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御社のチャラ男 / 絲山秋子
¥869
SOLD OUT
〈以下、版元ウェブサイトより〉 コロナ禍直前の2020年初頭に刊行され、各紙誌書評で絶賛された著者の“会社員”小説史上最高傑作ともいえる『御社のチャラ男』が、ついに文庫化! いませんか? こんなひと。 どこにでもいる、軽くて世渡り上手なチャラ男。 わかっていますか、本当の彼のこと。 組織に属する「私たち」の実態にせまる“会社員”小説の傑作! ジョルジュ食品はオイル、ビネガーなどの商品を扱う地方の小さな会社だ。 社長のコネでやってきた三芳部長は、社内でひそかにチャラ男と呼ばれている。 自分には自分がないと悟る三芳と、彼のまわりの人々が彼を語ることで見えてくる、この社会に生きる私たちの現実。 すべての働くひとに贈る傑作“会社員”小説。 「どこか滑稽な書名に騙されてはいけない。ここに描かれるのは、組織なるものの実態であり、現代社会の問題や病理であり、働いて生きていくという営みの本質である。ジョルジュ食品という、地方の小さな会社を舞台にして。よりによって、チャラ男を軸に据えて。(略)頁を閉じたとき、きっと誰もが、濃密な塊を受け取ることになる。言葉で容易に説明できないその塊は、読者個々の体内を長い時間掛けてさまよう。本作で得たものと、私たちは共に生きていく」(木内昇「解説」より) 発売日 2024年01月16日 ISBN 9784065338230 判型 A6 定価:869円(本体790円) ページ数 368ページ
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6月の本
¥3,080
〈以下、版元ウェブサイトより〉 時代も場所もまったく異なる文学作品たちをつなぐテーマは〈12か月〉―― 12か月のうちの〈6月〉をテーマに古今東西の小説・詩歌・随筆を集めたアンソロジー。 四季をあじわい、あの作品といま同じ季節を生きるよろこびをつくる本。シリーズ全12巻。 装丁:岡本洋平(岡本デザイン室) ———— 〈目次〉 雨後(堀辰雄) 恐怖(谷崎潤一郎) 縦むすびのほどきかた(西崎憲) 詩篇(北園克衛) 夏の室 赤い縞のあるバラッド 棒(安部公房) ワシントン将軍の黒人従者 伝記的素描(マーク・トウェイン/柴田元幸訳) 可愛い山(石川欣一) 霧を消す話(中谷宇吉郎) 六月(茨木のり子) 山の中の村(フーゴー・フォン・ホーフマンスタール/小堀桂一郎訳) 一つの出来事(宮本百合子) 入露記(二葉亭四迷) ポーランドの春(ヴワディスワフ・レイモント/金子佳代訳) 小町の芍薬(岡本かの子) 紫陽花(泉鏡花) 物語(アルチュール・ランボー/中原中也訳) 真夜中の校庭(M・R・ジェイムズ/紀田順一郎訳) 恐怖の窓(遠藤周作) 歪んだ窓(山川方夫) 司書の死(中野重治) 六月の花(北原白秋) 蟹(岡本綺堂) 無題(石垣りん) 詩「嵐の夜空」〔尾崎翠〕 初姉 嫁ぐ(石井桃子) お隣同士(シャルル=ルイ・フィリップ/山田稔訳) 跋 六月という気分(西崎憲) ——— 発売日 2025/03/25 判型 B6変型判 ISBN 978-4-336-07739-4 ページ数 280 頁 Cコード 0090 定価 3,080円 (本体価格2,800円)
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歩くという哲学 / フレデリック・グロ
¥2,640
〈以下、版元ウェブサイトより〉 世界を変えた思想や哲学、文学、詩は歩行から生まれた。 最高のアイデア、知性を生む様々な歩き方を偉人から学ぶ。 著者 フレデリック・グロ 訳 谷口 亜沙子 発売日 2025.02.18発売 販売価格 2,640円(本体2,400円+税10%)
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か「」く「」し「」ご「」と「 / 住野よる
¥737
〈以下、版元ウェブサイトより〉 みんなには隠している、少しだけ特別な力を持った高校生5人。別に何の役にも立たないけれど、そのせいで、クラスメイトのあの子のことが気になって仕方ない――。彼女がシャンプーを変えたのはなぜ? 彼が持っていた“恋の鈴”は誰のもの? それぞれの「かくしごと」が照らし出す、お互いへのもどかしい想い。甘酸っぱくも爽やかな男女5人の日常を鮮やかに切り取った、共感必至の青春小説。
