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  • 男尊女卑依存症社会 / 斉藤章佳

    ¥1,760

    〈以下、版元ウェブサイトより〉 アルコール、薬物、痴漢、万引き、DV……。 さまざまな依存症に共通する原因は社会構造にあった! ジェンダー・ギャップ指数を見るまでもなく、日本は男性優位の国である。 夫婦別姓も叶わず、男女の賃金格差も世界ワースト2。 わたしたちは性別役割分業──つまりは「男尊女卑」の考え方にどっぷりと浸かっている。 --------- その社会を勝ち抜こうと男たちはワーカホリックになるまで働いて、ストレスからアルコールや薬物で気分をあげ、満員電車では痴漢や盗撮にはまる。 日本を蝕む依存症の問題は、男尊女卑による社会の歪みを正さなければ解決しない。 --------- 〈依存症は男らしさ、女らしさの病〉 アルコール依存症、痴漢、万引き依存症、盗撮、DVなど、多くの依存症を横断的に見てきた著者が、現代日本の病理を斬り、新しい人と社会のあり方について考える。 --------- 【目次】 ◆まえがき──男尊女卑社会が依存症を生む 1章……日本は男尊女卑依存症社会である  ■男尊女卑依存社会が依存症を生む  ■男性優位の社会構造  ■らしさの価値観をインストールされる  ■依存症とワーカホリック  ■ワーカホリックは病気か?  ■死にいたる働き方  ■過労死について 2章……男尊女卑社会とワーカホリック  ■ワーカホリックはさまざまな依存症のトリガーに  ■仕事と飲酒  ■依存症と人間関係  ■条件付けと報酬系の仕組み  ■人は生き延びるために依存症になる  ■依存症と自尊感情  ■ワーカホリックと自尊感情  ■ワーカホリックと認知の歪み  ■加害者家族が抱える苦悩から見える世界 3章……ワーカホリックと性別役割分業  ■男性に履かされた下駄の重さ  ■いまだに続く男は仕事、女は家庭に  ■依存症は男らしさ、女らしさの病  ■らしさへの過剰適応 4章……「男らしさの病」と男尊女卑依存症社会からの脱却  ■シラフで生きること  ■感情をみつめる  ■回復のためのガイドライン ◆あとがき --------- 著者紹介 斉藤 章佳(さいとう・あきよし) 精神保健福祉士・社会福祉士。大船榎本クリニック精神保健福祉部長。1979年生まれ。大学卒業後、アジア最大規模と言われる依存症回復施設の榎本クリニックでソーシャルワーカーとして、アルコール依存症をはじめギャンブル・薬物・性犯罪・DV・窃盗症などさまざまな依存症問題に携わる。専門は加害者臨床で、現在までに2500人以上の性犯罪者の治療に関わる。主な著書に『男が痴漢になる理由』『万引き依存症』(ともにイースト・プレス)、『盗撮をやめられない男たち』(扶桑社)、『「小児性愛」という病——それは、愛ではない』(ブックマン社)、『しくじらない飲み方 酒に逃げずに生きるには』(集英社)、『セックス依存症』(幻冬舎新書)、監修に漫画『セックス依存症になりました。』(津島隆太・作、集英社)などがある。 価格 1,760円(税込) 発売日 2023年6月21日 判型 四六判 製本 並製 頁数 200頁 ISBN 978-4-7505-1797-1

