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いろいろあるね / セロニアスいぬよ
¥1,500
けんかをきっかけに、何をやってもうまくいかなくなってしまった犬のお話。 オノマトペが中心の0歳からでもご覧いただけるような内容ながら、 さまざまな出来事や感情の起伏が表現されています。 生きているといろいろあるけれど、少しだけ前を向けるようなあたたかい一冊です。 セロニアスいぬよ 1993年5月18日生まれ。デザイナー・イラストレーター。 実家には白くて大きな犬のレオ君がいます。 好きなものはレオ君、世界中のワンちゃん、映画、舞台を見に行くこと。 2024年5月に絵本『いろいろあるね』を自費出版。
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海のまちに暮らす(第二版)/ のもとしゅうへい
¥2,200
〈以下、版元ウェブサイトより〉 \作家・のもとしゅうへいによる初のエッセイ集。「増補新版」で増刷しました/ イラスト、デザイン、詩、小説をはじめ、最近では漫画まで。 ときには自身で製本し、出版、営業までをも行う弱冠25歳の作家・のもとしゅうへい。 コロナ禍であった2022年、のもとくんは大学を休学し、東京を離れて真鶴に移り住み、町の図書館でバイトし、真鶴出版でインターンをし、畑を耕しながら制作活動を行っていました。 都市を離れ、真鶴という港町で、土を触りながら感じた、日々の些細な生活の記録がさまざまな視点から描かれています。 第2版は、初版のその後の暮らしを描いたエッセイ三編を追加。 真鶴から鎌倉へと拠点を移した、今現在の暮らしから言葉が掬い取られています。 表紙の紙やインクの種類、表紙のイラストまで(!)も変化を加えています。 今後、増刷の度に今の暮らしの記録が継ぎ足されていく、「秘伝のタレ」形式のこれまでにない本です。 それぞれのエッセイには、描き下ろしの4コマ漫画や挿絵が付いています。 装丁ものもとくん自身によるもの。 誰しもの生活を、やさしく肯定してくれるような一冊です。 ------------------- ぼんやり一人の人間として暮らしていると、どうしてもつい人のことばかり考えてしまう。 人にまつわる、人のための、人をとりまく、人に由来する、人と何かとの関係性の話題ばかり、世の中の空間を占めているように思い込んで、無意識のうちに少しずつ気持ちがくたびれていく。 なので時々たっぷりと、人以外の世界とも付き合うことを考える。鎌倉の住宅地の、砂利道の端の青臭い茂みに鼻先を突っ込みながら、そう思う。 (第2版追加エッセイより一部抜粋) ------------------- 著者 のもとしゅうへい 一九九九年高知県生まれ。二〇二〇年より企画・執筆・編集・装幀までのすべてを個人で手がけるセルフパブリッシングの活動を続ける。二〇二四年、芸術総合誌『ユリイカ』による現代詩の年間新人賞「ユリイカの新人」に選出される。著書に、小説『いっせいになにかがはじまる予感だけがする』。文筆のほか、イラストレーション、漫画、グラフィックデザインなどの制作を行う。東京藝術大学大学院美術研究科修士課程在籍。 『海のまちに暮らす』(第2版)詳細 価格:2,200円(10%税込) 発売日:2025年7月15日 体裁:B6 ページ数:140ページ 著者:のもとしゅうへい 装幀:のもとしゅうへい 発行人:川口瞬 発行元:真鶴出版
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最小文化複合施設 / 宮崎 晃吉・顧 彬彬
¥3,300
