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虚空へ / 谷川俊太郎
¥605
〈以下、版元ウェブサイトより〉 暗がりのなかで蛍火のように点滅する詩もある。 今の夥(おびただ)しい言葉の氾濫に対して、小さくてもいいから詩の杭を打ちたい──。 誰よりも巧みに言葉を操りながら同時に疑いつづけた谷川俊太郎さんが、最晩年に渾身の願いを込めて編んだ十四行詩・88篇。誕生の不思議、いま生きて触れている感覚、世界の恐ろしさと愛おしさ、そして死の向こう側。生前最後の詩集にして、現代詩の到達点。(解説・俵万智) 判型 新潮文庫 頁数 224ページ ISBN 978-4-10-126628-2
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恋のすべて / くどうれいん・染野太朗
¥1,870
〈以下、版元ウェブサイトより〉 追う恋、待つ恋、甘い恋、怖い恋、苦しい恋… あなたに贈る恋のショート・フィルム。 作家くどうれいんと、歌人の染野太朗がタッグを組み、 恋の短歌に挑んだ雑誌『Numero TOKYO(ヌメロ・トウキョウ)』の短歌連載「恋」に書き下ろしを加え書籍化。 誰も置き去りにしないシンプルな言葉から驚くほど深い情景が浮かび上がる。 音や匂い、湿度まで感じられるような体験はまるで映画を観ているかのよう。 短歌初心者でも大丈夫。椅子に座り、それを眺めるだけであなたの恋のことを想うはず。 【目次】 I.テーマ別の恋 ふたりが短歌5首を送り合うメインパート。 1日1テーマ読むような楽しみ方もできます。 ふれる/Yellow/DENIM/Sea/日曜日/嫉妬/Chiristmas/やさしさ/会話/東京/3/水族館/キッチン/KISS /永遠 Ⅱ.贅沢な新作30首!※書き下ろし 読み応えたっぷりの30首の連作。二人がたどり着いた「恋のすべて」とはーー。 くどうれいんと染野太朗の短歌の真骨頂。 ・くどうれいん『川面』 ・染野太朗『蛍』 判型:四六判 定価:1870円(本体1700円+税) 発売日:2025/09/19 ISBN:9784594101138
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音楽 / 岡野大嗣
¥1,980
〈以下、版元ウェブサイトより〉 歌人、岡野大嗣の第3歌集です。 収録歌は300首を超えますが、ボリュームを感じるよりも、読後感は、自分だけの名曲にふれたような高揚感に満ちています。装丁には佐々木暁を迎え、上製「継ぎ表紙」の造本による美しい造本の歌集になりました。
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機嫌のいい犬 / 川上弘美
¥638
〈以下、版元ウェブサイトより〉 川上弘美さんの第1句集が文庫化! 1994~2009年の220句に加え、長嶋 有氏との対談も新規収録。 自由でたのしい、17文字の言葉の世界。 「はつきりしない人ね茄子投げるわよ」 「はるうれひ乳房はすこしお湯に浮く」 「徹頭徹尾機嫌のいい犬さくらさう」 作家であり、俳人でもある著者の初句集を文庫化。 日常、旅、食卓、恋……さまざまな光景が自由奔放に描き出される220句を、1994年から2009年まで年代順に収録。 巻末には、俳句仲間の作家・長嶋 有さんと俳句の魅力を語り尽くす対談を追加。 あらたな川上ワールドの魅力に浸れる1冊。 【書誌情報】 2024年10月18日発売 638円(税込) 文庫判/208ページ ISBN:978-4-08-744703-3
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詩と散策 / ハン・ジョンウォン
¥1,760
〈以下、版元ウェブサイトより〉 散歩を愛し、猫と一緒に暮らす詩人ハン・ジョンウォンが綴るエッセイ 雪の降る日や澄んだ明け方に、ひとり静かに読みたい珠玉の25編 オクタビオ・パス、フェルナンド・ペソア、ローベルト・ヴァルザー、シモーヌ・ヴェイユ、パウル・ツェラン、エミリー・ディキンソン、ライナー・マリア・リルケ、シルヴィア・プラス、金子みすゞ、ボルヘス…… 『詩と散策』は、著者のハン・ジョンウォンがひとり詩を読み、ひとり散歩にでかけ、日々の生活の中で感じたことを記している、澄みきった水晶のようなエッセイ集だ。読者は、彼女の愛した詩人たちとともに、彼女が時折口ずさむ詩とともに、ゆっくりと散歩に出かける。 ハン・ジョンウォン/著 橋本智保/訳 四六変形並製、152ページ 定価:本体1,600円+税 ISBN978-4-86385-560-1 C0098 3刷 装幀 成原亜美(成原デザイン事務所) 装画 日下明