  • 私の「結婚」について勝手に語らないでください。/ クァク・ミンジ

    ¥1,760

    〈以下、版元ウェブサイトより〉 累積聴取回数2000万回超! 話題のポッドキャスト「ビホンセ」制作兼進行役による〝結婚しない〟という選択。 ---------   「結婚しないんですか?」   「子供がほしくはないですか?」   「ひとりで寂しくないですか?」 ……非婚に対する偏見はまだまだ根深い。  * * * * * 非婚は結婚の反対ではなく、多様な生き方のひとつ。 自分の選んだ道に責任を持ち、時には弱音を吐いて傷つきながらも、自分を愛し、前に向かって進んでいく。 本書には、非婚でも結婚でも事実婚でも同性婚でも、人それぞれの生き方を尊重し、みんなが穏やかで楽しく暮らせるための温かなエッセンスが満載。 --------- 「結婚=幸せ」だなんてファンタジーじゃない?! 自分で選んで決めればいい。 -------- 【目次】 ■プロローグ──こんなテーマで本を書くなんて 非婚宣言──何もそんな決心までしなくても  ■こんにちは、非婚です  ■住む家のために結婚はできない  ■結婚までは愛せない、あなたを愛したのだ  ■非婚主義者のくせになぜ恋愛するのか  ■甥や姪がそんなにかわいいなら自分の子を産めばいい  ■ロングタイム・ノ氏ですね 非婚の冠婚葬祭──幸せと悲しみを分かち合うのに損も得もない  ■私が暮らすあの家  ■私もお母さんみたいに生きたい  ■非婚者の結婚式  ■非婚で生きるにはしっかり稼がないと  ■私のお葬式で棺を担いでくれますか 非婚ライフ──自分と連れ添って生きる  ■大田で生まれた色黒の子  ■私たちは互いの体を観察しながら成長した  ■私のトリセツ  ■好きだから線を引いたんです  ■好みの発見  ■おばあさんの瞳にチアーズ!  ■夫はいません。でも、推しはいます 非婚共同体──完璧に理解できなくても完全に愛することはできる  ■ブックフェアに母が来た  ■一緒に越えていく日曜日  ■笑っているうちに一緒にいかだの上に、しかもこんなに遠くまで  ■知らない犬と飛行機に乗った  ■あなたが死んだら  ■私の祖母  ■どうしてあなたが非婚をとやかく言うんですか ■エピローグ ■訳者解説 --------- 著者紹介 クァク・ミンジ 韓国・大田生まれ。高麗大学日本語・日本文学科卒業。エッセイスト、コラムニスト。広告やテレビ番組、モバイルコンテンツの制作者。非婚ライフ可視化ポッドキャスト「ビホンセ」の制作者兼進行役を務める。独立出版レーベル「アマルフェ」の代表でもある。比較的一人世帯の多いソウル・解放村在住。著書に『歩いてお祭り騒ぎの中へ』『私は悲しいとき、ポールダンスを踊る』などがある。 清水 知佐子(しみず・ちさこ) 和歌山生まれ。大阪外国語大学朝鮮語学科卒業。読売新聞記者などを経て、翻訳に携わる。訳書に、キム・ハナ、ファン・ソヌ『女ふたり、暮らしています。』、キム・ハナ『話すことを話す』『アイデアがあふれ出す不思議な12の対話』(以上、CCCメディアハウス)、朴景利『完全版 土地』、イ・ギホ『原州通信』(以上、クオン)、タブロ『BLONOTE』(世界文化社)などがある。 訳/清水 知佐子 価格 1,760円(税込) 発売日 2023年12月25日 判型 四六判 製本 並製 頁数 248頁 ISBN 978-4-7505-1826-8

  • 家事は大変って気づきましたか? / 阿古真理

    ¥1,980

    〈以下、版元ウェブサイトより〉 ずっと苦しかった。泣きたい気分だった。 そんな私の気持ちを受け止めてくれた一冊だ。 ---------------------- ──時代が変わっても、家事はラクになっていない! なぜ家事は女性の仕事だったのか? 明治から令和まで、家事と仕事の両立を目指してきた女性たちの歴史、それぞれの時代の暮らしと流行を豊富な資料で解き明かし、家事に対する人々の意識の変遷を読みとく。 ---------------------- ●メディアが広げた“幸せな”性別役割分担 ●「本当は自分でやるべき」に縛られる ●育児をレジャー化する「名ばかりイクメン問題」 ●令和の食卓における効率化と趣味化 ●一汁一菜ブームが見落とすもの……etc. 家事のモヤモヤをときほぐし、 共働き時代の新しいパートナーシップのかたちを考える。 ---------------------- 【目次】 ■第1章 家事とお金のままならない関係 1.家事のムーブメントを加速させた『逃げ恥』 2.家事代行サービスという方法 3.「名前のない家事」とは? 4.家事をやった気になっていばる夫 5.本当に養っているのは誰? 6.「マッチョな夫=羊飼い」説 7.夫婦のパートナーシップ 8.ケアとクリエイティビティ ■第2章「家事=妻の労働」になったのは昭和時代だった 1.手料理には愛情が必要ですか? 2.女性たちを縛る「家事=愛情表現」という思い込み 3.根深く残る母性愛神話 4.主婦論争が示したもの 5.女中が必要だった時代 6.農家の女性たちの生活改善運動 ■第3章 昭和・平成・令和 食事づくりの現場で 1.「ていねいな暮らし」への愛憎 2.男女の役割分担から脱出する 3.一汁一菜ブームとは何だったのか? 4.時短料理はなぜブームになったのか? 5.巣ごもり生活でわかった、自炊力という武器 ■第4章 家事を「大変!」にするのは何? 1.カリスマたちが教える、片づけが秘める魔力 2.お手入れしやすい住まいとは? 3.実は高度な家事、買いものと献立 4.「ひと手間」がわずらわしいのはなぜ? 5.料理が苦痛になるのはなぜ? 6.家事は一朝一夕には覚えられない 7.グチを受け止めてくれる人はいますか? 8.家族とライフスタイル ■第5章 シェアするのは難しい? 1.頼りにならない父親たち 2.育児に〝当事者意識〞を持っていますか? 3.大掃除は、家事シェアを日常化させるチャンス! 4.子どもに料理を教えると…… 5.平等な家事シェアは可能か? 6.平等なシェアがゴールなのか? 7.どうする? 家計管理 ■第6章 ケアと資本主義 1.『モモ』が描いたケア 2.主婦たちの虚無感 3.ケアとは何か? 4.ケアを閉じ込めた家父長制 5.資本主義のたくらみ 6.私たちにできること ---------------------- 価格 1,980円(税込) 発売日 2022年9月29日 判型 四六判 製本 並製 頁数 352頁 ISBN 978-4-7505-1766-7