〈以下、版元ウェブサイトより〉 2013年に東京・谷中で始まった〝最小文化複合施設〟HAGISO。 HAGISOはカフェ兼ギャラリー兼設計事務所から始まり、宿泊施設、定食屋や焼菓子店などをはじめとする飲食店の運営、そして教室事業など、谷中を中心に多岐にわたる活動をしています。 本書では、HAGISOのこれまでの10年を振り返りながら、どうやってHAGISOがローカルと向き合い、見立て、その魅力を掘り起こしてきたのかを紹介していきます。 そしてただ振り返るだけでなく、さまざまな角度からHAGISOを語る視点を取り入れました。関係する人たちへの取材をまとめた「インタビュー」や、アトリエ・ワン・塚本由晴氏をはじめとした四つの「対談」、図面から各店舗を分析する「おみせ大解剖」、家で楽しめるHAGISOの定番メニューの「レシピ」。さらには、HAGISOのお金まわりの話も載せた秘密の「袋とじ」(!)まで。380ページを超える大ボリュームです。 編集・発売元は真鶴出版。小さな出版社だからこそできる試みとして、HAGISOの由来となった「萩」の葉で、スピン(栞紐)を草木染めしています。 さまざまな「ローカル」で活動する人たち必読の一冊! ------- 『最小文化複合施設』 ―たまたま住んだ一軒のアパートからはじまる、東京・谷中の物語― 発行元:株式会社HAGISO 発売元:真鶴出版 体裁:A5変形+スリーブ+袋綴じ+草木染めスピン 製本:無線綴じ(上部アンカット) ページ数:388ページ 本体価格:3,300円(税込) 発売日:2024年11月7日 著者:宮崎 晃吉(HAGISO)、顧 彬彬(HAGISO) 装丁・本文組版:田中 裕亮 編集:川口 瞬(真鶴出版)、山中 美友紀(真鶴出版) 写真協力: Yikin HYO、富田 了平[ p.104]、加藤 甫[ p.232]、増田 甚八[ p.277] イラスト:朱則安(HAGISO)[p.81/p.203/p.281]、田中 裕亮[pp.354-360] 栞紐草木染め:橘 絵美(ORIBAR)、向井 日香(PINKNOT WEEDS) 印刷所・製本所:東湘印版株式会社
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【サイン本】好きよ、トウモロコシ。/ 中前結花
¥1,650
(以下、版元ウェブサイトより) 家族の食卓、上京した朝、あの夏の恋——。 レコーダーを再生するように記憶が溢れ出す。 糸井重里氏、麒麟・川島明氏推薦! 人の心の機微やノスタルジーを繊細に描く文章に定評があり、Webメディアを中心に人気を集めるエッセイスト 中前結花の初エッセイ集です。 書き下ろしを含む14篇を収録。 装画、挿絵はイラストレーターの北村人氏が担当しています。 「どんぐりを拾うみたいに、プールのなかで宝探し遊びをするみたいに、ビービーダンを集めるみたいに。とりとめもないけど、わたしにはきらきら光って見えたもの。そんなものを集めてそっと書いてみようと、この本はそういうわけなのです。」(「はじめに」より)
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【サイン本】ドロップぽろぽろ / 中前結花
¥1,430
*サイン本はお一人一冊まででお願いいたします。 二冊以上のご注文は自動的にキャンセルいたします。ご了承くださいませ。 〈以下、著者noteより〉 それは、ぽろぽろこぼした涙の記憶——。 何かを訴えたり、求めたり。 そんなそんな意味のある涙ではないのです。 ただ嬉しかったり悲しかったり。 こらえようと思ったけれども、 ぽろぽろ流れてしまった小さな涙について書いた、 大人のあなたに送る11編のエッセイ集です。 【書誌情報】 B6判 187ページ デザイン:飯村大樹 装画:ちえちひろ
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7月の本
¥3,080
