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深海の地図をつくる / ローラ・トレザウェイ
¥2,970
〈以下、版元ウェブサイトより〉 欲望渦巻く海底に、受賞歴のあるジャーナリストが迫る。私たちの足元で起きていることすべてがわかる、壮大な海洋ノンフィクション! 地球の表面積の約70%を覆っている海。その海底に目を向けると、2020年代初頭までに4分の1程度しかマッピングされておらず、ほとんどが海岸線近くの浅い海に偏っている。海底の4分の3は、未調査のままなのだ。 “一般的な世界地図は、この地球がすべてマッピングされているという印象を与えがちだ。私は子どものとき地球儀を見ながら、北アメリカのロッキー山脈やアジアのヒマラヤ山脈を表す出っ張りを指でなぞっていたのを覚えている。一方の海はというと、すべすべで何もない青色で示されていた。あの頃は、陸の激しい凹凸が海との境界で終わっていることに何の違和感もなかった。あの滑らかな面は水を表していると、当時の私は思っていたのだろうか? おそらく、何も考えていなかったのだろう。だが、陸の地形の隆起や沈降の激しさが海面下でも続いているはずだということは、今の私にははっきりとわかる。”(第一章 深海を目指す探検) そして現在、2030年までに「全世界を網羅する完全な海底地形図」を作成するという壮大なプロジェクトが進んでいる。 五大洋の最深部を目指す探検家、北極圏の空白を埋めるイヌイットの猟師、メキシコ湾で潜水する考古学者、大量の水上ドローン、地形の命名と領土問題、情報を秘匿する国家、企業の採掘に抗う活動家たち…… 本書は、欲望渦巻く現場に、受賞歴のある環境・海洋ジャーナリストが迫った一冊だ。 “私がノーチラス号でレナート・ケインの横に座っていたときに、はっきりとわかった真実が一つある。それは、地球の海底地形図は、完成させようと思えば今すぐにでも可能だということだ。それどころか、私たちは完成させるためのツールや技術を、すでに何十年も前に手に入れていた。では、なぜ完成していないのか?”(序章) 定価:2,970円(本体 2,700円) 刊行:2025/09/24 ISBN:9784760156467 判型:四六判 ページ数:439 【著者略歴】 ローラ・トレザウェイ〈Laura Trethewey〉 受賞歴もある環境・海洋ジャーナリストで、著作にThe Imperiled Ocean: Human Stories from a Changing Sea(『危険にさらされている海洋――変化する海での人間の物語』)がある。2020年、カナダ・ライターズ・トラスト新人賞を受賞。これまで『ウォール・ストリート・ジャーナル』『スミソニアン』『クーリエ・アンテルナショナル』『ガーディアン』『ウォルラス』『アトランティック』『グローブ・アンド・メール』『ハカイマガジン』『カナディアン・ジオグラフィック』で特集記事などの掲載歴があり、全国のマスメディアから多くの依頼が寄せられている。また、カナダのバンクーバー水族館のライター兼編集者を務めていた経験もある。文芸創作(クリエイティブ・ライティング)の分野で、ブリティッシュコロンビア大学芸術修士号を取得。現在はオンタリオ州のシェリダン・カレッジで、クリエイティブ・ノンフィクションを教えている。 【訳者略歴】 尼丁千津子〈あまちょう・ちづこ〉 英語翻訳者。神戸大学理学部数学科卒業。主な訳書に『「ユーザーフレンドリー」全史――世界と人間を変えてきた「使いやすいモノ」の法則』、『教養としてのAI講義 ビジネスパーソンも知っておくべき「人工知能」の基礎知識』、『馬のこころ――脳科学者が解説するコミュニケーションガイド』『マッキンゼー CEOエクセレンス――一流経営者の要件』、『限られた時間を超える方法』など。
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まじめに動物の言語を考えてみた / アリク・カーシェンバウム
¥2,860