  • 私たちに名刺がないだけで仕事してこなかったわけじゃない

    ¥2,420

    〈以下、版元ウェブサイトより〉 家事労働者、食堂社長、ボランティア、ベテラン清掃員。 女性への取材とチームの時代考察で紐解かれる女性たちの偉大な仕事。 韓国大手新聞社「京郷新聞社」で特別に編成されたジェンダー企画班による、偉大すぎる女性たちの記録 激動の時代、国を影で支えてきたのは「正社員」には数えられない無数の女性たちだった――。 韓国社会を支えてきた50~70代の女性たちへのインタビュー集。 〈目次〉 prologue ありふれた声を求めて WAY TO WORK 出勤一日目 ほら見ろ、これが女性たちの人生だぞ。 WAY TO WORK 出勤二日目 私たちが働いていないだと? WAY TO WORK 出勤三日目 男尊女卑からフェミニズムまで WAY TO WORK 出勤四日目 ここは都会と違うんです WAY TO WORK 出勤五日目 今日も出勤する女性たち Epilogue 彼女たち一人一人が、一冊の本だった

  • 女の子だから、男の子だからをなくす本 / ユン・ウンジュ、イ・へジョン

    ¥2,200

    〈以下、版元ウェブサイトより〉 最新のジェンダー知識と、子どもたちのエンパワメントのために、 韓国の「ジェンダー教育」現場で生まれたロングセラー! 日本でもメディア紹介多数、全国の小・中・高で読まれています。 性別の枠組みから自由になって これから必要なジェンダーの知識を得る 子どもと大人で読む絵本 「女の子はリーダーになれない」 「女の子は気を遣いましょう」「男の子は運動しなきゃ」「男の子は泣いはいけない」などなど…子どもたちを縛る「ことば」がなぜいけないのか。具体的に解説し、そこから自由になるためにはどうしたらいいのか、カラフルで楽しいイラストとともに導きます。 *日本語版は小学3年生以上のルビがついていますが、大人が読んでも学べる内容です。 目次より ●あなたの体をありのまま好きになろう ●「かわいい」は言わせない ●パパを変えよう ●あなたがどちらがわにいるかを知ろう ●わたしたちがくらしている世界の、女と男 …など「自分らしく」生きられる社会にするためのトピック満載 【カバー裏より】 「女の子は女らしく」「男の子は男らしく」ってことばを聞いたことあるかな。 〈性別〉によって行動がきめられているという意味なんだって。 でもちょっと待って。 一体そんなことだれが決めたわけ!? そんなみんなをしばる「きめつけ」をいますぐやめるために、 なにがまちがっていて、どうしたらみんなが自由になれるか知ろう。 そうすれば、きっと女の子も男の子もステキな人になれるから。 ソ・ハンソル/監修 すんみ/訳 定価:2000円+税 判型:B5判・上製 頁数:60ページ(オールカラー) 装幀・本文デザイン:潟見陽(loneliness books) 発売:2021年3月28日 ISBN:978-4-909910-11-0

  • フェミニズムはみんなのもの / ベル・フックス

    ¥1,980

    現代を代表するフェミニスト理論家のベル・フックスが新しい世代に向けてバトンを渡す、世界でロングセラーのフェミニズム入門書を復刊! 平易な語り口で、フェミニズムの定義、理解と前進のための批判、運動の変化と展望を説く。フェミニズムの歴史を知り、今に活かしたい新しい読者たちにとって最適の一冊。 (版元ウェブサイトより) 【書誌情報】 定価:1800円+税 判型:四六判並製 頁数:192ページ 装幀:福岡南央子(woolen) 発売:2020年8月12日 刷り:5刷 ISBN:978-4-909910-08-0