〈以下、版元ウェブサイトより〉 時代も場所もまったく異なる文学作品たちをつなぐテーマは〈12か月〉―― 12か月のうちの〈7月〉をテーマに古今東西の小説・詩歌・随筆を集めたアンソロジー。 四季をあじわい、あの作品といま同じ季節を生きるよろこびをつくる本。シリーズ全12巻。 〈目次〉 キュー植物園(ヴァージニア・ウルフ/西崎憲訳) 黄泉から(久生十蘭) 月の船で行く(長野まゆみ) 青い海黒い海(川端康成) 七月の 朝の(尾形亀之助) あまたの叉路の庭(ホルヘ・ルイス・ボルヘス/西崎憲訳) はなしの話(岡本綺堂) 電車停留場(豊島与志雄) 黄いろいレトリック(北園克衛) ほおずき市(沢村貞子) 魚の餌(梅崎春生) あいつらにはジャズって呼ばせておけ(ジーン・リース/西崎憲訳) 出来事(志賀直哉) むぎ湯(鏑木清方) 三十年後の東京(海野十三) 僕の夏休み(穂村弘) 張光熊〔「子不語」より〕(袁牧/邑楽愼一訳) アリスは、落ちながら(スティーヴン・ミルハウザー/柴田元幸訳) 跋 時間と七月(西崎憲) 装丁:岡本洋平(岡本デザイン室) 発売日 2025/06/19 判型 B6変型判 ISBN 978-4-336-07740-0 ページ数 296 頁 Cコード 0090 定価 3,080円 (本体価格2,800円)
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8月の本
¥3,080
〈以下、版元ウェブサイトより〉 時代も場所もまったく異なる文学作品たちをつなぐテーマは〈12か月〉―― 12か月のうちの〈8月〉をテーマに古今東西の小説・詩歌・随筆を集めたアンソロジー。 四季をあじわい、あの作品といま同じ季節を生きるよろこびをつくる本。シリーズ全12巻。 〈目次〉 絵はがき(堀辰雄) 影(北原白秋) お盆(石井桃子) ジャンの新盆(山川方夫) 美しく、短かすぎる夏(吉田健一) 紙の玉(シャーウッド・アンダースン/上岡伸雄訳) 霧のむこうに住みたい(須賀敦子) いちど視たもの 一九五五年八月十五日のために(茨木のり子) 八月三日の夢(中谷宇吉郎) 鏡の中の月(宮本百合子) トカトントン(太宰治) 山居(萩原朔太郎) 白雪姫(久生十蘭) 八月の星座(吉田絃二郎) 驟雨(井上靖) 初恋(尾崎翠) ネムロド(ブルーノ・シュルツ/工藤幸雄訳) 簔虫〔「小さな出来事」より〕(寺田寅彦) 穴(岡本綺堂) 蟲の声(永井荷風) 雨のふくらはぎ(唐十郎) 跋 八月の王国 西崎憲 装丁:岡本洋平(岡本デザイン室) 発売日 2025/06/20 判型 B6変型判 ISBN 978-4-336-07741-7 ページ数 288 頁 Cコード 0090 定価 3,080円 (本体価格2,800円)
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9月の本
¥3,080
〈以下、版元ウェブサイトより〉 時代も場所もまったく異なる文学作品たちをつなぐテーマは〈12か月〉―― 12か月のうちの〈9月〉をテーマに古今東西の小説・詩歌・随筆を集めたアンソロジー。 四季をあじわい、あの作品といま同じ季節を生きるよろこびをつくる本。シリーズ全12巻。 〈目次〉 九月のひと(幸田文) 分身(リッキー・デュコーネイ/岸本佐知子訳) 月夜(鈴木三重吉) 鬼作筵〔「聊斎志異」より〕(蒲松齢/柴田天馬訳) 登高(小沼丹) 屋上(北野勇作) 猫町 散文詩風な小説(萩原朔太郎) 尼〔「陰火」より〕(太宰治) 溶ける魚 17(アンドレ・ブルトン/巖谷國士訳) 二人は歩いた(西脇順三郎) 市街を散歩する人の心持(木下杢太郎) 菊あわせ(泉鏡花) 溺れかけた兄妹(有島武郎) 麻畑の一夜(岡本綺堂) 天災と国防(寺田寅彦) 食堂(島崎藤村) 九月の果樹園(マチュー・ド・ノアイユ伯爵夫人/永井荷風訳) 九月は(茨木のり子) 恋のカメレオン(アンリ・トロワイヤ/澁澤龍彦訳) 跋 九月の水(西崎憲) 装丁:岡本洋平(岡本デザイン室) 発売日 2025/06/23 判型 B6変型判 ISBN 978-4-336-07742-4 ページ数 280 頁 Cコード 0090 定価 3,080円 (本体価格2,800円)
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【イベント予約|8/29(金)19:30-21:00】はなあかりの会
¥500
