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災害とトイレ / 日本トイレ協会
¥3,300
災害大国に暮らすうえで知っておきたい緊急時のトイレ問題―― 第一線でのリアルな経験から得られた生きた教訓を紹介! 【書誌情報】 定価:3,300円(本体 3,000円) 刊行:2022/06/23 ISBN:9784760154661 判型:四六判 ページ数:248 【編者紹介】 日本トイレ協会 1985年にトイレ問題に関心を持つ官民の有志により発足。2016年に一般社団法人。①トイレ文化の創出、②快適なトイレ環境の創造、③トイレに関する社会的な課題の改善、に大きく寄与してきた。会員相互に研鑽を積み重ね、関係各方面の協力を得ながら、主に全国トイレシンポジウムや各種講演会を通じて、最も進んだトイレ文化の華を日本に咲かせるとともに、世界への情報発信に努めている。
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【サイン本】明るくていい部屋 / 金川晋吾
¥4,290
SOLD OUT
〈以下、版元ウェブサイトより〉 私が誰かと一緒にいることを模索しようとするのは、私の中にさみしさがあるからだ―― 三人、そして四人での共同生活を、光溢れる写真と文章で綴るドキュメンタリー 金川晋吾『明るくていい部屋』 - 『father』や『長い間』など、父親や伯母という血縁関係にある身近な他者を被写体に、人間の分からなさを問い続けてきた写真家・金川晋吾の最新作『明るくていい部屋』をふげん社より刊行します。 本作は、2019年から現在まで、アーティストの百瀬文と斎藤玲児と自身による、女男男三人の共同生活を、118点の写真と2万5千字の文章とともに綴ったものです。 2組の男女のカップルから始まった関係性は、三人での共同生活を経て、次第に変容していきます。金川は、血縁関係でもなく、婚姻関係でもない他者との暮らしを始めたことにより、難航する物件探し、共有スペースに対する三者三様の態度、家事の役割分担などに直面し、戸惑いながら一つ一つ手探りで実践していく中で、さまざまな「生」や「性」の在り方を模索していきました。2022年からさらに森山泰地が加わることで、四者の関係はさらに変容していくことになります。 時系列に並んだ五年間の写真、そして実直に綴られた素朴な言葉は、それぞれの自由を尊重する彼らと関わりあう中で、一対一の性愛関係や、ジェンダーなどの社会から要請される型から自然と逸脱していく、金川自身の容姿や考えの変化をも記録しています。 二面採光の部屋でくつろぐ彼らの生活は、伸びやかで開かれています。性愛ベースではない、新たな「家族」像が現在進行形で構築されていくこのドキュメンタリーは、私たちが現代を生きていく上での明るい希望となるでしょう。 - 「私は「家族は大切」であり「大切なものは家族」みたいな考え方、家族と家族でないものを分断するような価値観に抵抗したい。ただその一方で、文ちゃんや玲児くんのことを「家族」と呼ぶことにしっくりと来るということも、事実としてある。家族という言葉を必ずしも毛嫌いしなくても、少しずらした使い方をすることでその内実を書き換えていくという方向もあると思う」 「私が誰かと一緒にいることを模索しようとするのは、私のなかにさみしさがあるからだ。私がここで言っているさみしさというのは、自分が何かを感じたり思ったりしたことをただ自分のなかに留めておくのではなく、誰かに受け取ってもらうことを求めずにはいられない切なる思いのことだ」 (本文より) 【書誌情報】 金川晋吾『明るくていい部屋』 2024年10月5日発行 著者:金川晋吾 デザイン:田中せり 発行所:ふげん社 サイズ:A4変型(h230×w200mm) 仕様:糸かがり上製本・ホローバック 頁数:152頁 写真点数:118点 定価: 4,290円(税込) ISBN 978-4-908955-35-8
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【サイン本】Known Unknown / 村上賀子
¥4,180