  • 「ほとんどない」ことにされている側から見た社会の話を。 / 小川たまか

    ¥924

    〈以下、版元ウェブサイトより〉 「わたし」を奪われずに生きるために。 性犯罪被害、ジェンダー格差、年齢差別、#MeToo……社会から軽く扱われてきた暴力に眼差しをむけ、声を上げ続けた記録書。文庫版新章を増補! 定価 924円(10%税込) ISBN 978-4-480-43994-9 Cコード 0136 整理番号 お-78-1 刊行日 2025/03/10 判型 文庫判 ページ数 256頁

  • 翻訳をジェンダーする / 古川弘子

    ¥990

    翻訳小説は「女らしい」文末詞の割合が高い 翻訳小説の女性達は原文以上に「女らしい」言葉で訳されている。翻訳と社会と私達の密接な関係を読みとき、社会に抗する翻訳、フェミニスト翻訳の可能性を探る。 定価:990円(10%税込) ISBN:978-4-480-68496-7 Cコード:0295 整理番号:469 刊行日:2024/09/09 判型:新書判 ページ数:256頁

  • 彼女の名前は / チョ・ナムジュ

    ¥946

    女性たちは立ち上がる。「次の人」のために。 理不尽なことに勇敢に立ち上がる女性たち28の物語。 『82年生まれ、キム・ジヨン』著者短編集。12頁分増補。 定価:946円(10%税込) ISBN:978-4-480-43998-7 Cコード:0197 整理番号:ち-19-2 刊行日:2025/01/09 判型:文庫判 ページ数:288頁 文庫解説:桜庭一樹

  • 結婚も出産もせず親になりました / ペク・ジソン

    ¥1,980

    〈以下、版元ウェブサイトより〉 韓国で話題のエッセイ! 編集者として20年働く著者は、結婚せずに二人の子を養子として育てることに。 新しい家族の姿を綴った一冊。 ペク・ジソン/著、藤田麗子/訳 出版年月日:2024/09/12 ISBN:9784479394365 判型・ページ数:四六 ・ 256ページ 定価:1,980円(本体1,800円+税)

  • 女の子のための西洋哲学入門 / メリッサ・M・シュー、キンバリー・K・ガーチャー

    ¥3,630

    SOLD OUT

    〈以下、版元ウェブサイトより〉 これまでの「男性のための哲学」ではない、もうひとつの哲学へ。 「女の子」が成長し大人になっていく過程で考えるべき哲学の問いを解きほぐし、 「自由に思考を広げること」、そして「自分の力で考えながら生きること」の楽しさとかけがえのなさを説く。 女性哲学者たちがいざなう、かつてない哲学入門・画期的エンパワメントの書! あなたは、哲学の歴史のなかで、女性の哲学者の名前を10人挙げられますか? 3人ならどうでしょう? ほとんどの人にとって、それはむずかしいことなのではないでしょうか。 女性は長い間、哲学の分野で疎外されてきました。なぜなら、彼女たちの貢献は歴史的に男性たちの業績として扱われたり、あたかも貢献など存在しないかのように葬り去られたりしてきたからです。 本書は、女性哲学者たちが「自分が18歳から20歳くらいだった頃を振り返り、自分自身の疑問を見つけ、知的に成長しつつあるその時期に、どんな本があったらよかったか、そしてその本にどんな章があったらよかったか」というテーマで執筆した、新しい「哲学への扉」とでもいうべき本です。 女の子や若い女性を哲学的な思考へと招き入れ、哲学的に物事を考えてみるよう勇気づけるものです。 哲学に触れ始めたばかりのひとにもおすすめできるこの本は、哲学的な問いとは何か、そしてそれが女の子や女性の生活や人生にどのように当てはまるのか、幅広い視点と思考を広げていくヒントを提供します。 本書では、哲学のおもな分野(形而上学、認識論、社会哲学・政治哲学、倫理学)が扱われます。どこからでも読める章立てなので、構える必要はありません。ジェンダーと哲学の交差点について興味のあるひとにとって必ず役立つ1冊となるでしょう。 例えば、アイデンティティや自律といった自己のあり方、科学や芸術や疑いといった知のあり方、人種やジェンダーといった社会構造や権力関係が私たちの現実をどのように形づくるのか、そして、怒りや共感や勇気などの感情と倫理の関わりを現実の問題の中でどのように考えていけるのか。 2020年代の今を生きる私たちにとっても切実で、好奇心を刺激する哲学的なテーマを、生き生きと魅力的な文体で、親しみやすく説いていきます。 いままさに女の子であるあなた、あの頃女の子だったあなた、これから女の子になっていくあなた、女の子と見なされたことのあるあなた、女の子のことをもっと理解したいあなたへ──すべてのひとを歓迎する、私たちのための哲学への招待です。 編著:メリッサ・M・シュー、キンバリー・K・ガーチャー 監訳:三木那由他+西條玲奈 共著:青田麻未/安倍里美/飯塚理恵/鬼頭葉子/木下頌子/権瞳/酒井麻依子/清水晶子/筒井晴香/村上祐子/山森真衣子/横田祐美子 発売日:2024年11月26日 本体価格:3,300円+税 判型:四六判・並製 頁数:568頁 ISBN:978-4-8459-2107-2 Cコード:C0010 装丁:畑ユリエ 装画:渡辺明日香 原題:Philosophy for Girls: An Invitation to the Life of Thought

