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世代とは何か / ティム・インゴルド
¥2,530
〈以下、版元ウェブサイトより〉 【推薦】中島岳志さん(政治学者) 「生者は死者と未来の他者を、同じテーブルに呼び集めて、対話しなければならない。」 ********** ──地球規模の危機を乗り越え、未来を確かなものにするために、わたしたちは何をすべきか。 巨大な危機に直面したいま、私たちは「古いやり方」に立ち戻る必要がある、とインゴルドは唱える。 古来、脈々と紡がれてきた「知恵」とは、いったいどのようなものだろうか? ティム・インゴルド思想のエッセンスを総動員して語られる、希望の書。 ********** ティム・インゴルドは、私たちが直面している惑星規模の危機に対処するために、世代をめぐる考え方をひっくり返そうとします。 そのために、複数の世代が祖先の道に沿ってともに生き、ともに働くことによって、自らと子孫たちにとっての未来を確かなものにするという失われてしまった考えを、私たちのうちに再び取り戻そうとするのです。──奥野克巳 ********** 【書誌情報】 著 ティム・インゴルド 訳 奥野克巳、鹿野マティアス 価格 2,530円(税込) 発売日 2024年10月18日 判型 四六判 製本 並製 頁数 242ページ+カラー2頁 ISBN 978-4-7505-1858-9
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コロナ禍と出会い直す / 磯野真穂
¥1,980
コロナ禍で、人類学者が「不要不急」のフィールドワークから考えた、 「和をもって極端となす」日本社会の思考の癖、感じ方の癖。 【著者略歴】 磯野真穂〈いその・まほ〉 人類学者。専門は文化人類学、医療人類学。2010年早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。早稲田大学文化構想学部助教、国際医療福祉大学大学院准教授を経て2020年より在野の研究者として活動。2024年より東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授。一般社団法人De-Silo理事。応用人類学研究所・ANTHRO所長。著書に『なぜふつうに食べられないのか――拒食と過食の文化人類学』(春秋社)、『医療者が語る答えなき世界――「いのちの守り人」の人類学』(ちくま新書)、『ダイエット幻想――やせること、愛されること』(ちくまプリマー新書)、『他者と生きる――リスク・病い・死をめぐる人類学』(集英社新書)、宮野真生子との共著に『急に具合が悪くなる』(晶文社)がある。 【書誌情報】 定価:1,980円(本体 1,800円) 刊行:2024/05/23 ISBN:9784760155651 判型:四六判 ページ数:232
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働くことの人類学【活字版】/ 編:松村圭一郎・コクヨ野外学習センター
¥2,200
文化人類学者が、それぞれのフィールドで体験した知られざる場所の知られざる人びとの「働き方」。狩猟採集民、牧畜民、貝の貨幣を使う人びと、アフリカの商人、世界を流浪する民族、そしてロボット......が教えてくれる、目からウロコな「仕事」論。「JAPAN PODCAST AWARDS 2020」ナレッジ賞にもノミネートされた人気ポッドキャスト番組の活字版。 (版元ウェブサイトより) ■書籍詳細■ 書名:『働くことの人類学【活字版】 仕事と自由をめぐる8つの対話』 編集:松村圭一郎 + コクヨ野外学習センター 出演:柴崎友香/深田淳太郎/丸山淳子/佐川徹/小川さやか/中川理/久保明教 AD・デザイン:藤田裕美 画:安藤智 制作統括:若林恵(黒鳥社) 発行:黒鳥社 発売日:2021年6月28日 判型:B5変型/並製/302頁 ISBN:978-4-9911260-6-2
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子どもの文化人類学 / 原ひろ子
¥1,100
(以下、版元ウェブサイトより) 極北の雪原に生きる狩猟民ヘヤー・インディアンたちは子育てを「あそび」として性別、血縁に関係なく楽しむ。ジャカルタの裏町に住むイスラム教徒は、子どもの喧嘩を「本人同士のビジネス」と言って止めない。本書は、環境や習慣が異なる社会における親子、子どものありかたをいきいきと描き出した文化人類学的エッセイである。どのような社会に生まれても子どもは幅広い可能性を内包しながら成長していくことが、みずからのフィールドワーク経験をもとにつづられる。鮮彩なエピソードの数々が胸を打つ名著。 【書誌情報】 刊行日: 2023/01/10 判型:文庫判 ページ数:272 ISBN:978-4-480-51163-8 JANコード:9784480511638
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戦争とデザイン / 松田行正
¥2,750
色、ことば、しるし、企み。 人間を翻弄し戦争へと駆り立てる一方で、その悪の道を食い止める正義にもなりうる「デザイン」。 紀元前から近代、第一次世界大戦、ヒトラーをはじめとする独裁者たち、そして、今まさに起こっているプーチンのウクライナ侵攻まで、「戦争のデザイン」に焦点を当てた類のない一冊! (版元ウェブサイトより) 【書誌情報】 定価:2,750 円(税込) 刊行日:2022年07月30日 判型/ページ数:四六判 並製 264ページ ISBN:978-4-86528-093-7
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メガネとデブキャラの漫画史 / 南信長
¥2,420
魅力あふれるキャラたちに焦点を当て、60超の作品から変遷を紐解く「類のない」一冊! マンガの中の定番として欠かせない「メガネキャラ」と「デブキャラ」。1970年代の少女マンガのヒロインから現在連載中の青年マンガまで幅広く取り上げ、マンガというメディアにおいて、メガネキャラとデブキャラがどのように描かれてきたのか、時代の変遷をたどる! (版元ウェブサイトより) 【書誌情報】 刊行日:2024年04月25日 判型/ページ数:四六判 並製 304ページ ISBN:ISBN978-4-86528-409-6 装幀・装画:鈴木成一デザイン室(装幀)、天久聖一(装画)
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ひとりみの日本史 / 大塚ひかり
¥1,980
日本の歴史を貫く「ひとりみ」の思想—— 結婚は特権階級の営み、実は結婚できない人が大半だった! 卑弥呼から古事記の神々、僧尼、源氏物語の登場人物、大奥の女性権力者など、 古代から幕末まで、多様なひとりみたちの「生」と「性」を追う。 「独身」や「結婚」、「家族」の概念を覆す、驚きの日本史! (版元ウェブサイトより) 【書誌情報】 刊行日:2024年04月30日 判型/ページ数:四六判 並製 232ページ ISBN:978-4-86528-408-9 装幀・装画:鈴木成一デザイン室、丸山一葉