〈以下、版元ウェブサイトより〉 誰もが動物と会話したいと思っている。はたしてそれは可能なのだろうか。残念ながらこれまでの研究では明確な答えが出ていない。なぜなら、私たちはそれを調べる方法を間違えているからなのだ。 それを実現するには、動物が発する音(声)を調べて、それを人間の言葉に「翻訳」するのではなく、動物がなぜそのような行動をとるのか、その行動はどこから来るのか、そしてその行動を支えるために彼ら特有のコミュニケーションがどのように進化してきたのかを理解する必要があるのだ。しかも実験室の中ではなく動物たちが棲む本来の場所でのコミュニケーションを知らなければならないのだ。つまり、動物のコミュニケーションを彼らの視点から見ることが大事になる。 この本の目的は、すべての動物、さらには人間のコミュニケーションに共通するものを示すことだ。もちろん、私たち人間は、他のどの動物よりも非常に多くの言語を持っている。しかし、コミュニケーションの役割は、私たちの社会性を支えることであることに変わりはない。社会で生きていくのは大変なことで、社会の歯車をスムーズに回すためにはコミュニケーションが必要となる。 動物も同じだ。オオカミが遠吠えをするのは、相手を追い払うためだけでなく、自分がどこにいるのかという情報を家族に提供したり、助けが必要なときに仲間を呼んだりするためだ。チンパンジーは、常に変化する友情とライバルの網の目の中で生きており、コミュニケーションをとることで、すべてのチンパンジーが自分の立ち位置を知ることができるのだ。ヨウムのように、まるで人間のような言語能力を持つ動物もいるが、彼らの会話能力のルーツは、何百羽ものヨウムが一緒に暮らすコロニーで、食べ物や捕食者、そして主にお互いについての情報を共有するという不思議な共同生活にもあるようだ。人間と同じように自然の法則に従って進化してきた動物と人間は、同じコミュニケーション・ニーズを持ち、同じようなコミュニケーション・ソリューションに到達してきたのだ。 動物がしゃべるといっても、単純な要求に基づいて単純なコミュニケーションをしているのかもしれない。しかしそれこそが動物を理解する方法なのだ。なぜ動物が話すのか、話す必要があるのかを理解することで、初めて動物のコミュニケーションが理解できる。著者は自分自身のフィールドワークでの観察をもとに、動物の行動を科学的に明らかにしていく。 各章は前の章を土台とし、動物のコミュニケーションの複雑さについて新たな特徴を加えながら、統合的な物語を描いていく。最終的には、人間の言葉を含むコミュニケーションが、動物の社会的行動全体とどのように関わっているのか、その全体像が明らかにされる。オオカミにしろコミュニケーションがなければ社会性は持ちようもない。そこには社会的ニーズがあるのだ。そしてそれを使って問題を解決する。そこに知性が生まれる。おそらく動物たちのコミュニケーションの重要性を認識することで、種間のコミュニケーションの問題へと関心は広がっていくはずである。 〈目次〉 序章 みんなが話してる……誰も言葉を発していないけど 第1章 オオカミ 第2章 イルカ 第3章 インコ 第4章 ハイラックス 第5章 テナガザル 第6章 チンパンジー 第7章 ヒト 終章 もしも動物と話せたら…… 定価:2,860円(本体 2,600円) 刊行:2025/05/09 ISBN:9784760156061 判型:四六判 ページ数:328 【著者略歴】 アリク・カーシェンバウム(Arik Kershenbaum) 気鋭の動物学者、動物の音声コミュニケーションの分野における世界的な第一人者であり、10年以上にわたりヨーロッパ、北米、中東、東南アジアの荒野を歩き回り、その分析に取り組んできた。ケンブリッジ大学ガートン・カレッジの講師および研究員であり、30以上の学術論文を発表している。前著『The Zoologist’s Guide to the Galaxy(邦訳、まじめにエイリアンの姿を想像してみた、柏書房)』はタイムズ/サンデー・タイムズ・ブック・オブ・ザ・イヤーに選ばれ、11言語に翻訳された。 【訳者略歴】 的場知之(まとば・ともゆき) 東京大学教養学部卒業。同大学院総合文化研究科修士課程修了、同博士課程中退。訳書に、ロソス『生命の歴史は繰り返すのか?