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歩いていった先に 大きな水の塊があることは安心だった。
海でも川でも湖でも。
ひとと出会い、土地に触れ、わたしはわたしになっていく。 世界の扉をひらく全5篇。
いまを生き、いまを描く詩人による 詩と散文のさきに見出された光り溢れる
初めての書き下ろし連作小説集。
*
出会った日が記念日になるほどの特別な出会いが、人生に何度あるだろう。
けれどもいまの私は、記念日の日付や出会いの瞬間のドラマよりもっと別のものに憧れている。それはもっと連綿と伸びて続いてゆく何か、日付では数えたり示したりできない、コーヒーの湯気とか、使い古した毛布のやわらかさとか、夜眠る前にひらく本のページが浮ついてつくる影とか、そういうものを共有することのほうに宿る何かだ。
46判変形・ソフトカバー・160ページ
ISBN 978-4-910976-05-1 C0093
〈著者プロフィール〉
大崎清夏(おおさき・さやか)
2011年、第一詩集『地面』刊行『。指差すことができない』で第19回中原中也賞受賞。詩集に『暗闇に手をひらく『』踊る 自由』『新しい住みか』、その他の著書に『私運転日記『』目をあけてごらん、離陸するから』などがある。本書が初めての 小説の単著となる。
レビュー
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