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【特典ペーパー付き|予約受付中】文通 答えのない答え合わせ / 古賀及子・スズキナオ
¥1,870
予約商品
*こちらは予約商品です。最短でも12/20以降の発送となります。 *著者ふたりによる「あとがきペーパー」付きでご用意いたします。 令和エッセイブームを牽引するエッセイスト、古賀及子とスズキナオが「大人の感情」について交わした29通のやりとり。 私家版(ZINE) 1300冊を半年で売り切った話題の往復書簡集が、倍のボリュームになって書籍化! 「感情的」という言葉は子どもや若者の特徴のように扱われがち。 しかし大人だからこそ振り回されたり、大人になったから知る感情もあります。 切実なのに軽んじられがちな大人の感情を見つめ、それぞれの目線で汲み上げて綴った、ちょっと弱気な対話の記録。 2025年12月20日発売 四六判 264ページ 定価1700円+税 ISBN 978-4-909004-84-0 C0095
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【サイン本|予約受付中】人といることの、すさまじさとすばらしさ / きくちゆみこ
¥2,420
予約商品
*こちらは予約商品です。最短でも発売日12/19以降のお届けとなります。 〈以下、版元紹介文より〉 “書くことが、時間をかけることが、わたしをケアフルでいさせてくれることを、これまでの経験で知っていたから。くり返しにしか思えない日々のなかにこそ、奇跡のような瞬間が隠れていることを、見慣れたはずの顔の上に、ふと思いがけない表情が浮かぶことを、書くことがずっと教えてくれていたから。”(「あとがき」より) 2010年よりパーソナルな語りとフィクションによる救いをテーマにしたzineを定期的に発行。2023年にはtwililightから初めてのエッセイ集『だめをだいじょぶにしていく日々だよ』を刊行した翻訳・文筆家のきくちゆみこ。 今作『人とともにいることの、すさまじさとすばらしさ』は、あたらしく引っ越してきた郊外の団地で、長年苦手としてきた「人とともにいること」の学びと向き合う日々を綴った日記的自伝。 “遠くの生に思いを寄せながらも、身近なところにいる、それでも自分とはちがう「他者」へのまなざしを変えなくては、たどり着けない場所があるような気がしていた。ケアをじゅうぶんに発揮しながら絶え間なく人と向き合い、それでいて自分を消耗させない方法をなんとか見つけたかった。 だからこそ、家族よりは遠く、それでも「いま・ここ」で日々関わることになった団地やコミュニティについて、そこにどっぷり浸かっている自分について、書いてみたかったんだと思う。”(同前) 前作同様、twililight web magazineでの連載をまとめ、書籍化にあたって全12回に「アフター・トーク」を書き下ろしました。 装画は中島ミドリ、デザインは横山雄。 四六判 縦188mm 横127mm 272ページ 並製 *** 《推薦コメント》 植本一子 「ひとりではできないことを、人といなくてはできないことを経験するために生まれてきて。この世界には生きる価値があるのだと気づかせてくれる。」 安達茉莉子 「人といることは、本当は秘儀のよう。団地、高速道路、図書館、海――日記という形式から織られる物語の糸先は、私やあなたの織物にもつながっている。」 *** 〈著者プロフィール〉 きくちゆみこ(著) 文章と翻訳。2010年よりパーソナルな語りとフィクションによる救いをテーマにしたzineを定期的に発行。zineをもとにした空間の展示や言葉の作品制作も行う。主な著書に『だめをだいじょぶにしていく日々だよ』(twililight)、訳書に『人種差別をしない・させないための20のレッスン』(DU BOOKS)などがある。現在はルドルフ・シュタイナーのアントロポゾフィーに取り組みつつ、新しく引っ越してきた郊外の団地にて、長年苦手としてきた「人とともにいること」の学びと向き合っている。
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【予約受付中|特典ステッカー付き】日記集 すすめすすめ2/ まつさかゆう
¥1,540
予約商品
*こちらは予約商品です。 *書籍の仕様に関しては変更になる可能性もございます。 私が書くことを選んだこと。そうでないこと。 その境目に何があったとしても。そこにどんな迷いがあったとしても。 それが誰かの目にふれることはない。それでも、そこに迷いがあった事実は消えない。 雪のようにふわふわと降り積もって、溶けることもなく私の中に残るのだ——。 —— noteにて毎晩書き連ねている本屋ブーケ店主の日記。 2025年7月〜12月に書いた半年分の日記をまとめました。 それぞれの月日に思いを馳せた詩を5篇と、巻末付録として「日記を書くということ2」も収録。 —— 7月29日(火)|晴れ、日陰は風が心地いい 髪を洗っていて違和感を感じる。ああ、またやってしまった。これはボディソープである。それからはもうキシキシギシギシと髪が鳴いて、洗い流してからトリートメントをつけて流すと、その違和感が少しずつなくなっていった。本来の使い方をされなかったボディソープも、一日暑さにさらされたのに蔑ろにされた髪の毛も、どちらも不憫でならない。髪を乾かしながら、新しい寝間着を着た自分と対峙する。帰り際にユニクロで買ったキース・ヘリングのTシャツ。胸元にある刺繍のワンポイントが思いのほか可愛くて、せっかくセールになっていたからもう一枚買っておけばよかったなぁと思う。ボタンのついたパジャマに憧れがあるのものの、なかなか手を出せずにいる。それもあって、基本的にスウェットにTシャツ(冬はロンTかスウェット)が多い。それも数パターンを延々と着回して、傷んだら買い換える。そんなわけで、ちょうど買い換える時期がやってきたのだ。新しい服に袖を通した時、その行き先が観光地であれ、寝室であれ、心が踊るのは変わらない。 —— 【書誌情報】 著者:まつさかゆう 装画:BUGBUGABOO 発行:はなやぎ出版(本屋ブーケ出版部) 仕様:変形A6サイズ(W 110 × H 138mm)並製本 250p前後 発売日:2025年1月20日 発売予定 価格:1540円(税込)