  • 魔法少女はなぜ世界を救えなかったのか?/ ペク・ソルフィ、ホン・スミン

    ¥1,980

    〈以下、版元ウェブサイトより〉 魔法戦士に変身して戦う姿は 少女に自信を与えるのか、 それともミニスカートにハイヒール姿の 性役割を植えつけるのか? 少女文化コンテンツがもつ二面性への問いを発端とし、ディズニープリンセス、おもちゃ、外遊び、ゲーム、魔法少女アニメ、文学、K-POPアイドルまで、子どもたちが触れるコンテンツが内包するジレンマ、問題点を洗い出す。 【本書より】 性差を必要以上に強調し、男の子なら、女の子ならこれを欲しがるのが普通だと社会的な暗示をかける行為は、結果として子どもを含む消費者に、自分は自発的に商品を選んでいるという錯覚を起こさせます。自分は女の子だからこの商品を買うように「誘導された」のではなく、自分は女の子だからこの商品を好むのは「当然」だと感じさせるのです。(「第3章」より) ペク・ソルフィ、ホン・スミン 著 渡辺麻土香 訳 四六判並製 192頁 定価:1,980円(本体1,800円) 978-4-7949-7394-8 C0036〔2023年11月〕

  • あなたのフェミはどこから?

    ¥1,980

    〈以下、版元ウェブサイトより〉 個人的でありながらも共通する体験でもあり、連帯する基盤ともなるフェミニズムとの出会いを綴るリレーエッセイ。 安達 茉莉子 著 石原 真衣 著 上田 久美子 著 小川 たまか 著 長田 杏奈 著 小田原 のどか 著 金井 冬樹 著 鴻巣 麻里香 著 高島 鈴 著 武田 砂鉄 著 長島 有里枝 著 能町 みね子 著 野中 モモ 著 藤高 和輝 著 星野 概念 著 松尾 亜紀子 著 松橋 裕一郎/少年アヤ 著 水上 文 著 森山 至貴 著 出版年月 2025/04 ISBN 9784582472349 Cコード・NDCコード 0095 NDC 914.6 判型・ページ数 4-6 176ページ

  • 「女子マネージャー」の社会学 / 関めぐみ

    ¥3,300

    〈以下、版元ウェブサイトより〉 見えないワークを「見る」 マネージャーをはじめとする学生スタッフは大学運動部活動にとって欠かすことのできない存在である。しかし、スタッフたちはしばしば選手たちと対等な関係性ではないと感じることがあるという。 本書では、マネージャー、トレーナー、アナライジング・スタッフ、チアといった大学アメフト部のスタッフの語りから、日々の膨大な「ワーク」の実態、そして大学運動部の構造的な課題を明らかにする。 スタッフと選手の対等な関係性の構築のためには、何が必要なのか? そして、スタッフたちの献身的な働きによって支えられている大学運動部は、今後、どうあるべきなのか?  社会学的な視点から、大学運動部の在り方を問いなおす。 ドロシー・E・スミスによって創始され今後もさらなる研究が期待されている〈人々のための社会学〉、インスティテューショナル・エスノグラフィーに依拠した、本邦初の経験的研究。 定価 3,300 円(税込) ジャンル 政治・経済・社会 刊行日 2025年03月12日 判型/ページ数 四六判 上製 324ページ ISBN 978-4-86528-454-6 Cコード C0036 装幀・装画 松田行正+山内雅貴/装幀 □筆者 関めぐみ (セキ・メグミ) 甲南大学文学部社会学科准教授。大阪府立大学大学院人間社会学研究科博士後期課程修了。博士(人間科学)。専門はジェンダーとセクシュアリティの社会学、スポーツ社会学。主な著書に、『〈女子マネ〉のエスノグラフィー——大学運動部における男同士の絆と性差別』(2018年、晃洋書房、単著)、『どうして「体育嫌い」なんだろう——ジェンダー・セクシュアリティの視点が照らす体育の未来』(2025年、大修館書店、共著)など。