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今日は昨日のつづき どこからか言葉が / 谷川 俊太郎
¥1,760
ひとが旅立つ寂しさ、いま生きているいのち、言葉にできずにただ思っていたこと……日々の生活から浮かんできたことばたち。 朝日新聞の連載「どこからか言葉が」をまとめた、谷川俊太郎がさいごに遺した「感謝」を含む47篇の詩。 ISBN:9784022520654 定価:1760円(税込) 発売日:2025年6月6日 四六判並製 104ページ
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世界に放りこまれた / 安達茉莉子
¥1,430
〈以下、版元ウェブサイトより〉 言葉と絵による作品発表を続けている作家・文筆家の安達茉莉子が言葉だけで綴った初めての詩集。 「歩きながら、電車の中で、道端で、湧き上がる言葉を拾い上げた。何もかもが変わっていくような予感だけがあったが、現実的にはまだその前夜といったところで、身動きが取れないまま予感を感じ続けるような、もどかしい時間を過ごしていた。新しい世界はすぐそこにあり、放りこまれてみたい。とことん無防備になってみたい、というじりじりした気持ちは、そのまま言葉に転写されていった。」 — タイトル:『世界に放りこまれた』 著者:安達茉莉子 写真:成重松樹 挿絵:安達茉莉子 装幀: 横山雄 ISBN:978-4-9912851-0-3 判型:h182mm×w116mm 並製本 ページ数:64ページ 本体価格:1,300円 発行:ignition gallery 発行所:twililight カタログ番号:ign-012 刊行日:2022年11月19日 -- 《目次》 箱舟 世界に放りこまれた CO2削減 村娘A ywnlm ♯1 最高のもの 剥き身クラブメドレー ほんたうのさいはひとは 犬ぞり極夜行 NGC 1947 ywnlm ♯2 miracle/ chance 無限果樹園 Re:NGC 1947 ふたつがつながるとき ywnlm ♯3 L.Y.L あとがき —
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星がすべて / 最果タヒ
¥1,650
〈以下、版元ウェブサイトより〉 “星座を神話ではなく恋文にする”本です 私の心のかけらが星座になる―― 詩とエッセイと物語が織りなす、手のひらの中の天体詩鑑 インターネット時代を象徴する詩人の最果タヒさん。 星や宇宙をモチーフにした名作も多い、唯一無二の世界観をもつ詩人が、 初めて「星をテーマ」にした本を上梓します。 “星座を神話ではなく恋文にする”この本は、12星座をめぐる詩とエッセイや、月をめぐる秘蔵作品、多数の書き下ろしなどから構成されています。 また、春夏秋冬と46億年後の星空に包まれる連動企画『詩のプラネタリウム』(期間限定上映 2025年10月3日〜11月3日 コニカミノルタプラネタリウム天空)の世界も丸ごと収録。 静謐と熱情がきらめく果てに、宇宙スケールの心象風景へといざなわれる、 かつてない読書体験がここに。 著者新境地となる、最高の一冊が誕生しました。 どんなに光に照らされても、きみの耳の奥には暗闇がある。 ずっと愛しているよ。その、ずっと、の意味を、ぼくらは知らなかった。 きみが死んだ後も、宇宙は膨張し、ぼくの手紙は遠くへと、冒険にゆく。 きみの耳には、宇宙の果ての音楽が聞こえつづける。 さみしさの首輪が溶けたあと、死後は、愛の言葉が旅に出る。 ――「山羊座の詩」より ページ数 152ページ 判型・造本・装丁 四六判 軽装 並製カバー装 初版奥付日 2025年10月10日 ISBN 978-4-16-392028-3
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カキフライが無いなら来なかった / せきしろ・又吉直樹