*こちらは8/29(金)に実施されるイベントの予約受付です。 *他の本や雑貨とは分けてのお会計にご協力くださいませ。 忙しない日々の中で、意図的に本と向き合う時間をつくることを目的とした、それぞれに本を読む集い「はなあかりの会」 本の解釈などについての意見交換や、本好き同士の交流を図ることが主旨ではございません。 「読みたい本があるけれど時間がない」「積読を消化したい」「本を読みたいけれどきっかけがない」といったみなさま、ぜひぜひご参加ください。 参加されたみなさま同士で今後の読書のきっかけになるかもしれないので、終了時に持ち寄った本のタイトルのみご紹介いただく時間をとろうと思います。 (強制ではございませんので、抵抗がある方は当日の受付時に店主にお伝えください) 〈イベント詳細〉 それぞれに本を読む会 企画:本屋ブーケ 会場:Good Will Coffee 住所:〒370-0833 群馬県高崎市新田町1-3 アキヤマビル1F 期日:19:30-21:00 定員:5名 費用:500円 + 1drink *1drinkについては当日Good Will Coffeeさんでご注文ください *参加特典として特製の栞とリーフレットをお渡しいたします //////////////////////////////////////////////////////////// <この読書会は、特に以下のような方におすすめです> ・読書が好きな人 ・コーヒーが好きな人 ・ひとりで黙々と何かに取り組むのが好きな人 ・普段なかなか本を読む時間が確保できない人 ・積読の山がどんどん高くなっている人 ・時間があれば読んでみたかった本がある人 ・学校や仕事、育児や家事のことを少し忘れてゆったりとしたひとときを過ごしたい人 //////////////////////////////////////////////////////////// <ご予約前に必ずお読みください> ・意見や感想を交換することを目的とした回ではありません。それぞれに読みたい本を持ち寄って、ゆっくりとお過ごしください。 ・会話するのは禁止ではありませんが、参加者の方との談笑や交流を目的としてのご参加はお控えください。 ・何か他の参加者のみなさまの読書の妨げになるような行為がある場合、状況によってはご退店いただくこともございます。あらかじめ、ご了承くださいませ。
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【サイン本】笑っちゃうほど遠くって、光っちゃうほど近かった / 初谷むい
¥1,870
〈以下、版元ウェブサイトより〉 初谷むいが描く、9話の連作短歌による「物語歌集」 これは、月から地球へやってきた女の子の1年間の物語です。 生活の中の小さなことにも生まれる驚きと喜びとつまずき、 誰かが特別な「一人」になることのうれしさと苦しさ。 すべての感情がやさしく溶け合う魔法のような短歌211首を収録。 イラストは、「マムアンちゃん」でも知られるタイの漫画家、 タムくんことウィスット・ポンニミット。 【収録歌より】 月うまれ月で育った女の子 笑うとすこし光ってみえた 重力がちがえば靴も異なって、おはようニューバランスのあかるさ はじめての雪の遅さがいとおしい わたし ぜんぶが最初から好きだった だいじなのは だったのはここにいることで 麻雀牌の鳥のまばたき わたしはあなたの地球になりたい、ということわざがあるの。月には。 【書籍詳細】 『笑っちゃうほど遠くって、光っちゃうほど近かった 』 著者:初谷むい 装丁:名久井直子 画 :ウィスット・ポンニミット 仕様:B6変形、上製、152頁 価格:1,870円(本体1,700円+税) ISBN:978-4-86732-032-7 C0092 【著者プロフィール】 初谷むい(はつたに・むい) 1996年生まれ、北海道在住。2018年、大学生時代に書肆侃侃房より第一歌集 『花は泡、そこにいたって会いたいよ』を刊行し、発売後2週間で重版。 2022年に第二歌集『わたしの嫌いな桃源郷』(書肆侃侃房)を刊行。 共著に『スペース短歌』(時事通信社)。短歌ユニット「イルカーン」のメンバー。