――進化の偶然と必然のナゾに実験で挑む』、ピルチャー『Life Changing――ヒトが生命進化を加速する』(以上、化学同人)、クォメン『生命の〈系統樹〉はからみあう――ゲノムに刻まれたまったく新しい進化史』、ウィリンガム『動物のペニスから学ぶ人生の教訓』(以上、作品社)、スタンフォード『新しいチンパンジー学――わたしたちはいま「隣人」をどこまで知っているのか?』(青土社)、王・蘇(編)『進化心理学を学びたいあなたへ――パイオニアからのメッセージ』(共監訳、東京大学出版会)、マカロー『親切の人類史――ヒトはいかにして利他の心を獲得したか』(みすず書房)、グレッグ『もしニーチェがイッカクだったなら?――動物の知能から考えた人間の愚かさ』(柏書房)、ロソス『ネコはどうしてニャアと鳴くの?――すべてのネコ好きに贈る魅惑のモフモフ生物学』(化学同人)など。
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最後の山 / 石川直樹
¥2,420
23歳でエベレストを登頂して以来20年余。 世界で最も高く危険な山々への挑戦はついに「最後の山」シシャパンマへ。 人間を拒む「デスゾーン」でぼくが見たのは、偉大で過酷な自然の力と、我々はなぜ山に登るのかという問いへの答えだった──。 中判カメラを携え、人類の限界を超えようとする仲間たちと共に登った生の軌跡。 判型 四六判変型 頁数 272ページ ISBN 978-4-10-353692-5
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山と高原 / 小林百合子・野川かさね
¥1,760
〈以下、版元ウェブサイトより〉 高原にはいつも、いい風が吹いています。 山と街の間にある高原は、どちらの魅力も感じられる場所。Tシャツとワンピース、スニーカーとパンプス。両方ともバッグに詰めて、心地いい週末旅へ出かけましょう。山が多い日本は高原の宝庫。古くから避暑地として、登山基地として愛され、歴史や文化が深く刻まれている高原を10箇所選び、温泉・馬・かき氷・探鳥キャンプなど特徴あるテーマを設定し、ルポ形式で高原の魅力を紹介します。 Format:四六判変型 Size:177×118mm Pages:144Pages(Full Color) Binding:ソフトカバー 発行元 :PIE International ISBN:978-4-7562-5033-9 C0070 文:小林百合子 写真:野川かさね
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山と山小屋 週末に行きたい17軒 / 小林百合子・野川かさね
¥1,650
食事自慢の小屋、お酒好きの主人が営む小屋、温泉のある小屋…… 週末に1泊2日で行ける個性あふれる17軒の山小屋を、気鋭の写真家の写真とともに紹介。地図も掲載。 出版年月 2012/05 ISBN 9784582542097 Cコード・NDCコード 0075 NDC 786.1 判型・ページ数 4-6 152ページ
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天文学者は星を観ない / シム・チェギョン
¥1,980
〈以下、版元ウェブサイトより〉 《お金とか名誉とか才能とかではなく、すべては「やってみたい!」から始まる。》 これからの月研究をリードする天文学者がつづる、宇宙、仕事、そして子育て……。 好奇心にあふれ、好きなことに夢中になり、日々の仕事や生活に立ち向かう人たちへ贈る応援歌。 ---------------------- ■エイリアンは実在する? ■なぜ明け方に三日月は見られないの? ■月に住むならどこがお勧め? ■火星で水を探すには? ■「星の王子さま」は日没を見学するためにどこに椅子を置けばいい? ■なぜNASAは宇宙飛行士のためのBGMにBTSの「134340」を選んだ?…… 夜空を観るのがぐっと楽しくなる、話したくなる宇宙や星にまつわる話題が満載。 ---------------------- 「天文学者って何をしてるんだろう?」 