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ちくま文庫 宮崎智之さん 3冊セット
¥3,168
宮崎智之さんのちくま文庫3冊セットです。 『精選日本随筆選集 孤独』 『精選日本随筆選集 歓喜』 『平熱のまま、この世界に熱狂したい 増補新版』
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近く訪れる彗星 / 佐々木里奈
¥2,200
〈以下、著者ウェブストアより〉 隕石にもふるさとがある。そして、私にも。 --------------2025年5月17日の日記より抜粋 誰にも頼まれていないのに一人で日記の本を作り続ける著者・佐々木による約3年半ぶりの長編日記本「近く訪れる彗星」。運命が壊れ、本が売れ、テレビに出て、那須に逃げる。さなぎを見守り、羽化させ、旅立たせ、静かに壊れていきながらも走り続けた日々の記録。旅立っていった小さな命たちにはもう二度と会えない。そして、もう二度と来ない日々を記録した、もう誰の元にも戻ってこない2025年の日記。 --- 本体価格 2,000円税別 サイズ B6判変形(110mm×170mm×16mm前後) ページ数 208ページ 「近く訪れる彗星」 2025年11月15日 初版発行 発行 佐々木里菜 装丁・デザイン 佐藤豊 印刷進行管理 大内宏輔(株式会社ソノベ) 印刷 株式会社ソノベ 製本 新日本紙工株式会社
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水辺にて / 梨木香歩
¥638
〈以下、版元ウェブサイトより〉 物語の予感。 川のにおい、風のそよぎ、木々や生き物の息づかい。カヤックで水辺に漕ぎ出すと見えてくる世界を、物語の予感いっぱいに語るエッセイ。 定価 638円(10%税込) ISBN 978-4-480-42772-4 Cコード 0195 整理番号 な-41-1 刊行日 2010/10/06 判型 文庫判 ページ数 256頁
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漫画誌 キーホルダー 第2号
¥2,200
〈以下、版元ウェブストアより〉 漫画誌『キーホルダー第2号 特集:川』 ながしまひろみさん 大橋裕之さん コマツシンヤさん 寺田燿児さん 死後くんさん の5名に、川が出てくる川漫画を描きおろしていただきました! それぞれ自由に描いていただいているのですが、川のようにどこか繋がっていて素晴らしい一冊になりました。 装画は竹浪音羽さんの絵を使用させていただき、装丁は今回も漆原悠一(tent)さん。 かわいく奥行きのある表紙に仕上げていただきました! もくじ 「河童と鬼」ながしまひろみ 「川」大橋裕之 「出涸川日記」コマツシンヤ 「鼻子とトモくん」寺田燿児 「四途ノ川のダツエ」死後くん 94ページ/ビニールカバー/POTATO PRESS 【タイトル】 キーホルダー第2号 【テーマ】 川 【参加作家】 ながしまひろみ 大橋裕之 コマツシンヤ 寺田燿児 死後くん 【装画】 竹浪音羽 【装丁】 漆原悠一(tento) 【POTATO PRESS ロゴデザイン】 BIOMAN
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漫画誌 キーホルダー
¥2,200
(以下、版元ウェブサイトより) POTATO PRESS初の一冊となる漫画誌『キーホルダー』 大好きな作家さんたちに短編漫画を描いてほしいとお声かけをしました。 憧れの漫画誌を出版できることが嬉しいです。 毎回異なる作家・テーマで続けていけたらと思っています。 最初のテーマは「本」です! 〈もくじ〉 「あの子のこと」スケラッコ 「石、コロコロ」黒木雅巳 「on Reading」カシワイ 「あおげばとおとしいととしつき」奥田亜紀子 「ほんのすこしの話」花原史樹 【書誌情報】 94ページ/ビニールカバー/POTATO PRESS タイトル:キーホルダー テーマ:本 参加作家:スケラッコ、奥田亜紀子、カシワイ、黒木雅巳、花原史樹 装丁:漆原悠一(tento) POTATO PRESS ロゴデザイン:BIOMAN