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ちょっと本屋に行ってくる。2 ブック・タワーズ・メガシティ / 藤田雅史
¥1,870
〈以下、版元ウェブサイトより〉 お待たせしました!待望の続編が登場! 本とともにあるなにげない日常を切り取る、人気脱力エッセイ『ちょっと本屋に行ってくる。』に、ついに待望の最新刊が登場です! 前作に引き続き、本や本屋さんへの愛から生まれた共感と苦笑いのエピソードをたくさん収録! 書き下ろしを含めた25篇! −−−−−−−−−−−−−−−− NEW 『ちょっと本屋に行ってくる。2 ブック・タワーズ・メガシティ』 藤田雅史 2025年6月13日発売 issuance刊/単行本/本文226頁 定価1,870円(本体1,700円+税) ISBN978-4-9912442-2-3 −−−−−−−−−−−−−−−−
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ちょっと本屋に行ってくる。NEW EDITION / 藤田雅史
¥1,760
SOLD OUT
〈以下、版元ウェブサイトより〉 プラス5篇のニュー・エディション! 『ちょっと本屋に行ってくる。』増補版が新登場! 本とともにあるなにげない日常を切り取る、人気脱力エッセイの増補版『ちょっと本屋に行ってくる。NEW EDITION』のリリースが2023年11月25日に決定しました! 書店限定アパレルブランド『BOOKSELLERS CLOTHING issue』で連載中のコラムをまとめた既刊『ちょっと本屋に行ってくる。』は、取扱各書店で品切れとなり、本好き、本屋好きのSNSでも共感を集めました。今回、新装ニューバージョンとして5篇を加えて(30ページ増量!)の再リリースです。 −−−−−−−−−−−−−−−− 『ちょっと本屋に行ってくる。NEW EDITION』 藤田雅史 2023年11月25日発売 issuance刊/単行本/本文226頁 定価1,760円(本体1,600円+税) ISBN978-4-9912442-1-6 −−−−−−−−−−−−−−−−
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しばらくあかちゃんになりますので / ヨシタケシンスケ
¥1,540
〈以下、版元ウェブサイトより〉 みーちゃんが、「ねーねーみてみて!」とママに声をかけても、ママはあかちゃんのお世話でいそがしく、「おねえちゃんだから、ちょっとまってて」と断られてしまいます。おねえちゃんなんてつまらないと思ったみーちゃんは、自分もあかちゃんになることに決めました。 みーちゃんは、ゴローンと寝転がり、おしゃぶりをくわえて、あかちゃんになってみました。ところが、あかちゃんになるとお菓子が食べられないことに気づき、あかちゃんタイムを終わりにしました。 みーちゃんがお友達の家に遊びに行くと、ママはあかちゃんをおんぶしながらたくさんの家事をこなします。すると、へとへとに疲れたママが、「よし! きめた! ママもしばらくあかちゃんになるわ!」と言って……。 さあ。あなたもあかちゃんに! 発売日:2024年09月13日 判 型:B5判変型上製 ISBN:978-4-569-88185-0
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プルーストを読む生活 / 柿内正午
¥3,245
