「二谷さん、わたしと一緒に、芦川さんにいじわるしませんか」 真面目で損する押尾は、か弱くて守られる存在の同僚・芦川が苦手。食に全く興味を持てない二谷は、芦川が職場で振る舞う手作りお菓子を無理やり頬張る。押尾は二谷に、芦川へ「いじわる」しようと持ちかけるが……。どこにでもある職場の微妙な人間関係を、「食べること」を通してえぐり出す芥川賞受賞作! 共感が止まらない! 「わかりすぎてえぐい」職場ホラーNo. 1 サイコホラー小説? ミステリー小説? それとも恋愛小説? 不思議な感覚で読めた小説です。(文教堂横須賀MORE’S店/矢部直利) 喉の奥に詰め込んだ言葉や感情を吐き出したくなるような気持になった。(くまざわ書店サンシャインシティアルパ店/河口茜) 表紙・タイトルのほっこり感と内容とのギャップを、ぜひもっともっと多くの方に感じてもらいたいです。(明屋書店喜田村店/高橋杏奈) 発売日 2025年04月15日 ISBN 9784065391877 判型 A6 定価:660円(本体600円) ページ数 160ページ
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たのしい保育園 / 滝口悠生
¥2,200
〈以下、版元ウェブサイトより〉 二歳のももちゃんとお父さんは日々、川べりを歩く。 かけがえない瞬間を描く、新時代の「父」小説。 「今日のこともきっと何年か後には忘れてしまう。昨日や明日と区別がつかなくなって、そんな日がまるでなかったかのように思えてくる。だから連絡帳を書きたい、とももちゃんのお父さんは思うけれど、連絡帳のコメントを送るのは三歳の誕生日までだ。」(本文より) 単行本 46 ● 224ページ ISBN:978-4-309-03961-9 ● Cコード:0093 発売日:2025.04.28
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一瞬の風になれ【イチニツイテ・ヨウイ・ドン】3巻セット
¥2,266
2007年に本屋大賞を受賞した『一瞬の風になれ』の【イチニツイテ・ヨウイ・ドン】3巻セットです。佐藤多佳子さんは競技の描写が本当に繊細で、競技経験者にとっても読み応えのある物語になっています。 【以下、講談社ウェブサイトより】 「速くなる」 ――ただそれだけを目指して走る。 白い広い何もない、虚空に向かって……。 春野台高校陸上部。とくに強豪でもないこの部に入部した2人のスプリンター。ひたすらに走る、そのことが次第に2人を変え、そして、部を変える――。「おまえらがマジで競うようになったら、ウチはすげえチームになるよ」思わず胸が熱くなる、とびきりの陸上青春小説、誕生。 第28回吉川英治文学新人賞受賞 2007年本屋大賞受賞
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その本はまだルリユールされていない /
¥1,870
SOLD OUT
小学校図書館司書のまふみは製本工房に暮らす中で 様々な人と出会い本が人の心を救いうることを学んでいく。 本好きに贈る心温まる物語。 坂本 葵 著 出版年月 2025/03 ISBN 9784582839821 Cコード・NDCコード 0093 NDC 913.6 判型・ページ数 4-6 240ページ
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【サイン本】湖まで / 大崎清夏
¥2,200
*サイン本のため、おひとり一冊までのご注文にご協力くださいませ。 歩いていった先に 大きな水の塊があることは安心だった。 海でも川でも湖でも。 ひとと出会い、土地に触れ、わたしはわたしになっていく。 世界の扉をひらく全5篇。 いまを生き、いまを描く詩人による 詩と散文のさきに見出された光り溢れる 初めての書き下ろし連作小説集。 * 出会った日が記念日になるほどの特別な出会いが、人生に何度あるだろう。 けれどもいまの私は、記念日の日付や出会いの瞬間のドラマよりもっと別のものに憧れている。それはもっと連綿と伸びて続いてゆく何か、日付では数えたり示したりできない、コーヒーの湯気とか、使い古した毛布のやわらかさとか、夜眠る前にひらく本のページが浮ついてつくる影とか、そういうものを共有することのほうに宿る何かだ。 46判変形・ソフトカバー・160ページ ISBN 978-4-910976-05-1 C0093 〈著者プロフィール〉 大崎清夏(おおさき・さやか) 2011年、第一詩集『地面』刊行『。指差すことができない』で第19回中原中也賞受賞。詩集に『暗闇に手をひらく『』踊る 自由』『新しい住みか』、その他の著書に『私運転日記『』目をあけてごらん、離陸するから』などがある。本書が初めての 小説の単著となる。