  • 男らしさの終焉 / グレイソン・ペリー

    ¥2,200

    〈以下、版元ウェブサイトより〉 「男」に悩むすべての人へ 男性が変われば世界全体をより良い場所にできるはず ターナー賞アーティストであり異性装者(トランスヴェスタイト)としても知られる グレイソン・ペリーが、新しい時代のジェンダーとしなやかな男性のあり方を模索する── グレイソン・ペリー=著 小磯洋光=訳 発売日 2019年12月25日 本体価格 2,000円+税 判型 B5判・並製 頁数 208頁 ISBN 978-4-8459-1830-0

  • ふたり暮らしの「女性」史 / 伊藤春奈

    ¥1,980

    〈以下、版元ウェブサイトより〉 彼女たちの涙の意味が、ふとわかる瞬間がある。 明治・大正・昭和――およそ100年前、結婚ではないパートナーシップを選びとった女性たちがいた。 残された数少ない資料と貴重な証言を手がかりに、その知られざる歩みをたどる。 ******************** 脚本家・吉田恵里香さん推薦! 女が「普通」の道から外れると、なぜか事細かな理由や背景を求められる。 誰かが縛った「普通」ではなく、人生の選択肢や彩りは自分で決めるべきだ。 この本には自らの道を進んできた愛と傷の歴史が詰まっている。 ******************** 「「女性」を歴史に残すこと、歴史のなかの生活が軽視されがちなこの社会で、ふたり暮らしを実践した人たちの、消えそうな足跡をたどってみたい。」 【目次】 序章 ふたりだけの部屋で生きる 第1章 語られなかったふたり暮らし――人見絹枝と藤村蝶 第2章 帝国日本とふたり暮らし――飛行士たち 第3章 主従関係とふたり暮らし――五代藍子と徳本うめ 第4章 語り継がれるふたり暮らし――斎藤すみと"芳江" 【装画】 大塚文香 【装幀】 脇田あすか+關根彩 発売日 2025年03月27日 ISBN 9784065388679 判型 四六 定価:1,980円(本体1,800円) ページ数 256ページ

  • [増補]お砂糖とスパイスと爆発的な何か / 北村紗衣

    ¥990

    〈以下、版元ウェブサイトより〉 いつのまにか、「男子」の眼で観てない? フェミニストの視点をもてば、作品はもっと面白くなる! 見たい映画とドラマと本と舞台がどんどん増える、刺激的な批評集が大幅増補で文庫化。 定価 990円(10%税込) ISBN 978-4-480-44008-2 Cコード 0195 整理番号 き-44-1 刊行日 2025/02/06 判型 文庫判 ページ数 368頁

  • 女の子が死にたくなる前に見ておくべきサバイバルのためのガールズ洋画100選 / 北村紗衣

    ¥1,980

    〈以下、版元ウェブサイトより〉 「もうダメかも……」を「楽しく生きよう!」に変える、映画の力でサバイブするための100選 あのヒロインみたいになれたらいいな、私と同じだな、私とは違うけどステキだな……。 映画を見ることで、女性であること、少数派であること、自分自身でいることの楽しさに気づける。 もっと楽しく生きる準備をするために、あなたを待っている映画がきっとある。 クラシックな名作から近年の話題作まで、労働問題、恋愛とセックス、フェミニズム、クィア、人種、民族など、多様な視点から厳選した100本の映画ガイド 【書誌情報】 四六判、並製、224ページ 定価:本体1,800円+税 ISBN 978-4-86385-641-7 C0074 装丁 成原亜美(成原デザイン事務所) 装画 satsuki 【著者プロフィール】 北村紗衣 (きたむら・さえ) 武蔵大学人文学部英語英米文化学科教授。専門はシェイクスピア、舞台芸術史、フェミニスト批評。 著書に『シェイクスピア劇を楽しんだ女性たち』(白水社、2018)、『お砂糖とスパイスと爆発的な何か』(書肆侃侃房、2019)、『批評の教室――チョウのように読み、ハチのように書く』(ちくま新書、2021)、『お嬢さんと嘘と男たちのデス・ロード』(文藝春秋、2022)など。