宇宙研究の現場をわかりやすく紹介すると同時に、キャリアを築くことの難しさや働く母親の本音を織り交ぜた軽妙な文章で、本国韓国で幅広い読者に大きな共感を呼んだベストセラー。 ---------------------- 【目次】 プロローグ いったい何なのあれは? というようなことに夢中になっている人たち 1.大学の非正規職 惑星科学者 ■時間を飛んできたカッシーニ ■博士なんですね ■僕らだけのユニバース……宇宙の理解① ■『実録』バリエーション……宇宙の理解② ■詩的許容は許されない……宇宙の理解③ ■Re:教授へ……宇宙の理解④ 2.理系人間です ■楽しんでください ■けしからん宇宙散策 ■100%の流れ星 ■最高の宇宙飛行士 ■感情のふり幅 ■地球は星じゃない ■観測日和 ■インタビュー受けてもらえますか? ■蒼い点 ■日が暮れるのを見にいくんだ 3.プチ天文学授業 ■宇宙とのランデヴー ■宇宙を愛する1万の方法 ■空のどこかに ■受粉する旅行者 ■広く知られている天文学史 ■あまり知られていない天文学史 4.私たちは皆、太陽系の人たち ■バイバイ、ゴリロン ■フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン ■火星で会おう ■冥王星が消えた ■季節が過ぎる時間 ■旅の音楽 ■私たち、太陽系の人たち エピローグ 訳者あとがき ---------------------- 著者紹介 シム・チェギョン 天文学者・惑星科学者。慶熙大学校宇宙科学科・宇宙探査学科で学士・修士・博士課程修了。博士研究員、学術研究教授として木星と土星、彗星とタイタン、月と水星を歩き回った。現在は韓国天文研究院に場所を移し、月探査プロジェクトに参加している。科学誌『ネイチャー』でこれからの月研究をリードする科学者として取りあげられ、注目を集めた。 訳/オ・ヨンア 価格 1,980円(税込) 発売日 2022年12月7日 判型 四六判 製本 並製 頁数 256頁 ISBN 978-4-7505-1770-4
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地球変動の犯人を追って、科学者、海にもぐる!/ 佐野貴司
¥1,694
〈以下、版元ウェブサイトより〉 恐竜絶滅、火山の大噴火、海に沈む幻の大陸……地球史上のビックイベントの謎をとく鍵は、深海にあった!? タヒチ、エチオピア、アイスランド…各地を巡り、地球変動のメカニズムを紐解く! 単行本 46 ● 194ページ ISBN:978-4-309-61777-0 ● Cコード:8344 発売日:2025.08.27
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ある小さなスズメの記録 / クレア・キップス
¥803
SOLD OUT
〈以下、版元ウェブサイトより〉 小さな生き物への愛情と尊敬に満ちた奇跡の実話 第二次大戦中の英国でひ弱な雀が寡婦に拾われた。 雀は愛情を込めて育てられ、驚くべき才能を開花させる。世界的ベストセラーの名作。 訳:梨木香歩 ページ数:208ページ 判型・造本・装丁:文庫判 初版奥付日:2015年01月10日 ISBN:978-4-16-790280-3 Cコード:0198
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ナショナルジオグラフィック[2025年5月号]特集:あなたの知らないペンギン
¥1,350
地球上でも屈指の過酷な環境に生きるペンギンは進化の奇跡。科学は今、その秘密を次々に解き明かそうとしています。このほか、新たな発見が相次ぐヒッタイト帝国、カヌーで旅する米国北東部の森、ラクダをめぐる難題などの特集をお届けします。
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ふみきりペンギン / おくはらゆめ
¥1,430