¥737
〈以下、版元ウェブサイトより〉 妄想文学の鬼才と、お笑いコンビ「ピース」の奇才が詠むセンチメンタル過剰で自意識異常な自由律俳句四百六十九句。 散文二十七篇と著者二人の撮影による写真付き。笑いツボと涙腺に効果的。
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small tune, little view / 薄暑なつ
¥1,980
SOLD OUT
〈以下、版元ウェブサイトより〉 ねむいままバスを降りれば包まれるサービスエリアの光のにおい あなたの名前ぎゅっと握って歩く夜 かけるべき言葉がわからずに 隣室のラジオが聞こえてくる夕べこれから眠る町がふくらむ 毎日の暮らしのなかで、特別ではない平凡な出来事だとしても、薄暑なつは注意深く目を凝らし、耳を傾け、意識して匂いを感じとろうとする。ほんの一瞬の出来事であるがゆえに、多くの人たちは見過ごしてしまうようなワンシーンを彼女は繊細にとらえて歌にする。繰り返し表れる光、音、夜、そして、匂い。そのどれもが愛おしく、歌を読んだ人の心にそっと触れる。 ことばが遅れて届くような、小さな記録のかたち 岡野大嗣 光、波、心、身体、関係、日々、常に揺らいでいるものたち 木下龍也 いま過ごしている時間の豊かさがゆっくりと増幅していくのを感じる 東直子 日々の中で心が揺れたりふくらんだりしたことを、そのままのかたちで目の前に置いておけるように記した146首。力を抜いて読むことができて、必要なときにただそばにいられるような本を目指しました。バスの後部座席に揺られて過ごすしずかな時間、終わってもあかるいライブ会場、ベランダから見渡す町のごはんの灯り、おやすみの代わりに小さく光らせるラジオの声。1首でもあなたの中に灯る景色があれば、とてもうれしく思います(薄暑なつ)。 目次 高架下にまぶしい ベッドチューン ナイトパス リメイク それでも明るい 必ずしも links 未明に moon 月と半券 レインサービス vista あかるいままに これからも リトルタウン ゆびさきとゆめ ペンシルフレンド きこえるよ グッド・フェイク 著者プロフィール 薄暑なつ(はくしょ・なつ) ナナロク社 新短歌教室1期生。この教室から歌をつくりはじめる。 ミニ歌集に『Thank you for praying』(SPBS)。 参加文芸誌に『文藝蟻酸vol.2 ギギ』。 同人「号外」、「夏澄み」。 X:hakusho_ 2022年 東京歌壇年間賞(東 直子選) 2023年 NHK全国短歌大会 自由題一席(東 直子選) 2024年 おそろい短歌賞 金賞 2025年 あたらしい日々への短歌賞 銀賞 など
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放課後によむ詩集 / 小池昌代
¥1,980
〈以下、版元ウェブサイトより〉 仲間から離れ、一人になった時間に、ゆっくりと向きあえる、31の詩を選びました。それぞれの詩の後に付された小池昌代さんの言葉は、読者に寄りそい、詩の世界に風を通します。すべての人の「放課後」に贈るアンソロジー。 【書誌情報】 価格 1,980円 (本体1,800円 + 税10%) ISBN 978-4-652-20636-2 サイズ 四六変型判 発行 2024年11月 ページ数 144ページ
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木の戦い
¥2,750
〈以下、版元ウェブサイトより〉 古代ケルト人にとって「木」は神霊であり世界の象徴でした。そして、ケルト文化では「木」は文字と同義であり、暦もまた木によってあらわされていました。 6世紀のウェールズで活躍した伝説の吟遊詩人タリエシン。彼の作と伝えられる詩群『木の戦い』(The Battle of the Trees)は多くの木々が動き回り、激しい戦いを繰り広げる物語です。 アルファベット二十文字はそれぞれ木の名によって呼ばれ、これらの木が『木の戦い』の詩行に登場します。 ウェールズ・ケルトの口承叙事詩『マビノギオン』や数々のファンタジーの翻訳者、井辻朱美の流麗な訳詩によって、詩神タリエシンに詠われた木々が勇躍し、ブナとオーク、ヒイラギ、エニシダ、トネリコが身を鎧い隊伍を組んで進軍する壮大でミステリアスな詩行を書家、華雪が彩ります。 四画の文字「木」がさまざまな木の個性を際立たせ、壮絶な争いを現出させます。 詩:タリエシン 英訳:ロバート・グレイブス 訳:井辻朱美 書:華雪 デザイン:須山悠里 サイズ: 144mm×257mm 並製・PUR綴じ 頁数:48頁