〈以下、版元ウェブサイトより〉 このたび、第23回三木淳賞受賞作である村上賀子『Known Unknown』をふげん社から刊行します。 本作は、作家とほぼ同世代の女性を被写体に、自宅や仕事場など、彼女たちが自然体でいられる場所で撮影されています。中判カメラで撮影されたそれらの写真には、被写体の顔ははっきりと写っておらず、その反面、彼女たちのいる空間や身に纏うものなど風景の細部は鮮明に写されています。 《Known Unknown》のポートレートは、美術史において長らくモデルとして「見られる」存在であった女性が、顔を見せず、「見られる」ことを意識しない、ありのままの状態として写されているという点において、新時代のポートレートであると言えます。撮影者と被写体という一方的で非対称な関係ではなく、両者ともが現代社会に生きる女性であることで、二者の間にあるカメラが鏡のように作用し、肖像写真のあり方を、境界線の曖昧な、揺らぎのあるものにしています。 顔の見えない彼女たちに、鑑賞者はいつの間にか親近感を覚える、ということもあるかもしれません。ポートレートを見た時に立ち現れる、自己と他者の境界線の曖昧さ、存在としての不確かさを前にして、皆さんは、彼女たちの肖像をどのように解釈するでしょうか。 写真集には、『おいしいごはんが食べられますように』で現代社会における人間関係と心理描写を鋭く表現し、2022年に第167回芥川賞を受賞した小説家・高瀬隼子さんに寄稿していただきました。 “それでも一度抱いた親密さを心から手放せないまま、写真を見つめる。わたしも、ここで生きたことがあるような気がする。” (高瀬隼子「わたし/あなたの境」より) 【書誌情報】 村上賀子『Known Unknown』 著者:村上賀子 寄稿:高瀬隼子 デザイン:山本祐衣 発行所:ふげん社 印刷:渡辺美術印刷株式会社 サイズ:B5変型(w250×h201mm) 仕様:糸かがり上製本・ホローバック 頁数:68頁 写真点数:38点 定価: 4,180円(税込) ISBN 978-4-908955-34-1
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【サイン本】Frozen are the Winds of Time [Cover(A)] / 王露
¥6,600
〈以下、版元ウェブサイトより〉  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 近年急速に発展を遂げる故郷を舞台に 運命に翻弄された家族の肖像を 過去・現在・未来を交差する光によって描き出す 中国山西省出身の若手写真家・王露の初作品集  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 『Frozen are the Winds of Time』は、1989年中国・山西省生まれ、東京を拠点に活躍する写真家・王露(Wang Lu)の初の作品集です。 本作は、王が長年避け続けてきた故郷である中国の地方都市・太原市と、そこで暮らす自身の家族―父と母に対峙し、撮影した作品です。 本作の舞台である太原は、近年の急速な都市開発推進により、高層ビルや高架橋が乱立し、街は綺麗に整備され、王が帰省するたびに見慣れた場所は消失していきました。 一方で、新しい高層ビルで暮らす、現在の王の父と母にもレンズは向けられます。王が12歳の時、父は交通事故で脳に重い障害を負いました。カメラを向ける娘のことを理解できず拒絶のポーズをとる父、事故直後の苦悩が書かれた母の日記、事故の前に撮影された家族写真などのイメージが並び、いびつな家族の様相を呈示します。 “時間の風”にさらされた街と、話し方や行動様式は以前からあまり変化しない市民たちのコントラストを背景に、そして事故の日を境に時間の流れが変わってしまった一つの家族の肖像が、過去、現在、未来から照射されます。 ある一つの家族と都市を、透明感のある写真でありのままに捉えた作品は、国境や文化的背景を越え、多くの人々の無意識部に訴えかけるでしょう。 写真家の岩根愛氏、映画監督の賈樟柯氏の寄稿文を収録。 町口覚氏による造本で、クロス装上製本。表紙は2種類です。 テキストは日本語・中国語・英語で収録。 【書誌情報】 王露『Frozen are the Winds of Time』 寄稿:岩根 愛 (写真家)、賈樟柯(映画監督) 造本設計:町口 覚 出版:ふげん社 定価:6,600円(本体6,000円+税) 判型:A4変形(227×256mm) 装丁:上製本/クロス装/表紙絵柄2種 ページ数:184頁 言語:日本語・中国語・英語 発行日:2022年10月22日 ISBN 978-4-908955-18-1
