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人と人のあいだを生きる / 播磨靖夫

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〈版元ウェブサイトより〉

ケアとアートをむすぶ先駆者として半世紀―
障害のある人の表現に“可能性”を見出し、
周縁から「生の尊厳ある社会」を導いた、
思想家・運動家によるラストメッセージ。

人と人のあいだを生きる――
生をより深く、美しく変える
エイブル・アート・ムーブメント。

「みなさん、こんにちは。いま紹介がありました、播磨と申します。今日はわずかな時間ではありますが、我々が取り組んでいる『エイブル・アート・ムーブメント』について、また、ケアについてお話をしたいと思います――」(本文より)

障害のある人の生きる場「たんぽぽの家」づくりをはじめ、
わたぼうし音楽祭、エイブル・アート・ムーブメント(可能性の芸術運動)、
Good Job!プロジェクトなど、ケアとアートをむすぶ数々の市民運動を提唱・実践し、
2024年秋、生涯に幕を閉じた文化功労者・播磨靖夫(享年82)。
その活動を集大成した「最終講義」を、未来に向けてーー

解説・鷲田清一(哲学者)
播磨さんが口にされたこんな言葉が今もあざやかに耳に残っている。 
――「遠いところ、弱いところ、小さいところに種があるのです」

他者と生きる社会のはじめかた

〈書誌情報〉
四六変形判 縦188mm 横125mm 厚さ14mm
価格 2,500円+税
ISBN978-4-910534-08-4

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