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あの日の空にフーセンガム / まつさかゆう
¥1,650
僕らの夢が閉じた日に 誰かが笑った 何かが消えた それでもどこかに ひとつの命が灯るなら この世界は総じて平和と言えるのだろうか 僕にはわからない まだわからない だから唄おう ララら ララら この空が今日も のびやかに広がり続けることを願って るララ るララ いまは唄おう いまこそ唄おう ——「5月のうた」より 本屋ブーケ店主が紡いだ詩歌集。 朗らかで華やかな春の日常に、ついつい気持ちだけが先走っていくなか、 どうしても忘れたくないこと、なかったことにしたくないことを私なりに言葉にしてみました。 一方は短歌、もう一方は詩、両面どちらからひらいても読み進めることができるような構成になっています。 【収録歌より五首】 わたし今、ハイになってるの、たぶんね だって世界はこんなにも普通 おそろしい流星の尾をよーく見てつまんでみたら飛べる気がして 投げられた卵を拾ってカステーラいくらか甘い意地悪の味 ひとりずつ春を背負って歩くから空に見惚れて青も忘れて 白桃を爪楊枝に乗せてふーふーしてるよ熱くもないのに 【書誌情報】 著者:まつさかゆう 装画:庄野紘子 発行:はなやぎ出版(本屋ブーケ出版部) 仕様:B6変形サイズ(120mm × 160mm) 頁数:128ページ 発売日:2025年5月10日発売予定 価格:1650円(税込)
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【増刷中|5月末発送予定】日記が続かない店主の日記 / まつさかゆう
¥1,200
予約商品
noteにて毎晩書き連ねている本屋ブーケ店主の日記。 2024年9月〜12月の4ヶ月に書いた日記をまとめました。 それぞれの季節を思って10篇の詩を栞のように挟んでいます。 【書誌情報】 著者:まつさかゆう 装画:bugbugaboo 発行:はなやぎ出版(本屋ブーケ出版部) 仕様:文庫サイズ(105×148mm)並製本 180p 発売日:2025年1月25日 発売 価格:1200円(税込)
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ブッシュ・ド・ノエルをとりにいけ!/ まつさかゆう
¥1,200
SOLD OUT
本屋ブーケの店主が紡ぐ連作ショートショート。 親元を離れた寂しさを抱えつつも学業とアルバイトに励む美帆。 悲しみを押し殺して娘の未央を懸命に育てる啓太。 喪失感を抱えながらも夢だったコーヒースタンドを立ち上げた直樹。 年齢も性別も境遇も異なる登場人物たちが送る、日常と地続きのなんてことないクリスマスの物語。 【書誌情報】 著者:まつさかゆう 装画:WAKICO 発行:はなやぎ出版(本屋ブーケ出版部) 仕様:B6変形(115×165mm)並製本 頁数:122ページ 発売日:2024年12月12日発売 価格:1200円(税込)
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麗らかな朝に仔猫の手をとって / まつさかゆう
¥1,200
本屋ブーケの店主が紡ぐ連作ショートショート第二弾! 猫の日(2月22日)をイメージして、とある家族を描きました。 遠く離れてもどこかできっとつながっている家族の物語。 【書誌情報】 著者:まつさかゆう 装画:mula 発行:はなやぎ出版(本屋ブーケ出版部) 仕様:B6変形(115×165mm)並製本 頁数:102ページ 発売日:2025年2月20日発売 価格:1200円(税込)
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増補版 花束をあなたへ / まつさかゆう
¥1,000
本屋ブーケの日常について綴ったちいさな営業日記。 訪れる人の日常を彩るようにと願いが込められた、本屋ブーケの日常をのぞいてみてください。 こちらは2024年6月に発行された冊子の増補版です。 加筆修正の上、新たに5編のショートエッセイを書き下ろしました。 【書誌情報】 『増補版 花束をあなたへ -本屋ブーケ営業日記- 』 <目次> はじめに 彩り カウンター越しに花束を抱えて 思い出がいっぱい詰まった景色だって にゃんころり 窓拭きとハチの巣 新しい国語辞典 クレーム担当 モミの木と魔法使いの祖母 はなむけ おともだち 千切れた夢 帰路 にゃんころり2 0→1 おわりに __ サイズ:125×125mm 頁数:84ページ 著者:まつさかゆう 発行所:はなやぎ出版(本屋ブーケ 出版部) 印刷・製本:ちょ古っ都製本工房
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チョコレートの味がしない / まつさかゆう
¥1,500
2月上旬に詩集『チョコレートの味がしない』を刊行します。 バレンタインデーがある2月の情景を思い浮かべて紡いだ詩、34篇を収録。 そっと舐めた あなたの背中 明けない 夜の味 ゴミ箱の隅で ゆれる銀紙 ——「肌」より 【書誌情報】 著者:まつさかゆう 装画:shun 発行:はなやぎ出版(本屋ブーケ出版部) 仕様:新書サイズ(105×173mm)並製本 100p 発売日:2025年2月上旬 発売予定 価格:1500円(税込)