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【サイン本】渚橋からグッドモーニング / 元田敬三
¥4,950
〈以下、版元ウェブサイトより〉 元田くん、俺もいま逗子だからさ、渚橋の“なぎさカフェ”でコーヒーでも飲まない? つもる話は、その時に… (森山大道・帯文から) 写真家が撮り続けた日常は、いつしか我々の人生と交わっていく。 元田敬三は路上で出会った人々に声をかけ、まるで恋するように写真を撮る写真家である。スナップとポートレート。多くはモノクロームの男気溢れる世界。そんなまっすぐな写真行為を続け写真家としての確かな評価を集めてきた。結婚し、青年期を過ぎた。人生の伴侶との確かな道のりとともに子供たちは海辺で大きく成長していた。気づけば日常にカメラを向けるようになっていた。日記のように綴られる日付入り写真の集積。しかし当たり前に過ぎていく日々には、本当に大切なことが刻まれていた……。 舞台は逗子の海辺、東京、各地のストリート。人々との邂逅、子供たちの輝き、そして母の旅立ち……。ページをめくるにつれ写真家の日記は、いつしか我々の人生と交わっていきます。365点にのぼるカラーポジによる写真と日々を綴った文で構成された、見ごたえ読みごたえのある写真集になりました。帯文は森山大道氏が執筆! 森山氏からは、本作へこんな言葉もいただいています。 「日記と日録は、しぶとく、したたかな日々の記録=写真に他ならない。」 【書誌情報】 写真と文:元田敬三 帯文:森山大道 編集:池谷修一 ブックデザイン:宮添浩司 出版社:ふげん社 言語:日英 B6変型横/ソフトカバー/384ページ 定価:4,950円(本体4,500円+税) ISBN:978-4-908955-11-2
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本だったノート / VALUE BOOKS
¥880
古紙回収にまわるはずだった本から生まれた文庫サイズのノートです。 印刷には捨てられる予定であった廃インクが利用されていたり、 濃度調整(テスト印刷)をやめることで無駄な調整用紙を減らしたりと、 さまざまな工夫と努力が詰まった製品です。 *表紙のお色味はランダムで納品されているためお選びいただけません。ご了承くださいませ。 【商品概要】 発行:バリューブックス・パブリッシング 定価:880円(税込) 仕様:A6判、並製、128ページ ISBN:978-4-910865-01-0 Cコード:C0100 抄造:山陽製紙 印刷:藤原印刷 ブックデザイン:太田真紀
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王さまのお菓子 / 文:石井睦美・絵:くらはしれい
¥1,650
王さまのお菓子」―それは、しあわせのお菓子。 ミリーは、とうきでできた おにんぎょうです。 豆つぶほどの大きさで、フェーヴとよばれています。 「さあ、いっておいで。きみは だれを しあわせにするんだろうねえ」 パティシエのブランさんに そういわれたミリーは、 アーモンドクリームがたっぷりつまった パイのなかへ―。 フランスの伝統菓子、「ガレット・デ・ロワ」を題材にした作品。 【書誌情報】 石井睦美 (文) くらはしれい (絵) 定価:1,650円(税込) ISBN:978-4-418-21822-6 A4変判 32ページ
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からすのおかしやさん / かこさとし
¥1,210
ロングセラー『からすのパンやさん』のつづきのお話。 大きくなったチョコくんが始めるのはおいしそうなおかしがいっぱいのお店! 【書誌情報】 定価:1,100円+税 対象年齢:4歳から サイズ(判型):26cm×21cm ページ数:32ページ ISBN:978-4-03-206210-6 発売日:2013年4月