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東京となかよくなりたくて / satsuki・月水 花
¥2,420
〈以下、版元ウェブサイトより〉 上京してきたこと、 社会人として働くこと、 人間関係での痛みや喜び… 東京に触れた人たちの身に覚えのある 感情と風景を優しく描く イラスト&短編集 下北沢、渋谷、銀座、上野…東京の街や春夏秋冬を舞台に、上京してさまざまな人生を送る男女の日常を50編の「イラスト&1ページ短編」で描いた「大人向け絵本」。 全編に日本の1980年代から2020年代の音楽のタイトルをイメージBGMとして掲載。読みながら「エアBGM」を楽しめる新感覚の本です。大切な誰かや自身への贈り物にもおすすめ。 全編英訳つきで、日本好きの海外の方や、英語好きな方にも手に取っていただきたい1冊です。 絵:satsuki 文:月水 花 翻訳:あっぷる 装丁:月足智子 定価:2420円(本体2200円+税) 仕様:B5変形判・並製 頁数:136ページ 発売日:2023年12月13日 ISBN:978-4-911191-00-2
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移動そのもの / 井戸川射子
¥1,980
〈以下、版元webサイトより〉 めくるめく体験に満ちた9つの小宇宙! 一文ごと一語ごとに世界が生まれ変化していく。 『する、されるユートピア』『この世の喜びよ』の詩人・作家が放つ、 言葉を読む原初的な快楽に溢れる最新短編集! 定価 1,980円(10%税込) ISBN 978-4-480-80523-2 刊行日 2025/03/07 判型 四六判 ページ数 160頁
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月とコーヒー デミタス / 吉田篤弘
¥2,090
SOLD OUT
〈以下、版元ウェブサイトより〉 人気作家が腕によりをかけて紡いだ とっておきの小さな物語たち。 待望の第2集ができあがりました。 ◎火星が最も地球に近づいた夜の小さな奇跡 ◎〈まっくら都市〉で〈こころ〉を探すモグラの冒険 ◎駄目なロボットによる素晴らしいオーケストラ ◎〈トカゲ式ゴム印〉と世界の果ての地球儀屋 ◎夜を青く塗り替える、〈貴婦人〉という名の石炭 ◎空を飛べなかった男と、ほろ苦いビター・チョコレート ◎〈白紙屋〉の白い手袋と三人の年老いた泥棒 今夜は少し遠いところへ 出かけてみませんか。 世界の片隅に生きる ささやかで優しい 誰かと誰かのお話を あなたにお届けします。 出版年月日 2025/03/20 ISBN 9784198659837 判型・ページ数 4-6変・336ページ 定価 2,090円(税込)
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初子さん / 赤染晶子
¥2,200
〈以下、版元ウェブサイトより〉 あんた、きっとうまいこといくで。 あんパンとクリームパンしか売っていないパン屋の二階で、 初子さんは今日もひとりミシンを踏む。 文學界新人賞受賞デビュー作「初子さん」 傑作「うつつ・うつら」に 単行本初収録「まっ茶小路旅行店」を加えた 著者の原点となる小説集。 子供の頃、一枚の布が人のからだを待つ洋服となるのに魅せられ、洋裁の職人となった初子さん。夢を叶えたはずなのに、かわりばえしない毎日がどうして、こんなにこたえるのだろう。ーー「初子さん」 わて、実はパリジェンヌですねん。京都の古い劇場で赤い振袖姿で漫談をするマドモアゼル鶴子。彼女をおびやかすのは沈黙の客席か、階下の映画館から聞こえてくる女の悲鳴か、言葉を覚える九官鳥か。ーー「うつつ・うつら」 路地にある社員三人の旅行代理店に勤める咲嬉子は、世界中の危険を知りながら今日も世界平和を装う。旅の果てで出会うのは蜃気楼か。すりガラスの窓の向こうに見える日常が蜃気楼なのか。ーー「まっ茶小路旅行店」 生きることのままならなさを切実に、抜群のユーモアをもって描きだし、 言葉によって世界をかたちづくり、語りと現実のあわいを問う 『じゃむパンの日』の著者の原点にして、そのすべてが詰まった小説集。 B6変型判 縦178mm 横128mm 192ページ
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御社のチャラ男 / 絲山秋子
¥869
SOLD OUT
