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HOKUSO DAILY TOURISM / 暮ラシカルデザイン編集室

¥1,650 税込

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〈以下、版元ウェブサイトより〉
例えば旅先のこと。
不意に現れた山里で、暮らしや生業が淡々と繰り広げられる光景を目の当たりにした時、
旅人である自分の非日常性と、目の前の日常性との間で〝ズレ〟が生じる。
その揺らぎに戸惑い、感受性のアンテナを冴え渡らせると同時に、実は自分自身の日常も心象に投射している。

…新たな世界を知るとは、そういう事なのかもしれない。

〝日常観光〟とは、各地域地域に、パラレルに存在している日常を知覚する観光の在り方のことを指す。
本書は房総半島南部にフォーカスした『BOSO DAILY TOURISM』(2018年刊)の続編として、
千葉県北部〝北総〟と呼ばれるフィールドを日常観光する視点で編集したものである。

本書発行時の2020年8月時点においてもなお、
新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックによって、日常の定義すら揺らぐ。

当初、取材は3月迄にほぼ終えていたが、緊急事態宣言解除後の6月、7月に追加取材を行い、
「Interview after Interview」…取材後の取材として記事を加えた。
結果、日常に対して「主体性」を持つことの重要性をひしひしと感じたのだった。

「見えないことに対する想像力が、生きる力に繋がる」
「自分にできることの選択肢を増やす」
「常識を超えるための失敗する余白を持つ」
「〝本物〟や〝本来〟への原点回帰」
そしてそれらを「毎日コツコツ積み重ねる」こと。

北総を舞台に、主体的な在り方で生きてきた人たちの言葉はコロナ禍の今、
改めて私たちにこれからの生き方を問いかけている。
香取市で活動する福祉楽団の照井さんは、何か面白いことができるかもしれない…
そう感じさせる可能性のようなものこそが〝地域の魅力〟だと語った。
その魅力を観光で感じ、日常を想像/創造する。
本書がその一助となれば幸いなことこの上ない。

【書誌情報】
2020年8月発行/1650円(本体1500円+税)
編集発行人:沼尻亙司
発行所:暮ラシカルデザイン編集室
本文160p(オールカラー)/A5版
別刷りMAP付き

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