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山小屋の灯 / 小林百合子
¥1,100
「山小屋」という響きにどこか憧れを持ってしまうのはなぜでしょう。 本書は山小屋をこよなく愛し、全国の山小屋を訪ね歩いてきた編集者と写真家によるフォトエッセイ集。 ■掲載山小屋 十文字小屋(奥秩父)/山の鼻小屋(尾瀬)/丸川荘(大菩薩嶺)/マナスル山荘本館(南アルプス前衛)/ころぼっくるひゅって(霧ヶ峰)、蓼科山荘(八ヶ岳)/両俣小屋(南アルプス)/雲ノ平山荘(北アルプス)/船窪小屋(北アルプス)/駒の小屋(尾瀬)/雁坂小屋(奥秩父)/城山茶屋(高尾)/嘉門次小屋(北アルプス)/日の出館(富士山)/くろがね小屋(東北)/しらびそ小屋(八ヶ岳) 【書誌情報】 著者:小林 百合子文・野川かさね写真 発売日:2021.01.18発売 ページ数:208
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物語の役割 / 小川洋子
¥880
SOLD OUT
〈以下、版元ウェブサイトより〉 人間は、なぜ物語を必要とするのか? 私たちは日々受け入れられない現実を、自分の心の形に合うように転換している。誰もが作り出し、必要としている物語を、言葉で表現していくことの喜びを伝える。 定価 880円(10%税込) ISBN 978-4-480-68753-1 Cコード 0290 整理番号 53 刊行日 2007/02/05 判型 新書判 ページ数 128頁
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本なら売るほど 1 / 児島 青
¥792
〈以下、版元ウェブサイトより〉 ここは、本と人とがもう一度出会い直す場所。 ひっつめ髪の気だるげな青年が営む古本屋「十月堂」。 店主の人柄と素敵な品ぞろえに惹かれて、今日もいろんなお客が訪れる。 本好きの常連さん、背伸びしたい年頃の女子高生、 不要な本を捨てに来る男、夫の蔵書を売りに来た未亡人。 ふと手にした一冊の本が、思わぬ縁をつないでいく――。 本を愛し、本に人生を変えられたすべての人へ贈る、珠玉のヒューマンドラマ! 漫画誌「ハルタ」連載時から大きな反響を呼んだ話題作が、待望のコミックス1巻発売です。 発売日:2025年01月15日 判型:B6判 商品形態:コミック ページ数:194 ISBN:9784047381070
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イマジナシオン / toron*
¥1,870
〈以下、版元ウェブサイトより〉 言葉で世界が変形する。 不思議な日常なのか、リアルな非日常なのか、 穏やかな刺激がどこまでも続いてゆく。 短歌が魔法だったことを思い出してしまう。 ────山田航 短歌って……すごい! これはtoron*さんの魔法。幸せにつつまれます。 ────はやみねかおる(作家) 【著者プロフィール】 toron*(とろん) 大阪府豊中市出身。現在は大阪市在住。Twitterで短歌に出会い、2018年4月からウェブサイト「うたの日」に投稿をはじめる。新聞歌壇、雑誌などへの投稿をしつつ、現在は塔短歌会、短歌ユニットたんたん拍子、Orion所属。 【5首】 いずれ夜に還る予約のようである生まれついての痣すみれ色 花びらがひとつ車内に落ちていて誰を乗せたの始発のメトロ 手のひらの川をなぞれば思い出すきみと溺れたのはこのあたり おふたり様ですかとピースで告げられてピースで返す、世界が好きだ 海の日の一万年後は海の日と未来を信じ続けるiPhone 監修:山田航 四六、並製、144ページ 定価:本体1,700円+税 ISBN978-4-86385-507-6 C0092
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現代短歌パスポート1 シュガーしらしら号
¥1,100