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26歳計画 / 椋本湧也
¥2,200
『26歳計画』 世界各地で暮らす26歳たちによる「26歳」をタイトルにしたエッセイ集。料理人から宇宙工学者、俳優から機動隊員まで、総勢48名の等身大の文章が掲載されています。 ーー 《「26歳」をタイトルにした文章を自由に書いてください。書き終えたら、あなたがいちばん魅力的だと思う26歳の知り合いにこの企画をつないでくださいー》 沢木耕太郎さんが乗合バスでユーラシア大陸横断の旅に出たのが26歳。高校生のときに『深夜特急』を読んでからというもの、「26歳」という年齢は自分にとって特別な響きを持ち続けてきました。 そしてやってきた26歳。奇しくも世界的なパンデミックが襲来し、渡航はおろか、家から出ることすらままならなくなってしまった。そんな「旅の適齢期」に、この世界の26歳たちは一体何を考えているのだろう。身体的な移動が制限される中で、この想いを言葉にのせて、彼らに会いに旅に出てみよう。そしてその出会いの足跡を一冊の旅行記にしてみよう。そう思い立ったのです。(「はじめに」より) ブックデザインはデザイナーの脇田あすかさんが担当しました。表紙はやわらかいグレーのざらりとした質感の紙に、きらりと光る美しい箔押し。さわやかな薄緑色の見返しに不思議な手ざわりの別丁…。たくさんのこだわりがつまった一冊です。 3刷に寄せて、沢木耕太郎さんが「26歳と旅」をテーマにした文章を寄稿してくださいました!巻末に収録しています。 ーー 作:椋本湧也 ブックデザイン:脇田あすか 印刷・製本:シナノ書籍印刷 W107×H174mm/ガンダレ製本/全212ページ ISBN : 978-4-600-01236-6 2,200円(税込)
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虫の時間 往復書簡 こだまといりえ
¥2,090
〈以下、版元noteより〉 作家と元書店主が打ち明ける、他人には言えない困り事──。 エッセイストの「こだま」と、神保町じんぼうちょうにて間借りで本屋を営んでいた「いりえ」による一年半の往復書簡。一度しか会ったことのない二人は、いつの間にか友人にも話さないような悩みを明かす。 虫の話から始まり、お風呂に入れない、洗濯物をしまえない、メールが溜まる、優先順位がつけられない、先延ばし癖や脳内多動……。「自分だけ変かもしれない」と迷いながら自分自身に近づいていく、22通の手紙。 *** 「シバンムシが流れ星のように落ちてくる部屋の中でこの手紙を書き始めています。こだまさんはシバンムシをご存じでしょうか」──いりえ 「死番虫って書くんですね。ちょっとかっこいいです」──こだま *** 目次 Ⅰ (い)シバンムシが流れ星のように落ちてくる部屋 (こ)こっちの道を選んでよかった (い)セミブローチ.jpg (こ)東京に行けない (い)섭섭해서 또싸우고 (こ)さて、虫の時間です (い)きっと言わないほうがいいこと (こ)雪積もっていますか? (い)家の中なのに肌をさらして歩けません Ⅱ (こ)浴室に行くことができません (い)三脈護身法──死ぬかもしれない (こ)「『鼻くそ』の疑問に耳鼻科医がお答えします」 (い)数年前の自分だったらやっていなかった (こ)さて、新居です (い)奇襲は未遂に終わりました (こ)「このメールは怖くありません」 (い)穴あきパンツ.jpg (こ)家の中から怖い場所を減らしたい Ⅲ (い)手探りで自分自身に近づいていく (こ)さすがにもう開けないとまずい (い)二度と剥がれないシールじゃないんだし (こ)完全に春じゃん ※(い)=いりえ(からの手紙) ※(こ)=こだま(からの手紙) 発売:2026年3月20日(金) タイトル:虫の時間 サブタイトル:往復書簡 こだまといりえ 著者:こだま・いりえ ジャンル:往復書簡/エッセイ 定価:本体1900円+税 四六判変形(162㎜×121㎜)/上製ハードカバー/192ページ 装丁・組版:山内宏一郎(SAIWAI DESIGN) ISBN 978-4-911688-04-5 C0095 著者紹介 こだま 2017年に私小説『夫のちんぽが入らない』が予想外に流行り、世間から結構怒られる。