1/1

断片的なものの社会学 / 岸政彦

¥1,716 税込

SOLD OUT

別途送料がかかります。送料を確認する

¥10,000以上のご注文で国内送料が無料になります。

〈以下、版元ウェブサイトより〉

路上のギター弾き、夜の仕事、元ヤクザ……
人の語りを聞くということは、ある人生のなかに入っていくということ。
社会学者が実際に出会った「解釈できない出来事」をめぐるエッセイ。

◆「この本は何も教えてはくれない。
  ただ深く豊かに惑うだけだ。
  そしてずっと、黙ってそばにいてくれる。
  小石や犬のように。
  私はこの本を必要としている。」

一生に一度はこういう本を書いてみたいと感じるような書でした。
ランダムに何度でも読み返す本となりそうです。
――星野智幸さん

どんな人でもいろいろな「語り」をその内側に持っていて、
その平凡さや普通さ、その「何事もなさ」に触れるだけで、
胸をかきむしられるような気持ちになる。梅田の繁華街で
すれちがう厖大な数の人びとが、それぞれに「何事もない、普通の」
物語を生きている。
 * * *
小石も、ブログも、犬の死も、すぐに私の解釈や理解をすり抜けてしまう。
それらはただそこにある。[…]社会学者としては失格かもしれないが、
いつかそうした「分析できないもの」ばかりを集めた本を書きたいと思っていた。(本文より)

【書誌情報】
判型:四六判正寸(鈴木成一デザイン室)
ページ数:244ページ
ISBN:9784255008516
発売日:2015/05/30

商品をアプリでお気に入り
  • レビュー

    (47)

  • 送料・配送方法について

  • お支払い方法について

¥1,716 税込

SOLD OUT

最近チェックした商品
    同じカテゴリの商品
      その他の商品