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おばけくんのハロウィン / 新井洋行
¥1,320
人じゃなくても、見た目が不思議でも、心が通じればお友だち! いつもひとりぼっちのおばけくん。でも、ハロウィンの日だけはちがいます! 「トリックオアトリート」と、仮装をした子どもたちといっしょにお菓子をもらいにいきます。 もちろん、子どもたちはおばけくんが本当におばけだなんて気づいていません。 ところが、ある家にきたとき。犬が突然おばけくんに飛びかかって・・・。 子どもたちとおばけくんの、こころあたたまる友情ものがたり。 【書誌情報】 ISBN コード : 9784041118528 サイズ : その他 総ページ数: 32ページ 商品寸法(横/縦/束幅): 210 × 200 × 7.5 mm
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パンプキン / ケン・ロビンズ
¥1,540
SOLD OUT
空気がひんやり涼しくなって、コーン畑が枯れ色になる頃、畑のあちこちで見かけるのがパンプキン! ハロウィーンで人気のパンプキンを種まきから、収穫、利用まで、美しい写真で追う写真絵本です。 【書誌情報】 著者名 ケン・ロビンズ 写真・文 千葉茂樹/訳 出版社名 BL出版 外寸 23×29cm ページ数 32
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魔女のまなざし / 角野栄子
¥1,540
『魔女の宅急便』の著者が初めて魔女をテーマに綴ったエッセイ集。 物語に登場する魔女や、外国で魔女に出会ったお話、魔女の薬草や食べ物、おしゃれなどを温かなまなざしで語ります。 1997年刊行の『魔女のひきだし』に改稿、描きおろしを加え、角野栄子の素敵な暮らしも収録した、新たな1冊です。 【書誌情報】 ■著者名: 角野栄子 / くらはしれい ■ISBNコード:9784592733195 ■シリーズ名:MOE BOOKS ■定価:1540円(本体1400円+税10%) ■発売日:2024.4.3
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新装版 魔女の宅急便 / 角野栄子
¥616
SOLD OUT
新装版にて登場! あの世界的名作の感動を、いまふたたび座右に―― ひとり立ちするために初めての街にやってきた13歳の魔女キキが、新しい街で始めた商売宅急便屋さん。 相棒の黒猫ジジと喜び哀しみをともにしながら街の人たちに受け入れられるようになるまでの1年を描く。 【書誌情報】 定価: 616円 (本体560円+税) 発売日:2015年06月20日 判型:文庫判 商品形態:文庫 ページ数:256 ISBN:9784041031858
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ポケットえほん 14ひきのかぼちゃ / いわむらかずお
¥880
みんなでまいたかぼちゃのたね。 芽が出て、葉っぱがのびて、花が咲いて、虫たちがあつまってきた。 そうしてどてっとおおきな実がなって…。 かぼちゃコロッケ、かぼちゃまんじゅう、かぼちゃのにつけ、かぼちゃスープにかぼちゃパイ。 みんなで収穫したかぼちゃ、おいしく料理してたべようね。 累計1000万部のロングセラーシリーズが、お出かけにも最適なポケットサイズになりました。 【書誌情報】 定価880円 (本体800円+税10%) 初版:2014年2月20日 判型:B6変型判/サイズ:15.1×10.8cm 頁数:32頁
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昨夜のカレー、明日のパン / 木皿泉
¥660
悲しいのに、幸せな気持ちにもなれるのだ――。 7年前、25歳で死んだ一樹。遺された嫁のテツコと一緒に暮らし続ける一樹の父・ギフとの何気ない日常に鏤められたコトバが心をうつ連作長篇。 【書誌情報】 サイズ 文庫判/ページ数 289p/高さ 15cm 商品コード 9784309414263