  • 家父長制はいらない / 仕事文脈編集部

    ¥1,540

    〈以下、版元ウェブサイトより〉 格差、差別、バッシング、家族、戸籍……色んなひとが困っているけど、これって全部同じ問題=家父長制なんじゃないか? さまざまな角度から「仕事」を考えるリトルマガジン『仕事文脈』。近年掲載した記事の中からフェミニズム、ジェンダー、セクシュアリティにまつわる文章を再編集。性差別的な問題の根幹にある、男性支配的な社会システムである家父長制を解体するための言葉を収録。 【目次】 1.ことば・表現  小さな言葉 小沼理  Shitが溢れるインターネット空間 濵田真里  空白のビルボードを見つめて  小林美香 2.カルチャー 「伝え方が悪かったかな、勘違いさせてごめん!」  ニイマリコ 「伝統」を解体する際に  小田原のどか  美術の場でセーファースペースをつくる  ケルベロス・セオリー 3.家族  文学の中の「オンナ・コドモ」ーあるいは家庭ーの領域の仕事  小川公代  シルバニアファミリーから考える  浪花朱音  結婚願望がゼロになるまで  笛美 4.社会・政治  政治家だけじゃない 私たちだって主役であるべき  和田靜香  その家父長制は誰のため?──マジョリティ男性に必要な学びとレジスタンス  清田隆之  安倍晋三という政治家が力を持った時代、女性や家族、性的マイノリティをめぐる政策はどう展開されたのか  山口智美 5.セックス  びわこんどーむくんがゆく。  清水美春  セックスワーク・イズ・ワークを拒むもの  戸田真琴 6.クィア  点が線になるまで、線が面になるまで  和田拓海  ひとりで生きたい  とりうみ  台湾のナイトクラブで婚姻平等を体験する  燈里  働きながら性別移行した私の経験  おいも 編 仕事文脈編集部 2024年7月11日発売 装丁 惣田紗希 装画 super-KIKI 編集 小沼理  B6版変型(173mm×123mm)・並製・160ページ ISBN978-4-907053-70-3 本体1400 円+税

  • 女だけの世界へようこそ / アミンダー・ダリワル

    ¥2,970

    〈以下、版元ウェブサイトより〉 もしこの世から、男性が絶滅してしまったら──? 「女だけ」の生活をコミカルに描く、カナダ発フェミニズム・コミック! つまり、誰も支配されていない──田房永子 旧世界の私たち女性の痛みを知るよしもない、 彼女たちがいとおしくてたまらない──瀧波ユカリ ある研究者は、地球上のすべての男性に関わる致命的な細胞の欠陥を見つけた。その予見どおり、やがて研究者自身をも含む、地球上のすべての男性が一掃されると、女性だけの世界「ウーマンワールド」が生まれた──。 女性たちは、お互いに寄り集まって村をつくり、社会を再構築しようとする。 残された精子バンクや、骨髄から幹細胞を抽出する新技術のおかげで、男がいなくても子どもをもうけることも可能になった新世界では、過去の遠い文明を覚えているのは、 おばあちゃんたちだけ。 生理中の村民は丁寧にケアされ、新世界で生まれた子どもは、村で見つけた鋭利なハイヒールを「工事用の靴」だと思い込む。村長は常に全裸でも、村ではあたりまえのこと。 「女だけ」の穏やかな日常やささやかな生活を、ギャグたっぷりに描いたグラフィック・ノベル。 【書誌情報】 価格 2,970円(本体2,700円+税) 判型 A5判変形 ページ数 266ページ ISBNコード 9784778319618

  • 小山さんノート / 小山さんノートワークショップ 編

    ¥2,640

    〈以下、版元ウェブサイトより〉 「小山さん」と呼ばれた、ホームレスの女性が遺したノート。 時間の許される限り、私は私自身でありたいーー2013年に亡くなるまで、公園で暮らしながら、膨大な文章を書きつづっていた小山さん。町を歩いて出会う物たち、喫茶でノートを広げ書く時間、そして、頭のなかの思考や空想。満足していたわけではなくても、小山さんは生きるためにここにいた。 80冊を超えるノートからの抜粋とともに、手書きのノートを8年かけて「文字起こし」したワークショップメンバーによるそれぞれのエッセイも収録。 定価 2400円+税 判型 四六判変形・並製 頁数 288ページ 装丁 鈴木千佳子 装画 いちむらみさこ 発売 2023年10月30日 刷り 4刷 ISBN 978-4-909910-19-6

  • こじらせ男子とお茶をする / 月と文社

    ¥2,200

    〈以下、版元ウェブサイトより〉 「どこへ行ってもやっていけない気がした」「人と同じことをするのがいやだった」「自分を理解されてたまるか、と思っていた」――。「こじらせている」と自覚する男性たちの、安定のレールに乗らない生存戦略とは? 元ニート、ミニマリスト、芸人、ひとり出版社経営者など、「主流」から逸脱し、振り切った生き方をしてきた30~50代の男性6人が登場。「何者かになるとは」から「オタクであること」まで、彼らならではの自意識との向き合い方や、世の中へのまなざしに触れる濃厚インタビュー集。 <本書に登場する男性たち> 島田潤一郎:ひとり出版社「夏葉社」代表。不器用な生き方を綴った『あしたから出版社』がロングセラー pha:元“日本一有名なニート”。近著『パーティーが終わって、中年が始まる』が大ヒット中 佐々木典士:ミニマリスト。『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』が世界累計80万部突破のベストセラーに ファビアン:芸人。吉本興業の第一芸人文芸部で活動。著書はショートショート小説『きょうも芸の夢をみる』 田中 弦:Unipos社長CEO。「人的資本開示のマニアック報告会」で上場企業経営者が大注目する異色の起業家 下平尾 直:ひとり出版社「共和国」代表。文化批判的な書物を圧倒的な熱量で刊行する、存在感際立つ版元 【書誌情報】 新書判 縦173mm 横109mm 厚さ19mm 280ページ 並製 価格 2,000円+税 ISBN 978-4-911191-02-6