『ここは、おしまいの地』で講談社エッセイ賞受賞。エッセイ集に『いまだ、おしまいの地』『縁もゆかりもあったのだ』『ずっと、おしまいの地』。2026年1月、初の創作小説『けんちゃん』刊行。 いりえ 北海道で生まれ育ち大学進学を機に上京。卒業後は都内で就職、以降ずっと関東住み。2024年、タイミングと勢いだけを頼りに、方向性ブレブレだった会社を辞めて5ヶ月間限定で間借りの古本屋を営むことに。
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【サイン本】夏葉社日記 / 秋峰善
¥1,650
〈以下、版元noteより〉 出版社2社から「戦力外通告」を受けたぼくには行き場がなかった。 藁にもすがる思いで、夏葉社に電話をかけ、手紙を書いた。 そして憧れのひとり出版社・夏葉社で約1年間、代表の島田潤一郎さんと働くことになる。 そんな宝物の日々をここに綴る。 第2の青春、再生の物語。 これは「師匠」への長い長いラブレターである。 目次 Ⅰ 手紙を書く/履歴書を書く/雇用条件/事務所の合鍵/そば処「更科」 Ⅱ レヴィ=ストロース『野生の思考』/とにかく文字を追う/『脆弱なる絶対』と『言葉と物』/ニョロニョロの字/優秀な「ボランチ」/一カ月の試用期間/三年半ぶりの書籍編集者/いい文章であれば、なんでもいい/本田哲郎『釜ケ崎と福音』 Ⅲ 二度目の手紙/となりの車両で/京都をぐるぐるまわる/校正者のIさん/書店員のTさん/2021年のピンボール/神戸・元町の本屋/大阪・梅田の本屋/長谷川書店/ちくさ正文館 Ⅳ 本屋をひらく/しおり騒動 Ⅴ 調子はどうですか?/ドストエフスキー『悪霊』/朝鮮人の詩/ぼくを雇う理由/十冊と五冊/あしたから出版社/最終出勤日 発売:2024年3月26日(火) タイトル:『夏葉社日記』 著者:秋峰善/発行所:秋月圓 定価:本体1500円+税 A6文庫判・上製本ハードカバー/200ページ ISBN 978-4-911688-00-7/C0095 秋 峰善|Shu Pongseon 千葉市稲毛区育ち。3社の出版社を経て、秋月圓創業。いちばん好きな本は、河田桟『くらやみに、馬といる』。趣味はサッカーと将棋。座右の銘は、「みずからの加害者性に気づく」(本田哲郎『釜ケ崎と福音』)。東京都杉並区在住。
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べつに怒ってない / 武田砂鉄
¥990
「天邪鬼」「だからなに?」「くすっと笑える」「待ち時間に読むくらいがいい」 反響続々の考えすぎエッセイ集が文庫に! 深夜の喫茶店でラストオーダーを伝えるタイミングが難しい。 体育館にあったマットの耳に最後に触ってから四半世紀が経つ。 そういえば最近、足の小指をどこかにぶつけてない。 考えすぎのプロ・武田砂鉄が紡ぐ、やろうと思ったけどできなかったこと、やる前に考えてしまったこと。 読んだ端から頭から抜け落ちていく、不毛で豊かな読書体験をお約束します。 解説 花田菜々子 定価:990円(10%税込) ISBN:978-4-480-44078-5 Cコード:0195 整理番号:た-96-2 刊行日:2026/01/08 判型:文庫判 ページ数:288頁 解説:花田菜々子
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そんな気がする / 武田砂鉄
¥1,870
暑い、再配達が来ない、「すごい筋肉でしょ」と言われたときの返しが難しい。 この話、前にも書いたかもしれない――。 考えすぎのプロが帰ってきた! 一回きりの日常に何度でも立ち止まる、不毛で豊かなエッセイ123本。 定価:1,870円(10%税込) ISBN:978-4-480-81595-8 Cコード:0095 刊行日:2026/03/09 判型:四六判 ページ数:272頁