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平熱のまま、この世界に熱狂したい 増補新版 / 宮崎智之
¥968
SOLD OUT
アルコール依存症、離婚を経て、取り組んだ断酒。自分の弱さを無視して「何者か」になろうとするより、生活を見つめなおし、トルストイとフィッシュマンズなどに打ちのめされながらも、すでにあるものを感じ取るほうが人生を豊かにできると確信する。様々な文学作品を引きながら、日常の風景と感情の機微を鮮やかに言葉にする。新たに3篇を加え増補新版として文庫化。 (版元ウェブサイトより) 【書誌情報】 定価:968円(10%税込) ISBN:978-4-480-43963-5 刊行日:2024/06/06 判型:文庫判 ページ数:288頁 解説:山本貴光・吉川浩満
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本は読めないものだから心配するな / 管啓次郎
¥990
古今東西の本を紹介する本であり、読書という行為をめぐる思索の本であり、世界のさまざまな文化に触れる本である。読み終わると、たくさんの文字を食べるようにして読む「読書」という人間の行為の不思議さのようなものにも思い至る。「本は読めないものだから心配するな」というタイトルは、印象的であり、かつ多くの読者をどこか安心させる。この世界に本は膨大にあるが、1冊の本でさえも「読めた」といえるのか。だいたいの人はそんな思いを抱えているだろう。そこに訴えたのか、単行本の刊行時は書評も多く出て、青山ブックセンターのような書店でよく売れた。文庫化にあたっては、新たに「文庫版あとがき」を付す。 (版元ウェブサイトより) 【書誌情報】 定価:990円(10%税込) ISBN:978-4-480-43766-2 刊行日:2021/09/09 判型:文庫判 ページ数:304頁 【著者プロフィール】 管啓次郎( すが・けいじろう ) 1958年生まれ。詩人、明治大学教授。詩集に『数と夕方』(左右社)『犬探し/犬のパピルス』(Tombac)ほか。著書に『コロンブスの犬』(河出文庫)、『コヨーテ読書』(青土社)、『オムニフォン』(岩波書店)、『ストレンジオグラフィ』(左右社)など。パティ・スミス『M トレイン』(河出書房新社)、グリッサン『第四世紀』(インスクリプト)、サン=テグジュペリ『星の王子さま』(角川文庫)はじめ訳書多数。2011年、『斜線の旅』により読売文学賞(随筆・紀行賞)受賞。
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ウォールデン 森の生活 上・下巻セット / ヘンリー・D・ソロー
¥1,925
わかりやすく、見やすく蘇った『森の生活』 「人は1週間に1日働けば生きていけます」。ヘンリー・D・ソローは、1800年代半ば、ウォールデンの森の家で自然と共に2年2か月間過ごし、自然や人間への洞察に満ちた日記を記し、本書を編みました。邦訳のうち、小学館発行の動物学者・今泉吉晴氏の訳書は、山小屋歴30年という氏の自然の側からの視点で、読みやすく瑞々しい文章に結実。文庫ではさらに注釈を加え、豊富な写真と地図とでソローの足跡を辿れます。産業化が進み始めた時代、どのようにソローが自然の中を歩き、思索を深めたのか。今も私たちに、「どう生きるか」を示唆してくれます。 (版元ウェブサイトより) <上巻> 定価990円(税込) 発売日2016.08.05 判型/頁文庫判/448頁 ISBN9784094062946 <下巻> 定価935円(税込) 発売日2016.08.05 判型/頁文庫判/440頁 ISBN9784094062953
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三ノ池植物園標本室〈上 眠る草原・下 睡蓮の椅子〉セット / ほしおさなえ
¥1,584
SOLD OUT