  • 【サイン本】戻れないけど、生きるのだ 男らしさのゆくえ / 清田隆之

    ¥2,090

    〈以下、版元ウェブサイトより〉 フェミニズムから受け取った重たい宿題。これからの〈俺たち〉へ。 男らしさや男性性にまつわる当事者研究として各メディアで話題となった『さよなら、俺たち』に続く最新ジェンダー・エッセイ集。ジェンダーの先にある人間の生き方、幸福を探求する。 人生の価値は、人生の豊かさは、どれだけ何かに心を揺さぶられたかでおそらく決まる。ジェンダーとは生き方や在り方に直結する問題で、私たちの言動や感受性のOS(オペレーション・システム)として機能しているものだ。そこに変化を加えようとすれば、当然ながらいろんなところがギリギリ軋む。そのストレスや不快感はバカにならず、反動的なエネルギーが生じたって不思議ではない。だからこそ思う。俺たちは頭で考えてるだけでは変われない。そのためには何かに圧倒され、言葉を失い、放心状態になるような体験を重ねることが重要で、内省も責任も、ケアも覚悟も、抵抗も希望も、きっとそういう時間から生まれるはずだ。もちろん本やドラマだけじゃない。恋愛にも、子育てにも、仕事にも、旅にも、生活にも、友達とのお茶にも、そんな感動は宿っている。「昔のほうがよかった」「ずいぶん息苦しい時代になった」「あの頃に帰りたい」って気持ちは誰の中にもあると思うけど、進んでしまった時間を、変化してしまったものを、元に戻すことはもうできない。それでも毎日は続くし、何かに心を震わせながら生きていくことは全然できる。さよならした時間に戻ることはできないけれど、男らしさの危機が叫ばれるこの時代を、俺たちはこれからも生きるのだ。 (「戻れないけど、生きるのだ」) 1 〈男〉とフェミニズム──シスターフッドの外側で 2 我は、おじさん──男性優位社会と中年世代の責任 3 被害と加害と恥と傷──泣いてる〈俺〉を抱きしめて 4 平成から遠く離れて──生産性の呪いと自己責任社会 5 家父長制への抵抗──結婚と家族、ジェンダーの呪縛 6 これからの〈俺たち〉へ──beingの肯定 定価:1900円+税 発売:2024年12月24日

  • 韓国、男子 その困難さの感情史 / チェ・テソプ

    ¥3,300

    〈以下、版元ウェブサイトより〉 「男」は理不尽な観念だ。ジェンダー間の格差・分断・差別の歴史の中で、男性は「男」であるがゆえに抑圧する主体だった。他方、「男なら…」という期待は、当事者に「失敗と挫折でがんじがらめ」の内的経験をもたらしてもきた。日本においても然り。だが韓国では、この問題を感情史的アプローチで探究する試みがいち早く登場した。 韓国ドラマの男たちが“おんな子どもを守る強い男”の類型を引きずり続けるのはなぜだろう? フェミニズムへの関心の高い国で、なぜ若者がバックラッシュの政策を支持するのか? その背景にある男性性の問題、すなわち「韓国男子」のこじれの源を、本書は近現代史上の事象や流行語を手がかりに辿る。「男子(ナムジャ)」の苦難や煩悶が、非‐男性への抑圧と表裏をなしながら、いかにして社会を構成する人々全体の生きづらさに与ってきたか。朝鮮王朝時代、植民地化、南北分断と軍政、民主化、新自由主義化といった局面に応じて、男性性をめぐる新たな困難と、そこから噴き出る抑圧と暴力の構図が繰り返し出現した。終盤では、兵役が生む軋轢や、オンラインで拡散する苛烈なミソジニーとバックラッシュに揺れる2000年以降の社会の様相を見る。 「このような作業が必要な理由は、まず理解するためだ。」今日の韓国の人々の心性を理解するための重要な知見と示唆に溢れた論考であるとともに、日本における同じ問題を合わせ鏡で見るような書だ。 【書誌情報】 判型 四六変型 頁数 312頁 定価 3,300円 (本体:3,000円) ISBN 978-4-622-09745-7 発行日 2024年12月2日

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