〈以下、版元ウェブサイトより〉 小学3年生のゆうとは、ふみきりでペンギンの話を聞く。るりは、白いヘビのうわさを確かめたい。ななこは、鏡のなかのライオンと会う。そうすけは、天気占いをするフクロウが見える。「ふつうってなんだろう?」という不安な気持ちにたいして、決めつけず、気にせず、それぞれの子どもたちの自分らしさを肯定する。おくはらゆめの作絵による、やさしい物語。版元を超えて活動する「らいおんbooks」編集による読み物作品の第二弾。 定価:1,430円 (本体1,300円+税) 判型・頁数:A5判/22×16cm/111ページ ISBN:978-4-251-07316-7 Cコード・NDC:C8093/NDC913 初版:2024年10月
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ペンギンのずかん / 今泉忠明・きゅう
¥1,430
SOLD OUT
〈以下、版元ウェブサイトより〉 1冊まるごと「ペンギン」を楽しむえほんずかん。 絵本のような雰囲気で、図鑑のように学べます。 ●リアルかわいいイラストでわかりやすい!イラストはたっぷり400! リアルなイラストだから、写真ではわかりにくいところもよくわかります。 コウテイペンギンとオウサマペンギン、フンボルトペンギンとケープペンギンなど、似ているペンギンの見分け方も紹介。 この本でペンギンの特徴をしっかり確認して、水族館や動物園に行ってみたくなります。 ●どうして白黒模様なの? 南極以外にもペンギンはいるの?など、ペンギンのことが詳しくわかる! ペンギンの種類全18種を掲載し、泳ぐ様子、歩く様子、子育てなどさまざまな生態を紹介しています。 海の中を飛ぶように泳いだり、過酷な子育てをしていたり、 かわいいだけじゃない、実はすごいペンギンの能力や特徴もわかります。 ●動物学者監修・リアルかわいい動物を追求した絵 監修は動物学者の今泉忠明先生、 イラストはリアルかわいい動物グッズを手がけるきゅうさん。 ペンギンの生態をくわしく、そしてとびきりかわいく紹介する一冊です。 定価 1,430円 (税込) 発売日2023年06月15日 発行Gakken 判型205×215 ページ数32頁 ISBN978-4-05-205706-9
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鳥類学は、あなたのお役に立てますか?/ 川上和人
¥781
〈以下、版元ウェブサイトより〉 ある日は南の島で情熱的に調査を行い、ある日は鳥が地球を支配できるかについて机上で深く考察。大量のハエと格闘し、ミズナギドリの和名に苦悩。命がけの冒険は辞さないが時に東京で迷子になったりもする。「どうして鳥の研究をするのですか?」「楽しいから。他に理由が必要かい?」ベストセラー『鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。』堂々の姉妹編。「鳥類学者の散歩道」を特別収録。
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おいしい雑草図鑑 / 前田 純
¥1,650
〈以下、版元ウェブサイトより〉 日本に生育している雑草のほとんどは食べられます。 実は、慣行農法の影響でこの50年で野菜の栄養価が大幅に下がっています。 しかし、野生種である雑草は現代の野菜が失った栄養を豊富に備え、タンパク質や食物繊維が多く、ビタミンやミネラルを豊富に摂取できます。 食べやすいものから、料理の味わいを広げてくれる滋味深く個性的な味わいのものまで味のバリエーションは幅広く、海外では野菜として栽培されているものもあります。雑草はまた、生鮮食料品が手に入りにくくなる、被災時の栄養源としても役立ちます。 そんな、おいしい雑草の魅力と見分け方、おすすめの調理法、生薬としての効能、誤認すると危険な毒草までを、京都大学農学研究科農学専攻雑草学研究室で雑草学を学び、現在は雑草栽培をする会社を立ち上げた「雑草のプロ」で雑草料理研究家の前田 純が、詳しく紹介します。 散歩やハイキングにも持ち出しやすいハンディなサイズながら、充実の情報量で、身近な雑草の魅力を再発見してみませんか?