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【サイン本】くさのねいき / のもとしゅうへい
¥1,760
〈以下、著者ウェブストアより〉 春から通うようになった小さな畑は 日当たりがよく、海から風がやってきます。 土の上に種がこぼれて、ひとりでに草や花があふれてきます。 いま目にしている緑のざわめき。光の気配。 季節がめぐる畑の途中を、絵や言葉で記録しています。 (本文より) 吉祥寺の百年さん/一日さんで開かれた個展「くさのねいき」(2026.04.29 - 05.10)の作品集ができあがりました。展示作品を中心に、もよりの畑へ通いながらみえてくる草のことや花のこと。描き下ろした絵とスケッチ、日記のような文章を収録しています。フルカラー44ページ、無線綴じ。判型は190×148mm、A5変形サイズ。 ──畑に生えている草はどれもそれほど派手な見た目はしていない。けれどもそれぞれの葉のかたちや、茎のたくましさ、花びらの明るさには素朴な力強さがある。土地の栄養を受け取って、あふれ出すように地上に現れ、風に揺れている。誰かが植えたわけでもないのに、勝手に集まり伸びていく草。その土地に選ばれた草。だからなのか、そこに生えていることに違和感がない。色やたたずまいに不思議な納得感がある。 (2026年・セルフパブリッシング)
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ふつうのオオカミたち / セス・キャントナー
¥4,290
アラスカ生まれの白人の男の子の、狩猟生活と都会の間で引き裂かれる葛藤を、変容するエスキモー社会とともに描く傑作長篇。ジャック・ロンドンや星野道夫の系譜に連なるネイチャーフィクション。 単行本 46変形 ● 384ページ ISBN:978-4-309-20943-2 ● Cコード:0097 発売日:2026.01.26 著 セス・キャントナー (キャントナー,セス) アラスカ生まれ。作家・漁師・野生生物写真家。大学でジャーナリズムを専攻。2004年に本書でデビュー、高い評価を得る。22年『故郷へつづく千の道:カリブーと生きて』でナショナル・アウトドアブック賞受賞。 訳 池澤 綾羽 (イケザワ アヤハ) 翻訳家。5歳で渡仏。イーストアングリア大学言語学部で学んだのち、パリ第6大学数学部中退。おもな訳書に、グレッグ・ジラード『Snack Sakura』など。
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夫は松田龍平じゃないけれど / 堀静香
¥2,200
思ったことをそのまま書く。 家庭内で王様と呼ばれる歌人・エッセイストの、いきいき元気に考え過ぎる日々。 『せいいっぱいの悪口』『がっこうはじごく』著者、最新エッセイ集--。 堀 静香(著) 一九八九年神奈川県生まれ。山口県在住。上智大学文学部哲学科卒業。歌人、エッセイスト。短歌同人「かばん」「西瓜」所属。私立中高一貫校で非常勤講師として国語を教えている。著書にエッセイ集『せいいっぱいの悪口』『がっこうはじごく』(共に百万年書房)、『わからなくても近くにいてよ』(大和書房)、歌集に『みじかい曲』(左右社)がある。第50回現代歌人集会賞受賞。 ISBN:9784910053721 Cコード:C0095 定価:¥2,200(税込) 発売日:2026.5.15
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【サイン本|予約受付中】放課後によむ短篇集 / 頭木弘樹 編
¥1,980
予約商品
*こちらは編者・頭木弘樹さんのサイン本のご予約受付となります *6月初旬頃の発送を予定しております 少しだけ自由で、少しだけ一人でいられる――。 そんな「放課後」の時間に読みたい、10の物語を精選。 作品に添えられた頭木弘樹さんの言葉が、読者の読みを助け、物語の世界へいざないます。 巻末に解説とブックガイドも。 価格:1,980円 (本体1,800円 + 税10%) ISBN:978-4-652-20739-0 サイズ:四六変型判 発行:2026年05月 ページ数:224ページ