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空と樹と / 長田 弘・日高理恵子
¥2,750
〈以下、版元ウェブサイトより〉 「樹を見ることは樹を見上げることだった」 詩人 長田弘さんの樹にまつわる言葉を編み、そこに画家 日高理恵子による樹と光だけを描いた画が寄り添う。 静けさを集めるように編まれた詩画集です。 詩/長田 弘 画/日高 理恵子 デザイン/須山 悠里 仕様/上製本(箱入り)、48頁、菊判変形 ISBN978-4-9903308-2-8
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私のうた
¥1,980
〈以下、版元ウェブサイトより〉 短歌を愛する人のための、手帳のようなノートブックです。 1ページにひとつずつ、全部で100のお題が記載されています。最初のページから毎日1首ずつ書いてみるもよし、ぱらぱらめくって開いたページのお題から書いてみるもよし、使い方はまったくの自由です。100首を書き終えたとき、あなただけのオリジナル歌集ができあがります。 自分では短歌をつくらない人もぜひ、アンソロジストとして、お題に沿った好きな短歌を集めて、作者名とともに書き留めてみてください。あなただけの特別な短歌アンソロジーができあがります。 お題はすべてシンプルなものですので、短歌だけでなく、詩や俳句や川柳、日記やイラストや歌詞など、使い方は無限大。どうか心のおもむくままに書き込んでみてください。 巻末にあるメモのページには、短歌になる前のアイデアや言葉や好きな短歌を書き留めたり、あとがきを書いたりするのもおすすめです。 奥付(最終ページ)の「著者」の欄には、あなたの名前を忘れずに。上段にはプロフィールの欄も設けましたので、そちらもぜひご活用ください。 【お題一覧】 花/声/触れる/手紙/コンビニ/未来/ぬいぐるみ/嘘/出会い/風/神様/猫/ゲーム/名前/雨/学校/瞳/眠る/都会/愛/亀/宇宙/遊び/血/扉/海/涼しい/七夕/笑い/友/透明/図書館/窓/走る/機械/誕生日/味/恐怖/旅/魚/クリーム/電話/山/おしゃれ/雷/つるつる/祭り/紙/車/揺れる/月/過去/ときめき/コーヒー/待つ/数字/街/欲/食べる/音/家/秘密/駅/忘れる/果物/苦い/飛ぶ/指輪/仕事/香り/お酒/クリスマス/森/甘い/川/雪/繋ぐ/犬/時間/火/正月/かわいい/棘/暮らす/チョコレート/草/休み/傷/星/遠い/歌/宝石/子ども/野菜/鳥/きらきら/信号/やわらかい/別れ/夢 (全100題) 定価:1,980 円(税込) ジャンル:アンソロジー 詩・短歌・俳句・川柳 その他 刊行日:2025年08月29日 判型/ページ数:B6判変形 136ページ ISBN:978-4-86528-485-0 Cコード:C0092 装幀・装画:装幀/脇田あすか
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夢のうた
¥2,200
〈以下、版元ウェブサイトより〉 夢の中では、光ることと喋ることはおなじこと。お会いしましょうーー穂村弘 どこから開いても〈夢〉につながる、はじめて短歌に触れるひとにむけた、とっておきの100首を集めました。 夢の入り口、いつもみる夢、叶わなかった夢、満ち足りた夢、夢のなかの街、夢から醒めるとき……100人の歌人がうたった、わたしだけの夢のうた。 巻末には、収録歌の著者紹介と出典リストを収録。 この一冊から、お気に入りの歌人を見つけてみてください。 