こちらは『三ノ池植物園標本室』文庫版の上・下巻セットです。 〈三ノ池植物園標本室 上 眠る草原〉 職場で心身をすり減らし、会社を辞めた風里。散策の途中、偶然古い一軒家を見つけ、導かれるようにそこに住むことになる。近くの三ノ池植物園標本室でバイトをはじめ、植物の標本を作りながら、苫教授と院生たち、イラストレーターの日下さんや編集者の並木さんなど、風変わりだが温かな人々と触れ合う中で、刺繍という自分の道を歩みだしていく―。 定価:748円(10%税込) ISBN:978-4-480-43566-8 刊行日:2018/12/10 判型:文庫判 ページ数:272頁 〈三ノ池植物園標本室 下 睡蓮の椅子〉 風里が暮らす古い一軒家には悲しい記憶が眠っていた。高名な書家・村上紀重とその娘・葉、葉と恋仲になる若き天才建築家・古澤響、過去の出来事が浮かびあがるうち、風里にも新たな試練が。風里は人々の想いをほどき、試練を乗り越えることができるのか―。 定価:836円(10%税込) ISBN:978-4-480-43567-5 刊行日:2018/12/10 判型:文庫判 ページ数:320頁
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おしごとそうだんセンター / ヨシタケシンスケ
¥1,760
「しごと」ってなんだろう? 地球に不時着した宇宙人がやってきたのは、ちょっと風変わりな職業相談所。 宇宙人は相談所のスタッフと一緒に、この星で生きていくこと、働くことの意味について考えはじめる。 誰もが避けて通れない「仕事」の意味を問い直し、明日をちょっと明るくする、 すべての子どもと大人のためのヨシタケシンスケ版 “ハローワーク” ストーリー! (版元ウェブサイトより) 【書誌情報】 2024年2月26日発売 1,760円(税込) A5判/120ページ ISBN:978-4-08-771858-4
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増補版 にき / 蟹の親子
¥990
〈以下、蟹の親子さんウェブサイトより〉 この本は2022年、2023年に自主制作した『にき』『浜へ行く』の中の、 「ささやかな日記論」パートを加筆・修正してまとめたものです。 (当時の日記は載っていません) 2020年から2024年にかけて「日記ブーム」と称され、 日記をつけ始めたり、自分の日記を本にしたりする人がそれ以前に比べて散見されるようになったいま、 あらためて「日記」そのものや「自主制作の日記本ブーム」について考える、論考風エッセイです。 ・・・・ <目次> はじめに 「日記ブーム」と「日記本ブーム」をどう捉えるか 日記をつける日々 日記を続けること、それらを読むこと どうして「形」にしたくなるのか 日記の終わりがくる 日付について 日記アイ・「思う」使いすぎ問題 武田百合子 日記のたね あとがき ・・・・ サイズ:A6 本文:84ページ 本体価格900円+税
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【サイン本】毎日のことこと / 高山なおみ
¥1,980
*こちらは著者サイン本でのご用意となります *サイン本はお一人一冊まででお願いいたします。 二冊以上のご注文は自動的にキャンセルいたします。ご了承くださいませ。 細かなところまで 思い出せば思い出すほど あのころに起こった すべての出来ごとに やさしく抱かれている 友だちに宛てた手紙のように、3年にわたり書きつがれた六甲での暮らし。 神戸新聞の好評連載(2021年4月〜24年3月)のエッセイが書籍になりました。 料理家として、文章家として多くの著書をもつ高山さんが 生活の場を東京・吉祥寺から神戸へと移したのは2016年のこと。 神戸での新しい暮らし、新しい友人との交流、 コロナ禍での心象などを描いたエッセイ36編を収録。 文章のほか、イラスト、写真も高山さんによるものです。 【書誌情報】 編集・デザイン:丹治史彦、井上美佳(信陽堂編集室) 校正:猪熊良子 仕様:B6変形判 上製(170×116ミリ)196ページ ISBN:978-4-910387-09-3 C0095 価格:1,980円(税込)
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つるとはな ミニ?