〈以下、版元ウェブサイトより〉 プルーストを読んでどうなるというのですか? プルーストを読んでいると楽しいです。 そんだけ! うっかり神保町で『失われた時を求めて』ちくま文庫版全10巻セットを買ってしまった。せっかく買ったので毎日読んでいる。せっかく読んでいるので、読みながら毎日ものを書くことにした。読書と、生活と、脱線の記録。いつもリュックにプルースト。毎日読んで、毎日書く。それだけを決めて、ほとんどプルーストではない本ばかり引用し、役にも立たなければ、読んだ端から忘れていくので物知りにもならない、ただ嬉しさだけがある読書日記。 解説:友田とん(代わりに読む人) 「プルーストを読む生活」 著:柿内正午 装画:西淑 装丁・組版:中村圭佑+平本晴香 出版:エイチアンドエスカンパニー(H.A.B) 本体:2950円+税 判型:四六版(127☓188mm) デザイン:並製・フォローバック製本(初版)、PUR製本(二刷) ISBN:9784990759643 Cコード:0095 発売:2021年1月上旬 二刷重版:2025年7月中旬 柿内正午(かきない・しょうご) 会社員。勤務時間外に楽しく読み書きし、文筆や、ポッドキャスト「ポイエティークRADIO」配信などの活動を行う。単著に『プルーストを読む生活』(H.A.B)や『会社員の哲学』(零貨店アカミミ)などがある。『週刊読書人』2024年度文芸時評担当。『代わりに読む人』『文學界』『新潮』などに寄稿少数。
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孤独の時間。
¥1,430
〈以下、版元ウェブサイトより〉 自分自身をひとりじめ。 24時間365日、いつでも何かと繋がる時代。 見えてきたのは、「寂しい」以外の孤独のかたち――。 大好評『休むヒント。』『おいしそうな文学』に連なる、文芸誌『群像』発エッセイ・シリーズ第三弾!! 豪華執筆陣44名が綴る、「ひとりの時間」に向き合うエッセイ・アンソロジー。 豪華執筆陣44名!! 麻布競馬場、阿部加奈子、一川 華、一穂ミチ、伊藤亜和、井戸川射子、稲垣 諭、イリナ・グリゴレ、岩内章太郎、上野千鶴子、加納愛子、上出遼平、qp、くどうれいん、五味太郎、紗倉まな、塩田武士、下西風澄、高瀬隼子、滝口悠生、武田砂鉄、武塙麻衣子、橘 玲、崔 実、千葉雅也、筒井康隆、中島梓織、奈倉有里、西 見奈子、のもとしゅうへい、乗代雄介、東出昌大、平岡直子、平野啓一郎、僕のマリ、堀江敏幸、皆川博子、宮内悠介、宮地尚子、燃え殻、山口未花子、山本アマネ、山本奈衣瑠、ゆっきゅん (執筆者一覧・50音順) きっとみつかる。 誰にもあって、みんな違う、「孤独」の味わい。 発売日:2025年06月26日 ISBN:9784065397121 判型:B6変型 定価:1,430円(本体1,300円) ページ数:192ページ
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おいしそうな文学。
¥1,320
物語は別腹。 29名の豪華執筆陣が綴る、古今東西の文学作品に登場する一品と、忘れられない読書体験。 読書欲と食欲をそそられる三ツ星<食×文学>エッセイ・アンソロジー。 物語の美食家たちを虜にした全29品。 その味は、読んでみてのお楽しみ。まずは一口召し上がれ。 江國香織、枝元なほみ、粥川すず、木村衣有子、くどうれいん、斉藤倫、最果タヒ、向坂くじら、関口涼子、武塙麻衣子、田中知之、崔実、中条省平、土井善晴、奈倉有里、野村由芽、花田菜々子、原武史、原田ひ香、平松洋子、藤野可織、穂村弘、堀江敏幸、益田ミリ、町田康、三浦裕子、宮内悠介、宮崎純一、山崎佳代子 (執筆者一覧・50音順、敬称略) 編:群像編集部 発売日 2025年02月27日 価格:1,320円(本体1,200円) ISBN 978-4-06-538442-8 判型 B6変型 ページ数 128ページ
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休むヒント。
¥1,430