【収録歌人一覧】 青松輝/我妻俊樹/天野慶/飯田有子/井口可奈/石川美南/伊舎堂仁/伊勢谷小枝子/伊藤紺/伊波真人/井上法子/今橋愛/上坂あゆ美/宇都宮敦/江戸雪/大田美和/大橋なぎ咲/大森静佳/岡崎裕美子/岡野大嗣/岡本真帆/荻原裕幸/尾崎まゆみ/小野田光/加賀田優子/笠木拓/加藤治郎/金田光世/椛沢知世/川谷ふじの/川野芽生/北山あさひ/木下龍也/工藤吉生/くどうれいん/黒瀬珂瀾/古賀たかえ/小島なお/斉藤斎藤/榊原紘/佐クマサトシ/笹井宏之/笹公人/佐藤弓生/菅原海春/菅原百合絵/鈴木加成太/鈴木ちはね/鈴木晴香/瀬戸夏子/染野太朗/谷川電話/谷川由里子/田村元/俵万智/千種創一/千葉聡/知花くらら/寺井奈緒美/堂園昌彦/橙田千尋/戸田響子/toron*/永井祐/永井亘/永田和宏/中村美智/中村森/ながや宏高/なべとびすこ/仁尾智/錦見映理子/野口あや子/初谷むい/服部真里子/花山周子/濱田友郎/早月くら/東直子/平岡直子/藤本玲未/穂村弘/正岡豊/枡野浩一/丸山るい/水野葵以/水原紫苑/三田三郎/睦月都/望月裕二郎/盛田志保子/安田茜/山川藍/山崎聡子/山中千瀬/雪舟えま/吉岡太朗/吉川宏志/米川千嘉子/渡辺松男 (あいうえお順・敬称略、全100名) 定価:2,200 円(税込) ジャンル:アンソロジー 詩・短歌・俳句・川柳 刊行日:2025年08月29日 判型/ページ数:B6判変形 上製 136ページ ISBN:978-4-86528-484-3 Cコード:C0092 装幀・装画:装幀/脇田あすか
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【サイン本】ソーリーソーリー 脇川飛鳥短歌集
¥1,650
〈以下、版元ウェブサイトより〉 思いめぐらせる気持ちいい余地が、どこまでも広がっていました。 ──YO-KING(真心ブラザーズ) 友だちとのお喋りみたいな言葉から、正直すぎてヤバい心が溢れ出す。思わず、触ってみずにはいられない。 こんな短歌は初めてだった。 ── 穂村 弘 〈歌集より〉 痩せようとふるいたたせるわけでもなく微妙だから言うなポッチャリって あの女もてるなぁとは思ってもあーなりてーとは思ったことない きのうの夜の君があまりにかっこよすぎて私は嫁に行きたくてたまらん 初出「気がする私」より ちょっとだけうそつかないとそのままじゃ私がやさしくないのがばれる 最後にはどうせひとりになるんなら今ぐらいひとり以外でいたい 初出「テノヒラタンカ」より もう立てないと思ってたっていう人の立てなさを絶対抱きしめる 装画=水沢そら『ちゃっくん』(p53,p51) 装幀=ほんだことこ(MARLC) 【著者プロフィール】 脇川飛鳥(わきがわ・あすか) 1979年、長崎生まれ。『かんたん短歌の作り方』枡野浩一(筑摩書房・2000年)に50首の作品集「気がする私」掲載。『テノヒラタンカ』(太田出版・2002年)に参加。2025 年、『ラストイヤー』刊行。 2025.8.21刊 新書判/80頁 C0092 ISBN978-4-86272-804-3
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【サイン本】満ちる腕 / 伊藤紺
¥2,090
〈以下、版元ウェブサイトより〉 2020年に発売された著者2作目となる私家版歌集。 完売が続き入手困難となっていた本作が、 前作『肌に流れる透明な気持ち』とともに短歌研究社より 新装版同時発売!! 短歌45首、詩・散文8篇を収録。 ブックデザイン=脇田あすか 【著者プロフィール】 伊藤紺(いとう・こん) 歌人。2019 年『肌に流れる透明な気持ち』、2020 年『満ちる腕』を私家版で刊行する。2022 年両作を短歌研究社より同時刊行。その他の作品にミニ歌集『hologram』(CPCenter)、Kaho Iwaya(opnner)との共作『すごく近い』がある。 2022.8.30刊 B6判変変型上製(122 x 156?)/96頁 ISBN 978-4-86272-722-0
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【サイン本】肌に流れる透明な気持ち / 伊藤紺
¥1,870