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虹はいまだ旅の途上 / 李 琴峰
¥2,200
「正史」や「正典」に刻まれない、小さな声を拾い集めて―― バンクーバー、ソウル、チューリッヒ、アムステルダム、パリ。台湾で生まれ、日本で生きる芥川賞作家が、五つの都市をクィアに旅した2024年の記録。 “台湾で生まれ、日本で生活し、日本語と中国語を主要言語とし、アジアからほとんど出たことがない私は、欧米発祥の「クィア」という言葉とそれにまつわる諸文脈から切り離され、長い間、断絶を余儀なくされてきた。しかしバックラッシュは文化や言語、国家の境界線をものともせず、世界規模の波となって襲ってきた。である以上、私も自身の文脈を、クィアの歴史という文脈にもう一度接続し直さない限り、バックラッシュの正体を見極めることができない。これから記すのは、いわば「文脈を繫ぎ直す」ための旅だ。”(プロローグより) 【著者略歴】 李琴峰〈り・ことみ〉 1989年、台湾生まれ。作家・日中翻訳者。2013年来日、17年『独り舞』で第60回群像新人文学賞優秀作を受賞し、デビュー。『五つ数えれば三日月が』で第161回芥川賞・第41回野間文芸新人賞候補、『ポラリスが降り注ぐ夜』で第71回芸術選奨新人賞受賞、『彼岸花が咲く島』で第34回三島由紀夫賞候補・第165回芥川賞受賞。他の著書に『星月夜』『生を祝う』『観音様の環』『肉を脱ぐ』『言霊の幸う国で』『月を見に行こうよ』などがある。
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たった一人の読者を生きる / 荒井裕樹
¥1,980
〈以下、版元ウェブサイトより〉 もう誰にも動員させられたくない。 この心は私のもの。あなたのもの。 【内容】 例えば、「世界で自分だけしか読んでいないかもしれない物語」に出会ったとき、「こんなマイナーな作品について書いたり語ったりしても無意味だよな……」と思うか、「自分が書かなければ/語らなければこの作品は存在しなかったことになってしまう」と思うかは、それぞれだと思います。 もし、あなたが後者の側に立つとして、いざ何か書き残そうとしても、そういう些細で、身近で、時に儚い出会いのエピソードは、論文のようなかっちりした形式には馴染まなかったりするものです。だから本書では「エッセイ」、それも「おしゃべり」するような言葉づかいで、少なくない読者がきっと抱いたことがあるであろう「この物語をなかったことにしたくない」というあの感覚に、迫ってみたいと思うのです。 “ここで私が話したいのは、もっと小さくて、些細で、身近で、時には儚いものについてなんです。(中略)世界的なマスターピースよりも、親しい人の打ち明け話のほうが大事になってしまったり、友だちが出したぜんぜん売れない自主制作本のほうにより感動してしまったり、なんてことは、誰にでも、多かれ少なかれ、あると思うんです。/これって、実はすごいことなんじゃないですかね。自分の心だけを打つものがこの世界に瞬間的に誕生しているというか、どうしようもなく自分の心を打つものがどうしようもないくらい自分以外の人に知られてないっていうか、そんな現象が発生しているということなので。/この現象、取り立てて研究なんてされないですけど、けっこう大事なものだと思うんです、人間にとって。/なんというか、人って自分でも気が付かないうちに、たった一人の読者を生きている瞬間があると思うんです。”(「はじめに」) こちらの感情や心を動員するための言葉や映像が氾濫する社会の潮流に、気づかぬうちに吞み込まれてしまわぬように、自分にとって本当に大切な「物語」について語ること、そのための居場所をつくること。そうやって大切な領域を守ることができてはじめて、私たちはきっと、ほかの誰かが大切にする「物語」のことも大切にできるのではないでしょうか。 “自分にとって本当に大事なものって何なんだろうとか、本当に自分の心を打つものって何なんだろうとか、自分はどういう物事に魂を揺さぶられる人間なんだろうとか、そういう自分の領域を大事にして、誰かに、勝手に、いつの間にか心を動員させられないようにすることはできる。そう思うんですよね。/これから少しだけ、私の「たった一人の読者」体験を聞いてください。私の密かな「物語」との思い出話をさせてください。そんな「物語」が居られる場所を作るために、少しだけ力を貸してください。で、もしよかったら、そのあと、あなたの話も聞かせてください。”(「はじめに」) ロングセラー『まとまらない言葉を生きる』を著した「声の小さな文学者」が新たに綴るのは、これまで語られてこなかった「たった一人の読者を生きる」という経験について。小さな「自分」を守ることで、誰かとつながる12の内緒話。 【著者略歴】 荒井裕樹〈あらい・ゆうき〉 1980年東京都生まれ。早稲田大学文学学術院教授。作家、文学者。専門は障害者文化論、日本近現代文学。東京大学大学院人文社会系研究科修了。博士(文学)。日本学術振興会特別研究員、二松學舎大学教授を経て、2026年4月より現職。
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日本国憲法 / 齋藤陽道 写真
¥1,320
SOLD OUT
日本国憲法は誰のものか? もう一度読み、感じ、考える私たち自身の憲法。 日本国憲法の条文全文に、写真家・齋藤陽道さんのカラー写真を組み合わせたハンディな一冊。 戦後80年、私たちの幸福と平和の土台となってきた憲法を、いまの暮らしのなかでそれぞれの人生を生きる人々の姿を深くとらえた写真とともに読み直す。 もっと切実に、さらに親しみやすく──。 2022年に刊行し反響をいただいた同タイトルの本に、新たに16点の写真を追加収録し、3人の執筆者による憲法についてのエッセイを収めた栞を添えたボーナスバージョンを、新刊として刊行します。 ■著者 齋藤陽道(さいとう・はるみち) 1983年、東京都生まれ。写真家、文筆家。東京都立石神井ろう学校卒業。2020年から熊本県在住。2010年、写真新世紀優秀賞。2013年、ワタリウム美術館個展。2014年日本写真協会新人賞。 写真集『感動』(赤々舎)、続編『感動、』(赤々舎)、著書『異なり記念日』(医学書院・シリーズケアをひらく、毎日出版文化賞)、『よっちぼっち 家族四人の四つの人生』(暮しの手帖社、熊日文学賞)、『つながりのことば学』(NHK出版・学びのきほん)など多数。 新聞、雑誌の連載等でも活躍するほか、「手話のあるくらし」をさまざまな方法で伝える活動をしている。 ■栞 「健康で」とは、「文化的な」とは いしいしんじ 私と日本国憲法 安積遊歩 みつさんへ 関根 愛 ■栞より 日本国憲法の条文は、いまこの国に住まう、すべての人間を守り、救い、苦境から引きあげ、安寧な暮らしを送れるよう、日々、この瞬間も、全文を駆使して働きぬいている。その力のもとはいったいなにか。力をふんだんに働かせるために、なにがしかの助力が、われわれにできないか。──いしいしんじ「「健康で」とは、「文化的な」とは」より 私たち障害者は私たちの身体ゆえに、非暴力無抵抗の平和主義者である。それを自覚し、日々のなかでも「争わず、戦わず」の生き方を主張し続けていきたい。──安積遊歩「私と日本国憲法」より そこにあるのは、協和、平和、理想、愛、信義、尊厳、希求、幸福、良心、生命、自由といった、捉えどころのない言葉の数かずです。これらの言葉は見上げる星ではありません。私たちそれぞれが、ほんらい、その星の一つ一つです。輝くには、私たち自身でその言葉の中身が満ちるよう心がけていかなくてはいけません。──関根愛「みつさんへ」より 四六判変型/並製本/本文96頁 1200円(本体価格・税別) 2026年5月3日刊 ISBN978-4-89629-474-3 C0032
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「いまどきの若者」の150年史 / パンス
¥1,056