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青の辞典 / 柳谷杞一郎
¥1,760
〈以下、版元ウェブサイトより〉 青は「漠」を意味していた 青は鮮やかな「赤」を含んでいる この本には、きっとあなたの知らない「靑」がある。 意外な「青」が持つ意味合い、伝統色としての青、海外に衝撃を与えたジャパンブルー、青い文学・ことば・印刷上の青・国旗・鳥・虫などのいきもの。 青の世界の入口を、写真、イラスト等ビジュアルとともに紹介。 ●1890年に来日した小泉八雲の日本の印象は「小さい」「青い」だった! ●英語の色名辞典には「ジャパンブルー」「ジャパニーズブルー」が入っている。 ●日本の絵具メーカーは青系油水彩絵具を24種、青系透明水彩絵具を18種製造。 ●青い蝶は幸せの象徴。 ●美しい見た目の青い貝。実は悪臭を放つ! ●ソマリア連邦共和国の国旗は、青の面積が大きい。 ●VISA,AMERICAN EXPRESS,FACEBOOK,NOKIA,P&B……多くの企業がブランドカラーに青を採用。 ●地球は青かった。 「靑」を再現する方法/「靑」の持つ意味/色の三原色/光の三原色/印刷物の網点/「靑」の漢字辞典/日本の伝統食「靑編」/日本の伝統色とはなにか/日本の伝統色索引/青にまつわる言葉辞典 著:柳谷杞一郎 価格:1,760円(本体1,600円+税) 刊行日:2025年05月23日 仕様:A6判 上製 288P オールカラー ISBN:978-4-8441-3814-3
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鳥類学者の半分は、鳥類学ではできてない / 川上和人
¥1,870
〈以下、版元ウェブサイトより〉 降り注ぐ火山灰の下で愛を交わすカツオドリの数をかぞえ、学問のためならネコの糞の採集にも精を出す。「子ども科学電話相談」で華麗なる回答を決めたかと思えば、鳥類からカッパに進化するプロセスに思いをはせる。ああ、鳥類学を普及する天竺までの道は曲がりくねって──楽しい! 累計20万部超の大人気「理系蛮族」エッセイ。
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センス・オブ・ワンダー / レイチェル・カーソン、森田真生
¥1,980
「ここにきてよかったね」この星はすべての生命を祝福している。 世界的ベストセラー『センス・オブ・ワンダー』待望の新訳、さらにその未完の作品を書き継ぐ。 【書誌情報】 判型:四六判 ページ数:184 ISBN:978-4-480-86096-5
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うさことば辞典 / 森山標子
¥1,540
SOLD OUT
うさぎにまつわる日本と世界中の言葉を1冊にまとめました。うさぎを飼っている人からの人気が国内・海外からも高い、うさぎイラストレーターの森山標子さんの描き下ろしイラストをほぼ全ページ掲載。 (版元ウェブサイトより) 【書誌情報】 発売日:2021年6月刊行 仕様:B6 上製 総144頁 定価:1540円(10%税込) ISBN:978-4-7661-3462-9
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海辺の石 / 石の人
¥1,980
〈以下、版元ウェブサイトより〉 日本各地の石を拾い、並べ、時には見立て、石ころの魅力をSNSで発信してきた「石の人」、初の著書。美しい石たちの佇まいに触れる、至極の1冊。 美と科学の視点で贈る、あたらしい石の本。 石の人/著、川端清司/監修 発売日:2025年3月刊行 仕様:A5 並製 総114頁 定価:1980円(10%税込) ISBN:978-4-7661-3944-0 分類コード:C0044
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猫社会学、はじめます
¥1,980
SOLD OUT
〈以下、版元ウェブサイトより〉 猫と人との関係が最も深まったのが現代。 なぜ猫は可愛いのか、「猫島」とは何かなど、五つの視点から分析。 「猫と人間の未来」のための全く新しい学問の誕生! 編著/赤川学 著/新島典子、柄本三代子、秦美香子、出口剛司、斎藤環 定価 1,980円(10%税込) ISBN 978-4-480-86484-0 Cコード 0036 刊行日 2024/06/26 判型 四六判 ページ数 240頁
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ことばにできない宇宙のふしぎ / エラ・フランシス・サンダース