〈以下、版元ウェブサイトより〉 新シリーズ創刊! 最注目の歌人10名による書き下ろしの新作短歌アンソロジー歌集。 【収録作品】 榊原紘「Classic」 伊藤紺「雪の匂い」 千種創一「White Train」 柴田葵「おさしみ」 堂園昌彦「春は水さえとろけさせる」 谷川電話「夢を縫う、たき火を保つ」 吉田恭大「フェイルセーフ」 菊竹胡乃美「火のぬいぐるみ」 宇都宮敦「羊毛期の到来(ウール、ウール、ウール)」 初谷むい「天国紀行」 四六判変形/並製/112ページ 定価:本体1,000円+税 ISBN978-4-86385-575-5 C0092 デザイン:藤田裕美 装画:楢崎萌々恵
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現代短歌パスポート2 恐竜の不在号
¥1,100
〈以下、版元ウェブサイトより〉 創刊号は発売たちまち重版! 大好評の書き下ろし新作短歌アンソロジー歌集、第二弾。 【収録作品】 岡野大嗣「foil」 大森静佳「オーガンジー」 寺井奈緒美「わんたんたんか」 我妻俊樹「海岸蛍光灯」 伊舎堂仁「も可」 安田茜「森なんてない」 谷川由里子「残暑」 北山あさひ「板子一枚下は地獄、今度会えたら笑ってよ」 小島なお「群か星」 川野芽生「恐竜の不在」 四六判変形/並製/112ページ 定価:本体1,000円+税 ISBN978-4-86385-599-1 C0092 デザイン:藤田裕美 装画:楢崎萌々恵
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現代短歌パスポート3 おかえりはタックル号
¥1,100
〈以下、版元ウェブサイトより〉 大好評の書き下ろし新作短歌アンソロジー歌集、最新刊! 【収録作品】 服部真里子「すべての雪に新しい名を」 木下龍也「ひとりひとりぐらぐらしし」 橋爪志保「願いごと」 川村有史「植樹」 菅原百合絵「海を見る顔」 山川藍「ずっと家にいる 2023」 山下翔「ほんたうかなあ」 山階基「髪は煤ける」 上坂あゆ美「おしまいまで行く」 青松輝「別れの歌」 四六判変形/並製/112ページ 定価:本体1,000円+税 ISBN978-4-86385-622-6 C0092 デザイン:藤田裕美 装画:楢崎萌々恵
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現代短歌パスポート4 背を向けて歯軋り号
¥1,100
〈以下、版元ウェブサイトより〉 大好評の書き下ろし新作短歌アンソロジー歌集、最新刊! 【収録作品】 岡本真帆「夏の骨 風の高台」 永井祐「ピクチャーディス」 瀬戸夏子「わたしに黙って死体を隠して」 鈴木ちはね「AEON FOOD STYLE by daiei」 野村日魚子「医学」 阿波野巧也「祭りのあと」 鳥さんの瞼「変形」 染野太朗「ろくでもない」 手塚美楽「あなたがわたしにできることはなにもない」 くどうれいん「龍」 四六判変形/並製/112ページ 定価:本体1,000円+税 ISBN978-4-86385-645-5 C0092 デザイン:藤田裕美 装画:楢崎萌々恵
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オーロラの下、北極で働く / 松下隼士
¥1,870
〈以下、版元ウェブサイトより〉 世界最北のサイエンスの町・ニーオルスンへ! オーロラが一日中煌めき、町中をトナカイが闊歩するこの地に、世界中から研究者が集う。ニーオルスンには、基本的に許可を得た者しか滞在できず、Wi-Fiの使用禁止、ライフル携行、建物の施錠不可といった特殊な生活ルールが課される。 かつて極地探検家のロアール・アムンセンが北極点を目指す拠点として滞在した、北緯78度55分に位置するこの小さな町では、11ヵ国の観測施設が建つ世界最北の「国際観測拠点」として、大気、雪氷、生物、宇宙など様々な分野の観測が日々行われている。北極は温暖化の進行が早く、ここニーオルスンは地球の未来を知る研究の最前線・最重要の場所でもある。 国立極地研究所の元職員であり、元南極越冬隊員でもあった著者は、観測技術者(観測だけではなく除雪から広報までをこなす「何でも屋」のような仕事)としてニーオルスンに長期滞在した初めての日本人である。 時にホッキョクグマが現れる町で観測を続け、氷点下のマラソン大会や太陽のパーティーなど個性豊かなイベントを楽しむ。壮大な自然、多種多様な野生動物、世界各国の滞在員達とのユーモラスな交流、毎日のルーティンなどなど、ニーオルスン滞在中に見た・感じたことを、著者自ら撮影した美麗な写真とともにまとめた一冊。 誰もが知っている北極の、誰もが知らない一面を、つぶさに綴った滞在記。 文・写真 松下隼士 価格 1,870円(本体1,700円+税) 刊行日 2025年02月28日 仕様 四六判/並製/244p ISBN 978-4-8441-3812-9