〈以下、版元ウェブサイトより〉 増刷のたびに売り切れる噂の私家版歌集が、発売から約3年の時を経て 次作『満ちる腕』とともに短歌研究社より新装版が同時発売! 「わたし」を巡る60首。歌人・伊藤紺、最初の短歌集。 【歌集より】 ひさしぶりに会うたびきみは生きていて新鮮さに泣きそうになる 楽しいだけとかってたぶんもうなくて楽しいたびにすこしせつない フラれた日よくわからなくて無印で箱とか買って帰って泣いた 前髪にかけてきた気が遠くなるほどの時間の一部にあなた ブックデザイン=脇田あすか 【著者プロフィール】 伊藤紺(いとう・こん) 歌人。2019 年『肌に流れる透明な気持ち』、2020 年『満ちる腕』を私家版で刊行する。2022 年両作を短歌研究社より同時刊行。その他の作品にミニ歌集『hologram』(CPCenter)、Kaho Iwaya(opnner)との共作『すごく近い』がある。 2022.8.30刊 B6判変型並製(110 x182?)/80頁 ISBN 978-4-86272-721-3
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ところで、愛ってなんですか?/ 鈴木晴香
¥2,200
〈以下、版元ウェブサイトより〉 愛の悩みに、短歌で答える。 片想い、失恋、自己愛、友愛、性愛、推しへの愛、恋をしないこと……。歌集『夜にあやまってくれ』『心がめあて』『荻窪メリーゴーランド』など、一貫して「愛」を詠みつづけてきた著者がショートストーリーでつむぐ、新感覚短歌アンソロジー。 ここは愛の相談所〈BAR 愛について〉。入り口の看板には、三十一個のハートが光っていて、愛に悩むお客さんが毎日やってくる。 持ち込まれた愛の相談に、私は、カクテルでもタロットでも藁人形の呪いでもなく、短歌を差し出す。三十一文字という短い言葉の連なりが、どういうわけか、こんがらがってしまった愛をほどいてくれるのだ。 この星に愛の悩みは今日も生まれている。そろそろ開店時間だ。 (本文より) 【本書収録歌人一覧】*敬称略 魚村晋太郎/小島なお/初谷むい/雪舟えま/今橋愛/石井僚一/真野陽太朗/岡野大嗣/吉川宏志/枡野浩一/鈴木美紀子/山口文子/北山あさひ/カン・ハンナ/寺山修司/杉﨑恒夫/千種創一/大森静佳/山階基/染野太朗/多賀盛剛/永井陽子/谷川由里子/牛隆佑/柴田葵/川野芽生/石川啄木/荻原裕幸/阿波野巧也/永田和宏/工藤吉生/フラワーしげる/石川美南/穂村弘/斉藤斎藤/宇都宮敦/石井大成/吉澤ゆう子/河野裕子/鳥さんの瞼/笹井宏之/小島ゆかり/竹中優子/藤本玲未/岡井隆/立花開 /岡崎裕美子/大滝和子/黒瀬珂瀾/奥田亡羊/水原紫苑/toron*/平井弘/田中有芽子/俵万智/くどうれいん/東直子/吉田隼人/菅原百合絵/藪内亮輔/松村由利子/山崎聡子/郡司和斗/服部真里子/石川信雄/野村日魚子/木下龍也/笹公人/佐クマサトシ/平岡直子/野口あや子/山田航/長谷川麟/井上法子/鈴木晴香 定価:2,200 円(税込) ジャンル:アンソロジー 文芸・評論・エッセイ 詩・短歌・俳句・川柳 刊行日:2025年07月31日 ISBN:978-4-86528-479-9 Cコード:C0092 装幀・装画:装幀/脇田あすか
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花のうた / 左右社
¥2,200
〈以下、版元ウェブサイトより〉 花瓶だけうんとあげたい絶え間なくあなたが花を受けとれるようにーー笠木拓 どこから開いても〈花〉があふれる、はじめて短歌に触れるひとにむけた、とっておきの100首を集めました。 満開の桜、野に咲くたんぽぽ、雨の日の紫陽花、凛とひらく百合、色とりどりの薔薇、大輪のダリア、金木犀の香り、枯れてゆく花束……100人の歌人がうたった、わたしだけの花のうた。 巻末には、収録歌の著者紹介と出典リストを収録。 この一冊から、お気に入りの歌人を見つけてみてください。 【収録歌人一覧】 青松輝/我妻俊樹/天野慶/阿波野巧也/井口可奈/石井僚一/伊舎堂仁/伊藤紺/井上法子/上坂あゆ美/内山晶太/宇都宮敦/宇野なずき/上澄眠/江戸雪/太田垣百合子/近江瞬/大森静佳/岡野大嗣/岡本真帆/荻原裕幸/奥田亡羊/奥村晃作/尾崎まゆみ/小佐野彈/笠木拓/金田光世/椛沢知世/川野里子/川野芽生/川村有史/北谷雪/北山あさひ/木下龍也/木村比呂/くどうれいん/工藤吉生/黒井いづみ/小坂井大輔/小島なお/小俵鱚太/五島諭/佐クマサトシ/笹井宏之/佐佐木定綱/笹原玉子/ショージサキ/鈴木ジェロニモ/鈴木晴香/高柳蕗子/谷川由里子/谷じゃこ/俵万智/千種創一/手塚美楽/寺井奈緒美/堂園昌彦/土岐友浩/ナイス害/永井祐/中井スピカ/中村森/中山俊一/錦見映理子/沼尻つた子/橋爪志保/長谷川麟/初谷むい/服部真里子/馬場めぐみ/濱田友郎/早坂類/林あまり/東直子/平岡直子/廣野翔一/藤井柊太 /藤宮若菜/穂村弘/堀静香/本多真弓/枡野浩一/松野志保/丸田洋渡/丸山るい/水野葵以/水野しず/水原紫苑/光森裕樹/睦月都/盛田志保子/藪内亮輔/山崎聡子/山階基/山田航/山中千瀬/雪舟えま/揺川たまき/吉川宏志/吉田竜宇 (あいうえお順・敬称略、全100名) 刊行日:2025年03月12日 判型/ページ数:四六判変形 上製 136ページ ISBN:978-4-86528-462-1 Cコード:C0092 装幀・装画:装幀/脇田あすか