〈以下、版元ウェブサイトより〉 コロナ禍直前の2020年初頭に刊行され、各紙誌書評で絶賛された著者の“会社員”小説史上最高傑作ともいえる『御社のチャラ男』が、ついに文庫化! いませんか? こんなひと。 どこにでもいる、軽くて世渡り上手なチャラ男。 わかっていますか、本当の彼のこと。 組織に属する「私たち」の実態にせまる“会社員”小説の傑作! ジョルジュ食品はオイル、ビネガーなどの商品を扱う地方の小さな会社だ。 社長のコネでやってきた三芳部長は、社内でひそかにチャラ男と呼ばれている。 自分には自分がないと悟る三芳と、彼のまわりの人々が彼を語ることで見えてくる、この社会に生きる私たちの現実。 すべての働くひとに贈る傑作“会社員”小説。 「どこか滑稽な書名に騙されてはいけない。ここに描かれるのは、組織なるものの実態であり、現代社会の問題や病理であり、働いて生きていくという営みの本質である。ジョルジュ食品という、地方の小さな会社を舞台にして。よりによって、チャラ男を軸に据えて。(略)頁を閉じたとき、きっと誰もが、濃密な塊を受け取ることになる。言葉で容易に説明できないその塊は、読者個々の体内を長い時間掛けてさまよう。本作で得たものと、私たちは共に生きていく」(木内昇「解説」より) 発売日 2024年01月16日 ISBN 9784065338230 判型 A6 定価:869円(本体790円) ページ数 368ページ
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か「」く「」し「」ご「」と「 / 住野よる
¥737
〈以下、版元ウェブサイトより〉 みんなには隠している、少しだけ特別な力を持った高校生5人。別に何の役にも立たないけれど、そのせいで、クラスメイトのあの子のことが気になって仕方ない――。彼女がシャンプーを変えたのはなぜ? 彼が持っていた“恋の鈴”は誰のもの? それぞれの「かくしごと」が照らし出す、お互いへのもどかしい想い。甘酸っぱくも爽やかな男女5人の日常を鮮やかに切り取った、共感必至の青春小説。
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猫がこっちを見る理由 / 雹月あさみ
¥1,540
SOLD OUT
〈以下、版元ウェブサイトより〉 猫たちが紡ぐほのぼの、ホラー…猫好き必読、猫だくさんの物語が40話超! お風呂から出た私は、冷凍庫から「冷凍果実シリーズ 完熟キウイバー」を選ぶと、ドラマを見るためにソファへと座った。 そこには飼い猫のキジトラミックス・マルが、名前通り文字通り、丸くなって眠っている。 ドラマには犬系彼氏やキツネ系イケメン俳優が出ており、画面から目が離せずにいると、気づけばマルがじっとこっちを見つめてきて……。(「ヘアゴム」より) 彼女は予告なしに猫を連れてやってきた。今から数日、猫を預かって欲しい、と。 だけど僕には問題がいくつかあった。まずは、僕が猫アレルギーだということ。案の定くしゃみが止まらない。 そしてもう一つの問題、それは彼女と言っているが、既に一度振られていて彼女ではないということだ――。(「彼女と猫」より) 茶トラのミックスのぷっぷは、いつも「にゃっ」と従順で嫌な顔一つを見せずにこちらを見つめてくる。 けれど初対面の人に会った後は、愛想笑いの裏で相当気を遣うのか、部屋の隅でこっそり吐く。 まさにストレス社会に生きるサラリーマンのようで――。(「好きなもの、嫌いなもの」より) ほか、猫たちがまるで「見て見て!」と言っているような、恋愛やホラーにSFなど様々な物語が紡がれた短編集が、たっぷり41話収録! 猫大満足の一冊にゃ! 発売日:2025年02月03日 判型:四六判 ページ数:304 ISBN:9784040756073
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不便なコンビニ / キム・ホヨン
¥1,760
〈以下、版元ウェブサイトより〉 韓国発ベストセラー、傑作Kヒーリング小説 【2024年本屋大賞翻訳小説部門第3位】 【韓国で100万部超、シリーズ累計150万部超】 【ソウルで舞台版ロングラン上演。ENAにてドラマ化進行中】 ソウルの下町。亡き夫の遺産で建てたコンビニ「Always」を細々と営む元教師のヨムさんは、駅で無くした財布を拾ってくれたホームレスの男「独孤(トッコ)」と知り合う。記憶を失い言葉はたどたどしいが、誠実そうな独孤を見込んだヨムさんは、彼を深夜シフトの店員として雇う。近隣のコンビニに押され気味で品揃えが悪く、近所住人からは「不便なコンビニ」と呼ばれている「Always」の店員や客たちは、謎だらけで怪しげな独孤を警戒しつつ、一方でそれぞれに問題を抱えていた。 韓国でシリーズ累計150万部(2023年6月現在)、世界各国で出版され、舞台化、ドラマ化も進行中の大ベストセラー。誰もが生きづらさを抱えて生きるコロナ前夜のソウルを舞台に、人と人との関わり、罪と赦しを優しくユーモラスに描いた、8篇からなるKヒーリング小説の傑作。 定価1760円(税込) 発売日2023.06.21 判型/頁4-6/290頁 ISBN9784093567466