休みなよ、って言われても。 ・休日、何もしてないのに気づいたら夕方になっている。 ・お休みなのに、つい仕事のメールをチェックしてしまう。 ・折角の休みだからと、逆に予定を詰め込み過ぎてしまう。 ・全然休めた気がしないまま、月曜の朝を迎えてしまう。 ・「休みの日って何してるの?」と聞かれるのが怖い。 ――ひとつでも当てはまってしまったあなた、必読です!! 働き方改革時代、ワークライフ「アン」バランスなあなたに贈る、休み方の処方箋。涼しげなブルーと、愛らしいイラストが印象的な装丁も素敵な一冊です。(装丁:岡本歌織 / 装画:長場 雄) 覗いてみません? あの人たちの、休み方。 (執筆者一覧・50音順) 麻布競馬場、伊沢拓司、石井ゆかり、石田夏穂、岡本 仁、角田光代、角幡唯介、くどうれいん、古賀及子、小西康陽、斉藤壮馬、酒井順子、酒寄希望、向坂くじら、佐藤良成、杉本裕孝、高橋久美子、滝口悠生、武田砂鉄、竹田ダニエル、つづ井、年森 瑛、永井玲衣、蓮實重彦、平松洋子、藤代 泉、古川日出男、星野博美、堀江 栞、益田ミリ、宮内悠介、宮田愛萌、吉田篤弘
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お砂糖ひとさじで / 松田青子
¥1,760
SOLD OUT
小さなことへの喜びや楽しみ。それこそが、自分。 メアリー・ポピンズの映画に出てくる歌「お砂糖ひとさじで」。 そこでは、小さな工夫で日常がどれだけ楽しくなるかが歌われる。 ひとさじのお砂糖で、苦い薬も飲めるようになる―― そんなふうに気持ちを軽くしてくれる、魔法の呪文のようなエッセイ。 お気に入りのアイテムやちょっとした発見、ずっと変わらず好きなこと、 新たに好きになったもの、時には疑問や怒りも。あらゆるもので日々は織り成されている。 (版元ウェブサイトより) 【書誌情報】 発売日:2024年06月24日 判型:四六判並製 ISBN:978-4-569-85712-1
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うみべのストーブ 大白小蟹短編集
¥880
〈以下、版元ウェブサイトより〉 期待の新鋭、大白小蟹(おおしろこがに)・初単行本。生活から生まれた絵とことばが織りなす、珠玉の7篇。 俵 万智 「小蟹さんの澄んだ心の目。そのまなざしを借りて私たちは、忘れそうなほど小さくて、でもとても大切な何かを見つめなおす。たしかに降ってきたけれど、とっておけない雪のように。」 雪のように静か。冬の朝のように新鮮。 自分の気持ちに触れることができるのは、こんな時かもしれない。 [収録作品] ●「うみべのストーブ」 運命のように出会ったえっちゃんとスミオにも、ある日訪れた別れ。傷心のスミオを海に連れ出したのは、隣で彼を見守り続けていたストーブだった…。 「ふたりが…お互いに、好きだったこと 私はちゃんと覚えてる 何度だって思い出すよ」 連載時のカラーを再現し、2色刷で収録。 ●「雪子の夏」 トラックドライバーの千夏が雪の日に出会った、雪女の雪子。夏のあいだは消えてしまうという雪子に夏を見せてあげたい。忘れられない夏の物語。 「誰もあたしのことを 思い出してくれなくなったら こんなぼんやりしたまま 永遠に消えちゃうの? 」 ●「きみが透明になる前に」 ある日事故で透明になってしまった夫。彼の姿が見えないことにほっとしている自分はもう、彼を愛していないのだろうか…。見えないものに触れる、夫婦の絆のかたち。 「ねえ泉 ありがとう 僕を見つけてくれて」 ●「雪を抱く」 パートナーとの間の妊娠を知り、複雑な気持ちの若葉。大雪で家に帰れなくなったある日、偶然出会ったコウコと朝までの時間を過ごす。女性の身体をめぐる物語。 「わたしの身体が わたしひとりだけのものだったことなど 一度でもあっただろうか」 ●「海の底から」 仕事で忙しい毎日を送る深谷桃は、かつてのように小説を書くことができない。いまの自分はまるで海の底から上を見上げているようで…。創作に向き合うことができないでいる生活者の苦悩の物語。 「悔しい 書かなくても幸せでいられるのが」 ●「雪の街」 はなれていた親友の突然の死をきっかけに訪れた、昔住んでいた町。思い出のファミレスで出会った森田という男と、死んでしまったスーちゃんのことを思い出しながら、雪道を歩いていく。 夜の黒さと雪の白さは、彼らの弔いを静かに描き出す。 「鈴木さんがどこかで 元気でいてくれるといいなって ずっと思ってました」 ●「たいせつなしごと」 単調な仕事に明け暮れる毎日のなかで、いつのまにか自分の心は動かなくなっていた。いつかどこかのゲートが開いて、別の世界へ行けたなら…。暮らしのなかにある光を見つける小さな物語。 「何かを きれいだと思ったのは いつぶりだろう」