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みんなもっと日記を書いて売ったらいいのに / 小沼理
¥1,320
社会が混迷を極めるなかで、個人が日記を書き、売る。その行為の先に何があるのか。 インディーズ雑誌『つくづく』編集人・金井タオルの個人的な問いかけに端を発する、日記にまつわるエッセイ集。 半年間だけ出していた『月刊つくづく』の同名連載にくわえて、あらたに飯田エリカさん、僕のマリさん、星野文月さんとの日記にまつわる対談を収録。 【書誌情報】 発行年:2023年 サイズ:210×100 mm ページ:84p
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どうぞどうぞ / こさかまさみ・山内彩子
¥1,100
〈以下、版元ウェブサイトより〉 たくさんのいちごをおすそわけ ねずみの畑にいちごがたくさんなりました。やってきたうさぎ、きつね、くまに、「どうぞ どうぞ」といちごを気前よく分けていたねずみですが、気がつけば残ったいちごはたったひとつぶになってしまいました。みんなにいちごをあげてしまったことをねずみが後悔していると、家のドアをトントントンとたたく音がします。そこに立っていたのは……。ねずみの気持ちの動きを、やさしい絵で丁寧に描いたお話の絵本です。
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詩探しの旅 / 四元康祐
¥2,420
〈以下、版元ウェブサイトより〉 旧ユーゴ、北欧、南欧、中東、南米、香港…… この20年、世界各地の詩祭を渡り歩いてきた。 詩を書くのではなく、詩を生きることを僕は学んだ。 ――それでは宴へと参りましょう! 「四元さん、僕の代わりにマケドニアに行ってみない?」そう言ったのは、詩人の谷川俊太郎だった。古都ストゥルガで開かれる国際詩祭に招待されているのだが、都合がつかないのだという。(中略)当時の僕は四十代半ばで、ミュンヘン在住。駐在員として二十年以上勤めた日本の製薬会社を辞めると決めた直後だった。詩人としての活動と二股をかけるのが、時間的にも精神的にもきつくなってきて、しばらく詩の方に専念してみようと思ったのだ。詩祭への出席は、その出発に向けての、谷川さんからのはなむけだった。(本文より) 価格 2,420円(税込) ISBN 9784296121250 発行日 2024年11月20日 著者名 四元 康祐 著 発行元 日本経済新聞出版 ページ数 280ページ 判型 四六判
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しゅうまつのやわらかな、/ 浅井音楽・つくみず
¥1,980
SOLD OUT
〈以下、版元ウェブサイトより〉 —— 鮮明に思い出せることほど、ほんとうは忘れられたことなのかもしれない。 忘却と喪失。停滞と安寧。異端の言語感覚で綴られる、過ぎ去った日々の心象。 随筆。小説。詩。日記。変幻自在に境界を超える筆致が織りなす待望の随想集。 装画:つくみず 装丁:名久井直子 ISBNコード 9784046067982 商品形態 一般書 サイズ 四六判 商品寸法(横/縦/束幅)128 × 188 × 15.5 mm 総ページ数 224ページ
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雑貨店とある 1 / 上村五十鈴
¥682
〈以下、版元ウェブサイトより〉 とある町にある1軒のお店。そこはのんびり店長としっかり者の男子高校生が迎えてくれる美味しいスイーツが密かな人気の雑貨店。疲れたサラリーマン、自信がないOL、学校へ行けない少女、家族と似ていないと悩む少年…そんな彼らを癒やしてくれる本日のメニューは!?