明治の書生から令和のZ世代まで。 「若者語り」をたどると、私たちの「いま」が見えてくる。 「いまどきの若者は〇〇である」 年長者からの視点と、若者自身からの主張が交錯し、時代の中で特徴づけられ、まとまると「世代」になる。 明治から今日までに至る「若者論」の系譜をたどり、成熟をめぐる日本の「現在」を浮かび上がらせる。 「日本の若者年表」を収録。 「かように「若者」をめぐる状況は複雑怪奇……と言えるでしょう。しかし、いま「大人」、もしくは「高齢者」になっている人たちもかつては「若者」だったのは変えられない事実です。そして、いま若者である人たちも、いずれ大人になっていくのです。ここで一回、かつての歴史をどんどん遡り、そもそも「若者」という概念が形成されてから現代までの「若者」の「語られ方」の歴史を編んでみようと思います。細かく見ていくと、思わぬところで今と一致していたり、まったく変化していたりといった側面が発見できるかもしれません。」
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21時の空洞の魚 / 標野凪
¥1,980
SOLD OUT
〈以下、版元ウェブサイトより〉 「お届けものです」 〈朝〉とだけ書かれた箱を開けると──? 25万部突破! ロングセラー「喫茶ドードー」シリーズの標野凪が贈る、 静けさが心を包み込む、「時」をめぐる24のショートストーリーズ。 「とき」をめぐる24編のショートショートを書きました。 目覚めたばかりのまっさらな朝、日差しが高くのぼる真昼、仕事終わりの夕方と家でくつろぐ夜、そして深い眠りに落ちる深夜。 あなたの心の奥深くにも、不思議な「とき」が落ちていることでしょう。 ?眠れない夜、そっと開いて一編をどうぞ。(著者より) 〈朝〉 乗り込んだ電車の行き先は、星の瞬く夜空か。 それとも──。 ──6時「始発電車」 〈昼〉 咲き誇る百日紅。 母の目にはどう映ったのだろうか。 ──12時「正午の百日紅」 〈夜〉 今夜も彼女は、この街に雪を降らせる。 明日を生き抜くために。 ──23時「雪の降る街」 〈深夜〉 ──ねえ、起きて。 あたしのほっぺたを突いたのは? ──5時「公園の鳩」
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suiuの詩集 春
¥1,320
〈以下、版元ウェブサイトより〉 詩の投稿サイト"suiu"の本ができました。 2023年1月のリリースより三年間に投稿された詩の中から、 94人の94篇(短歌/自由詩/俳句/自由律俳句/川柳etc.)を収録しました。 詩がお好きな方はもちろん、これまで詩に触れる機会のなかった方にもお愉しみいただける一冊です。 ◻︎詩の投稿サイト“ suiu ” とは suiu(スイウ)はいいねや閲覧数といった指標を持たず、 ユーザー数・作品数など規模に関する情報も公開しない、詩の投稿サイトです。 数値で表せるものを価値にせず、一人ひとりが詩と静かな時間を過ごせます。 『suiuの詩集 春』 2026.5.4 発売 定価:本体価格1,200 円+税 A6 版 並製 132ページ ISBN978-4-9912050-6-4 装丁/はちみつちひろ 写真/浜野かもめ
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納得できる唐揚げのために
¥1,650
「人の数だけ、唐揚げの物語がある。」 理想の唐揚げに出会えるヒントが詰まった一冊。 書き下ろしのエッセイ・小説・短歌が収録された、まさかの唐揚げアンソロジーです。 ジューシーで、ノスタルジックで、ページをめくるたびにお腹が空いてくる一冊。 みなさまぜひぜひご覧ください 【もくじ】 ・「唐揚げ奮闘記2025」/ 佐々木里菜 ・「さよならの日のからあげ」/ 磯村柚依 ・「あの台所、あの唐揚げ。」/ 中前結花 ・「紫陽花と唐揚げ」/ 幸若希穂子 ・「大戸屋・鶏のおろし唐揚げ定食660円 」/ チヒロ(かもめと街) ・「ちき・ちき!」/ 加賀田優子 ・「ささやかでいて、ジューシー 」/ 佐伯いちか ・「時価の誘惑」/ リモ ・「ワニは呼吸している」/ 谷脇栗太 ・「胃袋の輪郭」/ まつさかゆう ・「納得できる唐揚げのために ――あとがきに代えて」/ 小林晴奈 【書誌情報】 『納得できる唐揚げのために』 B6変形判 (182×120mm)/ 168ページ / 税込1,650円(文学フリマでは1,600円で販売) 発行:本のすみか 装丁・組版:谷脇栗太