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雨のうた
¥2,200
〈以下、版元ウェブサイトより〉 好きだった雨、雨だったあのころの日々、あのころの日々だった君 —— 枡野浩一 どこから開いても〈雨〉につつまれる、はじめて短歌に触れるひとにむけた、とっておきの100首を集めました。 つめたい雨、やさしい雨、はげしい雨、やまない雨、あたたかい雨、とおざかる雨、なつかしい雨……100人の歌人がうたった、わたしだけの雨のうた。 巻末には、収録歌の著者紹介と出典リストを収録。 この一冊から、お気に入りの歌人を見つけてみてください。 【収録歌人一覧】 蒼井杏/青松輝/我妻俊樹/阿波野巧也/飯田有子/飯田和馬/石井大成/石井僚一/石川美南/伊藤紺/井上法子/岩倉文也/魚村晋太郎/牛隆佑/内山晶太/宇都宮敦/江戸雪/近江瞬/大森静佳/岡崎裕美子/岡野大嗣/岡本真帆/荻原裕幸/尾崎左永子/笠木拓/川野芽生/北山あさひ/絹川柊佳/木下こう/木下龍也/工藤吉生/くどうれいん/小池純代/鴻田野枝/小坂井大輔/小島なお/小島ゆかり/小林朗人/斉藤斎藤/坂井ユリ/榊原紘/嵯峨直樹/笹井宏之/佐々木朔/佐藤羽美/佐藤真由美/佐藤弓生/柴田葵/嶋稟太郎/鈴木晴香/鈴木美紀子/染野太朗/竹林ミ來/辰巳泰子/田中有芽子/谷川由里子/谷じゃこ/田丸まひる/俵万智/千種創一/寺井奈緒美/土井礼一郎/堂園昌彦/土岐友浩/戸田響子/永井祐/永井亘/中野霞/中村森/西村曜/薄暑なつ/橋爪志保/初谷むい/服部真里子/花山周子/馬場めぐみ/東直子/久永草太/平出奔/平岡直子/藤本玲未/法橋ひらく/穂村弘/堀静香/正岡豊/枡野浩一/睦月都/盛田志保子/安田茜/藪内亮輔/山尾悠子/山川藍/山崎聡子/山階基/山田航/山中千瀬/雪舟えま/横山未来子/吉川宏志/吉田恭大 (あいうえお順・敬称略、全100名)
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雪のうた
¥2,200
〈以下、版元ウェブサイトより〉 さようならが機能をしなくなりました あなたが雪であったばかりに――笹井宏之 どこから開いても〈雪〉のきらめく、はじめて短歌に触れるひとにむけた、とっておきの100首を集めました。 寒さの果てにおとずれる、あたらしい雪、まばらな雪、あかるい雪、はげしい雪、しずかな雪、ふりつづく雪、溶けていく雪……100人の歌人がうたった、わたしだけの雪のうた。 巻末には、収録歌の著者紹介と出典リストを収録。 この一冊から、お気に入りの歌人を見つけてみてください。 【収録歌人一覧】 青松輝/我妻俊樹/秋月祐一/左沢森/天野慶/阿波野巧也/飯田彩乃/飯田有子/石井僚一/石畑由紀子/伊藤紺/乾遥香/井上法子/上坂あゆ美/魚村晋太郎/牛隆佑/内山晶太/江戸雪/大辻隆弘/大森静佳/岡崎裕美子/岡野大嗣/岡本真帆/荻原裕幸/笠木拓/上篠翔/川野芽生/北辻一展/北山あさひ/絹川柊佳/木下こう/木下龍也/紀野恵/くどうれいん/栗木京子/黒瀬珂瀾/郡司和斗/小池光/神野優菜/小島なお/小林朗人/佐伯紺/榊原紘/佐クマサトシ/笹井宏之/笹川諒/佐原キオ/柴田葵/島楓果/鈴木加成太/鈴木ちはね/鈴木晴香/瀬戸夏子/竹内亮/竹中優子/立花開/田中槐/谷川電話/谷川由里子/田丸まひる/田宮智美/田村穂隆/俵万智/千種創一/千葉聡/辻聡之/土井礼一郎/堂園昌彦/戸田響子/鳥さんの瞼/toron*/永井祐/永井亘/中村森/錦見映理子/西村曜/早坂類/橋爪志保/はだし/初谷むい/服部真里子/東直子/平岡直子/藤本玲未/法橋ひらく/穂村弘/正岡豊/枡野浩一/丸山るい/光森裕樹/安田茜/藪内亮輔/山川藍/山田航/山中千瀬/雪舟えま/吉岡太朗/吉田隼人/吉田恭大/渡邊新月 (あいうえお順・敬称略、全100名) 【書誌情報】 定価 2,200 円(税込) 刊行日 2024年11月29日 判型/ページ数 四六判変形 上製 136ページ ISBN 978-4-86528-446-1 装幀・装画 装幀/脇田あすか