¥1,980
日常にあふれるセンス・オブ・ワンダー あなたは、自分が夜空に輝くあの星たちと共通点を持っていることや、月がなぜいつもそこにあるのか、などについて思いを馳せたことがありますか? 惑星のすばらしいダンスや、過ぎ去っていく時間のこと、そして森羅万象の原理について、考えてみませんか? この世界は、あまりにもふしぎに満ちています。私たちは、今までになく複雑化した文明の中で暮らしていますが、そこには美しいもの、そして、「どうやって」「なぜ」という問いの答えに出会う幸せも存在しています。 ニューヨークタイムズのベストセラー「翻訳できない世界のことば」の作者による「ことばにできない宇宙のふしぎ」は、繊細な思考の広がりとイメージ豊かなイラストによって、宇宙のふしぎへの探検にあなたを誘います。私たちのすぐそばにある、おどろくべき原理や法則、現象に光を当て、心を震えさせてくれるのです。 【書誌情報】 刊行年月日:2019/07/18 ISBN:978-4-422-44017-0 定価:1,980円(税込) 判型:四六判変型 197mm × 149mm 造本:上製 頁数:160頁
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キリンのひづめ、ヒトの指 / 郡司芽久
¥1,650
解剖学者の郡司芽久さんによる、動物たちの体に刻まれた進化の歴史の物語。 ヒトと動物、見た目は全く異なるけれど、骨格や臓器、習性に着目すると共通点が見えてくることも。 解剖によって明らかになる動物たちの体の構造を比較しながら、複雑な進化の仕組みを紐解いていく一冊です。 【書誌情報】 発売日:2022年09月28日 価格:1,650円(税込) 判型:四六判 ページ数:224ページ ISBN:978-4-14-081917-3
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ペンギンは短足じゃない図鑑 / さかざきちはる
¥2,035
SOLD OUT
知らなかったペンギンの秘密を、さかざきちはるさんの楽しい絵と文で解説。 大人も子どもも一緒に楽しめるだけでなく、読み終えるとペンギンに会いに行きたくなるような一冊です。 ※本書は、2006年幻冬舎刊『ペンギンブック』を新たに編集し、改題して復刊されたものです。 【書誌情報】 著者:さかざきちはる 出版社:復刊ドットコム 判型:A5・上製 頁数:96 頁 ISBNコード:9784835456102
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パンダのうんこはいい匂い / 藤岡みなみ
¥1,980
パンダ好きが高じて四川省でパンダ飼育員体験、四川省出身の義母が洗面台に泳がすフナ、ラスベガスで生ハム地獄、首吊りショーで生き死にを考え、映画を作っては他者の身体を想像する。海外での体験のみならず、暮らしの中での「異文化」をユーモラスに綴る、藤岡みなみ初のエッセイ集! (版元ウェブサイトより) 【書誌情報】 定価:1,980 円(税込) 刊行日:2022年08月05日 判型/ページ数:四六判 並製 224ページ ISBN:978-4-86528-095-1 装幀・装画:鈴木成一デザイン室/装幀
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そんなふうに生きていたのね まちの植物のせかい / 鈴木純
¥1,760
〈以下、版元ウェブサイトより〉 ずんずん近づく それが植物観察家 植物観察家の鈴木純さんが、まちの植物にずんずん近づいて、個性的な見た目や生き方、謎解きなどをぶつぶつ言いながら楽しみます。観察の楽しみ方のコツが伝わるようにとの思いを込めて、漫画のようなコマ割りで、著者と一緒に観察しているような感覚で読めるようにしました。まちなかの植物を約30点掲載。使用写真は500点ほど。初心者でも楽しめる”近づきすぎ”な植物観察本として。この本を読むと、まちの見え方が変わります。 もくじ はじめに 野山に行かなくても大丈夫 まちなかにあふれる植物たち 第1章 美しく奇妙で驚きの形 植物の見た目 第2章 巧みな技の数々 植物の生き方 第3章 多種多様な受粉方法 植物の子孫の残し方 第4章 人知れず咲く、まちのお花を探しに 植物の隠れた花 第5章 知恵の結晶を楽しむ 植物の種 第6章 植物観察家の自由な謎解き 植物が残すヒント 植物観察家に聞くQ&A おわりに 植物観察家のおすすめ本 著 鈴木純 価格 1,760円(本体1,600円+税) 刊行日 2019年09月09日 仕様 B6判/並製/240p ISBN 978-4-8441-3759-7
