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感じたこと、考えたこと、それをただ書き残す。
私という人間がどういう変遷を辿りながら、死に向かっていくのか。
それをただ残している——。
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noteにて毎晩書き連ねている本屋ブーケ店主の日記。
2025年7月〜12月に書いた半年分の日記をまとめました。
それぞれの月日に思いを馳せた詩を6篇と、巻末付録として「日記を書くということ2」も収録。
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7月29日(火)|晴れ、日陰は風が心地いい
髪を洗っていて違和感を感じる。ああ、またやってしまった。これはボディソープである。それからはもうキシキシギシギシと髪が鳴いて、洗い流してからトリートメントをつけて流すと、その違和感が少しずつなくなっていった。本来の使い方をされなかったボディソープも、一日暑さにさらされたのに蔑ろにされた髪の毛も、どちらも不憫でならない。髪を乾かしながら、新しい寝間着を着た自分と対峙する。帰り際にユニクロで買ったキース・ヘリングのTシャツ。胸元にある刺繍のワンポイントが思いのほか可愛くて、せっかくセールになっていたからもう一枚買っておけばよかったなぁと思う。ボタンのついたパジャマに憧れがあるのものの、なかなか手を出せずにいる。それもあって、基本的にスウェットにTシャツ(冬はロンTかスウェット)が多い。それも数パターンを延々と着回して、傷んだら買い換える。そんなわけで、ちょうど買い換える時期がやってきたのだ。新しい服に袖を通した時、その行き先が観光地であれ、寝室であれ、心が踊るのは変わらないんだな。
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【書誌情報】
著者:まつさかゆう
装画:BUGBUGABOO
発行:はなやぎ出版(本屋ブーケ出版部)
仕様:変形A6サイズ(W 110 × H 138mm)並製本 250p前後
発売日:2025年1月20日 発売予定
価格:1650円(税込)
レビュー
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