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本をともす / 小谷輝之
¥2,200
〈以下、版元ウェブサイトより〉 二〇二二年四月の開店以来、早いもので三年という時間が経過した。毎日、決めた時間に店を開けて、夜が訪れると店を閉める。単純な日々の繰り返しのようでいて、実際はそうではなく、毎日何かが発生する。バタバタするときもしょっちゅうある。 店を開けたあとはお客さんを待つ。基本的にはただ待つ。考えれば出版社に勤務していたときも待つ仕事が多かった。著者から原稿を、カメラマンから写真を、外に撮影に行けば、雲に隠れた太陽がふたたび顔を出すまで待つこともあった。だからなのか、待つことは嫌いではない。 二十五年の会社員生活を経て開業した葉々社は、本屋と出版社を兼務している。本を売りながら、本を作ってもいる。ふたつの出版社に所属していた頃は、仕事が忙しすぎて、自分自身がどんな仕事に向いているのか、真剣に考えたことはなかったように思う。これまでずっと雑誌や書籍の編集に携わってきたのだが、営業の仕事にはいちども就いてこなかった。本屋の仕事を始めてみて、自分はもしかすると営業に向いていたのではないかと感じている。リアルな場所としての本屋、イベント出店、オンラインストアをはじめ、毎日いろんなお客さんとのやりとりがある。本の話を聞いたり、仕事上の悩みについて相談を受けたり、日々、さまざまな年代のお客さんの人生に少しだけ触れている。まだ、三年程度しか本屋の仕事をしていないけれど、五十歳にしてたどり着いたこの職業は、天職なのかもしれない。いまはそう思っている。それほどまでに本屋は楽しいし、やりがいもある。 本書は、私が葉々社を開業するまでと、開業してからの記録である。毎日、どんなことを考えながら本屋の仕事を継続してきたのか、また、目の前に立ちふさがる課題に対して、どう向き合ってきたのかについて、具体的な数字を示しつつ振り返っている。 本屋が好きな人、本がないと生きていけない人たちのことを想像しながら原稿を書いた。本書をきっかけにして、全国各地に小さな本屋がもっと増えていくことを願っている。 著者 小谷 輝之 著 ジャンル エッセイ・短歌 出版年月日 2025/03/11 ISBN 9784788720152 判型・ページ数 4-6・248ページ 定価 2,200円(本体2,000円+税)
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猫がこっちを見る理由 / 雹月あさみ
¥1,540
SOLD OUT
〈以下、版元ウェブサイトより〉 猫たちが紡ぐほのぼの、ホラー…猫好き必読、猫だくさんの物語が40話超! お風呂から出た私は、冷凍庫から「冷凍果実シリーズ 完熟キウイバー」を選ぶと、ドラマを見るためにソファへと座った。 そこには飼い猫のキジトラミックス・マルが、名前通り文字通り、丸くなって眠っている。 ドラマには犬系彼氏やキツネ系イケメン俳優が出ており、画面から目が離せずにいると、気づけばマルがじっとこっちを見つめてきて……。(「ヘアゴム」より) 彼女は予告なしに猫を連れてやってきた。今から数日、猫を預かって欲しい、と。 だけど僕には問題がいくつかあった。まずは、僕が猫アレルギーだということ。案の定くしゃみが止まらない。 そしてもう一つの問題、それは彼女と言っているが、既に一度振られていて彼女ではないということだ――。(「彼女と猫」より) 茶トラのミックスのぷっぷは、いつも「にゃっ」と従順で嫌な顔一つを見せずにこちらを見つめてくる。 けれど初対面の人に会った後は、愛想笑いの裏で相当気を遣うのか、部屋の隅でこっそり吐く。 まさにストレス社会に生きるサラリーマンのようで――。(「好きなもの、嫌いなもの」より) ほか、猫たちがまるで「見て見て!」と言っているような、恋愛やホラーにSFなど様々な物語が紡がれた短編集が、たっぷり41話収録! 猫大満足の一冊にゃ! 発売日:2025年02月03日 判型:四六判 ページ数:304 ISBN:9784040756073