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山小屋の灯 / 小林百合子
¥1,100
SOLD OUT
「山小屋」という響きにどこか憧れを持ってしまうのはなぜでしょう。 本書は山小屋をこよなく愛し、全国の山小屋を訪ね歩いてきた編集者と写真家によるフォトエッセイ集。 ■掲載山小屋 十文字小屋(奥秩父)/山の鼻小屋(尾瀬)/丸川荘(大菩薩嶺)/マナスル山荘本館(南アルプス前衛)/ころぼっくるひゅって(霧ヶ峰)、蓼科山荘(八ヶ岳)/両俣小屋(南アルプス)/雲ノ平山荘(北アルプス)/船窪小屋(北アルプス)/駒の小屋(尾瀬)/雁坂小屋(奥秩父)/城山茶屋(高尾)/嘉門次小屋(北アルプス)/日の出館(富士山)/くろがね小屋(東北)/しらびそ小屋(八ヶ岳) 【書誌情報】 著者:小林 百合子文・野川かさね写真 発売日:2021.01.18発売 ページ数:208
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大きい犬 / スケラッコ
¥693
〈以下、版元ウェブサイトより〉 その犬は少食で、名前がなくて、飼い主もいなくて、毎日退屈そうにしていて、大きい。 犬好きの高田くんが、ひょんなことから出会ったとてつもなく大きい犬。 その犬は昔は有名で、今は多くの人に忘れられて、少し退屈そうだった。 「このマンガがすごい!2018」(宝島社)オンナ編 第9位ランクイン! 評論家や書店員から学生まで、幅広い層を魅了する新しくて大きい才能・スケラッコの描く、穏やかに不思議でやさしい世界。
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盆の国 / スケラッコ
¥693
〈以下、版元ウェブサイトより〉 お盆を繰り返す町で巻き起こるエンドレスサマーストーリー! お祭り、夕立、花火、恋…… いろんな夏が詰まってる。 「THE BEST MANGA 2017 このマンガを読め!(フリースタイル刊)」第一位作品。
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ヨルダンの本屋に住んでみた / フウ
¥1,980
〈以下、版元ウェブサイトより〉 「ここで働かせてください!」 アラビア語はおろか、中東・ヨルダンの場所すら知らないのに、行ってみた日本人がいるらしい。私である。 「うわ、何この本屋・・・」。ネットで一目惚れした中東の本屋に長文メールを送ると、その返事は「OK」の2文字。意を決してヨルダンに飛んだジャパニーズガールが、ヘンテコ店長&多国籍書店員と繰り広げるエキゾチックで痛快な日々。 note創作大賞エッセイ部門入選。カオスで愉快なヨルダン破天荒滞在記。 【書籍名】ヨルダンの本屋に住んでみた 【著者】フウ 【判型】四六判 【ページ数】300ページ 【定価】本体1,800円+税 【発売日】2025年6月13日 【ISBN】978-4-86311-448-7
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成層圏の墓標 / 上田 早夕里
¥2,090
〈以下、版元ウェブサイトより〉 日本を代表するSF作家のひとりであり、歴史小説でも人気作を手掛ける著者、2年ぶりの短編集。 雨が夜にしか降らなくなった都市を描いた表題作ほか、書下ろし「天窓」 「南洋の河太郎」2編等、上田早夕里の真骨頂を味わえる全10編。 【収録作品】 化石屋の少女と夜の影 ヒトに潜むもの 封じられた明日 成層圏の墓標 車夫と三匹の妖狐 龍たちの裔、星を呑む 天窓 地球をめぐる祖母の回想、あるいは遺言 ゾンビはなぜ笑う 南洋の河太郎 あとがき