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数の辞典 / 澤 宏司
¥1,980
いざ、目に見えない「数」の世界へ! 現代では「数」を見ない日はありません。 朝起きたら時計を見て、昼食を買ったら支払金額を確認し、 平均体重や平均年収の話題に一喜一憂し、暗証番号を入力してショッピングを楽しみ、 「予測できない」スポーツの試合に胸を熱くします。 辞典シリーズ第12弾では、自然物から離れ、人間の営みともいえる「数」の世界に迫ります。 0や1などの数字から、正負の数、コンピュータ、現代の未解決問題に至るまで、 私たちの生活を支える「数」にまつわる221項目を、小さな辞典にまとめました。 -- 「数とは何か」の整備、発展は今も続いている。木の実を数えるところから始まった数は、 現代においてそこから大きく離れ、それゆえに応用の先が広がった。「1個のリンゴ」は目に見え、 よって絵に描けるが、「1」そのものの絵は観たことがない。これが数のもつ役割と宿命である。 (「はじめに」より) -- 【書誌情報】 著:澤宏司 イラスト:廣﨑遼太朗 価格:¥1980(本体¥1800+税) 仕様:A6判、上製、336p、オールカラー ISBN:978-4-8441-3806-8
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⾃⼰否定をやめるための100⽇間ドリル / 坂⼝恭平
¥1,760
〈以下、版元ウェブサイトより〉 あなたを否定するのは誰か? 自身も長らく躁鬱病をわずらい、「いのっちの電話」で死にたいと悩む人たちの声を聞き続けてきた、坂口恭平さん。誰もが一度は経験のある「自己否定」を8つのステップで解明します。自分で自分をいじめない方法を伝授します。
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わたしたちの心をつなぐ ふつうのことばたち / キム・イナ
¥1,760
SEVENTEEN ディノも愛読。 韓国で20万部のベストセラー。 IVE、IU、SHINeeなど多数のアーティストの作詞を手掛けた、キム・イナ。待望の日本訳。 ラジオDJ 古家 正亨さん推薦! 「先の見えないありふれた日常を生き疲れないために、 まるで「そう、それでいいんだよ」と耳元で囁いてくれるような 言葉のプロが紡ぐ「魔法の言葉」たちに癒される。」 この本が、あなたとあなたの愛する人たちの 言葉と心を分かち合うための 小さな手助けになりますように。 【Contents】 Part1 だれかとのことば 『波長が合うにはビートを合わせなきゃ』 Part2 こころのことば 『感情を抑えず自然にそばに置くこと』 Part3 じぶんへのことば 『弱気になったときは少し休んでから進むこと』 Radio record Lyrics 【本書・はじめに】 言葉を通して世界を見つめ、他者を理解し感情を伝える。 言葉に真摯に向き合うことは難しいものです。 だからこそ、心が通じる対話は貴重です。 人間の言葉は文字として存在しているため、 同じ言葉を使っても異なる感情が伝わったり、勘違いされたりすることもあります。 これは他人だけでなく、自分自身にも当てはまります。 習慣的にどんな言葉を使い、どんな表現をどんな状況で繰り返し使用するかは、 生の質と生に向き合う態度に大きな影響を与えます。 感情が言葉の額縁の中でのみ保管され、伝えられるならば、 私はこの額縁についての話をしたかったのです。 特定の「内容」について話すよりも、枠組みを共有することが、 本当の自分を見つめ合い、互いを理解する道だと感じました。 この本があなたと大切な人との対話に、少しでも役立ちますように。誰かとの架け 橋になりますように。 キム・イナ (版元ウェブサイトより) 【書誌情報】 定価:1,760円(本体1,600円+税10%) ISBN:9784781623122 発売日:2024年5月20日 判型:四六判変 ページ数:260ページ
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「好き」を言語化する技術 / 三宅香帆
¥1,320
SOLD OUT
あなたの「推し」はなんですか? お気に入りのアニメ、本、漫画、映画。 応援しているアイドル、声優、バンド、YouTuber。 大好きな舞台、コンサート、ライブ。 あるいは、スポーツや釣りなどの趣味も、推しに入るかもしれません。 本書は、アイドルと宝塚をこよなく愛する著者が、 書評家として長年培ってきた文章技術を「推し語り」に役立つようにまとめた1冊です。 SNS発信・ブログ・ファンレター・友人とのおしゃべり・音声配信などの発信方法ごとに、 自分だけの言葉で感想を伝える技術を教えます。 【目次】 はじめに 第1章 推しを語ることは、人生を語ること 第2章 推しを語る前の準備 第3章 推しの素晴らしさをしゃべる 第4章 推しの素晴らしさをSNSで発信する 第5章 推しの素晴らしさを文章に書く 第6章 推しの素晴らしさを書いた例文を読む おまけ 推しの素晴らしさを語るためのQ&A あとがき
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手の倫理 / 伊藤亜紗
¥1,760
SOLD OUT