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月のうた / 左右社
¥2,200
SOLD OUT
月を見つけて月いいよねと君が言う ぼくはこっちだからじゃあまたね――永井祐 どこから開いても〈月〉がみつかる、はじめて短歌に触れるひとにむけた、とっておきの100首を集めました。 夜をみあげれば、ほそい月、まるい月、あかるい月、みえない月、おおきな月、とおい月、つめたい月、もえる月……うつろう月のもとに100人の歌人がうたった、わたしだけの月のうた。 巻末には、収録歌の著者紹介と出典リストを収録。 この一冊から、お気に入りの歌人を見つけてみてください。 【収録歌人一覧】 相川弘道/相田奈緒/我妻俊樹/左沢森/阿波野巧也/石井僚一/石川美南/伊藤紺/井上法子/今橋愛/魚村晋太郎/内山晶太/宇都宮敦/上澄眠/逢坂みずき/大滝和子/大森静佳/岡野大嗣/岡本真帆/荻原裕幸/椛沢知世/川島結佳子/川野芽生/川村有史/北山あさひ/絹川柊佳/木下龍也/鯨井可菜子/くどうれいん/黒瀬珂瀾/郡司和斗/小島なお/小島ゆかり/斉藤斎藤/佐クマサトシ/笹井宏之/佐佐木定綱/笹公人/佐藤弓生/柴田瞳/嶋稟太郎/鈴木加成太/鈴木晴香/鈴木美紀子/瀬口真司/平英之/竹中優子/谷川由里子/田村穂隆/俵万智/千種創一/寺井奈緒美/堂園昌彦/toron*/永井祐/中澤系/永田和宏/仲田有里/中村森/錦見映理子/野村日魚子/橋爪志保/長谷川麟/初谷むい/服部真里子/花山周子/濱松哲朗/早坂類/東直子/兵庫ユカ/平出奔/平岡直子/廣野翔一/藤本玲未/フラワーしげる/穂村弘/堀静香/本多真弓/前田康子/枡野浩一/松野志保/松村正直/丸山るい/水原紫苑/三田三郎/光森裕樹/虫武一俊/睦月都/村上きわみ/盛田志保子/安田茜/藪内亮輔/山川藍/山木礼子/山崎聡子/山階基/山田航/雪舟えま/吉岡太朗/脇川飛鳥 (あいうえお順・敬称略、全100名) 【書誌情報】 定価:2,200 円(税込) 刊行日:2024年08月30日 判型/ページ数:B6判変形 136ページ ISBN:978-4-86528-427-0 装幀・装画:装幀/脇田あすか
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海のうた / 左右社
¥2,200
海に来れば海の向こうに恋人がいるようにみな海をみている――五島諭 開いたページによって違った表情の海が広がる、100人の歌人がうたった海のうた。 はじめて短歌にふれる人にはぴったりの一冊です。ぜひお手にとってご覧ください。 【収録歌人一覧】 青松輝/我妻俊樹/阿波野巧也/井口可奈/石川美南/石畑由紀子/伊舎堂仁/伊藤紺/伊波真人/井上法子/上坂あゆ美/牛隆佑/内山晶太/宇都宮敦/上澄眠/江戸雪/大前粟生/近江瞬/大森静佳/岡崎裕美子/岡野大嗣/岡本真帆/奥村晃作/笠木拓/加藤千恵/門脇篤史/川野芽生/川村有史/北山あさひ/絹川柊佳/木下龍也/工藤吉生/くどうれいん/郡司和斗/小島なお/五島諭/紺屋小町/榊原紘/佐クマサトシ/笹井宏之/笹川諒/佐々木朔/佐藤弓生/柴田葵/鈴木ジェロニモ/鈴木ちはね/鈴木晴香/染野太朗/多賀盛剛/高柳蕗子/立花開/田中有芽子/田中槐/谷川電話/谷川由里子/谷じゃこ/俵万智/千種創一/辻聡之/手塚美楽/堂園昌彦/土岐友浩/戸田響子/鳥さんの瞼/toron*/永井亘/仲西森奈/中村森/中山俊一/錦見映理子/野口あや子/長谷川麟/はだし/初谷むい/服部真里子/早坂類/東直子/平岡直子/pha/藤本玲未/フラワーしげる/穂村弘/本多真弓/正岡豊/枡野浩一/丸山るい/三上春海/光森裕樹/望月裕二郎/盛田志保子/柳原恵津子/山崎聡子/山下翔/山階基/山田航/山中千瀬/雪舟えま/吉岡太朗/吉川宏志/吉田恭大 (あいうえお順・敬称略、全100名) 【書誌情報】 刊行日:2024年06月28日 判型/ページ数:B6判変形 上製 136ページ ISBN:978-4-86528-419-5 装幀:脇田あすか