¥2,178
〈以下、版元ウェブサイトより〉 つるとはなの5号を出してから7年過ぎてしまいました。 コロナ禍などもありましたが 見渡せば溌剌とした80代90代の先輩方が ぐっと増えているではありませんか。 ならば会いにゆかなくては! つるとはなは装いを新たに出発することにしました。 名づけて「つるとはな ミニ?」。 これまでのちょうど半分のA5判サイズです。 軽くて小さくて持ち運びにほどよいミニ。 内容は変わらず魅力的な人生の先輩たちに会って話を聞くというもの。 はたしてミニなのでしょうか。 インタビューに答えてくれたのは 世界的にも有名な建築家の安藤忠雄さん(83歳)。 事務所の別館にて鋭い眼光と熱い言葉で語ってくれた仕事のこと自分のこと。 現代短歌の第一人者である馬場あき子さん(96歳)。 70年以上歌壇を牽引する小柄な巨人の物言いは潔くて惚れ惚れするばかり。 料理研究家のホルトハウス房子さん(90歳)。 内々の大ごちそうというすき焼きを作ってその極意を教えてもらうと。 などなど。もちろんこの方たちばかりではありませんのでお楽しみに。 あわせて。 作家の江國香織さんが選んだ声に出して歌いたい童謡と唱歌と 川上弘美さんの短編小説もあります。 サイズはミニながら盛りだくさんでしょう? ミニとはいえミニ? というわけです。 みなさま方のご支援とお力添えをいただきたいと思っています。 どうぞよろしくお願いします。 【書誌情報】 定価 1,980円 + 税 発売日 2024/9/27 ISBN 978-4-908155-13-0 発行人 佐藤真 編集人 岡戸絹枝 発行所 株式会社つるとはな 印刷・製本 株式会社シナノパブリッシングプレス
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生きる はたらく つくる / 皆川明
¥1,540
魚市場でアルバイトをしながら、たったひとりで始めたブランド「ミナ ペルホネン」。創業25周年を迎えて初めて明かす、これまでの人生と、はたらくことの哲学。 手描きの図案によるオリジナルのテキスタイル、流行に左右されない息の長いデザイン、生地をつくり、服を縫製する工場との二人三脚のものづくりの姿勢など、独自の哲学と方法により、比類のない服づくりをつづけているブランドは、いかにしてつくられていったのか。 幼い頃に両親が離婚。小学校時代はスポーツに夢中になり、中学高校時代は陸上選手を目指したものの、大きな怪我を負い、断念。目標を失い、ヨーロッパを旅行するなかで、偶然、ファッションの世界に出会う。やがて、人の仕事を手伝いながら、はたらくこと、つくることの価値を発見してゆく。 しかし、自分のブランドをスタートした当初は、とてもそれだけでは食べてはいけなかった。白金台に初めての直営店をスタートさせたとき、預金通帳の残高は五万円、しかも金融公庫からの借金は五百万円、という「崖っぷち」の状態だった。それでもなお、前を向くことを諦めなかったのはなぜか。 生きづらさ、未来への不安を覚える世代に、また、経済的にままならない状況におかれている多くの方々にも、ヒントとなることばが、考え方が、見つかるはずの一冊。 (版元ウェブサイトより) 【書誌情報】 定価 1,400円 + 税 発売日 2020/6/27 ISBN 978-4-908155-07-9 著者 皆川明 発行者 佐藤真 発行所 株式会社つるとはな 印刷・製本 株式会社シナノ
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Letter / 皆川明
¥3,300
書籍 雑誌 ご注文 つるとはなについて 皆川明『Letter』 2020/8/20発売 内容ご紹介 ミナ ペルホネンのウェブサイトで人気のページ「Letter」は、オンラインでの服の販売とともに2011年から始まった。皆川明の手書きの詩と写真を、週替わりで用意し、一枚の紙に印刷して、品物に同封するささやかな試み。ウェブサイトでの連載も同時にスタートした。 「Letter」は、文字通り皆川明からの短い手紙のようであり、詩のようであり、呟きのようでもある。服をつくる気持ちの底のほうにあるこれらの言葉は、わたしたちが暮らすこと、生きてゆくことの惑いを、静かに整えてくれる。 「Letter」は読む者のこころに触れる親密な言葉の集まりだ。どこを開いて読んでもかまわない。くり返し手が伸び、任意のページに惹きつけられる、こころの辞書。くり返し手が伸びるのは、装幀の手触りにも理由がある。 装幀はサイトヲヒデユキが担当。ミナ ペルホネンの印刷物を手がけ、2019年、ニューヨークの老舗リッツォーリが刊行したミナ ペルホネンの本『ripples』のアートディレクションも手がけた。本書『Letter』の装幀は、「クロス装、箔押し、天金、角丸、スピンつき」。刺繍やベルベット、レースなど、忘れられつつあった素材や手法を甦らせるミナ ペルホネンの服のように、本書は古き良き装幀の素材、手法を採用した、特別な仕上がりになっている。 (版元ウェブサイトより) 【書誌情報】 定価 3,000円 + 税 発売日 2020/8/20 ISBN 978-4-908155-08-6 著者 皆川明 発行者 佐藤真 発行所 株式会社つるとはな 印刷・製本 株式会社アイワード