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出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと / 花田菜々子
¥770
〈以下、版元ウェブサイトより〉 菜々子、三十三歳。職業、書店員。既婚、ただし別居中。出会い系サイトに登録して初対面の人にぴったりの本をおすすめし始めて……笑えて泣けて、まさかの感動の声続々! 話題沸騰のベストセラー文庫化。 河出文庫 文庫 ● 248ページ ISBN:978-4-309-41731-8 ● Cコード:0195 発売日:2020.02.06
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365日のほん / 辻山良雄
¥1,540
〈以下、版元ウェブサイトより〉 春、夏、秋、冬……過ぎゆく毎日に1冊の本を。話題の書店「Title」の店主が、暮らしを彩るスタンダードな本365冊を紹介。どこでも、どこからでも楽しめる完全書きおろし。 春、夏、秋、冬……過ぎゆく毎日に、暮らしを彩る1冊の本を。 オープン以来大きな話題を呼んでいる書店「Title」(タイトル)の店主が、 これからの新しいスタンダードともいえる本・365冊を、季節毎にそっと紹介。 気鋭のイラストレーター・中山信一氏によるかわいらしいイラストも満載。 手軽な文庫サイズで、本棚の片隅にいつも置いておきたい、 どこでも、どこからでも楽しめる、ブックガイド。 単行本 A6変形 ● 408ページ ISBN:978-4-309-02634-3 ● Cコード:0095 発売日:2017.11.24
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【サイン本】落雷と祝福 / 岡本真帆
¥1,870
*サイン本のため、おひとり1冊のご購入とさせていただきます。ご協力くださいませ。 歌人が愛する様々なものをテーマに、連歌とエッセイをつづる。 短歌を作りたい人のための「"好き"で短歌を作るには」も収録。 テーマ:ちいかわ/ A子さんの恋人/ゴールデンカムイ/女の園の星/ PUIPUIモルカー/犬/酒/短歌……他。 本体:1700円(+税) ページ数:216頁予定 発売:25年4月7日予定 ISBN:9784022520494
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ゆめがきました / 三好愛
¥2,200
〈以下、版元ウェブサイトより〉 とらえどころのない気持ちや経験を見事にイラストにし、 エッセイにも注目が集まる作家が描く、初の絵本。 寝ているひとたちみんなのところに「ゆめ」はきました。「よぞらでゼリーをたべるゆめ」「おかあさんがふえるゆめ」「ねことおんせんにいくゆめ」…、今日はどんなゆめがやってくる? おやすみ絵本に、あらたな傑作。 【著者情報】 作: 三好 愛(ミヨシアイ) イラストレーター。東京都在住。ことばから着想を得る不思議な世界観のイラストが人気を集め、装画や挿画を数多く担当するほか、クリープハイプや関取花のツアーグッズなども手がける。著書に、エッセイ集『ざらざらをさわる』(晶文社)、『怪談未満』(柏書房)がある。「みんなのミシマガジン」(ミシマ社)にてエッセイ「犬のうんちとわかりあう」を連載中。 【書誌情報】 定価:2,000 円+税 判型:A4変形上製 頁数:32 ページ 発刊:2024年11月18日 ISBN:9784911226124 装丁:大島依提亜