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今日もぼーっと行ってきます / 中島京子
¥2,200
直木賞作家による、極上のお散歩エッセイ。 「われわれには、「ぼーっとする時間」が必要だ。というわけで、ぼーっとする小さな旅に出ようではないか、というのが、このエッセイの企画趣旨なのである。」 情報や仕事、雑事に追われる日常生活から離れ、気持ちのいい空間を、ただひたすらぼーっと散歩したい。 野鳥公園に天文台、植物園、水族館、美術館。大山詣りに雨の梅園、時にはフェリーに乗って、あるいは天然の冷蔵庫、石の採掘場へ。 日本地図を作った歴史的人物に思いを馳せたり、ハイキングをしたり。 ささやかなお土産を買い求め、銭湯に入り、居酒屋で一杯。直木賞作家の描く、極上のお散歩エッセイ。 定価: 2,200円 (本体2,000円+税) 発売日:2026年02月03日 判型:四六判 ページ数:240 ISBN:9784041159712
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犬のあしあと / もりみさき
¥500
<以下、著者noteより> いつも犬を探している。通勤中、スーパーで買い物をした後の帰り道、残業帰りの夜道、休日の散歩中など、犬を目に入れるチャンスがあればいつでも視界に入れたいと思っている。 2025年7月から2026年の2月までの約半年の日記から、「犬」について何かしら書いている日付だけを抜粋して、日記本を制作しました。 日記本を作ってみたいと思ってから、毎週noteであげている週間日記を読み返すと、わたしの日記にはたくさんの犬が登場することがわかりました。 生活の中で記録したいと思ったのはどんな子だったのだろうと思い、この本を作りました。 裏表紙のしっぽがくるんとなっているところがお気に入りです。 遊び紙はいつも犬を観察している公園の芝生をイメージして、黄緑色を選びました。 また、表紙は光に当たるときらきらする紙を使っているので、ぜひ晴れの日に外で読んで、犬をきらめかせてもらえたら嬉しいです。 犬のあしあと -生活に犬が紛れ込んでいた日々の日記- 著者:もりみさき サイズ:B6(単行本サイズ) ページ:40ページ 値段:500円
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暮らしを手に入れる / 小林駿平
¥800
<以下、著者noteより> 冬の間、ストーブの前で丸まりながら(次はどんなものを作ろうかな)と考えていた。伝えたいことをリストに書き出しみて、納得がいかなくて全部消した。今度は聞いて欲しいことだけでリストを埋めてみたら、これなら書けそうだ、と思えた。リストの一番上にあったのは、春を迎えた山の心地よい風の感触。 僕の実家は秩父の山の中でカフェを営んでいます。草木と動物と。珈琲とジェラートと。ざわざわ、さわさわ、賑やかな音と小麦の焼ける匂いに囲まれた暮らしを、12話の味わいと考え事のエッセイにまとめました。各話それぞれにカラー写真も挟み込んでいます。 読むほどその季節の手触りが伝わってくる、そんな本。山の中の涼しい風と草木のいい匂いを、少しでも感じてもらえたら嬉しいです。 「暮らしを手に入れる」 ・A6サイズ(文庫) ・98ページ ・800円(税込) ▼目次 五月 トマトのシャーベットと手紙 六月 梅酒ソルベと瓶詰めの季節 七月 プラムジェラートと夏の約束 八月 スイカのシャーベットと夏の秘密 九月 ぶどうのシャーベットと山の夜 十月 ポポーのジェラートと薪ストーブ 十一月 ミネストローネと湯気の中 十二月 りんごのシャーベットとルビー 一月 いちごミルクのジェラートと書き初め 二月 バチョと怒り 三月 フローズンヨーグルトと冬の雨 四月 桜餅のジェラートと変わる春