人が人にさわる/ふれるとき、そこにはどんな交流が生まれるのか。 介助、子育て、教育、性愛、看取りなど、さまざまな関わりの場面で、 コミュニケーションは単なる情報伝達の領域を超えて相互的に豊かに深まる。 ときに侵襲的、一方向的な「さわる」から、 意志や衝動の確認、共鳴・信頼を生み出す沃野の通路となる「ふれる」へ。 相手を知るために伸ばされる手は、表面から内部へと浸透しつつ、 相手との境界、自分の体の輪郭を曖昧にし、新たな関係を呼び覚ます。 目ではなく触覚が生み出す、人間同士の関係の創造的可能性を探る。 (版元ウェブサイトより) 【書誌情報】 著者:伊藤亜紗 発売日:2020年10月09日 定価:1,760円(本体1,600円) ISBN:978-4-06-521353-7 判型:四六 ページ数:224ページ
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世界の適切な保存 / 永井玲衣
¥1,870
(以下、版元ウェブサイトより) ロングセラー『水中の哲学者たち』で話題沸騰! 対話する哲学者・永井玲衣、待望の最新刊! 見ることは、わたしを当事者にする。 共に生きるひとにする。 世界をもっと「よく」見ること。その中に入り込んで、てのひらいっぱいに受け取ること。 この世界と向き合うための哲学エッセイ。 わたしはどうやら、時間が流れていくにしたがって、 何かが消えるとか、失われるとか、忘れられるということがおそろしいらしい。 ここに書かれたもの。その何倍もある、書かれなかったもの。 でも決してなくならないもの――。 生の断片、世界の欠片は、きかれることを待っている。じっとして、掘り出されることを待っている。 【書誌情報】 著:永井玲衣 発売日:2024年07月25日 定価:1,870円(本体1,700円) ISBN:978-4-06-536172-6 判型:四六 ページ数:288ページ
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水中の哲学者たち / 永井玲衣
¥1,760
みなが水中深く潜って共に考える哲学対話。 「もっと普遍的で、美しくて、圧倒的な何か」 それを追い求めて綴る、前のめり哲学エッセイ! 「もっと普遍的で、美しくて、圧倒的な何か」それを追いかけ、海の中での潜水のごとく、ひとつのテーマについて皆が深く考える哲学対話。若き哲学研究者にして、哲学対話のファシリテーターによる、哲学のおもしろさ、不思議さ、世界のわからなさを伝える哲学エッセイ。当たり前のものだった世界が当たり前でなくなる瞬間。そこには哲学の場が立ち上がっている! さあ、あなたも哲学の海へダイブ! (版元ウェブサイトより) 【書誌情報】 永井玲衣 著 四六判並製 268頁 定価:1,760円(本体1,600円) 978-4-7949-7274-3 C0095〔2021年9月〕
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思いがけず利他 / 中島岳志
¥1,760
It’s automatic!? 誰かのためになる瞬間は、いつも偶然に、未来からやってくる。 東京工業大学で「利他プロジェクト」を立ち上げ、 『利他とは何か』『料理と利他』などで刺激的な議論を展開する筆者、待望の単著! 今、「他者と共にあること」を問うすべての人へ。 自己責任論も、「共感」一辺倒も、さようなら。 (版元ウェブサイトより) 【書誌情報】 定価:1,600 円+税 判型:四六判 頁数:184 ページ 発刊:2021年10月25日 ISBN:9784909394590 装丁:矢萩多聞
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宗教とデザイン / 松田行正
¥3,850
世界、布教、祈り、そして神。宗教はこれらをどのように「デザイン」してきたのか? シンメトリー、カリグラフィー、縦組み書式、楽譜や音符、書籍のサイズや章扉、 色、絵画、建築……世界のありとあらゆる表現の原点には「宗教」と「デザイン」があった! ビジュアルな説得力が不可欠だった宗教が、これまで生み出してきた数々の「デザイン」とその歴史を網羅する類のない一冊。 (版元ウェブサイトより) 【書誌情報】 定価:3,850 円(税込) 刊行日:2023年09月25日 判型/ページ数:四六判 並製 384ページ ISBN:978-4-86528-380-8
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21世紀の楕円幻想論 / 平川克美
¥1,980
SOLD OUT
めざすべきは、正円じゃなく、楕円。 もう1つの焦点をいかにしてつくるか? 全財産を失い、右肺の3分の1も失った著者がたどり着いた、新たな贈与論。 人は必ず病み、衰え、老い、死んで土に還る。でも、その可傷性・可死性ゆえに、生きている間だけ人は暖かい。平川君が構築しようとしているのは、壊れやすく、傷つきやすいけれど、それゆえ暖かい「生身の人間の経済学」である。――内田樹氏、推薦! 文無し生活、その日暮らし、タケノコ生活、自転車操業の日々となった。とほほである。 多くの人々は、そんな生活をしたいとは思わないだろう。しかし、やってみるとこれがなかなか時代に適合した生き方のようにも思えてくる。…そのために必要なものは何か。…その答えは本書をお読みいただきたいと思う。――「まえがき」より 『小商いのすすめ』から6年、『「消費」をやめる』から3年を経た、平川哲学の集大成。 (版元ウェブサイトより) 【書誌情報】 定価:1,800 円+税 判型:四六判並製 頁数:264 ページ 発刊:2018年01月29日 ISBN:9784909394026 装丁:寄藤文平・吉田考宏(文平銀座)